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*父方のマケドニア王家は[[バーサーカー|ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[ライダー (Apocrypha・赤)|アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらにゼウスへの供物であった「神威の車輪」を手に入れたことでゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
 
*父方のマケドニア王家は[[バーサーカー|ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[ライダー (Apocrypha・赤)|アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらにゼウスへの供物であった「神威の車輪」を手に入れたことでゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
 
**史実において先祖とされるヘラクレスについて敬意を払っていたのか獅子の皮を被り、彼のコスプレをしていたという逸話を持つ。アキレウスについても同様で、師アリストテレスから贈られたアキレウスが主人公の叙事詩『イリアス』を肌身離さず持ち歩いて愛読し、東方への進軍中にイリオス(トロイ)遺跡を通りがかった時には(オタク的な意味で)聖地巡礼もしていた。<br>特に『イリアス』はZero劇中において、召喚されたその夜から最後の決戦に赴く寸前まで身近に携え、彼の一面を象徴するアイテムとなった。
 
**史実において先祖とされるヘラクレスについて敬意を払っていたのか獅子の皮を被り、彼のコスプレをしていたという逸話を持つ。アキレウスについても同様で、師アリストテレスから贈られたアキレウスが主人公の叙事詩『イリアス』を肌身離さず持ち歩いて愛読し、東方への進軍中にイリオス(トロイ)遺跡を通りがかった時には(オタク的な意味で)聖地巡礼もしていた。<br>特に『イリアス』はZero劇中において、召喚されたその夜から最後の決戦に赴く寸前まで身近に携え、彼の一面を象徴するアイテムとなった。
**また、[[アサシン (Apocrypha・赤)|セミラミス]]の気高さと業績を高く評価していたと言われ、彼女に対向し、彼女苦心したガドロシア砂漠の横断を試み、軍に大損害を与えたとされる。
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**ローマ時代に書かれた『アレクサンドロス大王東征記』では、インドからの撤退の際に突然[[アサシン (Apocrypha・赤)|セミラミス女王]]とキュロス大王の伝説を引き、先人の偉業を超えるため自らもゲドロシア砂漠の横断を試みて、軍に大損害を与えたとも伝えられる。<!--『~東征記』のこのくだりは他の大王伝とは矛盾する表記が多く、後世の捏造説も疑われている-->
 
*父のフィリッポス二世が暗殺されたことで、彼は弱冠20歳で王になった。しかし、この暗殺で最も得をしたのは、後継者争いをすることなく王位を継いだ彼と母オリュンピアスである。そのためこの母子が暗殺の黒幕ではないかという説は古くから存在した。<br>なお『Zero』原作内では「王位を簒奪した」とあるため、この説、あるいはそれに近い解釈を採用していると思われる。
 
*父のフィリッポス二世が暗殺されたことで、彼は弱冠20歳で王になった。しかし、この暗殺で最も得をしたのは、後継者争いをすることなく王位を継いだ彼と母オリュンピアスである。そのためこの母子が暗殺の黒幕ではないかという説は古くから存在した。<br>なお『Zero』原作内では「王位を簒奪した」とあるため、この説、あるいはそれに近い解釈を採用していると思われる。
 
*エジプトでファラオとして即位した際、ゼウスと同一視されるエジプトの最高神アメンの現し身ともされ、死後伝えられる図像などではアメン神の象徴である羊の角を持った姿に描かれるようになった。この意匠はペルシャを経由して後のイスラム世界にも広く知られ、二本の角を持つ王「イスカンダル双角王(ズルカルナイン)」として伝説化されることとなる。
 
*エジプトでファラオとして即位した際、ゼウスと同一視されるエジプトの最高神アメンの現し身ともされ、死後伝えられる図像などではアメン神の象徴である羊の角を持った姿に描かれるようになった。この意匠はペルシャを経由して後のイスラム世界にも広く知られ、二本の角を持つ王「イスカンダル双角王(ズルカルナイン)」として伝説化されることとなる。
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