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| * 真名:エルキドゥ | | * 真名:エルキドゥ |
| * 身長:自由自在 / 体重:自由自在 | | * 身長:自由自在 / 体重:自由自在 |
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| * 出典:古代メソポタミア神話 | | * 出典:古代メソポタミア神話 |
| * 地域:メソポタミア | | * 地域:メソポタミア |
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| * 属性:中立・中庸 | | * 属性:中立・中庸 |
| * 性別:なし | | * 性別:なし |
− | * CV:高橋伸也(ドラマCD版 Fate/Zero)<!--、小林ゆう(Fate/Grand Order)--> | + | * CV:高橋伸也(ドラマCD版 Fate/Zero)、小林ゆう(Fate/Grand Order) |
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| 「[[ランサー|槍兵]]」のサーヴァント。 | | 「[[ランサー|槍兵]]」のサーヴァント。 |
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| : その端整で優美な姿は、男と女、人為と自然、淫靡と純粋といった両極の印象を同時に併せ持つ。 | | : その端整で優美な姿は、男と女、人為と自然、淫靡と純粋といった両極の印象を同時に併せ持つ。 |
| : ランサーのサーヴァントとして現界したエルキドゥは、聖娼の姿と知恵を得た後の形態を取っている。ゆったりとした簡素な衣服に包まれた肢体は優美ながらも適度に引き締まってバネのようなしなやかさを具え、完成された顔立ちは男とも女ともつかず、どこか人形を思わせる端整美で、人間がましい淫靡さと自然の獣の純粋さ、両極の印象を見る者に与える。 | | : ランサーのサーヴァントとして現界したエルキドゥは、聖娼の姿と知恵を得た後の形態を取っている。ゆったりとした簡素な衣服に包まれた肢体は優美ながらも適度に引き締まってバネのようなしなやかさを具え、完成された顔立ちは男とも女ともつかず、どこか人形を思わせる端整美で、人間がましい淫靡さと自然の獣の純粋さ、両極の印象を見る者に与える。 |
− | : 温和な性格で物腰も柔らかいが、マスターである合成獣を虐待した魔術師を一睨みで圧倒し、逃げ出させるほどの迫力も同時に持つ。 | + | : 温和な性格で物腰も柔らかいが、マスターである合成獣を虐待した魔術師を一睨みで圧倒し、逃げ出させるほどの迫力も同時に持つ。普段は美しい花のように佇むが、いざ動き出せば待ったなし・容赦なし・自重なし、の恐るべきアクティブモンスターとなる。 |
| : その一方で親友のあまり言わない方がいい点を初対面の相手にためらい無く喋ったり、やや失礼なことを悪意無く言ったりするなど、若干空気が読めないところがある。 | | : その一方で親友のあまり言わない方がいい点を初対面の相手にためらい無く喋ったり、やや失礼なことを悪意無く言ったりするなど、若干空気が読めないところがある。 |
| : 友であるギルガメッシュと同じ戦場に招かれたことは彼を歓喜させたが、その喜びはたとえ、いずれ聖杯を巡って干戈を交えることになろうとも、互いに本気で殺し合うことになろうとも、些かも曇ることはない。 | | : 友であるギルガメッシュと同じ戦場に招かれたことは彼を歓喜させたが、その喜びはたとえ、いずれ聖杯を巡って干戈を交えることになろうとも、互いに本気で殺し合うことになろうとも、些かも曇ることはない。 |
| + | : 人間も地球上の生命なので“好ましい”対象だが、人間はその知性から自分たちを分けて考えてしまっているので擁護対象としては低い。動物、植物に自分と近いものを感じており、彼らを守るために行動する事が主となる。 |
| + | :とはいえ元々好奇心(知的欲求)が大きいエルキドゥは人間との会話を楽しみにしている。その人物が好ましい性格(博愛精神に満ち、全体主義であり、それでいて自分を第一として考えるもの)であれば心からの敬愛と感心を示し、友人としてこれを支える事を喜びとしている。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : その肉体そのものが、神により造り出された生きた宝具、ウルク最強の“兵器”である。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。 | | : その肉体そのものが、神により造り出された生きた宝具、ウルク最強の“兵器”である。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。 |
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| : ランク:A++<br />種別:対粛正宝具<br />レンジ:0~999<br />最大捕捉:1000人 | | : ランク:A++<br />種別:対粛正宝具<br />レンジ:0~999<br />最大捕捉:1000人 |
| : エルキドゥ自身を一つの神造兵器と化す能力。 | | : エルキドゥ自身を一つの神造兵器と化す能力。 |
− | : アラヤ・ガイアの“抑止力”を自身に流し込み撃ち放つ、天地を貫く巨大な光の槍となる。 | + | : アラヤ・ガイアの“抑止力”を自身に流し込み撃ち放つ、天地を貫く巨大な光の槍となる。<!--膨大なエネルギーを変換した楔となって対象を貫き、繋ぎ止める。--> |
| : 抑止力の表れそのものとも言えるため、人類・星への破壊行為に反応して威力が激増する。 | | : 抑止力の表れそのものとも言えるため、人類・星への破壊行為に反応して威力が激増する。 |
| : ギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』と同じ読みを持つ宝具。相性もあるが、威力としても『天地乖離す開闢の星』と拮抗している。 | | : ギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』と同じ読みを持つ宝具。相性もあるが、威力としても『天地乖離す開闢の星』と拮抗している。 |
