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− | == アーチャー == | + | == アーチャー(Apocrypha・黒) == |
| *真名:ケイローン | | *真名:ケイローン |
| *身長:179cm / 体重:81kg | | *身長:179cm / 体重:81kg |
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| *天敵:ヒュドラ | | *天敵:ヒュドラ |
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− | 「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]に召喚された。<br>広大な森のような清冽な気配を持った青年。 | + | 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :多くの大英雄達を育て上げ大成させてきた、ケンタウロス族の「大賢者」。 | + | :『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]によって召喚された。触媒は先端に青黒い血が付いた古びた矢。 |
− | :大地と農耕の神クロノスを父に、女神ピリュラーを母に持つ完全な『神霊』であり、本来『英霊』のカテゴリーに収まる存在ではないが、[[ヘラクレス]]から誤ってヒュドラの毒矢を受け、その痛みから不死性を捨てたことで完全な『神性』を失い、『英霊』に格が落ちたため聖杯戦争に召喚し得る存在となった。
| + | :黒の陣営では参謀役を務め、マスターだけでなく、サーヴァント達からの信頼も厚い。<br>黒と赤の対立構造が崩壊した後は[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と合流し、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の側についた[[アヴィケブロン|キャスター]]を倒す。キャスターが繰り出した「王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)」との戦いではその弱点を見抜き、[[ジーク]]・[[アストルフォ|ライダー]]・[[モードレッド|赤のセイバー]]に的確な指示を下して撃破に貢献し、以降も同盟側のブレーンとして活躍する。<br>空中庭園へ向かう機上では、ついに愛弟子である[[アキレウス|赤のライダー]]との決戦を迎える。己の肉体のみを頼りにした決闘を繰り広げるも、赤のライダーに敗北。しかし戦闘後の隙を突く形で宝具を発動させ、彼の最大の弱点を撃ち抜き、黒陣営のアーチャーとしての役目を全うして消滅した。 |
− | :半人半馬の姿でもサーヴァントとして召喚されることに問題は無いのだが、視認されただけで真名が露呈してしまうため、自らの意思で一部ステータスの低下を代償に人の姿で現界した。
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− | :聖杯大戦において、先端に青黒い血が付いた古びた矢を触媒に召喚された。黒の陣営では参謀役を務め、マスターだけでなく、サーヴァント達からの信頼も厚い。<br>黒と赤の対立構造が崩壊した後は[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]と合流し、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の側についた[[アヴィケブロン|キャスター]]を倒す。キャスターが繰り出した「王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)」との戦いではその弱点を見抜き、[[ジーク]]・[[アストルフォ|ライダー]]・[[モードレッド|赤のセイバー]]に的確な指示を下して撃破に貢献し、以降も同盟側のブレーンとして活躍する。<br>空中庭園へ向かう機上では、ついに愛弟子である[[アキレウス|赤のライダー]]との決戦を迎える。己の肉体のみを頼りにした決闘を繰り広げるも、赤のライダーに敗北。しかし戦闘後の隙を突く形で宝具を発動させ、彼の最大の弱点を撃ち抜き、黒陣営のアーチャーとしての役目を全うして消滅した。 | |
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| ;人物 | | ;人物 |
| + | :広大な森のような清冽な気配を持った青年。 |
| :誰に対しても礼儀を持って接する好青年で、常に柔らかな物腰を崩さない。高潔な人格者であり、周囲からは魔術師として当然の事と見なされたフィオレの努力を正当に評価している。<br>大英雄達の師であるため、面倒見がよく、相手に合わせた的確な助言を行い、ライダーやホムンクルスに度々忠告と助言をする。<br>聖杯への願いはかつてプロメテウスに預けた「不死」の返還。その理由は「不死」を惜しむからではなく、「不死」であることを両親からの贈り物であり、確かな繋がりだと信じているから。<br>元より彼の父クロノスは妻の目を欺くために馬に化け、母ピリュラーと交わり、母はケイローンを産み落とした時、彼が半人半馬の姿で生まれたことを嘆き、菩提樹に姿を変えたという。彼の両親は最初から彼に愛情など注いでおらず、彼自身それを理解していた。<br>だが「不死」という両親との繋がりを失ってしまった自分は最早、「ケイローンであってケイローンではない」と断言し、我欲に塗れた願いであると恥じながらも、彼にとっての父母とのささやかな絆の証を求めている。 | | :誰に対しても礼儀を持って接する好青年で、常に柔らかな物腰を崩さない。高潔な人格者であり、周囲からは魔術師として当然の事と見なされたフィオレの努力を正当に評価している。<br>大英雄達の師であるため、面倒見がよく、相手に合わせた的確な助言を行い、ライダーやホムンクルスに度々忠告と助言をする。<br>聖杯への願いはかつてプロメテウスに預けた「不死」の返還。その理由は「不死」を惜しむからではなく、「不死」であることを両親からの贈り物であり、確かな繋がりだと信じているから。