差分

7行目: 7行目:     
;略歴
 
;略歴
:マスターの意向から、聖杯戦争開始から玲瓏館陣営を最優先で狙っていて、[[キャスター (フラグメンツ)|キャスター]]召喚前に屋敷に侵入しようとしていた。<br>玲瓏館邸が神殿と化して正面から侵入する事ができなくなっても毎夜周辺を咆哮しながら徘徊し、キャスターが侵入者を誘き出すために意図的に弛めた結界の綻びから侵入を試みる。そこで幼さゆえの功名心から父とキャスターに断りを入れずに結界の弛みを直そうと出向いた[[玲瓏館美沙夜|美沙夜]]を見つけて、彼女に襲いかかるが、居合わせた[[セイバー (Prototype)|セイバー]]に阻まれる。神殿の効果による能力の低下とセイバーとの間に存在する純粋な実力差から劣勢は明白で、口惜しげな咆哮を残して撤退する。<br>彼のマスターは神秘の存在も魔術の知識も一切持ちえない一般人で、聖杯戦争の村債を知ったことで「東京に君臨して何かしらの邪悪な儀式を行っている魔術師を倒さなければならない」という盲目的な使命感と正義感に駆られて行動していた。執拗に玲瓏館陣営への襲撃を行っていたのも、マスターが玲瓏館家こそ諸悪の根源であると信じ切っていて、玲瓏館の人間及びそのサーヴァントの殺害を命じられていたためであった。<br>セイバーとの戦闘で敗走したのにも関わらず、マスターは考えを省みることは無く、明晩に再度突撃を命じられるがそこでセイバーの待ち伏せを受ける。再び爪と剣を交えるが心臓を聖剣で貫かれ、乱入してきたアーチャー・ランサー・[[ライダー (フラグメンツ)|ライダー]]の襲撃を受け、更に[[沙条愛歌|愛歌]]の密命で動いていた[[アサシン (フラグメンツ)|アサシン]]によってマスターも暗殺されてしまう。<br>霊核を破壊され魔力供給も途絶、満身創痍の状態となりながらもマスターの願いを叶えるため、そして誇りも武勇もない狂獣である自分に「英雄」とて接してくれたセイバーに応える為、最後の一撃を繰り出そうとするがライダーの太陽の船から放たれる光の奔流に呑まれて消滅した。
+
:マスターの意向から、聖杯戦争開始から玲瓏館陣営を最優先で狙っていて、[[キャスター (フラグメンツ)|キャスター]]召喚前に屋敷に侵入しようとしていた。<br>玲瓏館邸が神殿と化して正面から侵入する事ができなくなっても毎夜周辺を咆哮しながら徘徊し、キャスターが侵入者を誘い込むために意図的に弛めた結界の綻びから侵入を試みる。そこで幼さゆえの功名心から父とキャスターに断りを入れずに結界の弛みを直そうと出向いた[[玲瓏館美沙夜|美沙夜]]を見つけて、彼女に襲いかかるが、居合わせた[[セイバー (Prototype)|セイバー]]に阻まれる。神殿の効果による能力の低下とセイバーとの間に存在する純粋な実力差から劣勢は明白で、口惜しげな咆哮を残して撤退する。<br>彼のマスターは神秘の存在も魔術の知識も一切持ちえない一般人で、聖杯戦争の存在を知ったことで「東京に君臨し何かしらの邪悪な儀式を行っている魔術師を倒さなければならない」という盲目的な使命感と正義感に駆られて行動していた。執拗に玲瓏館陣営への襲撃を行っていたのも、マスターが玲瓏館家こそ諸悪の根源であると信じ切っていて、玲瓏館の人間及びそのサーヴァントの殺害を命じられていたためであった。<br>セイバーとの戦闘で敗走したにも関わらず、マスターが戦闘方針を修正することは無く、翌晩に再度の突撃を命じられるがそこでセイバーの迎撃を受ける。再び爪と剣を交えるが心臓を聖剣で貫かれ、乱入してきたアーチャー・ランサー・[[ライダー (フラグメンツ)|ライダー]]の襲撃を受け、更に[[沙条愛歌|愛歌]]の密命で動いていた[[アサシン (フラグメンツ)|アサシン]]によってマスターも暗殺されてしまう。<br>霊核を破壊され魔力供給も途絶、満身創痍の状態となりながらもマスターの願いを叶えるため、そして誇りも武勇もない狂獣である自分に「英雄」とて接してくれたセイバーに応える為、最後の一撃を繰り出そうとするがライダーの太陽の船から放たれる光の奔流に呑まれて消滅した。
    
;人物
 
;人物
:姿形は人間の様にも見えるが、狼を思わせる外見、背中を丸めた前傾姿勢など、魔獣にも見える異形の怪人。<br>常に狂化しており、瞳は血走った殺意に染まり、圧倒的な破壊衝動と殺戮衝動に従って動いている。本人は「正義」の為に戦いたいと望んでいるが、悪の想念の一端として召喚されており、身も心も歪んでしまっている。<br>そのためサーヴァントとしての性質も極めて危険で、狂暴性は狂化の影響だけでなく生来のものらしく、人間も喰う。<br>だが完全な獣でもないらしく、セイバーによれば、「自ら意図して正気を失っている」との事。また理性を失ってはいるが、マスターやセイバーの気持ちに応えようとするだけの意志は残っている。
+
:姿形は人間の様にも見えるが、狼を思わせる外見、背中を丸めた前傾姿勢など、魔獣にも見える異形の怪人。<br>常に狂化しており、瞳は血走った殺意に染まり、圧倒的な破壊衝動と殺戮衝動に従って動いている。本人は「正義」の為に戦いたいと望んでいるが、悪の想念の一端として召喚されているため、身も心も歪んでしまっている。<br>そのためサーヴァントとしての性質も極めて危険で、狂化の影響のみならず生来のものらしい狂暴性から、人間すら喰う。<br>だが完全な獣でもないらしく、セイバーの見立てでは「自ら意図して正気を失っている」との事。また理性を失ってはいるが、マスターやセイバーの気持ちに応えようとするだけの意志は残っている。
    
;能力
 
;能力
匿名利用者