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2,963 バイト追加 、 2017年5月5日 (金) 00:45
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== セイバー ==
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== セイバー(CCC FoxTail) ==
 
* 真名:鈴鹿御前
 
* 真名:鈴鹿御前
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* 身長:164cm / 体重:51kg
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* 出典:鈴鹿の草子、田村三代記、等
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* 地域:日本
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* 属性:中立・悪-->
 
* 性別:女性
 
* 性別:女性
 
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* CV:東山奈央
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「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
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; 人物
 
; 人物
: 黒襟の白ブラウスに緋色のリボン、緋袴風のミニスカートという制服スタイルに携帯電話、鞄を携えた女子高生風の少女。戦闘時は丈の短い緋色の千早を羽織り、白拍子に女子高生の制服を混ぜ合わせたかのような独特な和装を着こなす。
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: 黒襟の白ブラウスに緋色のリボン、緋袴風のミニスカートという制服スタイルに携帯電話、鞄を携えた女子高生風の少女。
: 出会った当初の白野はサーヴァントと認識できず、キャス狐からは「コスプレですかねぇ」と評されている。<br>喋り方も見た目同様に軽くて明るい若者風で、悪く言うと軽薄。<br>だが相手のマスターを狙う合理性と冷徹な思考、敵の戦術を分析する洞察力も同時に併せ持つ。<br>マスターである一人を「カレシ」と呼び、本人曰く「運命的出会いから告白、デートと恋のラブ値上昇中」。<br>更にキャスターの獣耳を見て、一人の反応を分析した結果、新たに狐耳と狐尾を生やした(一人は当然そんなサービスは求めていない)。当然、キャスターは自分のアイデンティティをパクられたため激怒している。
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: 戦闘時は丈の短い緋色の千早を羽織り、白拍子に女子高生の制服を混ぜ合わせたかのような独特な和装を着こなす。
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: 出会った当初の白野はサーヴァントと認識できず、キャス狐からは「コスプレですかねぇ」と評されている。
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: 喋り方も見た目同様に軽くて明るい若者風で、悪く言うと軽薄。だが相手のマスターを狙う合理性と冷徹な思考、敵の戦術を分析する洞察力も同時に併せ持つ。
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: というのも、元々の性格はJKとは正反対で、思慮深く話の分かる凛とした姫である。今の「我侭で短絡的、ギャルギャルしい女子高生」キャラは演技。
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: 天魔の姫として冷酷ではあるものの、自分の役割や責務に生真面目で誇り高いが、その気真面目さと賢さから「鬼の娘」という悪逆属性に落ち込み、自家中毒っぽくなり、ちょっと陰にこもりがちな性格でもある。
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: 一言で述べるのなら「才色兼備、だけど陰のあるアンニュイなクラス委員長」といったところだが、このあたりの本性はJK演技のおかげでほぼ隠れている。-->
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: マスターである一人を「カレシ」と呼び、本人曰く「運命的出会いから告白、デートと恋のラブ値上昇中」。更にキャスターの獣耳を見て、一人の反応を分析した結果、新たに狐耳と狐尾を生やした(一人は当然そんなサービスは求めていない)。当然、キャスターは自分のアイデンティティをパクられたため激怒している。
    
; 能力
 
; 能力
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; 天鬼雨(てんきあめ)
 
; 天鬼雨(てんきあめ)
 
: 種別:対軍宝具<br />由来:文殊菩薩の智慧の剣「大通連」。
 
: 種別:対軍宝具<br />由来:文殊菩薩の智慧の剣「大通連」。
: セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、黄金色の一振り。普段はセイバーの周囲で宙に浮いて展開され、独立して攻撃や防御を行う第一刀『大通連』の真名解放。数え切れないほどの宝剣が上空で同心円状に何重にも展開され、剣の豪雨を勢いよく降らせる。
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: セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、黄金色の一振り。<!--正しくは文殊智剣大通連(もんじゅちけんだいとうれん)。-->
 
