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第三虚構世界。Serial Phantasm。
 
第三虚構世界。Serial Phantasm。
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規模が巨大になったムーンセルが自身を運営するために作った“月を回す都市型エンジン”。要はムーンセルが後から増築した追加エンジン、追加レイヤーである<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』196ページ">『Fate/EXTRA material』196ページ「SE.RA.PH」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』196ページ">『Fate/EXTELLA material』110ページ「SE.RA.PH」より。</ref>。細菌から人間に至るまで、何兆、何京もの生命の記憶が保存されている。ムーンセル・オートマトンの表層世界。いわば電脳世界だが、スーパーコンピュータや有機ネットワークなどのものとはそれこそ桁が違う。通常の電脳世界では英霊の再現をしようとすれば一体でも即座にリソースを使い果たしてシステムダウンするのだが、それが霊子虚構世界では100体以上が存在している。そのうえ極めて精巧なNPCの作りこみや世界そのもののモデリングなども一般的な電脳世界の比ではない。人間の視点ではムーンセルのネットワークは光としか認識できないが、魂を霊子化できる魔術師なら情報として知覚し、一ユニットとして参加することができる。故にこれにアクセスできるのは魔術師(ウィザード)だけ。ムーンセル・オートマトンは自らに接触できる人々(=霊子ハッカー)に対してこれへのアクセスを許可した。これに入場する際にはあらゆる記憶が削除され、修正された記憶が返却される。
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規模が巨大になったムーンセルが自身を運営するために作った“月を回す都市型エンジン”。要はムーンセルが後から増築した追加エンジン、追加レイヤーである<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』196ページ">『Fate/EXTRA material』196ページ「SE.RA.PH」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』196ページ">『Fate/EXTELLA material』110ページ「SE.RA.PH」より。</ref>。細菌から人間に至るまで、何兆、何京もの生命の記憶が保存されている。ムーンセル・オートマトンの表層世界。いわば電脳世界だが、スーパーコンピュータや有機ネットワークなどのものとはそれこそ桁が違う。通常の電脳世界では英霊の再現をしようとすれば一体でも即座にリソースを使い果たしてシステムダウンするのだが、それが霊子虚構世界では100体以上が存在している。そのうえ極めて精巧なNPCの作りこみや世界そのもののモデリングなども一般的な電脳世界の比ではない。
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入場時に記憶を消され月海原学園の一生徒として日常を送るが、その中で四日間のタイムリミットまでに自我を呼び起こし自分を取り戻した者だけがマスターとして聖杯戦争本戦に参加する。この予選通過者には本来の記憶が返却されるが、予選を通過できなかった者は精神の死を迎える。腕が確かな霊子ハッカーならば侵入はたやすいが、脱出できるのは聖杯戦争に勝ち抜いたただ一人だけで、聖杯戦争のルール上敗北すると霊子化した魂ごとデリートされる。人間を知るために行われた『月の聖杯戦争』も、このSE.RA.PHを利用して行われた。しかしムーンセルに人間の善悪の基準は分からず、“公正な判断基準”として、生存競争によるふるい落としを選択した。128人のマスターをSE.RA.PHに招いて聖杯を商品として競い合わせる。生存の手段も人間としての品質も問わず、ただ生き残れば“優れた人間”として評価する。
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人間の視点ではムーンセルのネットワークは光としか認識できないが、魂を霊子化できる魔術師なら情報として知覚し、一ユニットとして参加することができる。故にこれにアクセスできるのは魔術師(ウィザード)だけ。ムーンセル・オートマトンは自らに接触できる人々(=霊子ハッカー)に対してこれへのアクセスを許可した。これに入場する際にはあらゆる記憶が削除され、修正された記憶が返却される。入場時に記憶を消され月海原学園の一生徒として日常を送るが、その中で四日間のタイムリミットまでに自我を呼び起こし自分を取り戻した者だけがマスターとして聖杯戦争本戦に参加する。この予選通過者には本来の記憶が返却されるが、予選を通過できなかった者は精神の死を迎える<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページA">『Fate/EXTRA material』218ページ「予選」より。</ref>。腕が確かな霊子ハッカーならば侵入はたやすいが、脱出できるのは聖杯戦争に勝ち抜いたただ一人だけで、聖杯戦争のルール上敗北すると霊子化した魂ごとデリートされる。
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人間を知るために行われた『月の聖杯戦争』も、このSE.RA.PHを利用して行われた。しかしムーンセルに人間の善悪の基準は分からず、“公正な判断基準”として、生存競争によるふるい落としを選択した。128人のマスターをSE.RA.PHに招いて聖杯を商品として競い合わせる。生存の手段も人間としての品質も問わず、ただ生き残れば“優れた人間”として評価する<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(1/6)">『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第一幕「スワンレイク・リターンズ(1/6)」より。</ref>。
    
