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319 バイト追加 、 2018年5月18日 (金) 01:46
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;略歴
 
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:幼少期は極めて教養豊かな育ちだったが、両親が事故死してからは程なく転落人生を歩み、『Apocrypha』開始時点では娼婦の身に落ちながら、新宿で[[相良豹馬]]を養う生活をしていた。
 
:幼少期は極めて教養豊かな育ちだったが、両親が事故死してからは程なく転落人生を歩み、『Apocrypha』開始時点では娼婦の身に落ちながら、新宿で[[相良豹馬]]を養う生活をしていた。
:アサシンを召喚しようとした[[相良豹馬]]に暗示を掛けられ、同棲相手として利用されていた。彼女は同棲している状況を愛によるものなのかと考えていたが、豹馬に「ジャック・ザ・リッパー」を召喚する儀式の一環として、殺害されそうになる。アサシンが玲霞の『死にたくない』という強い願いに反応して彼女のサーヴァントとして現界し、彼女の治療を受けることで一命を取り留める。
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:アサシンを召喚しようとした[[相良豹馬]]に暗示を掛けられ、同棲相手として利用されていた。彼女は同棲している状況を愛によるものなのかと考えていたが、豹馬に「ジャック・ザ・リッパー」を召喚する儀式の一環として、殺害されそうになる。だが、アサシンが玲霞の『死にたくない』という強い願いに反応して彼女のサーヴァントとして現界し、彼女の治療を受けることで一命を取り留める。
:自身の『死にたくない』という願いは既に叶っていたのだが、アサシンの『母親の胎内に還りたい』という願いを叶えるために[[聖杯戦争|聖杯大戦]]への参加を決意。豹馬から剥がされた令呪を転写され、正式にアサシンのマスターとなる。
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:これにより自身の『死にたくない』という願いは既に叶ったのだが、アサシンの『母親の胎内に還りたい』という願いを叶えさせるために[[聖杯戦争|聖杯大戦]]への参加を決意。豹馬から剥がされた令呪を転写され、正式にアサシンのマスターとなる。
:[[魔術]]の才能が皆無のため魔力供給をアサシンに行えず、アサシンが提案した魂喰いを許容。その後アサシンと共にルーマニアに飛び、暴漢やマフィアを殺戮しながら聖杯大戦の地に向かう。
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:[[魔術]]の才能が皆無のため魔力供給をアサシンに行えず、アサシンが提案した魂喰いを許容。その後アサシンと共にルーマニアに飛び、暴漢やマフィアを喰わせながら聖杯大戦の地に向かう。
:のんびり旅路を進んでいたが、アサシンが[[魔術協会]]から派遣された魔術師という、より栄養価の高い『食料』を見つけたため、シギショアラに逗留していた。だが、アサシンが[[モードレッド|赤のセイバー]][[ケイローン|黒のアーチャー]]の攻撃を受け、警察やマスコミも五月蠅くなってきたことでトゥリファス入りを決める。
