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264 バイト追加 、 2017年1月21日 (土) 10:55
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:中東に居を構える魔術師一族のトップ。石油王としての側面もあり、金銭的には何不自由ない生活を送っている。
 
:中東に居を構える魔術師一族のトップ。石油王としての側面もあり、金銭的には何不自由ない生活を送っている。
 
:その財力ゆえに家格はあるが、さらに箔を付ける為の実績を欲し、聖杯戦争に参加しようとする。
 
:その財力ゆえに家格はあるが、さらに箔を付ける為の実績を欲し、聖杯戦争に参加しようとする。
:だが、召喚したキャスターが「竜を行使する宝具」ではなく「契約を破棄する宝具」を持っていたことから失望し、更には魔術師としての格の違いを見せつけられる。
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:だが、召喚したキャスターが「竜を行使する宝具」ではなく「契約を破棄する宝具」を持っていたことから失望し、更には魔術師としての決定的な格の違いを見せつけられた事ですぐにキャスターに嫌気がさした。
:ついには彼女を謀殺して新たなサーヴァントを召喚しようと画策するも、キャスターに見限られて契約を破棄され、殺害された。
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:ついには彼女を謀殺して新たなサーヴァントを召喚しようと画策するも、その前にキャスターに見限られて契約を破棄され、返り討ちにされて命を落とした。
    
;人物
 
;人物
 
:石油王の息子。西欧とアラブ系の混血で、年齢は二十代中盤。外見はさわやかな印象を与える金髪の中東風美青年。
 
:石油王の息子。西欧とアラブ系の混血で、年齢は二十代中盤。外見はさわやかな印象を与える金髪の中東風美青年。
:一見すると気さくで人当たりがいいが、その性根は小心で冷酷。生きた子供を平気で実験材料にするような一般的な魔術師特有の倫理観の無さに加え、召喚したサーヴァントに不満を抱いて当たり散らしたりするような身勝手さ、「魔術師のサーヴァント」に魔術の腕で勝負できると本気で思い込む自惚れの強さ等、問題だらけな性格をしている。
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:一見すると気さくで人当たりがいいが、その性根は小心で冷酷。生きた子供を平気で実験材料にするような一般的な魔術師特有の倫理観の無さに加え、召喚したサーヴァントに不満を抱いて当たり散らしたりするような身勝手さ、「魔術師のサーヴァント」や同じ時代の超一流魔術師以上の実力を持っていると本気で思い込む自惚れの強さ等、根本からして問題だらけな性格をしている。
 
:魔術の技量は二流。しかし魔術師としての精神性は完成している。
 
:魔術の技量は二流。しかし魔術師としての精神性は完成している。
:ガリアスタの魔術は、百年ほど前に先祖が金で魔術を買い、特権階級の嗜みとして息子たちに残したもの。アトラムはその魔術の有用性を認め、石油資源に代わるものとして人体を用いて燃料とする工房を研究していた。平然と生贄を用いるが、人命を軽視しているわけではなく、金で買えるものを自分と同じ“人間”と捉えていないだけである。
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:ガリアスタの魔術は、百年ほど前に先祖が金で魔術を買い、特権階級の嗜みとして息子たちに残したもの。アトラムはその魔術の有用性を認め、石油資源に代わるものとして人体を用いて燃料とする工房を研究していた。平然と生贄を用いるが、これは人命そのものの価値を軽視しているからではなく、金で買えるものを自分と同じ“人間”と捉えていないからである。
    
;能力
 
;能力
 
:動物を生贄として魔力の結晶を生成する鉱石/代償魔術のエキスパート。その根底にあるのは原始的なアラブの呪術。
 
:動物を生贄として魔力の結晶を生成する鉱石/代償魔術のエキスパート。その根底にあるのは原始的なアラブの呪術。
 
:科学技術にも理解があるようで、魔術工房には科学設備がいくつも導入されており、第五次聖杯戦争当時(2004年頃)にはまだ珍しかったタブレットなども使われている。
 
:科学技術にも理解があるようで、魔術工房には科学設備がいくつも導入されており、第五次聖杯戦争当時(2004年頃)にはまだ珍しかったタブレットなども使われている。
:より現代的かつ効率のよいシステムにすべく本人が全霊をかけて設計した錬成工房は、本来なら三日三晩の詠唱を含め一ヶ月かかるマナの結晶の精製を、6人の子供を生贄に一瞬で行った。しかし神代の魔術師であるキャスターから見れば非効率に過ぎる「三流のすること」「命の無駄遣い」「収支の合わない工房」な仕掛けであり、アトラムから見れば何も無い場所から無詠唱でアトラムの作った結晶より大きな結晶を生み出して見せ、設備の停止を求められてしまった。
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:より現代的かつ効率のよいシステムにすべく本人が全霊をかけて設計した錬成工房は、本来なら三日三晩の詠唱を含め一ヶ月かかるマナの結晶の精製を、6人の子供を生贄に一瞬で行った。しかし神代の魔術師であるキャスターから見れば非効率に過ぎる「三流のすること」「命の無駄遣い」「収支の合わない工房」な仕掛けに過ぎなかったため、アトラムから見れば何も無い場所から無詠唱でアトラムの作った結晶より大きな結晶を生み出して見せた彼女に使用中止を求められてしまった。
 
