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| == 概要 == | | == 概要 == |
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| [[Fate/strange Fake|偽りの聖杯戦争]]には存在しないはずの「[[セイバー|剣士]]」を名乗る[[サーヴァント]]。 | | [[Fate/strange Fake|偽りの聖杯戦争]]には存在しないはずの「[[セイバー|剣士]]」を名乗る[[サーヴァント]]。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
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− | | [[セイバー]] || [[アヤカ・サジョウ]] || B || B || EX<br / >(B~A++) || B || C || A || 対魔力:B<br / >騎乗:A || 獅子心:A<br / >驥足百般:A<br / >神速:A || style="text-align:left"|スキル「神速」により敏捷値が変動する。 | + | | [[セイバー]] || [[アヤカ・サジョウ]] || B || B || EX<br>(B~A++) || B || C || A || 対魔力:B<br>騎乗:A || 獅子心:A<br>驥足百般:A<br>神速:A || style="text-align:left"|スキル「神速」により敏捷値が変動する。 |
| |} | | |} |
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| ==[[宝具]]== | | ==[[宝具]]== |
| ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) | | ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) |
− | : ランク:D~A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:1000人 | + | : ランク:D~A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:1000人 |
| :手にした物を擬似的なエクスカリバーとする宝具。 | | :手にした物を擬似的なエクスカリバーとする宝具。 |
| :ナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動するが、どれほどの武器を持ったとしてもオリジナルのエクスカリバーの威力には決して届かない。 | | :ナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動するが、どれほどの武器を持ったとしてもオリジナルのエクスカリバーの威力には決して届かない。 |
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| ;円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート) | | ;円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート) |
− | : ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:- | + | : ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:- |
| :自身の霊基を触媒として、生前にセイバーと縁のあった者を従者・協力者として顕現させる宝具。 | | :自身の霊基を触媒として、生前にセイバーと縁のあった者を従者・協力者として顕現させる宝具。 |
| :召喚される際に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し同行させることができる。英霊の座に記録されている者も呼び出せるが、その場合は本来の英霊としての性能よりも弱体化する。 | | :召喚される際に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し同行させることができる。英霊の座に記録されている者も呼び出せるが、その場合は本来の英霊としての性能よりも弱体化する。 |
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| :呼び出せる数はマスターの魔力量や召喚される土地によって変化するが、『strange fake』においては七つの魂を従属させている。現在名前が確認されているのは「ロクスレイ」、「ウィリアム」、「ピエール・バジル」。 | | :呼び出せる数はマスターの魔力量や召喚される土地によって変化するが、『strange fake』においては七つの魂を従属させている。現在名前が確認されているのは「ロクスレイ」、「ウィリアム」、「ピエール・バジル」。 |
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− | ==真名:リチャード一世== | + | ==真名:リチャードⅠ世== |