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:のんびり旅路を進んでいたが、アサシンが[[魔術協会]]から派遣された魔術師という、より栄養価の高い『食料』を見つけたため、シギショアラに逗留。しかしアサシンの存在を察知した[[モードレッド|赤のセイバー]]主従に加え[[ケイローン|黒のアーチャー]]の攻撃を受け、その頃は警察やマスコミも五月蠅くなってきたことに気づいていたためトゥリファス入りを決める。
:トゥリファスでもユグドミレニアの魔術師達を殺戮してまわるが、同時にミレニア城塞への侵入を図る為に魔術師達を拷問して情報収集を行うと同時に、探索の目を回避していた。アサシンの城塞への奇襲が失敗に終わると、再度攻撃を行うリスク、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達に持ち去られた大聖杯、そしてこれまで入手した情報から、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]とユグドミレニア側が立てた戦術を卓越した状況判断によって見切り、彼らの策を逆手に取る妙案を見出す。
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:トゥリファスでもユグドミレニアの魔術師達を殺戮してまわるが、同時にミレニア城塞への侵入を図る為に魔術師達を拷問して、情報収集を行うと同時に探索の目を回避していた。アサシンの城塞への奇襲が失敗に終わると、再度攻撃を行うリスク、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達に持ち去られた大聖杯、そしてこれまで入手した情報から、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]とユグドミレニア側が立てた戦術を卓越した状況判断によって見切り、彼らの策を逆手に取る妙案を見出す。
:そしてアサシンの特殊性を活用してルーラーと[[ジーク]]の目の前に一般人を装って現れ、彼女を「アサシンの攻撃に巻き込まれた一般人」と思い救助しようと近づいたジークを射殺した。だが心臓に三発も銃弾を浴びせたにも関わらず、ジークが謎の回復力によって復活し、形勢の不利から一時離脱。
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:そしてアサシンの特殊性を活用してルーラーと[[ジーク]]の目の前に一般人を装って現れ、彼女を「アサシンの攻撃に巻き込まれた一般人」と思い救助しようと近づいたジークを射殺した。だが心臓に三発も銃弾を浴びせたにも関わらず、ジークが未知の回復力によって復活し、形勢の不利から一時離脱。さらに霧が晴れた事でアサシンが危機に陥っているのを悟り、[[令呪]]による召喚で彼女を回収し撤退を図る。しかし、その最中に[[アタランテ|赤のアーチャー]]に発見され、アサシンを身を挺して庇い射殺される。
:霧が晴れた事でアサシンが危機に陥っているのを悟り、[[令呪]]による召喚で彼女を回収し、撤退を図る。だがその最中に[[アタランテ|赤のアーチャー]]に発見され、アサシンを身を挺して庇い射殺される。
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:最後の瞬間にアサシンの生存率をほんの僅かでも上げるため、残り二画の[[令呪]]を使用。自分を救って「生きたい」という望みを叶え、そして楽しい日々をくれたアサシンに感謝し、微笑みながら息を引き取った。
:最後の瞬間にアサシンの生存率をほんの僅かでも上げるため、残り二画の[[令呪]]を使用。自分を救い、「生きたい」という望みを叶え、そして楽しい日々をくれたアサシンに感謝し、微笑みながら息を引き取った。
      