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: 普段はセイバーの周囲で宙に浮いて展開され、独立して攻撃や防御を行う第一刀『大通連』の真名解放。数え切れないほどの宝剣が上空で同心円状に何重にも展開され、剣の豪雨を勢いよく降らせる。
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: 愛剣・大通連を250本まで分裂させ、数え切れないほどの宝剣が上空で同心円状に何重にも展開され、剣の豪雨を勢いよく降らせる。神通力。生前は大通連と夫婦剣だった夫の持つ素早丸(そはやまる)との連携技として、計500本の雨を降らせていたという。
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: 今は思い出の詰まったかんざしを素早丸に見立てており、宙に浮く大通連と接触させることで天鬼雨を発動させている。かなり大雑把な射撃精度だが、「才知の祝福」発動時には「自身の周りに自分だけを避けるように降り落とす」等、細やかな操作が可能になる。
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; 才知の祝福(さいちのしゅくふく)
 
; 才知の祝福(さいちのしゅくふく)
 
: 由来:普賢菩薩の慈悲の剣「小通連」(FoxTailでは大通連と同様に文殊菩薩の智慧の剣として設定されている。)
 
: 由来:普賢菩薩の慈悲の剣「小通連」(FoxTailでは大通連と同様に文殊菩薩の智慧の剣として設定されている。)
: セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、白銀色の一振り。普段はセイバーの周囲で宙に浮いて展開され、独立して攻撃や防御を行う第二刀『小通連』の真名開放。INT(賢さ)を上昇させ瞬間ごとに最適解を思案して立ち回れるため、剣筋に知性が宿ったように鈴鹿御前の乱雑な剣捌きを補強する。
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: セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、白銀色の一振り。普段はセイバーの周囲で宙に浮いて展開され、独立して攻撃や防御を行う第二刀『小通連』の真名開放。INT(賢さ)を上昇させ瞬間ごとに最適解を思案して立ち回れるため、剣筋に知性が宿ったように鈴鹿御前の乱雑な剣捌きを補強する。<!--雑だった剣筋は確かなものとなり、戦術もより広がる。
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: また「天鬼雨」の性能が上がったり「三千大千世界」が使用可能となったりと良いこと尽くめなのだが、必要以上に頭が回転してしまう為、女子高生を演じる非効率的な生き方を省みて一時的に自己嫌悪に陥ってしまう。そのためか鈴鹿御前は計算高くなることで自己嫌悪してしまうようで、あまり使いたがらない。-->
 
: 円周率を計算すると終わらずに言い続けられるという発言から、戦闘以外の多岐に渡って文殊の智恵を授けられるものと思われる。そのためか鈴鹿御前は計算高くなることで自己嫌悪してしまうようで、あまり使いたがらない。
 
: 円周率を計算すると終わらずに言い続けられるという発言から、戦闘以外の多岐に渡って文殊の智恵を授けられるものと思われる。そのためか鈴鹿御前は計算高くなることで自己嫌悪してしまうようで、あまり使いたがらない。
 
:使用中は手に持つため、代わりに顕明連を宙に浮かせる。
 
:使用中は手に持つため、代わりに顕明連を宙に浮かせる。
 
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;三千大千世界
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: セイバーの愛剣、顕明連(けんみょうれん)を朝日に当てる事で三千大千世界……あらゆる世界、並行世界すらも太刀の中に作り出し見渡す事が出来るが、それが何を意味するか、鈴鹿御前は語らない。
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: 実はこの宝具を長時間使用すると'''英霊としての資格を剥奪される'''というリスクを抱えている。
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== 真名:鈴鹿御前 ==
 
== 真名:鈴鹿御前 ==
: すずかごぜん。文献によって、天女・盗賊・鬼とさまざまに伝えられる、平安時代の女性。
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: すずかごぜん。文献によって、天女・盗賊・鬼とさまざまに伝えられる、平安時代の女性。<!--その正体は、天界から遣わされた第四天魔王の愛娘。-->
 
:「立烏帽子」とも呼ばれ、坂上田村麻呂と共に多くの鬼を退治した伝承を持つ。
 
:「立烏帽子」とも呼ばれ、坂上田村麻呂と共に多くの鬼を退治した伝承を持つ。
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:その後二十五歳の若さで落命してしまうが、彼女を助けに坂上田村麻呂が冥府まで訪れる。
 
