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| :一方的なリーダー宣言。つい数時間前に全責任をマスターが負う事を条件にマスターの指揮に従う、と宣言しておきながらこの有様である。 | | :一方的なリーダー宣言。つい数時間前に全責任をマスターが負う事を条件にマスターの指揮に従う、と宣言しておきながらこの有様である。 |
| : この時、彼は主人公を人生経験やセラフィックスの知識が自分より劣っている、主人公達だけでは事態の収束は困難、などと理由付けて一方的にリーダーを名乗り出したが、この時点で既に主人公の経歴や人物を全く見誤っている事に彼が気付く由もなかった。そして主人公に対しても強気で高圧的な態度を隠さなくなり、マーブルに対しても罵詈雑言を浴びせるようになる。 | | : この時、彼は主人公を人生経験やセラフィックスの知識が自分より劣っている、主人公達だけでは事態の収束は困難、などと理由付けて一方的にリーダーを名乗り出したが、この時点で既に主人公の経歴や人物を全く見誤っている事に彼が気付く由もなかった。そして主人公に対しても強気で高圧的な態度を隠さなくなり、マーブルに対しても罵詈雑言を浴びせるようになる。 |
− | :最初の方こそ[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の態度に目を瞑って話を聞いていたが、この後でもタイムリミットが予想以上に厳しくてただ一人焦る彼は主人公やサーヴァント達にさえ暴言をぶつけるなど、その態度はどんどん悪化していった。 | + | :最初の方こそ[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の態度に目を瞑って話を聞いていたが、この後もタイムリミットの厳しさの前にただ一人焦る彼は主人公やサーヴァント達にさえ暴言をぶつけるなど、その態度はどんどん悪化していった。 |
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| ;「バカな発言はそこまでにしなさい。アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」 | | ;「バカな発言はそこまでにしなさい。アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」 |
| :[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。 | | :[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。 |
| :自分の命令を拒絶し、自分達の救助よりもメルトリリスの救助を優先すると宣言した主人公に苛立つ彼は、メルトリリスを酷く侮辱する暴言を吐いた挙句、更には自分の立場を盾に主人公を脅迫するという卑劣な行為にまで手を出した。しかし主人公はそんな彼の言葉に一切耳を貸すことなく一方的に通信を切断し、さっさと[[メルトリリス]]の救出に向かった。 | | :自分の命令を拒絶し、自分達の救助よりもメルトリリスの救助を優先すると宣言した主人公に苛立つ彼は、メルトリリスを酷く侮辱する暴言を吐いた挙句、更には自分の立場を盾に主人公を脅迫するという卑劣な行為にまで手を出した。しかし主人公はそんな彼の言葉に一切耳を貸すことなく一方的に通信を切断し、さっさと[[メルトリリス]]の救出に向かった。 |
− | :尤も、主人公は仲間を助けるためならば自らの危険や状況を顧みずに手を差し伸べる、自分の為す事や功績が周囲から評価されないものであっても気にしない人物である以上<ref>これらは人理修復を成し遂げる上での大前提となった指針であり、主人公の意志がカルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から支持され、尊重されてきた所以でもある。</ref>、私利私欲や悪意に満ちた言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとする彼を'''自分から'''見限るのも至極当然のことであった<ref>なお、彼に対して冷たい視線を向けるサーヴァント一同は最初から彼の主張を無視してメルトリリスを助ける前提で話をする有様だった。</ref>。 | + | :見ず知らずの他人や裏切り者などですら簡単には見捨てない性格の主人公が、'''自分から'''他人を見捨てた数少ない場面。だが主人公は、仲間を助けるためならば自らの危険や状況なども顧みずに手を差し伸べ、また自分の為す事や功績が他人から評価されずとも気にせず、ここぞという時には誰が相手でも絶対に譲らない、という人物である以上<ref>これらは人理修復を成し遂げる上での大前提となった指針であり、主人公の意志がカルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から支持され、尊重されてきた所以でもある。</ref>、私利私欲や悪意に満ちた浅ましい言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとした彼を主人公が切り捨てたのは至極当然の話であった。<ref>なお、彼に対して冷たい視線を向けるサーヴァント一同は最初から彼の主張を無視してメルトリリスを助ける前提で話をする有様だった。</ref>。 |
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| ;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」 | | ;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」 |
− | :殆ど自業自得な形で「リーダー」どころか「一個人」としてさえ誰からも全く相手にされなくなった事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。 | + | :殆ど自業自得な形で主人公からさえも見放され、「リーダー」どころか「一個人」としてさえ誰からも全く相手にされなくなった事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。 |
| :生存者の中で一番学歴が高い事を根拠に自分の立場の正当性を主張し、しかも自分の今までの態度が全く問題が無かったと開き直り、自分の行いに悪びれるどころか自分を無視した主人公を激しく非難する有様である。 | | :生存者の中で一番学歴が高い事を根拠に自分の立場の正当性を主張し、しかも自分の今までの態度が全く問題が無かったと開き直り、自分の行いに悪びれるどころか自分を無視した主人公を激しく非難する有様である。 |
| :しかし、今までの自分の言動や態度を客観的に捉えられていない上、(知らなかったとは言え)同じく一流大卒であるマーブルさえも見下している有様なので説得力は皆無に等しく、寧ろこのような切迫した状況に追い込まれてもなお地位や立場などに拘泥し続けて自分の事すら正しく見えていない自身の愚かさを晒すだけであった。 | | :しかし、今までの自分の言動や態度を客観的に捉えられていない上、(知らなかったとは言え)同じく一流大卒であるマーブルさえも見下している有様なので説得力は皆無に等しく、寧ろこのような切迫した状況に追い込まれてもなお地位や立場などに拘泥し続けて自分の事すら正しく見えていない自身の愚かさを晒すだけであった。 |