差分

21,422 バイト除去 、 2018年2月15日 (木) 23:04
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 +
| タイトル = アルターエゴ S
 
| 読み =  
 
| 読み =  
 
| 外国語表記 = ''Meltlilith''
 
| 外国語表記 = ''Meltlilith''
7行目: 8行目:  
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| 依代 =  
 
| 依代 =  
| 身長 = 190cm<ref name="脚部">脚部含む。</ref>
+
| 身長 = 190cm<ref>脚部含む。</ref>
| 体重 = 33kg<ref name="両脚">両脚除く。含むと53kg。</ref>
+
| 体重 = 33kg<ref>両脚除く。含むと53kg。</ref>
 
| 誕生日 =  
 
| 誕生日 =  
 
| 血液型 =  
 
| 血液型 =  
27行目: 28行目:  
| 魔術回路・編成 =  
 
| 魔術回路・編成 =  
 
| デザイン = ワダアルコ
 
| デザイン = ワダアルコ
}}
  −
{{サーヴァント概要
  −
| タイトル = アルターエゴ
  −
| 真名 = メルトリリス
  −
| 読み =
  −
| 外国語表記 = ''Meltlilith''
  −
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
  −
| 声優 = 早見沙織
  −
| 演者 =
  −
| 依代 =
  −
| 身長 = 190cm<ref name="脚部" />
  −
| 体重 = 33kg<ref name="両脚" />
  −
| 誕生日 = 4月9日
  −
| 血液型 = O型
  −
| 出典 = [[Fate/EXTRA CCC]]
  −
| 地域 = SE.RA.PH
  −
| 属性 = 秩序・善
  −
| 隠し属性 = 地
  −
| 性別 = 女性
  −
| デザイン = ワダアルコ
  −
| 設定作成 =
  −
| レア度 = ☆5
   
}}
 
}}
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
106行目: 85行目:  
;王子を誘う魔のオディール
 
;王子を誘う魔のオディール
 
:目にも留まらぬ連続蹴り。大ダメージ。
 
:目にも留まらぬ連続蹴り。大ダメージ。
 +
===メルトリリス (Grand Order)===
 +
期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』において『EXTRA CCC』世界のキアラの内部から手駒としてサルベージされたメルトリリス。
   −
===アルターエゴ===
+
詳細は「[[メルトリリス (Grand Order)]]」を参照。
 
  −
[[BB]]から作られた快楽の[[アルターエゴ]]。
  −
 
  −
;略歴
  −
: 『[[Fate/Grand Order]]』期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではビーストⅢ/Rに変生したキアラによって『EXTRA CCC』のキアラの中から手駒としてサルベージされ、彼女を守護するセンチネルに据えられる。
  −
: キアラに敵愾心を抱いたメルトはリップと共にキアラに反旗を翻すも敵わず、リップは囚われて操り人形と化し、メルト自身も廃棄処分にされ、教会に放置される。そのまま魔力切れで停止しかけたところで、同行するはずだったサーヴァントと引き離され一人でレイシフトした主人公と出会い、契約を交わす。
  −
 
  −
: その後主人公と共に、狂ったサーヴァント128体とのバトルロワイヤルという絶望的な状況に挑み<ref>竹箒日記に曰く『メルトリリスの視点から見て「仮面ライダー軍団に挑むショッカー戦闘員(1人)」ぐらいの無理ゲー』。[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html 竹箒日記2017/5/12]</ref>、その中でリップをなんとか救出するも時間切れになり、キアラは自身の野望の達成に王手をかけてしまう。
  −
: それでも最終決戦の場に辿り着くも戦力が圧倒的に足りずキアラに敗北し、更にメルトリリスとパッションリップがセンチネルのまま(つまりはキアラの支配下に置かれた状態のまま)だったため逃走にも失敗。主人公はメルトを庇いキアラに融かされ死亡してしまった。
  −
: しかしメルトリリスはなお勝利をあきらめず、その場でリップの協力の下「位置情報=時間情報」でもある電脳空間の特性を活かし、'''光速で上昇することにより時間を超え、主人公と出会う前まで時間を遡る'''というとんでもない荒業を敢行。これによってメルトリリスの霊基を構成する霊子は崩壊し、霊基が摩耗するほど大きな負荷をかけてしまった<ref>これがゲーム中では、イベントシナリオが進む度に'''ステータスとスキルLVが低下していく'''という形で表れていた。なお[[BB]]によれば、メルトと同じことをした場合A級サーヴァントすら燃え尽きて消滅するらしい。</ref>。
  −
: 活動に大きく支障を来すダメージを負いつつも時間逆行に成功したメルトは、彼女の出現を察知してコンタクトしてきた[[BB]]と接触。彼女に自分の辿ってきた「前回の戦い」のメモリーを開示し、作戦会議の後、今度こそ勝利するための計画を秘密裏に開始する。
  −
 