:その後二十五歳の若さで落命してしまうが、彼女を助けに坂上田村麻呂が冥府まで訪れる。
 
:伝承では、その後生まれ変わって彼と幸せに暮らした、と言われている。
 
:伝承では、その後生まれ変わって彼と幸せに暮らした、と言われている。
 
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===関連===
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;第四天魔王
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
; [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
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: 同じ「黒の生徒会」に所属する同志。
 
: 同じ「黒の生徒会」に所属する同志。
 
: 堅物でリソースにうるさい彼女に当初は辟易していたが、素の性格を知って態度を軟化させ、友人になった。
 
: 堅物でリソースにうるさい彼女に当初は辟易していたが、素の性格を知って態度を軟化させ、友人になった。
 
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=== Fate/Grand Order ===
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; [[タマモキャット]]
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: JK擬態を無理して演じている彼女にとって、ブレブレであることにブレない天然なキャットは天敵。
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=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
 
; [[白純里緒]]、[[アストルフォ]]
 
; [[白純里緒]]、[[アストルフォ]]
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: 『鈴鹿の草子』『鈴鹿の物語』『田村の草子』では、三明の剣は天竺真方国の阿修羅王が大嶽丸に贈ったものだが、坂上田村麻呂に味方した鈴鹿御前の謀略により大通連と小通連は奪取に成功し、坂上田村麻呂を勝利に導いた。しかしもう一振りの顕明連は大嶽丸が天竺真方国の叔父である三面鬼に預けており、その神通力を持って大嶽丸の復活を許してしまう事になる。
 
: 『鈴鹿の草子』『鈴鹿の物語』『田村の草子』では、三明の剣は天竺真方国の阿修羅王が大嶽丸に贈ったものだが、坂上田村麻呂に味方した鈴鹿御前の謀略により大通連と小通連は奪取に成功し、坂上田村麻呂を勝利に導いた。しかしもう一振りの顕明連は大嶽丸が天竺真方国の叔父である三面鬼に預けており、その神通力を持って大嶽丸の復活を許してしまう事になる。
 
: 『田村三代記』では始めから鈴鹿御前が所持していた描写が多く、大通連は文殊菩薩の化身(または文殊菩薩の打った智慧の剣)とされ、小通連は普賢菩薩の化身(または普賢菩薩の打った慈悲の剣)とされる。顕明連は近江の湖に棲む蛇の尾より取れた剣とされ、旭日にかざせば三千大千世界を見渡すことができるという。これらは釈迦如来とその二脇侍である文殊菩薩と普賢菩薩が宝剣のモチーフであり、「三明の剣」や「三千大千世界」など仏教の影響が見受けられる。
 
: 『田村三代記』では始めから鈴鹿御前が所持していた描写が多く、大通連は文殊菩薩の化身(または文殊菩薩の打った智慧の剣)とされ、小通連は普賢菩薩の化身(または普賢菩薩の打った慈悲の剣)とされる。顕明連は近江の湖に棲む蛇の尾より取れた剣とされ、旭日にかざせば三千大千世界を見渡すことができるという。これらは釈迦如来とその二脇侍である文殊菩薩と普賢菩薩が宝剣のモチーフであり、「三明の剣」や「三千大千世界」など仏教の影響が見受けられる。
: これらの違いは盗賊、天女、第六天魔王の娘と変化していく過程で、物語中の鈴鹿御前の役割の変化に併せるように、三明の剣の役割も変っていったものと思われる。もっとも、彼女を祀る鈴鹿峠の片山神社には「鈴鹿流薙刀術発祥之地」の碑が建ち、京都祇園祭の山車である鈴鹿山の御神体でも大長刀を手にしていることから、鈴鹿姫信仰の上では刀剣より薙刀を振るう印象が強く浸透している。
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: これらの違いは盗賊、天女、第四天魔王の娘と変化していく過程で、物語中の鈴鹿御前の役割の変化に併せるように、三明の剣の役割も変っていったものと思われる。もっとも、彼女を祀る鈴鹿峠の片山神社には「鈴鹿流薙刀術発祥之地」の碑が建ち、京都祇園祭の山車である鈴鹿山の御神体でも大長刀を手にしていることから、鈴鹿姫信仰の上では刀剣より薙刀を振るう印象が強く浸透している。
    
; 坂上田村麻呂との剣合わせ
 
; 坂上田村麻呂との剣合わせ
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