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| == 真名:エルキドゥ == | | == 真名:エルキドゥ == |
− | エルキドゥ。最古の英雄王[[ギルガメッシュ]]の唯一無二の友にして、神々の手により造られた宝具そのものとも言える存在である。 | + | :エルキドゥ。最古の英雄王[[ギルガメッシュ]]の唯一無二の友にして、神々の手により造られた宝具そのものとも言える存在である。 |
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− | 太古の昔、神の手により造られ、地上に送り込まれた泥人形。はじめは知性も、言葉も、男女の別すら持たず、野の獣と全く変わらず森で暮らしていたが、聖娼シャムハトと出会い、6日7晩の間彼女と寝食を共にするうちに、その美貌を引き写した容姿と、人としての知恵と理性を手に入れ、代わりに本来持っていた力の大半を失った。 | + | :太古の昔、神の手により造られ、地上に送り込まれた泥人形。はじめは知性も、言葉も、男女の別すら持たず、野の獣と全く変わらず森で暮らしていたが、聖娼シャムハトと出会い、6日7晩の間彼女と寝食を共にするうちに、その美貌を引き写した容姿と、人としての知恵と理性を手に入れ、代わりに本来持っていた力の大半を失った。 |
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− | それでも彼は未だ人間を遙かに凌駕する力を持ち、当時ウルクの都で絶大な権力を誇り、暴政の限りを尽くした黄金の王にすら匹敵するとさえ噂された。 | + | :それでも彼は未だ人間を遙かに凌駕する力を持ち、当時ウルクの都で絶大な権力を誇り、暴政の限りを尽くした黄金の王にすら匹敵するとさえ噂された。 |
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− | 最初は野の獣風情と笑い飛ばした王とも、直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。 | + | :最初は野の獣風情と笑い飛ばした王とも、直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。 |
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− | 二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い<br>―――そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。 | + | :二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い<br>―――そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| <!-- **『CCC』でも“それを、彼は違うものにした。この先、永遠に孤独であることを代償に”とあり、ギルガメッシュが未来永劫エルキドゥが唯一の友と宣言したことで己の死後の彼が孤独となることをエルキドゥが気にしている。孤高であり続けることを最大の誠意としていたギルガメッシュの挟持に永遠の傷を付けた、という独白とも合わせれば、『孤立』と『孤独』を異なる意味・意義として使っているためだと思われる。 --> | | <!-- **『CCC』でも“それを、彼は違うものにした。この先、永遠に孤独であることを代償に”とあり、ギルガメッシュが未来永劫エルキドゥが唯一の友と宣言したことで己の死後の彼が孤独となることをエルキドゥが気にしている。孤高であり続けることを最大の誠意としていたギルガメッシュの挟持に永遠の傷を付けた、という独白とも合わせれば、『孤立』と『孤独』を異なる意味・意義として使っているためだと思われる。 --> |
| *『Fate/Zero』のドラマCDでは外見に似合わない男性的なCVが付けられているが、ドラマCD制作時では現在の中性的な容姿や具体的な人物像が設定されていなかった。 | | *『Fate/Zero』のドラマCDでは外見に似合わない男性的なCVが付けられているが、ドラマCD制作時では現在の中性的な容姿や具体的な人物像が設定されていなかった。 |
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| ** 『Fate/Grand Order』では[[ランルーくん]]を演じた小林ゆう氏が担当することとなった。 | | ** 『Fate/Grand Order』では[[ランルーくん]]を演じた小林ゆう氏が担当することとなった。 |
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| *エイプリルフール企画の『戦車男』では'''女の子'''という設定になっていて、幼馴染みであるギルガメッシュの部屋に窓から毎日のようにお邪魔したり、ギルガメッシュが[[イスカンダル|戦車男]]に強気な助言をする度に辛辣なツッコミを入れたり、言峰おじさん(映画公式サイトでは「おばさん」と呼ばれておりギルの母的な存在っぽかったのだが、後に春野氏本人が家政夫兼世話係の男性に訂正してしまった)が作ったご飯(当然マーボー)を一緒に食べたりするなど、当人間の認識はともかく傍目には'''リア充爆発しろ'''的な仲の良さである。<br>ちなみに愛犬のリョウ号は『strange Fake』でのマスターである銀狼で、成田犬という犬種らしい。勿論、成田良悟氏のもじりである。 | | *エイプリルフール企画の『戦車男』では'''女の子'''という設定になっていて、幼馴染みであるギルガメッシュの部屋に窓から毎日のようにお邪魔したり、ギルガメッシュが[[イスカンダル|戦車男]]に強気な助言をする度に辛辣なツッコミを入れたり、言峰おじさん(映画公式サイトでは「おばさん」と呼ばれておりギルの母的な存在っぽかったのだが、後に春野氏本人が家政夫兼世話係の男性に訂正してしまった)が作ったご飯(当然マーボー)を一緒に食べたりするなど、当人間の認識はともかく傍目には'''リア充爆発しろ'''的な仲の良さである。<br>ちなみに愛犬のリョウ号は『strange Fake』でのマスターである銀狼で、成田犬という犬種らしい。勿論、成田良悟氏のもじりである。 |
| *一人称は基本的に「僕」だが、EXTRA主人公に語りかける声は「ワタシ」。 | | *一人称は基本的に「僕」だが、EXTRA主人公に語りかける声は「ワタシ」。 |