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==アーチャー==
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== アーチャー (EXTRA・赤) ==
*真名:無銘
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* 真名:無銘
*誕生日:消失/血液型:不明
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* 誕生日:消失 / 血液型:不明
*身長:187cm/体重:78kg
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* 身長:187cm / 体重:78kg
*属性:中立・中庸
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* 属性:中立・中庸
*性別:男性
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* 性別:男性
*イメージカラー:赤
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* イメージカラー:赤
*特技:ガラクタいじり、家事全般
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* 特技:ガラクタいじり、家事全般
*好きな物:家事全般(本人は否定)/嫌いな物:未熟な自分
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* 好きな物:家事全般(本人は否定) / 嫌いな物:未熟な自分
*天敵:メルトリリス
+
* 天敵:メルトリリス
*スリーサイズ:B97/W81/H96
+
* スリーサイズ:B97/W81/H96
*CV:諏訪部順一
+
* CV:諏訪部順一
   −
「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚される。<br>赤い外套に身を包んだ武人。
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「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚される。赤い外套に身を包んだ武人。
   −
;略歴
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; 略歴
:主人公と共に戦うサーヴァント。主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。<br>戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、聖杯戦争に挑む。
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: 主人公と共に戦うサーヴァント。主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。<br>戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、聖杯戦争に挑む。
:[[エミヤ|『stay night』のアーチャー]]を彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。
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: [[エミヤ|『stay night』のアーチャー]]を彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。
:また、生前の自分と今の自分は別の存在であると語り、更には記憶の一部に損壊があるとも述べる。
+
: また、生前の自分と今の自分は別の存在であると語り、更には記憶の一部に損壊があるとも述べる。
:主人公も、「アーチャーは嘘を言っていない。記憶が曖昧というのは本当だ。マスターとして彼の経歴を閲覧すると、所々ノイズが走る。無銘である彼にとって、英霊になる前の記憶はひたすら失われていくものなんだ」と述べている。
+
: 主人公も、「アーチャーは嘘を言っていない。記憶が曖昧というのは本当だ。マスターとして彼の経歴を閲覧すると、所々ノイズが走る。無銘である彼にとって、英霊になる前の記憶はひたすら失われていくものなんだ」と述べている。
:ただし、NPCとして再現された[[言峰綺礼]]に対し「実物はあんなものじゃない」とこぼしたり、様々な場面でエミヤを彷彿とさせる言葉を漏らしている。
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: ただし、NPCとして再現された[[言峰綺礼]]に対し「実物はあんなものじゃない」とこぼしたり、様々な場面でエミヤを彷彿とさせる言葉を漏らしている。
 
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:
;人物
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; 人物
:容姿・性格共に『stay night』のアーチャーと同一。赤い外套を纏った浅黒い肌の男性。気障で皮肉屋な現実主義者。それでいて、根本的にはお人好しで世話好き。
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: 容姿・性格共に『stay night』のアーチャーと同一。赤い外套を纏った浅黒い肌の男性。気障で皮肉屋な現実主義者。それでいて、根本的にはお人好しで世話好き。
:主人公に対しても、口うるさく接するものの、結局その言葉は主人公を案じてのもの。ぶっちゃけオカン気質。
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: 主人公に対しても、口うるさく接するものの、結局その言葉は主人公を案じてのもの。ぶっちゃけオカン気質。
:『CCC』の女主人公は彼のことを「頼れる兄」か「少し気になる異性」と思っているのだが、その好意に鈍感でよくデリカシーのない発言をしては殴られたりしている。<br>また女主人公の体重を勝手に計測するなど、世話焼きが過ぎてセクハラのようになったり、已むを得ない事情があったとはいえ性に関する微妙な問題で女性陣に引かれるような発言をしてしまうなど、残念なところが多い。
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: 『CCC』の女主人公は彼のことを「頼れる兄」か「少し気になる異性」と思っているのだが、その好意に鈍感でよくデリカシーのない発言をしては殴られたりしている。<br>また女主人公の体重を勝手に計測するなど、世話焼きが過ぎてセクハラのようになったり、已むを得ない事情があったとはいえ性に関する微妙な問題で女性陣に引かれるような発言をしてしまうなど、残念なところが多い。
:『stay night』のアーチャーと違い、ムーンセルに「正義の味方」として使役されているためか、堂々と「正義の味方」を自称する。だが同時に、「正義の味方である」とは語っても「英雄ではない」ことを強調して繰り返す。
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: 『stay night』のアーチャーと違い、ムーンセルに「正義の味方」として使役されているためか、堂々と「正義の味方」を自称する。だが同時に、「正義の味方である」とは語っても「英雄ではない」ことを強調して繰り返す。
 