:魔術師としてのレベルは、ケイネスやアルバが100、凛が20~30、士郎が10~20として、アトラムは20程度とのこと。
 
:魔術師としてのレベルは、ケイネスやアルバが100、凛が20~30、士郎が10~20として、アトラムは20程度とのこと。
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:[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]をパートナーに選択した場合の[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の第四回戦の対戦相手。
 
:[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]をパートナーに選択した場合の[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の第四回戦の対戦相手。
 
:四回戦のモラトリアム中、キャスターを主人公のもとに向かわせて色仕掛けをさせ、情を移させることで戦いを優位に進めようとした。また、自分は自分で独自のルートから主人公の情報を探るも、主人公の情報が何一つとして入手できず困惑する。
 
:四回戦のモラトリアム中、キャスターを主人公のもとに向かわせて色仕掛けをさせ、情を移させることで戦いを優位に進めようとした。また、自分は自分で独自のルートから主人公の情報を探るも、主人公の情報が何一つとして入手できず困惑する。
:決戦で主人公に敗北した後、キャスターを生け贄にして消去される自分の体を保ちつつ逃走を謀るも、ファイヤーウォールから逃げた先でユリウス、ないしムーンセルによって処理される末路を辿った。
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:決戦で主人公に敗北した後、キャスターを身代わりにして消去される自分の体を保ちつつ逃走を謀るも、ファイヤーウォールから逃げた先でユリウス、ないしムーンセルによって処理される末路を辿った。
    
;人物
 
;人物
 
:『EXTRA』での彼は世界から石油資源が枯渇したのか『stay night』のアトラムより余裕も油断もないが、それを除けば基本的な性格は変わらない。
 
:『EXTRA』での彼は世界から石油資源が枯渇したのか『stay night』のアトラムより余裕も油断もないが、それを除けば基本的な性格は変わらない。
: フェミニストを自称するが、その実、女性を道具としてしか見ていない。キャスターを尊重すると言いながらも見下し、自分の命の惜しさの為に切り捨てたりしている。
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: フェミニストを自称するが、その実、女性を道具としてしか見ていない。実際、キャスターを尊重すると言いながらも見下し、自分の命の惜しさの為に切り捨てたりしている。
    
;能力
 
;能力
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;[[玉藻の前|キャスター]]
 
;[[玉藻の前|キャスター]]
 
:サーヴァント。尊重すると言いながらも実際は見下しており、敗北した際は自己保身の為に彼女を犠牲にして逃走しようとするも、それは皮肉な結果に終わった。
 
:サーヴァント。尊重すると言いながらも実際は見下しており、敗北した際は自己保身の為に彼女を犠牲にして逃走しようとするも、それは皮肉な結果に終わった。
:なお彼女の方も彼の事は裏切りこそはしないものの、その性格は心底嫌っていたらしく、魔術師としての腕も「三流」と大いに見下していた。
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:なお彼女の方も彼の事は裏切りこそしなかったものの、内心ではその下卑た性格を心底嫌っていたらしく、魔術師としての腕も「三流」と大いに見下していた。
    
;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
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**『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の作者である三田によると、アトラムの台詞は全面的に奈須きのこ氏の監修のもとに執筆しており、(橙子は一発でOKだったのに対し)実に細やかな直しが大量に入っていた事をTwitterで明かした。
 
**『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の作者である三田によると、アトラムの台詞は全面的に奈須きのこ氏の監修のもとに執筆しており、(橙子は一発でOKだったのに対し)実に細やかな直しが大量に入っていた事をTwitterで明かした。
 
*後に『[[Fate/Grand Order]]』に登場した[[イアソン]]に外見の印象から内面まで非常に似ている。これでは[[メディア|キャスター]]の印象が最悪なのも当然である。
 
*後に『[[Fate/Grand Order]]』に登場した[[イアソン]]に外見の印象から内面まで非常に似ている。これでは[[メディア|キャスター]]の印象が最悪なのも当然である。
*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。もっとも、高潔で正義感に満ちた[[ジークフリート]]と高潔で自分勝手なアトラムとでは性格や人間性の面で到底相容れるようなものではないため、召喚に成功した所で遠かれ早かれ袂を分かつ事になるのは目に見えているが。
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*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。もっとも、高潔で正義感に満ちた[[ジークフリート]]と傲慢で自分勝手なアトラムとでは性格や人間性の面で到底相容れるようなものではないため、召喚に成功した所で遠かれ早かれ袂を分かつ事になるのは目に見えているが。
 
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
 
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前]]であったという……。相性も性格も噛み合わなかった両者だが、名仲人と言われるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
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*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前]]であったという……。相性も性格も噛み合わなかった両者だが、相性の良いグループ作りに定評のあるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
** 尤も、後にその玉藻の前は[[主人公 (EXTRA)|主人公]]という理想のパートナーに出逢って消滅の危機から救われた事でその彼と結ばれる事になり、逆にその時に彼女を身代わりにして逃げ出そうとしたアトラムは因果応報とも言える悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況の再現である。
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** 尤も、後にその玉藻の前は[[主人公 (EXTRA)|主人公]]という理想のパートナーに出逢って消滅の危機から救われた事でその彼と結ばれる事になり、逆にその時に彼女を裏切って逃げ出そうとしたアトラムは因果応報とも言える悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況の再現である。
    
== 話題まとめ ==
 
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