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:緒戦時、ウェイバーを伴って、セイバーとランサーの決闘に横槍を入れた時の台詞のいくつかを抜粋。
 
:緒戦時、ウェイバーを伴って、セイバーとランサーの決闘に横槍を入れた時の台詞のいくつかを抜粋。
 
:堂々と真名を名乗り、セイバーとランサーを幕下に加えようと勧誘したその動機は、戦略的思惑ではなくその場のノリだという征服王。両英雄に拒否されるのは当然の事、ウェイバーは逆上し、[[衛宮切嗣]]らは本気で呆れ果てるなど、まざまざとその奔放さを見せ付ける。
 
:堂々と真名を名乗り、セイバーとランサーを幕下に加えようと勧誘したその動機は、戦略的思惑ではなくその場のノリだという征服王。両英雄に拒否されるのは当然の事、ウェイバーは逆上し、[[衛宮切嗣]]らは本気で呆れ果てるなど、まざまざとその奔放さを見せ付ける。
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;「いいんだよ、それで」<br>「こんなモノを見せられて眉一つ動かさぬ奴がいたら、余がブン殴っておるわい。<br>むしろ貴様の判断を讃えるぞ、坊主。キャスターとそのマスターを真っ先に仕留めるという方針は"良し"だ。<br>成る程、こういう連中とあっては、一分一秒生き長らえさせておくのも胸糞悪い」
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:キャスターの工房を発見し、突撃を敢行するライダーとウェイバー。その先で見たものは、口にするのもおぞましい、殺戮と冒涜と狂気の産物達だった。<br>聖杯戦争を「残虐無比の殺し合い」と覚悟を決めていたウェイバーにとってさえ、その許容を超え、這いつくばり嘔吐する彼に対して、ライダーはいつもの彼らしくもなく、淡々と、冷静にその在り方を是とする。<br>そこにあるのは、底冷えするほどの怒り。敵であっても一定の敬意を払い、征服するとも貶める事も辱める事もしようとしなかった彼が、唯一、「胸糞悪い」とまで評した「悪」であった。
    
;「王が捧げるのでない。国が、民草が、その身命を王に捧げるのだ。断じてその逆ではない」<br>「然り。我らは暴君であるが故に英雄だ」<br>「だがなセイバー、自らの治世を、その結末を悔やむ王がいるとしたら、それはただの暗君だ。暴君よりなお始末が悪い」<br>「余の決断、余につき従った臣下達の生き様の果てに行きついた結末であるならば、その滅びは必定だ。<br> 悼みもしよう。涙も流そう。だが決して悔やみはしない」<br>「ましてそれを覆すなど! そんな愚行は、余とともに時代を築いた全ての人間に対する侮辱である!」
 
;「王が捧げるのでない。国が、民草が、その身命を王に捧げるのだ。断じてその逆ではない」<br>「然り。我らは暴君であるが故に英雄だ」<br>「だがなセイバー、自らの治世を、その結末を悔やむ王がいるとしたら、それはただの暗君だ。暴君よりなお始末が悪い」<br>「余の決断、余につき従った臣下達の生き様の果てに行きついた結末であるならば、その滅びは必定だ。<br> 悼みもしよう。涙も流そう。だが決して悔やみはしない」<br>「ましてそれを覆すなど! そんな愚行は、余とともに時代を築いた全ての人間に対する侮辱である!」
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