<br>元より彼の父クロノスは妻の目を欺くために馬に化け、母ピリュラーと交わり、母はケイローンを産み落とした時、彼が半人半馬の姿で生まれたことを嘆き、菩提樹に姿を変えたという。彼の両親は最初から彼に愛情など注いでおらず、彼自身それを理解していた。<br>だが「不死」という両親との繋がりを失ってしまった自分は最早、「ケイローンであってケイローンではない」と断言し、我欲に塗れた願いであると恥じながらも、彼にとっての父母とのささやかな絆の証を求めている。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | :夜空に燦然と輝く射手座(サジタリウス)の原型である彼は、世界で最も有名な「弓兵」であり、「弓の使い手」として最高位の能力を持つ。<br>その技量は闇夜の森で[[アタランテ|赤のアーチャー]]が[[フランケンシュタイン|バーサーカー]]に放った黒く塗られた音速を超える矢を、遠く離れた城壁の上から正確に捉え、寸分の狂いもなく射抜き撃ち落すほど。矢も魔力を込める事で威力・速度の上昇、突き刺さると大爆発するなど様々な効果を付加することができる。<br>アポロンから医学や音楽を学び、[[オリオン|アルテミス]]から狩猟を学ぶなど神々から様々な智慧を授かった彼は、熟練した医術の知識も心得ており、専門外であるはずのホムンクルスの状態を正確に把握し、彼の余命まで診断する。<br>『英霊』にまで格が落ちたといっても『神性』は健在で、倒すのに『神性』を必要とする赤のライダーの守りを貫くことが出来る。<br>ステータスも非常に高く、[[ジークフリート|セイバー]]や[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]にも引けを取らない。また剣術・槍術に加えて、拳闘と組技を複合させた世界最古の総合格闘技『パンクラチオン(全ての力)』の使い手でもあり、魔力放出による爆発的な加速と高所からの落下による運動エネルギーを加わった赤のセイバーの斬撃を受け流し、逆にその力を利用して投げ技で地面に叩き付けカウンターを行うほどの実力者。<br>戦術眼も極めて高く、ランサーから前線の指揮を任されており、その優れた戦略判断と弓技によってセイバーとバーサーカーの窮地を救っている。 | + | :半人半馬の姿でもサーヴァントとして召喚されることに問題は無いのだが、視認されただけで真名が露呈してしまうため、自らの意思で一部ステータスの低下を代償に人の姿で現界した。<br>夜空に燦然と輝く射手座(サジタリウス)の原型である彼は、世界で最も有名な「弓兵」であり、「弓の使い手」として最高位の能力を持つ。<br>その技量は闇夜の森で[[アタランテ|赤のアーチャー]]が[[フランケンシュタイン|バーサーカー]]に放った黒く塗られた音速を超える矢を、遠く離れた城壁の上から正確に捉え、寸分の狂いもなく射抜き撃ち落すほど。矢も魔力を込める事で威力・速度の上昇、突き刺さると大爆発するなど様々な効果を付加することができる。<br>アポロンから医学や音楽を学び、[[オリオン|アルテミス]]から狩猟を学ぶなど神々から様々な智慧を授かった彼は、熟練した医術の知識も心得ており、専門外であるはずのホムンクルスの状態を正確に把握し、彼の余命まで診断する。<br>『英霊』にまで格が落ちたといっても『神性』は健在で、倒すのに『神性』を必要とする赤のライダーの守りを貫くことが出来る。<br>ステータスも非常に高く、[[ジークフリート|セイバー]]や[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]にも引けを取らない。また剣術・槍術に加えて、拳闘と組技を複合させた世界最古の総合格闘技『パンクラチオン(全ての力)』の使い手でもあり、魔力放出による爆発的な加速と高所からの落下による運動エネルギーを加わった赤のセイバーの斬撃を受け流し、逆にその力を利用して投げ技で地面に叩き付けカウンターを行うほどの実力者。<br>戦術眼も極めて高く、ランサーから前線の指揮を任されており、その優れた戦略判断と弓技によってセイバーとバーサーカーの窮地を救っている。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
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− | | [[クラス (アーチャー)|アーチャー]] || [[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ・フォルヴェッジ・<br>ユグドミレニア]] || B || B || A+|| B || C || A || 対魔力:B<br>単独行動:A ||千里眼:B+<br>心眼(真):A<br>神性:C<br>神授の智慧:A+|| style="text-align:left"| | + | | [[アーチャー]] || [[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ・フォルヴェッジ・<br>ユグドミレニア]] || B || B || A+|| B || C || A || 対魔力:B<br>単独行動:A ||千里眼:B+<br>心眼(真):A<br>神性:C<br>神授の智慧:A+|| style="text-align:left"| |
| |} | | |} |
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| == 真名:ケイローン == | | == 真名:ケイローン == |
| + | :ケイローン。多くの大英雄達を育て上げ大成させてきた、ケンタウロス族の「大賢者」。 |
| + | :大地と農耕の神クロノスを父に、女神ピリュラーを母に持つ完全な『神霊』であり、本来『英霊』のカテゴリーに収まる存在ではないが、[[ヘラクレス]]から誤ってヒュドラの毒矢を受け、その痛みから不死性を捨てたことで完全な『神性』を失い、『英霊』に格が落ちたため聖杯戦争に召喚し得る存在となった。 |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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