;人物
 
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:ほんの少し憂いを帯びた表情を浮かべただけで、男を狂わせるような蠱惑的な女性。声も浮世離れした甘い響きがあり、すれ違っただけで声を掛けようと思う男達が大勢いるが、皆彼女の瞳に宿る狂気めいたものに気圧され、諦めている。
 
:ほんの少し憂いを帯びた表情を浮かべただけで、男を狂わせるような蠱惑的な女性。声も浮世離れした甘い響きがあり、すれ違っただけで声を掛けようと思う男達が大勢いるが、皆彼女の瞳に宿る狂気めいたものに気圧され、諦めている。
:娼婦ではあるが、[[セミラミス|赤のアサシン]]のように自分から男を誘う悪女的なタイプではなく、ぼんやりした性格をしている。
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:娼婦という職業ではあるが[[セミラミス|赤のアサシン]]のように自分から男を誘う悪女的なタイプではなく、ぼんやりした性格をしている。
 
:自分を「おかあさん」と呼び、懐いているアサシンを我が子のように可愛がっており、彼女との相性は最高。
 
:自分を「おかあさん」と呼び、懐いているアサシンを我が子のように可愛がっており、彼女との相性は最高。
:娼婦という職業から低く見られがちだが、昔はそれなりに裕福な家庭で生活していたらしく、実は無学な女性ではない。語学も極めて堪能であり、ラテン語やルーマニア語を流暢に話し、暴漢を尋問した際、きちんと会話している。また「チャウシェスクの子供たち」というルーマニアの裏の歴史を知っている。ピアノも両親が生きていたころはよく弾いたらしいが、今でも自信を持って弾けるのは「トロイメライ」などの有名な数曲程度らしい。
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:昔はそれなりに裕福な家庭で生活していたらしく、実は無学な女性ではない。語学も極めて堪能であり、ラテン語やルーマニア語を流暢に話し、暴漢を尋問した際、きちんと会話している。また「チャウシェスクの子供たち」というルーマニアの裏の歴史を知っている。ピアノも両親が生きていたころはよく弾いたらしいが、今でも自信を持って弾けるのは「トロイメライ」などの有名な数曲程度らしい。
:人としての倫理観は持ち合わせてはいるもののそれも破綻気味で、幼い頃から家族は事故死し、養子に出された先では虐待を受けていた。そのせいかもともと生きるという自覚が希薄で、自分の命にも他人の命にも価値を見出せていない。そのため彼女は罪にならず、自分以外の誰も悲しまないのならば殺人に対して一切の躊躇がなく、生存に不要な感情は持たず、「聖杯を取る」と決めたらただひたすらそれに向けて邁進するが、自らの願いはささやかなもの。自分の命を救ったジャックのために、AIのように最適化戦略に勤しんでいる。
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:人としての倫理観は持ち合わせてはいるもののそれも破綻気味で、幼い頃から家族は事故死し、養子に出された先では虐待を受けていた。そのせいかもともと生きるという自覚が希薄で、自分の命にも他人の命にも価値を見出せていない。そのため彼女は、罪にならず自分以外の誰も悲しまないのならば殺人に対して一切の躊躇がなく、そして生存に不要な感情も持たず(あるいは持てず)、「聖杯を取る」と決めたらただひたすらそれに向けて邁進する―しかし、自らの願いはささやかなもの。自分の命を救ったジャックのために、AIのように最適化戦略に勤しんでいた。
:今までは流されるように生きてきたが、アサシンと出会い、彼女の母親として日々を過ごすうちに「幸せになりたい」という願いが生まれた。アサシンにとっては彼女はもう本物の母親であり、彼女の方もアサシンを自分の娘として扱っている。
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:だが今まで流されるように生きてきた人生の果てにアサシンと出会い、彼女の母親として日々を過ごすうちに「幸せになりたい」という願いが生まれる。アサシンにとっては彼女はもう本物の母親であり、彼女の方もアサシンを自分の娘として扱っている。
    
;能力
 
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:決断してからの行動が異常に速い。豹馬の処理の手際もそうだが、アサシン召喚からたったの数日で身支度を整え、ルーマニアに飛んでいる。
 
:決断してからの行動が異常に速い。豹馬の処理の手際もそうだが、アサシン召喚からたったの数日で身支度を整え、ルーマニアに飛んでいる。
:間違いなく一般人であり日常に「死」の気配などなく、特殊な戦闘術を身に付けている訳でも無く、魔術師や退魔の家系に連なる人物でもない。それなのにアサシンによって目の前で男達が生きたまま臓物を引きずり出され、頭を飛ばされ、人の死を直視しても全く動じない。
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:間違いなく一般人であり日常に「死」の気配などに晒されたことがほぼなく、特殊な戦闘術を身に付けている訳でも無く、魔術師や退魔の家系に連なる人物でもない。それなのにアサシンによって目の前で男達が生きたまま臓物を引きずり出され、頭を飛ばされ、人の死を直視しても全く動じなていない。
 
:[[魔術|魔術師]]である[[遠坂凛|凛]]や[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]が惨状を目撃した際の反応を考えても、彼女の行動力や精神力は異常と言う他無い。
 
:[[魔術|魔術師]]である[[遠坂凛|凛]]や[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]が惨状を目撃した際の反応を考えても、彼女の行動力や精神力は異常と言う他無い。
 
:精神力のみならず、深い洞察力と高い戦術眼を併せ持ち、ユグドミレニア側の作戦を看破した上に自分の正体が知られていない事を最大限に活用してジークを罠に嵌めるなど、一般人とは到底思えない高度な戦術を駆使する。
 
:精神力のみならず、深い洞察力と高い戦術眼を併せ持ち、ユグドミレニア側の作戦を看破した上に自分の正体が知られていない事を最大限に活用してジークを罠に嵌めるなど、一般人とは到底思えない高度な戦術を駆使する。
 
:ジークを射殺した際は、標的に不信感を感じさせないためとはいえ、髪を染めたり化粧などの変装に加えてアサシンの宝具である硫酸の霧をわざと浴びるという念の入りようで、目は充血し唇から血を流すなどの激痛に耐えながらも心臓を狙った銃撃を成功させている。
 
:ジークを射殺した際は、標的に不信感を感じさせないためとはいえ、髪を染めたり化粧などの変装に加えてアサシンの宝具である硫酸の霧をわざと浴びるという念の入りようで、目は充血し唇から血を流すなどの激痛に耐えながらも心臓を狙った銃撃を成功させている。
:また動物的直感にも優れ、彼女が拠点を放棄した直後に、敵の調査の手が及んでいた。彼女達の存在と情報がシロウ達にもユグドミレニア側にも把握できていなかったのはアサシンの働きだけでなく彼女の天性の才能によるところも大きい。
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:また動物的直感にも優れている。実際彼女がシギショアラの拠点を放棄した直後に敵の調査の手が及んでいたと言う経緯があり、そして彼女達の存在と情報がシロウ達にもユグドミレニア側にも殆ど気取られていなかったのは、アサシンの働きだけでなく彼女の天性の才能によるところも大きい。
:アサシンが殺害した悪人たちの中にはルーマニアのギャングも存在し、彼らが山ほど所有していた銃火器の中からイタリア製回転式拳銃「ライノ」を入手している。銃身が短く、女性の掌に収まる程の大きさしかない特殊な拳銃で、発砲時の跳ね上がりが抑えられており、至近距離での暗殺に適している。
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:アサシンが殺害した悪人たちの中にはルーマニアのギャングも存在し、彼らが山ほど所有していた銃火器の中からイタリア製回転式拳銃「ライノ」を入手している。銃身が短く、女性の掌に収まる程の大きさしかない特殊な拳銃で、発砲時の跳ね上がりが抑えられており、至近距離での暗殺に適している。もっとも彼女がこの銃を選んだのは「一番軽くて一番小さかったから」という余りに単純な理由で、玲霞はこの銃の名前すら知らない。
:もっとも彼女がこの銃を選んだのは「一番軽くて一番小さかったから」という余りに単純な理由で、玲霞はこの銃の名前すら知らない。
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:重要なのは彼女が'''ルーマニアに来るまで銃器に触れたことなど一度もない'''にも関わらず、これに異常なセンスで順応しており、空恐ろしいほどに冷静な滑らかな手つきでこの銃を操っている。殺した相手が生き返っても「ああ、そうなのか」と事実として受け入れるだけで混乱も躊躇も一切ない。この異常なほど冷静な姿勢は自分の死の間際でも変わらなかった。
:だが彼女は'''ルーマニアに来るまで銃器に触れたことなど一度もない'''にも関わらず、異常なセンスで順応しており、空恐ろしいほどに冷静な滑らかな手つきでこの銃を操る。殺した相手が生き返っても「ああ、そうなのか」と事実として受け入れるだけで混乱も躊躇も一切ない。この異常なほど冷静な姿勢は自分の死の間際でも変わらなかった。
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:総合すれば、物事に対する理解度や観察眼に尋常ならざる才を秘めていた事が大きい。その有り様は武器も魔力も乏しい状況でアサシンの優位性を常に保ちながら、平然と魔術師たちを屠り続け、日本を出国する前にもユグドミレニアの暗殺部隊をジャックとともに返り討ちにしている事に顕れている。
:総合すれば、物事に対する理解度や観察眼が尋常ではなく、武器も魔力も乏しい状況でアサシンの優位性を常に保ちながら、平然と魔術師たちを屠り続け、日本を出国する前にもユグドミレニアの暗殺部隊をジャックとともに返り討ちにしている。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
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