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:
;能力
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; 能力
:[[スキル (サーヴァント)|スキル]]は若干異なるが、基本的には『stay night』のアーチャーと同じ能力。弓の腕前は勿論のこと、弓兵でありながら一対の夫婦剣を用いた白兵戦も得手とする。
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: [[スキル (サーヴァント)|スキル]]は若干異なるが、基本的には『stay night』のアーチャーと同じ能力。弓の腕前は勿論のこと、弓兵でありながら一対の夫婦剣を用いた白兵戦も得手とする。
:「無銘」となった事で筋力と幸運が上昇しており、さらに魔術との併用で千里眼がC+にまで向上できるため、『stay night』のアーチャーより白兵戦における戦闘能力が向上している。
+
: 「無銘」となった事で筋力と幸運が上昇しており、さらに魔術との併用で千里眼がC+にまで向上できるため、『stay night』のアーチャーより白兵戦における戦闘能力が向上している。
:マスターとの相性によるものか、投影宝具『熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)』の能力が格段に強化されており、「約束された勝利の剣」と同等の対軍宝具「転輪する勝利の剣」すら完全に防ぎきる。。<br>さらには[[クー・フーリン|ランサー(EXTRA・青)]]の『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』でさえ無効化する。その性能は最早'''別物'''と呼んでいいレベル。
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: マスターとの相性によるものか、投影宝具『熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)』の能力が格段に強化されており、「約束された勝利の剣」と同等の対軍宝具「転輪する勝利の剣」すら完全に防ぎきる。。さらには[[クー・フーリン|ランサー]]の『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』でさえ無効化する。その性能は最早'''別物'''と呼んでいいレベル。
:『CCC』では固有結界内限定とはいえ(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)彼の[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]の聖剣を投影する『'''永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)'''』を披露。多大なMPを消費する代わりに凄まじい威力を発揮する。
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: 『CCC』では固有結界内限定とはいえ(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)彼の[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]の聖剣を投影する『'''永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)'''』を披露。多大なMPを消費する代わりに凄まじい威力を発揮する。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
+
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[クラス (アーチャー)|アーチャー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || C || B || D || ? ||対魔力:D<br>単独行動:C||千里眼:C+<br>魔術:C-<br>心眼(偽):B|| style="text-align:left"|「無銘」となったことで筋力と幸運が上昇している。<br>初期ステータスはオールE。
+
| [[クラス (アーチャー)|アーチャー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || C || B || D || ? || 対魔力:D<br />単独行動:C||千里眼:C+<br />魔術:C-<br />心眼(偽):B || style="text-align:left"|初期ステータスはオールE。<br />『stay night』と比べて筋力と幸運が上昇している。
 
|}
 
|}
==スキル==
  −
:[[Fate/EXTRA]]と[[Fate/EXTRA CCC]]に登場するスキル。<br>投影精度の数値によって使えるスキルが制限される変わり種。スキルの威力は投影精度と筋力に依存する。
  −
;投影準備
  −
:投影精度が1上昇し、投影スキルを僅かに強化。
  −
  −
;赤原猟犬・耐久低下(フルンティング)
  −
:弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、耐久を低下させる。
  −
  −
;赤原猟犬・腕力低下(フルンティング)
  −
:弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、筋力を低下させる。
  −
  −
;構造強化
  −
:自身のGUARDに投影精度上昇効果を付与する。
  −
  −
;構造把握
  −
:戦闘開始時に投影精度が1上昇する。
     −
;鶴翼三連
+
== スキル ==
:干将・莫耶を左右に投げ、夫婦剣の引き寄せ合う性質により敵を挟撃した後、ジャンプ斬り、すり抜けながらの十字斬り、と連撃を繋げる。敵に投影ダメージを与えるスキル。<br>オーバーエッジは使用しない模様。
+
『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で使用するスキル。投影精度の数値によって使えるスキルが制限される変わり種。スキルの威力は投影精度と筋力に依存する。
   −
;単独行動
+
; 投影準備
:アーチャークラス特性。戦闘終了時にHPが少し回復する。
+
: 投影精度が1上昇し、投影スキルを僅かに強化。
 
+
; 赤原猟犬・耐久低下(フルンティング)
;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
+
: 弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、耐久を低下させる。
:光で出来た七つの花弁を展開し、その手で受ける攻撃を無効化する。
+
; 赤原猟犬・腕力低下(フルンティング)
 
+
: 弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、筋力を低下させる。
;偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
+
; 構造強化
:捻れた剣を弓で矢として放ち、敵に投影貫通ダメージを与える。
+
: 自身のGUARDに投影精度上昇効果を付与する。
 
+
; 構造把握
;永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
+
: 戦闘開始時に投影精度が1上昇する。
:本来投影出来ない、約束された勝利の剣をギリギリ投影出来るレベルに劣化させ、投影した剣で斬りつけ、敵に投影ダメージを与える。無限の剣製を発動中のみ使用可能。
+
; 鶴翼三連
 +
: 干将・莫耶を左右に投げ、夫婦剣の引き寄せ合う性質により敵を挟撃した後、ジャンプ斬り、すり抜けながらの十字斬り、と連撃を繋げる。敵に投影ダメージを与えるスキル。オーバーエッジは使用しない。
 +
; 単独行動
 +
: アーチャークラス特性。戦闘終了時にHPが少し回復する。
 +
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 +
: 光で出来た七つの花弁を展開し、その手で受ける攻撃を無効化する。
 +
; 偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
 +
: 捻れた剣を弓で矢として放ち、敵に投影貫通ダメージを与える。
 +
; 永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
 +
: 本来は投影出来ない、『約束された勝利の剣』をギリギリ投影出来るレベルに劣化させて投影し、攻撃する。無限の剣製を発動中のみ使用可能。
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
;無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
+
; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
:ランク:E-〜A++<br>種別:対人宝具<br>レンジ:30~60<br>最大捕捉:????
+
: ランク:E-〜A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:30~60<br />最大捕捉:????
:錬鉄の[[固有結界]]。詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
+
: 錬鉄の[[固有結界]]。詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
 
:『stay night』と同様に、投影した武具のランクは一つ下がる為、EXランクの宝具の複製は原則として不可能。ただし所有者の協力があれば可能とも言われている。
 
:『stay night』と同様に、投影した武具のランクは一つ下がる為、EXランクの宝具の複製は原則として不可能。ただし所有者の協力があれば可能とも言われている。
:ゲーム的には、3ターンの展開中、自身のスキルの威力を大幅に強化する。彼が使用する場合、錬鉄可能条件がアップしているため、性能は劣るものの、神造兵装の聖剣クラスの投影も可能となっている。
+
: ゲーム的には、3ターンの展開中、自身のスキルの威力を大幅に強化する。彼が使用する場合、錬鉄可能条件がアップしているため、性能は劣るものの、神造兵装の聖剣クラスの投影も可能となっている。
:しかし、キャスターの宝具のように消費MPを0にしたり、少なくしたりする効果はないので、事前に回復しておかないと展開したものの投影宝具を連発するにはMPが足りなくて一手無駄にするなんていう事態になることも。
+
: しかし、キャスターの宝具のように消費MPを0にしたり、少なくしたりする効果はないので、事前に回復しておかないと展開したものの投影宝具を連発するにはMPが足りなくて一手無駄にするなんていう事態になることも。
    
=== 投影品 ===
 
=== 投影品 ===
;干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
+
; 干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
;赤原猟犬(フルンディング)
+
; 赤原猟犬(フルンディング)
;偽・螺旋剣(カラドボルグII)
+
; 偽・螺旋剣(カラドボルグII)
;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
+
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
    
以上4つの詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
 
以上4つの詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
   −
;永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
+
; 永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
:ランク:不明(オリジナルはA++)
+
: ランク:不明(オリジナルはA++)<br />由来:アーサー王の所持していた聖剣エクスカリバー
:由来:アーサー王の所持していた聖剣エクスカリバー
+
: 「無限の剣製」の中でのみ使用できる投影宝具。かの[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]が所持していた聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の贋作。上述の通り本編時より錬鉄可能条件の向上により神造兵装をギリギリ可能な劣化品として投影している。
:「無限の剣製」の中でのみ使用できる投影宝具。かの[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]が所持していた聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の贋作。上述の通り本編時より錬鉄可能条件の向上により神造兵装をギリギリ可能な劣化品として投影している。<br>それでも彼が「禁じ手の中の禁じ手」と言うだけあって、他の投影品とは一線を画す莫大な消費MPと、それに見合った桁外れの威力を誇る。
+
: それでも彼が「禁じ手の中の禁じ手」と言うだけあって、他の投影品とは一線を画す莫大な消費MPと、それに見合った桁外れの威力を誇る。
:その剣を振りかぶる姿は、まるでいつかの少年が騎士王と共に振り抜いた黄金の剣の如し。
+
: その剣を振りかぶる姿は、まるでいつかの少年が騎士王と共に振り抜いた黄金の剣の如し。
    
== 真名:無銘 ==
 
== 真名:無銘 ==
:名前のない英雄。架空の英霊。フェイカー。
+
名前のない英雄。架空の英霊。フェイカー。
:かつて正義の体現者として人生を費やした、錬鉄の魔術師の末路。生前、奇跡の代償として「死後の自分」をムーンセルに売り渡し、以後ムーンセルに使役されている「正義の味方」の概念。大衆が望む「正義の味方」が、人のカタチで起動した存在。
     −
:この英霊の元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在するが、彼が英雄として祀られた時点でその名前は人々の記憶、歴史から忘れ去られている。
+
かつて正義の体現者として人生を費やした、錬鉄の魔術師の末路。生前、奇跡の代償として「死後の自分」をムーンセルに売り渡し、以後ムーンセルに使役されている「正義の味方」の概念。大衆が望む「正義の味方」が、人のカタチで起動した存在。
:正義の味方の概念が人のカタチで起動した存在。人々に認められなかった名も無き正義の味方の代表者。故に真名も生前の名「エミヤ」では無く、「無銘」である。
     −
:『アーチャー』は語る。あくまで一つの逸話、一つの参考として、「正義の味方」を志した人間である『彼』の物語を。
+
この英霊の元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在するが、彼が英雄として祀られた時点でその名前は人々の記憶、歴史から忘れ去られている。正義の味方の概念が人のカタチで起動した存在。人々に認められなかった名も無き正義の味方の代表者。故に真名も生前の名「エミヤ」では無く、「無銘」である。
    +
『アーチャー』は語る。あくまで一つの逸話、一つの参考として、「正義の味方」を志した人間である『彼』の物語を。
   −
:「サバイバーズギルト」。事故や災害で多くの人命が失われた後、生還者が抱く罪悪感や責任感といった強迫観念。
+
「サバイバーズギルト」。事故や災害で多くの人命が失われた後、生還者が抱く罪悪感や責任感といった強迫観念。生き残ったのは自分が特別だから。あるいは、生き残った以上、死んでしまった者たちの代わりに、何か特別な事をしなくてはならないのではないか?そうでなければ、死んでいった人たちに申し訳がたたない。死んでいった人たちの代わりに、この悲劇を二度と起こさない。そんなふうに、『彼』は思った。
:生き残ったのは自分が特別だから。あるいは、生き残った以上、死んでしまった者たちの代わりに、何か特別な事をしなくてはならないのではないか?そうでなければ、死んでいった人たちに申し訳がたたない。死んでいった人たちの代わりに、この悲劇を二度と起こさない。
  −
:そんなふうに、『彼』は思った。
      +
「'''多くの人間を助ける、正義の味方になる'''」。
   −
:「'''多くの人間を助ける、正義の味方になる'''」。
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それが『彼』の誓いだった。子供の夢。絵空事。普通ならそんな終わりを迎えるはずだったが、彼はその在り方を体現してしまう。力あるものが私欲によって私欲を満たすのなら、人々の代わりにこれを撃つ。罪を犯すものがさらに罪を犯すのなら、犠牲者をだす前にこれを撃つ。正義の味方になるのはそう難しい事じゃない。私欲を殺し、理想に徹すれば、人間は簡単に正義の体現者になれる。
    +
……致命的に間違えているコト、最も過酷だったコトの説明を意図的に省き、『アーチャー』はそれを何でもないことのように語る。
   −
:それが『彼』の誓いだった。
+
ボランティアやレジスタンスを通し、個人の力の及ぶ範囲で、多くの命を救った彼は「人々の噂になるぐらいには活躍した義賊」となる。独りきりだったのは数年で、後には理想に賛同してくれる友人を得る。マネージメントを友人に任せ、彼はますます自分の使命感に没頭していく。
:子供の夢。絵空事。普通ならそんな終わりを迎えるはずだったが、彼はその在り方を体現してしまう。
  −
:力あるものが私欲によって私欲を満たすのなら、人々の代わりにこれを撃つ。罪を犯すものがさらに罪を犯すのなら、犠牲者をだす前にこれを撃つ。正義の味方になるのはそう難しい事じゃない。私欲を殺し、理想に徹すれば、人間は簡単に正義の体現者になれる。
  −
:……致命的に間違えているコト、最も過酷だったコトの説明を意図的に省き、『アーチャー』はそれを何でもないことのように語る。
  −
:ボランティアやレジスタンスを通し、個人の力の及ぶ範囲で、多くの命を救った彼は「人々の噂になるぐらいには活躍した義賊」となる。独りきりだったのは数年で、後には理想に賛同してくれる友人を得る。マネージメントを友人に任せ、彼はますます自分の使命感に没頭していく。
     −
:自虐的に笑うものの、『アーチャー』にとって、これはこれで一つの青春だった。幼い頃に誓った理想に自分の全てを傾け、協力してくれる友人と、理解してくれる恋人もいた。だから「アレはアレで楽しかった」と、『アーチャー』は懐かしそうに微笑む。
+
自虐的に笑うものの、『アーチャー』にとって、これはこれで一つの青春だった。幼い頃に誓った理想に自分の全てを傾け、協力してくれる友人と、理解してくれる恋人もいた。だから「アレはアレで楽しかった」と、『アーチャー』は懐かしそうに微笑む。だが、『アーチャー』は繰り返す。「客観的に見れば彼はただの犯罪者だ。正義の味方であっても英雄じゃあない」と。
:だが、『アーチャー』は繰り返す。「客観的に見れば彼はただの犯罪者だ。正義の味方であっても英雄じゃあない」と。
     −
:「百人を助けるために、十人を見捨てるような理想が? 食うに困り、家族のために窃盗を行うしかなかった集団を一方的に殺す事が?
+
「百人を助けるために、十人を見捨てるような理想が? 食うに困り、家族のために窃盗を行うしかなかった集団を一方的に殺す事が? あるいは――これはどうだ。旅客機の中で危険なウイルスが蔓延し、一分単位で乗客が死んでいく状況があったとする。その状況で、それでも乗客たちは死力を尽くして空港を目指した。罵りあいながらも、最後には手を取りあい。たとえ自分は死んでも、誰か一人でも助かるのなら、と 助け合った人々。だが彼らが地上に降りれば、ウイルスの感染は本格化する。乗客五百人の命と、地上の都市三十万の命。どちらも罪のない人々だ。違いはただ多いか少ないかだけ。むしろ、地獄の中でなお生き残ろうと互いを励まし合い、助け合った旅客機の中の人々こそ最大の被害者だ。その、最後まで人間としての誇りを捨てなかった人々を、彼は撃った。地上に降りれば、空港に不時着できれば誰かが生きて帰れる。そんな小さな願いごと藻屑にした。それが彼の理想だった。"より多くの人々を助ける"という、偏った正義の体現だったんだよ」
:あるいは――これはどうだ。旅客機の中で危険なウイルスが蔓延し、一分単位で乗客が死んでいく状況があったとする。
  −
:その状況で、それでも乗客たちは死力を尽くして空港を目指した。罵りあいながらも、最後には手を取りあい。たとえ自分は死んでも、誰か一人でも助かるのなら、と 助け合った人々。
  −
:だが彼らが地上に降りれば、ウイルスの感染は本格化する。乗客五百人の命と、地上の都市三十万の命。どちらも罪のない人々だ。違いはただ多いか少ないかだけ。むしろ、地獄の中でなお生き残ろうと互いを励まし合い、助け合った旅客機の中の人々こそ最大の被害者だ。
  −
:その、最後まで人間としての誇りを捨てなかった人々を、彼は撃った。
  −
:地上に降りれば、空港に不時着できれば誰かが生きて帰れる。そんな小さな願いごと藻屑にした。
  −
:それが彼の理想だった。"より多くの人々を助ける"という、偏った正義の体現だったんだよ」
  −
:「悪だ。どのような理由であれ、利益のために人を殺すのは、悪だ。
  −
:彼は『多くの人々の命を守る』利益のために引き金を引いた。結果的には、誰の命も救っていない」。
      +
''「悪だ。どのような理由であれ、利益のために人を殺すのは、悪だ。<br /> 彼は『多くの人々の命を守る』利益のために引き金を引いた。結果的には、誰の命も救っていない」。''
   −
:『彼』が執着したのは「理想」であって「人間」ではない。
+
『彼』が執着したのは「理想」であって「人間」ではない。「英雄」とは、「理想」ではなく「人間」を救うもの。『アーチャー』にとって、それが生前の『彼』に対する結論だった。理由はどうあれ、彼は人を切り捨てる。客観的に見て『彼』の選択は正しかった。どれだけ非人間的であろうと、その取捨選択はより多くの命を救ってきた。
:「英雄」とは、「理想」ではなく「人間」を救うもの。『アーチャー』にとって、それが生前の『彼』に対する結論だった。
  −
:理由はどうあれ、彼は人を切り捨てる。客観的に見て『彼』の選択は正しかった。どれだけ非人間的であろうと、その取捨選択はより多くの命を救ってきた。
  −
:――けれど。その、捨てられた命こそが、彼がもっとも救いたかった命だった。
  −
:結局、「正義の味方」という独善を執行する装置は、むしろ、犯罪者などよりもよほど恐ろしいものとして、人々の目には映ることになる。
  −
:情も、一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁く正義の味方。
  −
:一体この世のどこに、誰が。何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろう――?
     −
:「あの男は、何か恐ろしい企みを隠しているのではないか?」「我々は彼の正義面に騙されているのではないか?」
+
――けれど。その、捨てられた命こそが、彼がもっとも救いたかった命だった。
:疑心暗鬼。その結末は、社会の手による「正義の味方」への断罪。司法の手によって罰を受け、彼は法廷の名のもとに、その一生を終える。いかなる暴力、誘惑、脅迫にも屈しなかった彼は、しかし、「正義の味方」であるからこそ、人々の下した判決には逆らわなかったのだった。
  −
:彼を捕らえたのは、友人だった。だが、友人が彼を裏切ったのではない。最初から、裏切っていたのは「正義の味方」だ。
     −
:「この男は、自分を好いているから力を貸してくれていると思っていたが――
+
結局、「正義の味方」という独善を執行する装置は、むしろ、犯罪者などよりもよほど恐ろしいものとして、人々の目には映ることになる。情も、一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁く正義の味方。一体この世のどこに、誰が。何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろう――?
:もし俺が大衆にとっての悪になれば、なんの躊躇もなく敵に回るだろう」
     −
:人間的な繋がりで仲間だと思っていた彼が、その実、肉親であろうと正義を執行する悪鬼だとしたら。もっと昆虫的な、システムの権化のような怪物だったとしたら。
+
''「あの男は、何か恐ろしい企みを隠しているのではないか?」<br />「我々は彼の正義面に騙されているのではないか?」''
   −
:……だから、友人は気づいたのだ。今まで彼によって抹殺された相手は、未来の自分の姿だと。権力者である限り、いつかは自分も倒されると。
+
疑心暗鬼。その結末は、社会の手による「正義の味方」への断罪。司法の手によって罰を受け、彼は法廷の名のもとに、その一生を終える。いかなる暴力、誘惑、脅迫にも屈しなかった彼は、しかし、「正義の味方」であるからこそ、人々の下した判決には逆らわなかったのだった。彼を捕らえたのは、友人だった。だが、友人が彼を裏切ったのではない。最初から、裏切っていたのは「正義の味方」だ。
:ならば、急いで――この暴走した「正義の味方」を、陥れずにはいられなかった。
  −
:生前の彼も、今の『アーチャー』も、友人を恨みはしなかった。ただ一つ、心遺りだったのは――
  −
:いつか、自分が死ぬ時は、己が切り捨て、犠牲としてきた無辜の人々の、正しい糾弾によって……必要悪は、人々の善性によって断たれるべきだ、と。
  −
:それこそが、唯一と言えた人間的な救いであったのに……
  −
:誰かに憎まれての死ではなく、単に、誰かの利益にならないから殺された。
  −
:それが、理想の正しさだけを心の寄る辺にしてきた青年の、当然の末路。
     −
:「――'''より多くの人々を守る'''」
+
''「この男は、自分を好いているから力を貸してくれていると思っていたが――<br /> もし俺が大衆にとっての悪になれば、なんの躊躇もなく敵に回るだろう」''
   −
:因果応報。彼は彼が切り捨ててきたものと同じように、人間性を剥奪されて消え去った。
+
人間的な繋がりで仲間だと思っていた彼が、その実、肉親であろうと正義を執行する悪鬼だとしたら。もっと昆虫的な、システムの権化のような怪物だったとしたら。
   −
== 登場作品と役柄 ==
+
……だから、友人は気づいたのだ。今まで彼によって抹殺された相手は、未来の自分の姿だと。権力者である限り、いつかは自分も倒されると。ならば、急いで――この暴走した「正義の味方」を、陥れずにはいられなかった。生前の彼も、今の『アーチャー』も、友人を恨みはしなかった。ただ一つ、心遺りだったのは――いつか、自分が死ぬ時は、己が切り捨て、犠牲としてきた無辜の人々の、正しい糾弾によって……必要悪は、人々の善性によって断たれるべきだ、と。それこそが、唯一と言えた人間的な救いであったのに……。
;[[Fate/EXTRA]]
  −
:主人公と共に戦うサーヴァント。
  −
;[[Fate/EXTRA CCC]]
  −
:前作に引き続き登場。新衣装は、素肌の上から羽織った赤い皮のジャケットに、黒い皮のズボン。
  −
;「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
  −
:[[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
  −
:記憶を失い、状況もよくわからないままゲームの解説をする。
  −
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
  −
:赤王・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。
     −
== 人間関係 ==
+
誰かに憎まれての死ではなく、単に、誰かの利益にならないから殺された。それが、理想の正しさだけを心の寄る辺にしてきた青年の、当然の末路。
;[[主人公 (EXTRA)]]
  −
:マスター。『CCC』において主人公とは実は面識があった(アーチャーにとっては生前、主人公にとっては聖杯戦争後の記憶を無くし目覚めた後の現実)事がアーチャーの会話とプロローグで判明した。<br>なお、EDにおいては主人公の性差分CGがあり、性別に関係なく面識がある模様。ただし『CCC』のアーチャーSG3は女主人公でしか獲得できない。
  −
;親友
  −
:ビジュアルファンブックの小説において、契約したマスター。主人公の親友。
     −
;[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]・[[玉藻の前|キャスター]]
+
「――'''より多くの人々を守る'''」
:ゲーム本編では機会が無いが、外伝作品では共演することが多い。
  −
:能天気な彼女達のフォロー役やいじられ役に回ることが多々あるため、苦労が絶えない。
     −
;[[エミヤ|アーチャー]]
+
因果応報。彼は彼が切り捨ててきたものと同じように、人間性を剥奪されて消え去った。
:平行世界の同一人物とも言える存在。
  −
:厳密には異なるのだが、かつて行われた聖杯戦争の記憶を受け継いでおり、凛やシンジのケースとは異なり、互いに密接な関係にある。
     −
;[[衛宮士郎]]
+
== 登場作品と役柄 ==
:平行世界の自分の元になった人物。
+
; [[Fate/EXTRA]]
:こちらのアーチャーの生前の姿もやはり彼に似ており、戦い方や時代こそ違えど、その信念や言動、人間関係は似通っていた模様。
+
: 主人公と共に戦うサーヴァント。
 +
; [[Fate/EXTRA CCC]]
 +
: 前作に引き続き登場。新衣装は、素肌の上から羽織った赤い皮のジャケットに、黒い皮のズボン。
 +
; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
 +
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
 +
: 記憶を失い、状況もよくわからないままゲームの解説をする。
 +
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 +
: 赤王・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。
   −
;[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]
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== 人間関係 ==
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; [[主人公 (EXTRA)]]
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: マスター。『CCC』において主人公とは実は面識があった(アーチャーにとっては生前、主人公にとっては聖杯戦争後の記憶を無くし目覚めた後の現実)事がアーチャーの会話とプロローグで判明した。
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: なお、EDにおいては主人公の性差分CGがあり、性別に関係なく面識がある模様。ただし『CCC』のアーチャーSG3は女主人公でしか獲得できない。
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; 親友
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: ビジュアルファンブックの小説において、契約したマスター。主人公の親友。
 +
; [[ネロ・クラウディウス|セイバー]]・[[玉藻の前|キャスター]]
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: ゲーム本編では機会が無いが、外伝作品では共演することが多い。
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: 能天気な彼女達のフォロー役やいじられ役に回ることが多々あるため、苦労が絶えない。
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; [[エミヤ|アーチャー]]
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: 平行世界の同一人物とも言える存在。
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: 厳密には異なるのだが、かつて行われた聖杯戦争の記憶を受け継いでおり、凛やシンジのケースとは異なり、互いに密接な関係にある。
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; [[衛宮士郎]]
 +
: 平行世界の自分の元になった人物。
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: こちらのアーチャーの生前の姿もやはり彼に似ており、戦い方や時代こそ違えど、その信念や言動、人間関係は似通っていた模様。
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; [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]]
 
