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; 略歴
 
; 略歴
: 真名は清姫。『安珍・清姫伝説』に出てくる蛇の化身。
   
: 第一章にてAD.1431のフランスにマスターのいないはぐれサーヴァントとして召喚され、同じくはぐれとして召喚されたエリザベートとの諍いを通して主人公の味方となる。
 
: 第一章にてAD.1431のフランスにマスターのいないはぐれサーヴァントとして召喚され、同じくはぐれとして召喚されたエリザベートとの諍いを通して主人公の味方となる。
 
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; 人物
 
; 人物
: 狂化のランクはEXだが意思疎通は可能。しかも淑やかに振る舞い、気立ても良く料理も上手い…と良く出来た少女である。
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: 狂化のランクはEXだが意思疎通は可能で「言語をきちんと理解できるバーサーカー」を自称している<ref>彼女だけでなく、似た様な例が[[ヴラド三世 (Apocrypha)#バーサーカー (Grand Order)|二]][[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|名]]いる。</ref>。しかも淑やかに振る舞い、気立ても良く料理も上手い…と良く出来た少女である。
 
: 一方で、愛を生きる女と自称している通り、凄まじく重い愛の持ち主で、一目惚れした相手に積極的に迫るのは序の口、ストーカーを仕掛けたり趣味・嗜好を事細かく聞こうとする。
 
: 一方で、愛を生きる女と自称している通り、凄まじく重い愛の持ち主で、一目惚れした相手に積極的に迫るのは序の口、ストーカーを仕掛けたり趣味・嗜好を事細かく聞こうとする。
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: 「マスター」「サーヴァント」といったワードに「旦那様」「あなたの妻」とルビを振るなど、耳で聞いている言葉と実際の文字で致命的に何かが狂ってるとマシュに評されている<ref>実際問題として、こちらがどう答えようが自分の都合がいいように解釈する傾向が散見される。このあたり、[[ジル・ド・レェ]]に近い。</ref>。
 
: 加えて思い込みが激しいところがあり、脳内では「意中の相手と相思相愛、果てには結婚を前提にした仲まで進展している」というとんでもない一面を持っている。浮気者や女たらしを嫌っており、他の女性に走る行為をすれば殺しにかかる事も。
 
: 加えて思い込みが激しいところがあり、脳内では「意中の相手と相思相愛、果てには結婚を前提にした仲まで進展している」というとんでもない一面を持っている。浮気者や女たらしを嫌っており、他の女性に走る行為をすれば殺しにかかる事も。
 
: 生前で想いを寄せた相手である安珍が自分と会う約束を破った事が切欠で「嘘」を最も嫌っている。故に、マスターが嘘をついたものならば即座に[[令呪]]を奪いに掛かる。
 
: 生前で想いを寄せた相手である安珍が自分と会う約束を破った事が切欠で「嘘」を最も嫌っている。故に、マスターが嘘をついたものならば即座に[[令呪]]を奪いに掛かる。
: 彼女が嫌う「嘘」の基準は非常に厳しく、危機的状況での「大丈夫」という発言さえ含まれており<ref>一応、疑問系にすれば問題ない。</ref>、所謂「善意の嘘」さえも通用しない。また、彼女と一緒に居る際のマスターの発言を全てチェックしている節もある。
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: 彼女が嫌う「嘘」の基準は非常に厳しく、危機的状況での「大丈夫」という発言さえ含まれており<ref>一応、疑問系にすれば問題ない。</ref>、所謂「善意の嘘」も例外ではない。また、彼女と一緒に居る際のマスターの発言を全てチェックしている節もある。
 
: 聖杯への願いも、自身が嫌う『嘘』が全くない『嘘のつけない世界の実現』。もし実現すれば世界中が大混乱に陥ることは間違いない、ある意味恐ろしい願いである。
 
: 聖杯への願いも、自身が嫌う『嘘』が全くない『嘘のつけない世界の実現』。もし実現すれば世界中が大混乱に陥ることは間違いない、ある意味恐ろしい願いである。
 
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== 真名:清姫 ==
 
== 真名:清姫 ==
きよひめ。「清姫伝説」に登場。<br>
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:きよひめ。「清姫伝説」に登場。<br>熊野詣途中に一夜の宿を求めた美形の僧、安珍に一目惚れしたが、夜更けに安珍の元を訪れた清姫は、すげなく拒絶される。<br>それでも安珍は、熊野詣の帰りにまた会おうという約束を交わす。
熊野詣途中に一夜の宿を求めた美形の僧、安珍に一目惚れしたが、夜更けに安珍の元を訪れた清姫は、すげなく拒絶される。<br>
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それでも安珍は、熊野詣の帰りにまた会おうという約束を交わす。
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ところが、清姫を恐れた安珍は約束を破り、清姫に会うことなく逃げてしまう。<br>
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:ところが、清姫を恐れた安珍は約束を破り、清姫に会うことなく逃げてしまう。<br>そのことに気付いた清姫は裏切られたことに絶望と悲嘆に暮れ、そして憤怒した彼女は竜に化けて追跡を始め、追いついた先の寺で鐘に隠れていた安珍を焼き殺した。
そのことに気付いた清姫は裏切られたことに絶望と悲嘆に暮れ、そして憤怒した彼女は竜に化けて追跡を始め、追いついた先の寺で鐘に隠れていた安珍を焼き殺した。
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彼女に竜種の血が混じっておらず、ただの人間でしかない。あるのはただ、恋焦がれた人間へのあくなき「妄執」だけだった。それこそ、竜に化けることができた彼女の執念の現れと言えるのだが。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;「キャーーーーーーーーー! はしたないはしたないはしたない!<br> だだだだだだ旦那様! これより諸肌見せるこの不埒極まる<ruby><rb>女性</rb><rt>にょしょう</rt></ruby>、成敗致します!」
 