− | :リチャード一世。第三回十字軍で勇名を馳せた、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王。十二世紀の人物。 | + | :第三回十字軍で勇名を馳せた、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王。十二世紀の人物。 |
| :その勇猛さから『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハーテッド</rt></ruby>』の異名で知られ、敵将からも最高の騎士と讃えられた。 | | :その勇猛さから『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハーテッド</rt></ruby>』の異名で知られ、敵将からも最高の騎士と讃えられた。 |
| :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。<br>10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 | | :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。<br>10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 |
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| :一度交戦しかけるが相手もまた並々ならぬ決意を持っている事を理解し、その場での戦いは現れた[[オーランド・リーヴ]]らに任せ、当代の獅子心(コーデリオン)と杯を交わせなかった事を惜しみながら去っていった。 | | :一度交戦しかけるが相手もまた並々ならぬ決意を持っている事を理解し、その場での戦いは現れた[[オーランド・リーヴ]]らに任せ、当代の獅子心(コーデリオン)と杯を交わせなかった事を惜しみながら去っていった。 |
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− | === 「円き十字に獅子を奏で」の従者達 === | + | === 「円き十字に獅子を奏でよ」の従者達 === |
| ;ロクスレイ | | ;ロクスレイ |
| :従属する七つの魂の一人であり、セイバーの親友。ロクスレイという名はかの[[ロビンフッド]]の別名で、ロバート・ロクスレイ。アサシンに匹敵するほどの敏捷性を持つらしい。 | | :従属する七つの魂の一人であり、セイバーの親友。ロクスレイという名はかの[[ロビンフッド]]の別名で、ロバート・ロクスレイ。アサシンに匹敵するほどの敏捷性を持つらしい。 |
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| :従属する七つの魂の一人であり、真名は不明だが(リチャードも魔術師、キャスターと呼称している)水の魔術を得意とする。 | | :従属する七つの魂の一人であり、真名は不明だが(リチャードも魔術師、キャスターと呼称している)水の魔術を得意とする。 |
| :6巻では他の従者5名も実体化するなかで1人だけ球体状の水の姿で登場したが、これが本来の姿なのかは不明。 | | :6巻では他の従者5名も実体化するなかで1人だけ球体状の水の姿で登場したが、これが本来の姿なのかは不明。 |
− | :7巻では呼びかけとして「〇〇ュエ」としていたので、推測される名前はアーサー王伝説における湖の貴婦人の名前の一つ「ニミュエ」。 | + | :7巻では呼びかけとして「○○ュエ」としていたので、推測される名前はアーサー王伝説における湖の貴婦人の名前の一つ「ニミュエ」。 |
| ;騎士 | | ;騎士 |
| :従属する七つの魂の一人。存在はギルガメッシュ戦で示唆されていたが6巻で本格的に登場。背中に複数の剣を持ち、戦闘中で『永久に遠き勝利の剣』の素材になる剣をリチャードに与え続ける。 | | :従属する七つの魂の一人。存在はギルガメッシュ戦で示唆されていたが6巻で本格的に登場。背中に複数の剣を持ち、戦闘中で『永久に遠き勝利の剣』の素材になる剣をリチャードに与え続ける。 |
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| *'''警察に逮捕された挙句、その姿が全米に生中継される'''という前代未聞の大暴挙をやらかした上に'''一般人の目の前で霊体化する'''など、神秘の秘匿には非常に無頓着。[[フラット・エスカルドス]]ですら、秘匿には(一応)気遣いを見せているのに、それ以上のとんでもなさである。 | | *'''警察に逮捕された挙句、その姿が全米に生中継される'''という前代未聞の大暴挙をやらかした上に'''一般人の目の前で霊体化する'''など、神秘の秘匿には非常に無頓着。[[フラット・エスカルドス]]ですら、秘匿には(一応)気遣いを見せているのに、それ以上のとんでもなさである。 |
| *作者のインタビューによると、打ち合わせの時には武内崇氏より'''「性別を女性にして、セイバー顔にしませんか」'''と提案されたらしい。一緒にいた奈須きのこ氏には「はっきり断ったほうがいいぞ!」と言われたとか。 | | *作者のインタビューによると、打ち合わせの時には武内崇氏より'''「性別を女性にして、セイバー顔にしませんか」'''と提案されたらしい。一緒にいた奈須きのこ氏には「はっきり断ったほうがいいぞ!」と言われたとか。 |