:「彼女とは関係者でもないし、サーヴァントとして契約した事もない」と断言している。凛の方も、彼に反応することはない。
 
:「彼女とは関係者でもないし、サーヴァントとして契約した事もない」と断言している。凛の方も、彼に反応することはない。
:だが、「はじめて見るクセに、妙に懐かしい」と、互いに出所のわからない複雑な感情が湧き上がるようで、彼の推測によれば、「根源に刻まれた腐れ縁」らしい。
+
: だが、「はじめて見るクセに、妙に懐かしい」と、互いに出所のわからない複雑な感情が湧き上がるようで、彼の推測によれば、「根源に刻まれた腐れ縁」らしい。
:『CCC』にて、実は主人公と同じく面識があった可能性が仄めかされている。彼女の方は彼の面影に似た人物を呟き、アーチャー当人は「生前手を焼いた生徒」が話題に出たとき、彼女を示唆する人物像を挙げた。
+
: 『CCC』にて、実は主人公と同じく面識があった可能性が仄めかされている。彼女の方は彼の面影に似た人物を呟き、アーチャー当人は「生前手を焼いた生徒」が話題に出たとき、彼女を示唆する人物像を挙げた。
 
+
; [[間桐桜#間桐桜 (EXTRA)|間桐桜 (EXTRA)]]
;[[間桐桜#間桐桜 (EXTRA)|間桐桜]]
+
: やはり彼女についての記憶もあるらしく、いつも「桜君」と丁寧な呼び方で呼んでいる。
:やはり彼女についての記憶もあるらしく、いつも「桜君」と丁寧な呼び方で呼んでいる。
+
: 平行世界で救えなかった無念があるためか、彼女の体調を気にかけており、『CCC』の真ルートでは主人公に彼女を託す。
:平行世界で救えなかった無念があるためか、彼女の体調を気にかけており、『CCC』の真ルートでは主人公に彼女を託す。
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; [[BB]]
 
+
: もう一人のサクラ。主人公の前ではあくまで彼女は敵、と割り切っていたつもりだったが、桜の面影を多く残す彼女と戦うのは内心かなり抵抗感を感じており、主人公に協力して出来れば救いたいとさえ思っていた。
;[[BB]]
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: メルトリリスにはその気持ちは筒抜けだったようで、初対面で指摘されてしまう。
:もう一人のサクラ。主人公の前ではあくまで彼女は敵、と割り切っていたつもりだったが、桜の面影を多く残す彼女と戦うのは内心かなり抵抗感を感じており、主人公に協力して出来れば救いたいとさえ思っていた。<br>メルトリリスにはその気持ちは筒抜けだったようで、初対面で指摘されてしまう。
+
; [[フランシス・ドレイク|ライダー]]
 