  −
: その後メルトは教会に赴き、まだ主人公と出会っていない状態のメルトと接触する。BB同様にメモリーの共有を行い、キアラ打倒の意志を固める二人。しかし自分が二人もいればキアラが異常に気がついてしまうため、どちらかが消滅するしかない。相談の末、廃棄処分されていたメルトが自身の消滅を承諾し、孤独な送別が行われた<ref>時空飛翔してきたメルトは廃棄処分されていたメルトに後を託そうと考えたが、それでは文字通り1から力を取り戻すのに時間が掛かり過ぎるため最終決戦には間に合わなかった。結果、徐々に崩壊する霊基による消耗を加味してもまだ戦力的には上である時空飛翔してきたメルトが主人公を手助けすることとなった。</ref>。
  −
 
  −
: こうしてメルトリリスは主人公を今度こそ<ruby><rb>未来</rb><rt>勝利</rt></ruby>へと導くため、崩れていく体を隠し二周目の戦いに赴くのであった。
  −
 
  −
; 人物
  −
: どのエゴよりも華奢で可憐な肉体と、触れるものを切り裂く鉄の脚を持つプリマドンナ。好戦的で無慈悲、かつ加虐趣味、そして容赦の無い加虐性に満ちた性格を持つ。
  −
: 構造的な美しさを好み、醜いものを許さない潔癖症。自分が完璧な存在であり、自分だけですべてを成し得られると自負しているのでプライドが高い。
  −
: 人間を見下し、物事を悲観し、何事もつまらない、という不機嫌ぶりを見せるが、それは「美しいものを見たい」という願いの裏返し。メルトリリスは『少女の願い』から生まれたアルターエゴなので、その根底にはパッションリップ同様、白馬の王子様願望がある。
  −
: 冷酷だが、それは思慮深く理性的という事であり、無慈悲だが、それは物事を見定める公平さであり、加虐趣味は好きになった相手にひたすら干渉する、という面倒見の良さに連なる。
  −
: 他人を取り込もうとしながらも、他人からの理解・共感を欲しがらないのは、メルトリリスには他人の気持ちが分からない事に起因しており、自己完結しているメルトリリスにとって対象の気持ちは考慮するに値せず、高圧的な態度で自分の愛情こそが正しいと断言している。
  −
: 話し合うつもりはなく、触れあいたい欲望もなく、愛してほしいと告げる気もない。それは、既にその必要を感じないほど愛し、その程度の快楽では物足りず、そんな相互理解は必要ない事を示している。
  −
: 常に上から目線の高圧的な態度の裏にあるのは、『恋に恋する少女』と示されるとおり、一点の迷いも曇りもない、純粋すぎる「恋心」である。
  −
: そんな自分が怪物である事を理解している為人間と分かり合えるとは思っておらず、マスターに召喚された後も怪物として振る舞いただひたすらマスターと距離を置こうとするが、誰かと恋に落ちればそれとは関係なしにその対象にすべてを捧げて奉仕する。絆を深めたマスターに見せる反応はその証左と言えるだろう。
  −
 
  −
; 能力
  −
: BBが作り出したアルターエゴの中でもトップクラスの総合性能を持ち、ドレイン機能においてはBBさえ上回る。
  −
: 液体の性質を持ち、成長しきれば海そのものに成る可能性も秘めた完全流体であるため、[[トリスタン]]の音の矢を無効化していた。
  −
: 「1周目」時点のメルトリリスは記憶と力を初期化されているためレベルは1で性格も素直だったが、途中『CCC』の頃の記憶と力を取り戻し、最終的には少なくとも40騎以上のサーヴァントを倒したらしい。
  −
 
   
== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
145行目: 95行目:  
|-
 
|-
 
| アルターエゴ S || [[BB]] || E || C || A+ || A || B || EX ||メルトウイルス:EX||加虐体質:A<br>騎乗:B|| style="text-align:left"|初期状態のステータス。
 
| アルターエゴ S || [[BB]] || E || C || A+ || A || B || EX ||メルトウイルス:EX||加虐体質:A<br>騎乗:B|| style="text-align:left"|初期状態のステータス。
|-
  −
| [[アルターエゴ]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || C || A+ || A || B || EX ||対魔力:B<br>騎乗:B<br>単独行動:A<br>女神の神核:B<br>ハイ・サーヴァント:A||クライム・バレエ:A<br>加虐体質:A<br>メルトウイルス:EX|| style="text-align:left"|
   
|}
 
|}
   164行目: 112行目:  
:[[パッションリップ]]が砲台役となり、宝具『死が二人を別離つとも』をカタパルトとして手にメルトリリスを乗せ、相手に向けて振りかぶり、メルトリリスをレーザーの様に射出する合体宝具。姉妹によるコンビネーション技。
 
:[[パッションリップ]]が砲台役となり、宝具『死が二人を別離つとも』をカタパルトとして手にメルトリリスを乗せ、相手に向けて振りかぶり、メルトリリスをレーザーの様に射出する合体宝具。姉妹によるコンビネーション技。
 
:城門を超えて都市の中央まで飛来・着弾し、都市を破壊する光の槍。
 
:城門を超えて都市の中央まで飛来・着弾し、都市を破壊する光の槍。
:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では光の速度を超え、10,000メートルの彼方、2時間半前の座標へ時間移動するために使用した他、剥き出しになったSE.RA.PHキアラへのとどめの追撃にも使われた。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
172行目: 119行目:  
;[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
;[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
:パッションリップと共に少し遅れて登場。カルナとガウェインの太陽コンビと闘う。カルナの一瞬の隙をつく事に成功した、と思いきや?
 
:パッションリップと共に少し遅れて登場。カルナとガウェインの太陽コンビと闘う。カルナの一瞬の隙をつく事に成功した、と思いきや?
;[[Fate/Grand Order]]
  −
: 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
  −
: 同イベントストーリーにおいては'''<ruby><rb>主役</rb><rt>プリマ</rt></ruby>'''を勤めた。
   
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 
;[[カプセルさーばんと]]
 
;[[カプセルさーばんと]]
188行目: 132行目:  
;[[BB]]
 
;[[BB]]
 
:主。だが内心では下克上を狙っており、彼女の目を盗んでのシステムの改竄や主人公達との接触などの暗躍を行っている。<br>自身の愛のカタチから、リップも含めて「自分も救われたいと思っている不純物」と思っている。
 
:主。だが内心では下克上を狙っており、彼女の目を盗んでのシステムの改竄や主人公達との接触などの暗躍を行っている。<br>自身の愛のカタチから、リップも含めて「自分も救われたいと思っている不純物」と思っている。
:『Grand Order』でも性格的に受け入れ難く、リップと違い今でも嫌っているが、[[主人公 (Grand Order)|大切な人]]を助ける上での最大の協力者であるため、彼女を信頼し2人で暗躍することとなる。
   
;[[パッションリップ]]
 
;[[パッションリップ]]
 
:自身と同じくBBの眷属。彼女の事を完全に見下していたかに見えたが、CCCルートでは「お馬鹿なリップ」と呼びながらも「自分達は何のために生まれたのだろうか」と彼女の事を思い出しており本心から嫌っている訳ではなかった。
 
:自身と同じくBBの眷属。彼女の事を完全に見下していたかに見えたが、CCCルートでは「お馬鹿なリップ」と呼びながらも「自分達は何のために生まれたのだろうか」と彼女の事を思い出しており本心から嫌っている訳ではなかった。
: 『Grand Order』では月での経験を経てお互いに成長したため、仲の良い姉妹のような友達のようなやり取りを見せる程に互いを信頼し合うようになり、記憶の共有や合体宝具など、マスターとは違う形のパートナーとなっている。
   
;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
 
:主同様、妙に執着している。「自分の元にくればずっと快楽の中にいさせてあげる」と言うほど。
 
:主同様、妙に執着している。「自分の元にくればずっと快楽の中にいさせてあげる」と言うほど。
218行目: 160行目:  
;[[殺生院キアラ]]
 
;[[殺生院キアラ]]
 
:正体を現した彼女に吸収される。
 
:正体を現した彼女に吸収される。
  −
=== Fate/Grand Order ===
  −
;[[主人公 (Grand Order)]]
  −
:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントで共演した相手。
  −
:SE.RA.PH内で鈴鹿御前に追い回されていた彼(彼女)の前に登場し、サーヴァント契約を結んで共闘関係となる。
  −
:実は本来の主人公本人は把握していないが、上記のように時空を超えた因縁を抱いており、それを巡る物語がイベントストーリーの裏の主軸の一つとなっている。
  −
  −
;[[エミヤ〔オルタ〕]]
  −
:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントで共演した相手。
  −
:紅いアーチャーと再会することを少し期待していたのに現れたのが彼だったため辛辣な言葉をかける。
  −
:だが、物語最終盤では意外な形で――
  −
  −
;[[トリスタン]]
  −
: 主人公を守る中、道中で出会う敵対者。
  −
: アルターエゴを危険視している相手のため反りは合わないかったが、最初の交戦時に霊基の消耗を見抜かれ、以後ずっと気遣われていた。
  −
: それは最後の最後自身が消滅するのにも構わず彼女のために動く程であったが、BB曰く「お子様」なメルトリリスはその行動の真意に気づくことはできなかった。
  −
: メルトリリス的には円卓一とされるルックスや美声に対しては高評価であるものの、「ああいうタイプはイライラするだけ」と口にしている。彼女の口をついて出る言葉はあてにならないが。
  −
: BBはトリスタンの行動の理由を「メルトリリスがイゾルデに似ていたから」と推測したが、事実は現段階では不明。
  −
  −
;[[ガウェイン]]
  −
: 巨乳好きであり、メルトリリスの胸を「論ずるに値しない」と笑顔で斬り捨てた人物。
  −
: そのようなこともあり残念な王子様と認識しているが、アルターエゴである自分やリップを女性として接し、特にリップ救助に尽力したことから、リップの相手としては悪くないと好意的な感情を持っている。
  −
: ただし、自分の方が行き遅れになる事は許せないらしい。
  −
  −
;[[オリオン|アルテミス]]
  −
:自身を構成する女神のうちの一柱であるとともに、メルトリリスが「尊敬している」と公言する数少ない存在の一人。
  −
:……だったのだが、カルデアにて本人を見た時、あまりのスイーツ脳っぷりから、最初は疲れからくる目の錯覚で見なかったことにしようとした。
  −
:スイーツ脳女神と同じものが自身に含まれていることから、将来的に自身も「ああなる」可能性に怯えている。
  −
  −
;[[タマモキャット]]
  −
: リップと仲が良い……というよりは、自由奔放な性格上アルターエゴを特に警戒しておらず、リップを笑顔にしてくれることもあり、2人のやり取りを微笑ましく思っている。
  −
: しかし言動は理解し難いのか、キャットから「自分もアルターエゴ」という事実で同類扱いされたことに関しては強い拒絶反応を見せた。
  −
  −
;[[鈴鹿御前]]
  −
:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントにおいての強力な敵サーヴァント。
  −
: 同じセンチネルであり、ある程度実力や境遇や思考等を理解し合っている。
  −
  −
;[[ビーストⅢ/R]]
  −
:同じ快楽から生まれたため同族嫌悪気味に嫌っている。パッションリップとの合体宝具により彼女にトドメを刺す。
  −
  −
;[[アーノルド・ベックマン]]
  −
: 強い敵愾心や警戒心を向けられていた他、見回りをしていた自分に生存者を攻撃させるように仕向けていた。
  −
:小物がリーダーを自称していることに呆れており、その性格故に天体室に連れていく事に反対している。
      
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
301行目: 200行目:  
;「……あーあ、いっちゃった。さようなら、わたしの恋。さようなら、素敵なひと。<br> どうか───この先に待つ結末を知っても、絶望に挫けないで」
 
;「……あーあ、いっちゃった。さようなら、わたしの恋。さようなら、素敵なひと。<br> どうか───この先に待つ結末を知っても、絶望に挫けないで」
 
:もう届かない、最初で最期のエール。直後に「私らしくない」と自嘲し、直接的に助けになろうとするが…
 
:もう届かない、最初で最期のエール。直後に「私らしくない」と自嘲し、直接的に助けになろうとするが…
  −
===Fate/Grand Order===
  −
;「邪魔者にはそろそろご退場願おうかしら?ふふふっ……あっはははははっ!<br> これなるは五弦琵琶、全ての洛を飲み込む柱。消えなさい、<RUBY><RB>弁財天五弦琵琶</RB><RT>サラスヴァティー・メルトアウト</RT></RUBY>!」<br>「身も心も、生きていた痕跡さえも溶かしてあげる。<br> 行くわよ……行くわよ行くわよ行くわよ行くわよ!<RUBY><RB>弁財天五弦琵琶</RB><RT>サラスヴァティー・メルトアウト</RT></RUBY>……!」
  −
:宝具解放。加虐的に、鮮やかに、敵を激流と共に溶かし尽くす。
  −
  −
;「あまり近付かないで。貴方なんて、たった一回、まぐれで私を呼んだだけの仮のマスターよ。立場が上どころか、対等ですらないと知りなさい」<br>「契約をしている以上、貴方の命令は聞いてあげる。でも思い上がらないで。こんなもの、いつだって切り裂いてしまえるんだから」<br>「主従関係って…何を言っているの? 貴方と私は利害が一致しているだけ。それを忘れないことね」
  −
:マイルーム会話。上から「絆Lv1」「契約」「主従関係」。
  −
:性格に加え、自分が怪物であることを認識していることも相まってか、とにかくマスターに対してはドライ。
  −
  −
;「貴方も懲りない人間ね。私が怖くないの?刃物のヒールに棘の脚、触れるもの全てを溶かす毒。兵器としての制圧力以外、貴方が求めるもはないでしょう?」
  −
:マイルーム会話「絆Lv3」。粘り強く触れ合おうとする[[主人公 (Grand Order)]]に対しても突き放そうとしている。無論、彼/彼女がその程度で退く人物ではない事を知る由もなく───。
  −
  −
;「言っておくけど、貴方を好きにはならないから。……ちょっと、この世の終わりみたいな顔をしないで。仕方ないでしょう。私の恋の在り方は、相手を傷つけるだけなんだから」
  −
:マイルーム会話「絆Lv4」。上述しているように、彼女の恋の在り方は「愛を注がれるだけの恋人」であり、最初から恋人を人間扱いしない。
  −
:主人公に自分の在り方を打ち明けられるくらいに心を開き始め、だからこそ距離を保とうとしている。
  −
:押し付けるだけしかしなかったかつての彼女と比べ、明確に変わったと思わせる一幕。
  −
  −
;「はぁー。もうわかったわよ。私の負け、あなたの勝ちよ。こんなに我慢強い奴、[[主人公 (EXTRA)|あのひと]]以外に初めて見たわ。ほら、座って、馬鹿なマスター。今は少しだけ、その膝に座らせて。」
  −
:マイルーム会話「絆Lv5」。主人公の姿勢にとうとう折れ、白旗を掲げるメルトリリス。
  −
:彼女は目の前の人物を、[[Fate/EXTRA CCC|夢に消えた出来事]]で邂逅した[[主人公 (EXTRA)|ある人物]]に重ねていた。
  −
:かつて想ったあの人にも似た我慢強さで自分と付き合ってくれる存在。それが自分と絆を深めた「馬鹿なマスター」なのだから。
  −
  −
;「あの……マスター?今、女神アルテミスがいた気がするんだけど……<br> いえ、気のせいよね。ちょっとガレージキット作りに没頭し過ぎて目が疲れていたのよ。<br> 大体、アルテミスは私が尊敬する数少ない女神よ?それがあんなだらしのない肉付きで、しかもぬいぐるみに夢中だなんて。<br> ……嘘よ。じゃあ私も、いつかあんなバカップルになるっていうの!?」
  −
:[[オリオン]]所持時のマイルーム会話。自身を構成する女神の一柱として尊敬していた純潔の女神が、イメージをマイナス方向に振り切る桃色恋愛脳と知ったらこの反応も無理はない。彼女の未来やいかに。
  −
:しかし以前、同じようなシチュエーションで同じような反応をした[[アタランテ|彼女と似た声の狩人]]がいた様な……。
  −
  −
;「──────なんだ。<br /> こんなにも、簡単な事だったのね。」
  −
:『BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!』にて。
  −
: [[主人公 (Grand Order) |主人公]]から握手を求められ、十分に困惑し、意を決してから応じた際のセリフ。
  −
: 人間に忌み嫌われ、人間と距離を取り続けたアルターエゴにとって、握手は縁がないものであった。
  −
: そしてこれが主人公との初めての握手であり、かつて<ruby><rb>マスター</rb><rt>主人公</rt></ruby>とできなかったことでもある。
  −
  −
;「……アルブレヒト、アルブレヒト。素敵なアナタ。今度こそ、私の手を放さないで───」
  −
: バレエ『ジゼル』における、ヒロインのジゼルと彼女が恋するアルブレヒト――その2人に自分と主人公を見立てた台詞。
  −
: 初見では良く意味が解らない台詞だが、彼女の<ruby><rb>マスター</rb><rt>主人公</rt></ruby>のことを知ってから改めて見ると非常に切ない。
  −
  −
;「…………ああ。なんて──」<br />輝かしい記憶。<br />眩しくて視界がぼやけてしまうほど。<br />あの時は恐怖しかなかった。絶望しかなかった。<br />私の性能ではあの人を守りきれないと、<br />決定的な場面がいつ来てしまうかと、夜ごと泣いていた。<br />でも───あの人は笑っていたから。<br />弱かった私は全力で後を追った。<br />楽しすぎて泣いていた。<br />辛すぎて笑っていた。<br />何をしても、<br />どんな過酷な状況だろうと輝いていた。<br />アナタの為なら、<br />アナタとならどこまでも行ける気がした。<br />そう、何が相手でも戦えると、戦うと誓った。<br />あんなにも最悪の状況だったけれど、<br />あの人がいるかぎり、私には最高のものに見えたのだ。<br />「“たとえ、この<RUBY><RB>両手</RB><RT>つばさ</RT></RUBY>が砕け散っても。アナタの元に飛んで見せるわ。”」<br />……そんな言葉も、口にしたっけ。
  −
: ただ一人墜落した廃棄場にて、両手はおろか両足まで壊れた中での独白。
  −
: 大切な思い出を胸に眠りにつこうとするが――彼女の元へと降りてきたのは、二度とはないと思っていた奇跡だった。
  −
  −
;「……私の体、部分部分、ちょっと硬いから。<br /> 間違えて膝を持ったりしないよう注意……してください。」
  −
: 廃棄場から脱出する際、主人公に抱き上げられて。放っていけと言われて放っていくマスターであるはずもなく、観念して大人しくするのだが……。
  −
: <ruby><rb>昔</rb><rt>一周目</rt></ruby>を思い出したのか動揺したのか、記憶を取り戻す前―――輝かしい記憶にある当時の敬語が出てしまっている。
  −
  −
;「……ええ。さようなら、見知らぬアルブレヒト。」<br /> もうすぐ繋いだ手は離れてしまうけれど。<br /> もうすぐ、この体は崩れ去ってしまうけれど。<br />「―――でも、繋いだ心だけは、離れないわ。」
  −
: ヴァージンレイザー・パラディオンによる最期の飛翔の一刹那、主人公の顔を思い返しながらの台詞。
  −
  −
;「“自分の<RUBY><RB>恋</RB><RT>ユメ</RT></RUBY>は自分で守る”。<br /> 女の子なら当然でしょ、そんなコト。」
  −
: 自らを犠牲にして[[殺生院キアラ (Grand Order)|キアラ]]へのトドメの一撃を放ちながら。
  −
: 奇跡のような恋を巡る、前世から続く因縁との戦い。その決着は、彼女たちの勝利で幕を閉じた。
  −
  −
;「愛して欲しくて戦ったのではありません。」<br />「私は恋をするために、湖から飛び立ったのです。」
  −
: BB、そしてパッションリップに残した最期の言葉。
  −
: サーヴァントとしてカルデアに呼ばれる可能性は残ったが、今の自分とは別人であり、セラフィックスを駆け抜けた記憶は残っていない。
  −
: しかし、自分を見つけた'''あの人'''とは違う時間を歩んだ[[主人公 (Grand Order) |彼(彼女)]]にとって、自分はただのアルターエゴでいいと、メルトリリスは悲観することなく告げた。
  −
: その最期は主人公に伝えられることなく、長い戦いを終えた白鳥は飛び立つのだった。
      
===その他===
 
===その他===
10,592

回編集