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:[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が自らの正体に見抜いた時の台詞。自らの正体を見抜かれて尚も、その余裕は消えることはない。
 
:[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が自らの正体に見抜いた時の台詞。自らの正体を見抜かれて尚も、その余裕は消えることはない。
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; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!」<br /> 「我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター!故にこう讃えるがよい!」<br /> 「――グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」
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;「―――そうだ。七騎の英霊は、ある害悪を滅ぼすために遣わされる天の御使い。」<br />「人理を護る、その時代最高の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。」<br />「もともと降霊儀式・英霊召喚とは、霊長の世を救う為の決戦魔術だった。」<br />「それを人間の都合で使えるよう格落ちさせたものがおまえたちの使うシステム―――聖杯戦争である。」
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:第四章での台詞。作品の根幹に関わる聖杯戦争の真実。
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; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!」<br /> 「我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!」<br /> 「――グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」
 
: 自身の在り方を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|作家]]を称え、自身の格を高らかに謳う。
 
: 自身の在り方を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|作家]]を称え、自身の格を高らかに謳う。
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; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br />  モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br /> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br /> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br /> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br /> 「――――、は」<br /> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br /> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」
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; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br />  モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br /> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br /> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br /> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br /> 「――――、は」<br /> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br /> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」
 
: 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。
 
: 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。
 
: だが、この悪辣な嘲笑が回り回って自分に降りかかるとは思ってもいなかっただろう(メモ参照)
 
: だが、この悪辣な嘲笑が回り回って自分に降りかかるとは思ってもいなかっただろう(メモ参照)
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; 「――――」<br /> 「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない」<br /> 「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ」<br /> 「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった」<br /> 「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた」<br /> 「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに」<br /> 「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br /> 「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ」<br /> 「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って」<br /> 「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら」<br /> 「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○よ」<br /> 「これは私からの唯一の忠告だ」<br /> 「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい」<br /> 「――灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である」<br />
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; 「――――」<br /> 「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない」<br /> 「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ」<br /> 「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった」<br /> 「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた」<br /> 「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに」<br /> 「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br /> 「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ」<br /> 「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って」<br /> 「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら」<br /> 「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○よ」<br /> 「これは私からの唯一の忠告だ」<br /> 「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい」<br /> 「――灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である」<br />
 
: マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。
 
: マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。
 
: 何が彼をそこまで失望せしめ、人理焼却という凶行に走らせたのか。残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへの態度は嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。
 
: 何が彼をそこまで失望せしめ、人理焼却という凶行に走らせたのか。残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへの態度は嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。
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