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: 一回戦の対戦相手。[[アルトリア・ペンドラゴン|史実と異なり女性であった人物]]と深い関りが有ったため、彼女を貶さずその健闘を称える。
;[[フランシス・ドレイク|ライダー]]
+
: また彼女のマスターである[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]に対して、「名前というものはここまで強い縛りがあるのか。別人と分かっていても、因縁を感じずにはおられんよ」とコメントをしている。
:一回戦の対戦相手。[[アルトリア・ペンドラゴン|史実と異なり女性であった人物]]と深い関りが有ったため、彼女を貶さずその健闘を称える。
+
; [[ロビンフッド|アーチャー]]
:また彼女のマスターである[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]に対して、「名前というものはここまで強い縛りがあるのか。別人と分かっていても、因縁を感じずにはおられんよ」とコメントをしている。
+
: 二回戦の対戦相手。
;[[ロビンフッド|アーチャー]]
+
: 英雄になった経緯や戦いへの考え方など共通する面は多いが、決定的な所でお互いに相容れない存在らしく、嫌っている。
:二回戦の対戦相手。
+
; [[クー・フーリン|ランサー]]
:英雄になった経緯や戦いへの考え方など共通する面は多いが、決定的な所でお互いに相容れない存在らしく、嫌っている。
+
: ラニルートにおける、六回戦の対戦相手。
;[[クー・フーリン|ランサー]]
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: [[Fate/stay night|平行世界]]での戦いの記憶がお互いにあるらしく、『EXTRA』の世界では剣を交える機会が六回戦の決戦だけなのに、「腐れ縁も此処までだ」というセリフを言い放つ。
:ラニルートにおける、六回戦の対戦相手。
+
: 最後まで決着が着かなかった因縁の戦いに終止符をうつ。
:[[Fate/stay night|平行世界]]での戦いの記憶がお互いにあるらしく、『EXTRA』の世界では剣を交える機会が六回戦の決戦だけなのに、「腐れ縁も此処までだ」というセリフを言い放つ。
+
; [[呂布奉先|バーサーカー]]
:最後まで決着が着かなかった因縁の戦いに終止符をうつ。
+
: 凛ルートにおける、六回戦の対戦相手。やはり平行世界の記憶があるのか、「[[ヘラクレス|巨人]]殺しには慣れている。」と言い、更に「その矛、俺のアイアスを貫けるか?」と教会前での[[クー・フーリン|ランサー]]との戦いを踏まえた挑発をする。
;[[呂布奉先|バーサーカー]]
+
: 洞察力の優れるアーチャーは初見で彼が半人半機であると見抜いていた。
:凛ルートにおける、六回戦の対戦相手。やはり平行世界の記憶があるのか、「[[ヘラクレス|巨人]]殺しには慣れている。」と言い、更に「その矛、俺のアイアスを貫けるか?」と教会前での[[クー・フーリン|ランサー]]との戦いを踏まえた挑発をする。
+
; [[ガウェイン|セイバー]]
:洞察力の優れるアーチャーは初見で彼が半人半機であると見抜いていた。
+
: 決勝戦の対戦相手。彼がかつて仕えた[[アルトリア・ペンドラゴン|王]]が、「人のまま王になった」ことを尊いと思わないのか、と彼の騎士道を糾し、互いに譲れぬ物のために死力を尽くす。
;[[ガウェイン|セイバー]]
+
: ビジュアルファンブックの小説では親友のサーヴァントとして三回戦で激突するが傷つける事も叶わず、敗北した。
:決勝戦の対戦相手。彼がかつて仕えた[[アルトリア・ペンドラゴン|王]]が、「人のまま王になった」ことを尊いと思わないのか、と彼の騎士道を糾し、互いに譲れぬ物のために死力を尽くす。
+
; [[エリザベート=バートリー|ランサー]]
:ビジュアルファンブックの小説では親友のサーヴァントとして三回戦で激突するが傷つける事も叶わず、敗北した。
+
: 彼女の歌声を聴いて、てっきり「こちらの精神を破壊して弱体化させてから確実に勝利する」という作戦かと思ったと漏らしている。下手をすると瞬殺もあり得たらしく、安堵していた。
 
+
: 「………なんて哀しいサーヴァントだ」。
;[[エリザベート=バートリー|ランサー]]
  −
:彼女の歌声を聴いて、てっきり「こちらの精神を破壊して弱体化させてから確実に勝利する」という作戦かと思ったと漏らしている。下手をすると瞬殺もあり得たらしく、安堵していた。
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:「………なんて哀しいサーヴァントだ」。
   
; [[カルナ]]
 
; [[カルナ]]
:月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。弱き者のために戦い、「悪」として裁かれたもの同士。
+
: 月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。弱き者のために戦い、「悪」として裁かれたもの同士。
:だがお互いに相手の生き方に思う所が有り、いまいち相性が良くない。むしろ互いに同族嫌悪に近い感情を抱いている。
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: だがお互いに相手の生き方に思う所が有り、いまいち相性が良くない。むしろ互いに同族嫌悪に近い感情を抱いている。
;[[メルトリリス]]
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; [[メルトリリス]]
:マスターが女主人公の場合、彼女から猛烈なアプローチを受ける。そのせいで女性遍歴に関する彼のちょっと怪しい過去が明らかに。
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: マスターが女主人公の場合、彼女から猛烈なアプローチを受ける。そのせいで女性遍歴に関する彼のちょっと怪しい過去が明らかに。
:'''令呪を以て命じる、爆ぜてアーチャー'''!
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: ''令呪を以て命じる、爆ぜてアーチャー!''
 
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; [[両儀式]]
;[[両儀式]]
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: 決勝戦終了、現実世界への帰還を目指している彼女に襲われる。刃物コレクターであるため、彼の双剣に目を付ける。
:決勝戦終了、現実世界への帰還を目指している彼女に襲われる。刃物コレクターであるため、彼の双剣に目を付ける。
+
; [[沙条愛歌]]
 
+
: 花札ストーリーで邂逅。
;[[沙条愛歌]]
+
: 相手が生粋の人類悪であるためか、温厚な彼には珍しく嫌悪感も露に「化け物」と言い放つ。
:花札ストーリーで邂逅。
  −
:相手が生粋の人類悪であるためか、温厚な彼には珍しく嫌悪感も露に「化け物」と言い放つ。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
393行目: 358行目:     
== リンク ==
 
== リンク ==
*[[登場人物]]
+
* [[登場人物]]
*[[サーヴァント]]
+
* [[サーヴァント]]
    
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