;「キャーーーーーーーーー! はしたないはしたないはしたない!<br> だだだだだだ旦那様! これより諸肌見せるこの不埒極まる<ruby><rb>女性</rb><rt>にょしょう</rt></ruby>、成敗致します!」
:同上。門番の警備をしている[[マタ・ハリ]]が服を脱ごうとして。かなり動揺しているが、生前において安珍に夜這いを仕掛けた清姫も人の言えることではないが…。
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:同上。門番の警備をしている[[マタ・ハリ]]が服を脱ごうとして。かなり動揺しているが、原典において安珍に夜這いを仕掛けた清姫も人の言えることではないが…。
    
;「まあ……それは災難な。でも―――いいことを聞きました。<br> 聖杯がサーヴァントの望みすら叶えるというのなら、うふふ…わたくしが手に入れてしまえば……<br> うふふふふふふ!」
 
;「まあ……それは災難な。でも―――いいことを聞きました。<br> 聖杯がサーヴァントの望みすら叶えるというのなら、うふふ…わたくしが手に入れてしまえば……<br> うふふふふふふ!」
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;「お早くお召し上がり下さいませ♪ さあ、さあ、さあ、さあ♡」
 
;「お早くお召し上がり下さいませ♪ さあ、さあ、さあ、さあ♡」
 
:チョコレート―――というか'''リボン付きの自分自身'''に添えられたメッセージの内容。<del>'''それを、召し上がって、どうする、つもり……?'''</del>……悪夢(?)が違う形で現実となってしまった。
 
:チョコレート―――というか'''リボン付きの自分自身'''に添えられたメッセージの内容。<del>'''それを、召し上がって、どうする、つもり……?'''</del>……悪夢(?)が違う形で現実となってしまった。
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;「ああ、愛してます、愛してます、愛してます! 本当に、心の底から愛していたのです。<br> この心を偽物と呼ぶのなら、世界に真実はありません。<br> だから――燃やしたのです。愛で、悲しみで、ただ燃やしたのです。」
 
;「ああ、愛してます、愛してます、愛してます! 本当に、心の底から愛していたのです。<br> この心を偽物と呼ぶのなら、世界に真実はありません。<br> だから――燃やしたのです。愛で、悲しみで、ただ燃やしたのです。」
 
:概念礼装「灼熱の抱擁」の説明文。おそらく、生前での恋焦がれた相手、安珍に向けた言葉だと考えられるが……。
 
:概念礼装「灼熱の抱擁」の説明文。おそらく、生前での恋焦がれた相手、安珍に向けた言葉だと考えられるが……。
    
==メモ==
 
==メモ==
*'''自称'''「言語をきちんと理解できるバーサーカー」。狂化がEXと規格外の高さであるにも関わらず、意思疎通が可能だが、彼女だけでなく、似た様な例が[[ヴラド三世 (Apocrypha)#バーサーカー (Grand Order)|二]][[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|名]]いる。
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*プレイヤーからの愛称は「きよひー」。
**しかし<ruby><rb>旦那様</rb><rt>マスター</rt></ruby>とか、<ruby><rb>あなたの妻</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>と、耳で聞いている言葉と実際の文字で致命的に何かが狂ってる感が見受けられるあたり、やはりバーサーカーというべきか。
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***実際問題として、こちらがどう答えようが自分の都合がいいように解釈する傾向が散見される。このあたり、[[ジル・ド・レェ]]に近い。
   
*存在自体はEXTRAで語られたが、キャラデザが公開されたのは2015年のエイプリルフールである。嘘を何よりも嫌う彼女がよりにもよって'''嘘をついても許される日'''にその姿が判明するのは何たる皮肉か。
 
*存在自体はEXTRAで語られたが、キャラデザが公開されたのは2015年のエイプリルフールである。嘘を何よりも嫌う彼女がよりにもよって'''嘘をついても許される日'''にその姿が判明するのは何たる皮肉か。
 
*[[Fate/Grand Order]]では種田梨沙による[[マシュ・キリエライト]]、[[マリー・アントワネット]]、[[マタ・ハリ]]らとの兼ね役なのだが、これらの中で種田が最も演技に気を遣ったのが清姫とのこと。<br>他三名が比較的話の通じる面々であることを考えれば一番難易度の高い役というのも頷ける話である。
 
*[[Fate/Grand Order]]では種田梨沙による[[マシュ・キリエライト]]、[[マリー・アントワネット]]、[[マタ・ハリ]]らとの兼ね役なのだが、これらの中で種田が最も演技に気を遣ったのが清姫とのこと。<br>他三名が比較的話の通じる面々であることを考えれば一番難易度の高い役というのも頷ける話である。
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