− | *召喚に用いられた触媒は、「アインツベルンがエクスカリバーの鞘を発掘した際にそれが収まっていた箱」であり、鞘と同じ紋章が入っていたことからアーサー王を確実に召喚できる触媒と目されていたが、実際に召喚されたのは彼であった。 | + | *召喚に用いられた触媒は、「[[アインツベルン]]がエクスカリバーの鞘を発掘した際にそれが収まっていた箱」であり、鞘と同じ紋章が入っていたことからアーサー王を確実に召喚できる触媒と目されていたが、実際に召喚されたのは彼であった。 |
| **経過を考えると、一度失われたエクスカリバーの鞘をリチャードが発見し、鞘に合わせて箱を作ってコーンウォールに納め、それが後世になってアインツベルンに発掘されたということになる。 | | **経過を考えると、一度失われたエクスカリバーの鞘をリチャードが発見し、鞘に合わせて箱を作ってコーンウォールに納め、それが後世になってアインツベルンに発掘されたということになる。 |
| *生前に魔物討伐のため「山の翁」と共闘したとのことだが、リチャードと同時代を生きた「[[ハサン・サッバーハ|山の翁]]」が何代目のどんなハサンであったかは現時点では不明。この魔物討伐は第三回十字軍の戦場で行われたものなので、時期的には1189年~1192年の間に在位していた「山の翁」がそれに当たる。 | | *生前に魔物討伐のため「山の翁」と共闘したとのことだが、リチャードと同時代を生きた「[[ハサン・サッバーハ|山の翁]]」が何代目のどんなハサンであったかは現時点では不明。この魔物討伐は第三回十字軍の戦場で行われたものなので、時期的には1189年~1192年の間に在位していた「山の翁」がそれに当たる。 |
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| **史実上でこのポジションに相当する人物として、シリアのニザール派指導者「ラシード・ウッディーン・スィナーン」が存在する。実際は学者肌の人物であった、と伝えられる本来のハサン・サッバーハに対し、「暗殺教団」「山の老人」伝説の基となったラシードはより'''「Fate世界のハサン」'''に近い存在と言える。作中においてサラディン共々実名の言及がされていないが、それが「この時の山の翁こそが[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]で、真名絞り込みを防ぐ為の仕掛けなのでは?」という裏読みにも繋がっていく事になる。 | | **史実上でこのポジションに相当する人物として、シリアのニザール派指導者「ラシード・ウッディーン・スィナーン」が存在する。実際は学者肌の人物であった、と伝えられる本来のハサン・サッバーハに対し、「暗殺教団」「山の老人」伝説の基となったラシードはより'''「Fate世界のハサン」'''に近い存在と言える。作中においてサラディン共々実名の言及がされていないが、それが「この時の山の翁こそが[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]で、真名絞り込みを防ぐ為の仕掛けなのでは?」という裏読みにも繋がっていく事になる。 |
| *前述の通り生前に死徒と戦った経験のあるリチャードだが、彼が生きた12世紀(約800年前)は、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]の初代が生きていた時代と重なる。 | | *前述の通り生前に死徒と戦った経験のあるリチャードだが、彼が生きた12世紀(約800年前)は、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]の初代が生きていた時代と重なる。 |
− | *『Grand Order』の六章の前日譚ではリチャード一世の名を名乗りながら、特徴が彼に全く共通しないサーヴァントが第六特異点に現れていた。偽者ではあるが、その実力は凄まじく「偽りの十字軍」を召喚して従え、「ギフトを与えられた円卓の騎士達が総がかりでやっても2,3人は確実に犠牲が出る」と評される魔人であった。最終的にはガレスに捨て身で押さえられたところをガウェインによって倒されるという末路を辿っている。この偽者のリチャードの正体は現時点では不明。竹箒日記でその概略に触れられたものの<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>、『Grand Order』ゲーム本編では一切登場せず、魔術王に関わりがあるかどうかすら定かではない。 | + | *『Grand Order』の六章の前日譚ではリチャード一世の名を名乗りながら、特徴が彼に全く共通しないサーヴァントが第六特異点に現れていた。偽者ではあるが、その実力は凄まじく「偽りの十字軍」を召喚して従え、「ギフトを与えられた円卓の騎士達が総がかりでやっても2,3人は確実に犠牲が出る」と評される魔人であった。最終的にはガレスに捨て身で押さえられたところをガウェインによって倒されるという末路を辿っている。この偽者のリチャードの正体は現時点では不明。竹箒日記でその概略に触れられたものの<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>、『Grand Order』ゲーム本編では一切登場せず、[[ゲーティア|魔術王]]に関わりがあるかどうかすら定かではない。 |
| + | **後にそちらへ登場したリチャードⅠ世は、第三再臨で獅子の頭部を持つ黒騎士となるため「第六特異点に現れたリチャードはこちらの姿だったのでは」と考察されている。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |