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*『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている。<br><br>ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br>「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br />ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br>その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。
 
*『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている。<br><br>ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br>「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br />ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br>その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。
 
:この話が『Fate/Apocrypha』の彼女にどれほど影響しているかについては不明である。
 
:この話が『Fate/Apocrypha』の彼女にどれほど影響しているかについては不明である。
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;3人のジャンヌ
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:英仏百年戦争でジャンヌと言えば一般的にはジャンヌ・ダルクの事を指すが、実は彼女以外にもパンティエーヴル女伯ジャンヌと、モンフォール伯妃ジャンヌという2人の「ジャンヌ」が百年戦争初期に関わっている。この2人はブルターニュ地方の継承問題で激しく対立し、両者の対決は「'''2人のジャンヌの戦い'''」とまで言われた。特にモンフォール伯妃は女傑として名高く、拠点としていたエンヌボンが包囲された時は自ら騎士団を率いて包囲網を突破し、ブレストから援軍を引き連れて再び包囲網を破ってエンヌボンに入城するというジャンヌ・ダルクに劣らない武勇伝が残されている。
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:最終的にモンフォール伯妃の息子ジャン4世がブルターニュ公の地位についた事で一応の決着をつけたが、この戦いではモンフォール伯妃をイギリスが援助していた為、イギリス軍がフランスに上陸する口実を与える事となってしまう。
    
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