差分

編集の要約なし
18行目: 18行目:     
;能力
 
;能力
:「優秀である」と自負しているが、魔術師としての力量は平凡。この時点では一般人への暗示も失敗してしまうくらいに非才である。実践方面の才能は無い代わりに、研究者としての洞察・分析の能力は秀でたものがあり、テキストの読解や記憶にかけては時計塔でも便利な見習い司書として扱われていたほど。ケイネスの教え子であるため、専門ではないが錬金術の心得もそれなりにある。魔術師が嫌悪しがちな現代技術や機械操作を苦としない庶民派。<br>一方で、かなりの強運の持ち主でもある。魔術師としての未熟さや軍資金不足が、本人の与り知らぬところで幾度となく生命の危機を救うことになり、結果として第四次聖杯戦争の参加者中、唯一無傷で生還するという快挙を果たす。<br>後にわかることだが、教育者としての技量は超一流。学べば間違いなく大成するとまで讃えられる名講師である。しかし、ウェイバー自身は魔術師として一流であることを望んでおり、教師としての手腕に誇りは持っていない。
+
:「優秀である」と自負しているが、魔術師としての力量は平凡。この時点では一般人への暗示も失敗してしまうくらいに非才である。実践方面の才能は無い代わりに、研究者としての洞察・分析の能力は秀でたものがあり、テキストの読解や記憶にかけては時計塔でも便利な見習い司書として扱われていたほど。ケイネスの教え子であるため、専門ではないが錬金術の心得もそれなりにある。魔術師が嫌悪しがちな現代技術や機械操作を苦としない庶民派。<br>一方で、かなりの強運の持ち主でもある。魔術師としての未熟さや軍資金不足が、本人の与り知らぬところで幾度となく生命の危機を救うことになり、結果として第四次聖杯戦争の参加者中、唯一無傷で生還するという快挙を果たす。<br>後に教育者としての才能を開花させ、学べば間違いなく大成するとまで讃えられる名講師となる。しかし、ウェイバー自身はそうなっても魔術師として一流になることを望んでおり、教師としての手腕に誇りは持っていない。
    
=== ロード・エルメロイII世 ===
 
=== ロード・エルメロイII世 ===
211行目: 211行目:  
*第四次聖杯戦争中、マッケンジー宅に暗示の魔術を使って転がり込んだのは、単にホテル等に泊まる資金がなかったから。だが、[[衛宮切嗣]]の「魔術師は工房を構えるもの」という固定観念の裏をかく結果となり、聖杯戦争終盤まで所在を隠すことに成功する。まったくの偶然の結果だったのだが、これをもって切嗣はウェイバーを高く評価した。
 
*第四次聖杯戦争中、マッケンジー宅に暗示の魔術を使って転がり込んだのは、単にホテル等に泊まる資金がなかったから。だが、[[衛宮切嗣]]の「魔術師は工房を構えるもの」という固定観念の裏をかく結果となり、聖杯戦争終盤まで所在を隠すことに成功する。まったくの偶然の結果だったのだが、これをもって切嗣はウェイバーを高く評価した。
 
**切嗣に限らず、ライダーやギルガメッシュといった規格外の人物に評価される一方で、ケイネスや時臣など、まともな魔術師からは評価されなかった。
 
**切嗣に限らず、ライダーやギルガメッシュといった規格外の人物に評価される一方で、ケイネスや時臣など、まともな魔術師からは評価されなかった。
 +
**切嗣はウェイバーが自分を出し抜いた結果を高く評価したが、一方で予め集めた情報や少ないながらも戦場でウェイバーの人となりを見聞きしていたためウェイバーが情報戦で切嗣を出し抜くに至った経緯が想像できず「あれが、はたして本当に自分を出し抜く難物か」という疑念からウェイバーの行動が単なる偶然、という可能性も拭えず(そして実際に偶然と幸運の産物だった)マッケンジー亭を狙撃出来る位置にて貴重な時間を潰される羽目になった。
 
*結果的にはライダーに振り回されるものの、ウェイバーがマスターとしての考えた戦略は、基本的には慎重策である。<br>当初はライダーと共に戦場に立つことは考えず後方援護に徹することを想定していたり、ライダーの能力を鑑みて絡め手を得意とするアサシンやキャスターを警戒するなどしていた。<br>だが後半になるとライダーの影響もあってか、バイクで追いすがってきたセイバーに対し、彼我の戦力分析と自身の陣営の状況を鑑みて、敢えてライダーの覇気に賭ける采配を行うなど、柔軟性を見せるようにもなった。
 
*結果的にはライダーに振り回されるものの、ウェイバーがマスターとしての考えた戦略は、基本的には慎重策である。<br>当初はライダーと共に戦場に立つことは考えず後方援護に徹することを想定していたり、ライダーの能力を鑑みて絡め手を得意とするアサシンやキャスターを警戒するなどしていた。<br>だが後半になるとライダーの影響もあってか、バイクで追いすがってきたセイバーに対し、彼我の戦力分析と自身の陣営の状況を鑑みて、敢えてライダーの覇気に賭ける采配を行うなど、柔軟性を見せるようにもなった。
 
*強運さでは、おそらく藤村大河と同格と思われる。
 
*強運さでは、おそらく藤村大河と同格と思われる。
164

回編集