ほぼ全員が似たような容姿なのはアクセスに使用したアバターが似たようなものだからで、遠坂凛や間桐慎二がそれらと一線を画す容姿をしているのはカスタムアバターを使用しているため。カスタムアバターを使用できるのは特に腕のよい魔術師に限られる。中にはいわゆる3D酔いをするマスターもいる。SE.RA.PHはムーンセル内に点在し、中には既に旧型として廃棄されたものの、未だに崩壊していない独自領域もあったが<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』196ページ"/>、『EXTELLA』において新SE.RA.PHになったことで点在していた領域は融合、今は衝突を繰り返しながら『開かれた、ひとつの大きな世界』になろうとしている<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』196ページ"/>。
 
ほぼ全員が似たような容姿なのはアクセスに使用したアバターが似たようなものだからで、遠坂凛や間桐慎二がそれらと一線を画す容姿をしているのはカスタムアバターを使用しているため。カスタムアバターを使用できるのは特に腕のよい魔術師に限られる。中にはいわゆる3D酔いをするマスターもいる。SE.RA.PHはムーンセル内に点在し、中には既に旧型として廃棄されたものの、未だに崩壊していない独自領域もあったが<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』196ページ"/>、『EXTELLA』において新SE.RA.PHになったことで点在していた領域は融合、今は衝突を繰り返しながら『開かれた、ひとつの大きな世界』になろうとしている<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』196ページ"/>。
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『Last Encore』ではSE.RA.PH崩壊から約1000年が経過した。西暦3020年において地上の人口は10万を切り、じき滅亡域に到達する。文明圏を維持することが人の証であると仮定すると、SE.RA.PHにいるマスターが最後の人類。つまりSE.RA.PHが崩壊すると人類は宇宙から消えることになる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第4話">『Fate/EXTRA Last Encore』第4話「顔のない王」より</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 04">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/04.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 04]より。</ref>。そのためなのか、人類に対する振る舞いも変質しており、従来は「アクセスしてきた存在を捕らえて逃がさない」だけのはずのものが、「少しでも適性のある人類は無差別に捕らえて逃がさない」という危険極まりないものになってしまっている<ref group = "注">『Fate/Grand Order』においてBBが「地球人類の総数が3%を切ったらディストピア管理モードに移行する」と物騒な事を言っていたが、本当にそうなった可能性もある。</ref>。SE.RA.PHは本来人間観察のために作られたものであるが、やはりムーンセルは機械に過ぎず、管理するのみで人の内面までは理解しなかった。故に人間を招き入れて行動を記録したが、その際に生じた人間の事象に対する反応・感情を理解せず切り捨ててしまった。これによりSE.RA.PH最下層のさらに下には廃棄された人間の感情、憎念が溜まるようになった。地上世界において死後の世界は物理的に存在しないか、観察不可能な物ものであったがSE.RA.PHにおいては量子的に実現し、そして1000年という時間を経て死者の憎念が亡霊の如くして歩き回る事例さえも出てきた<ref group = "注">なおこの時ハクノはラニに亡霊が誰のことを指すのかを質問したが、彼女は何も答えようとしなかった。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話「祈りの弓」より</ref>。
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『Last Encore』ではSE.RA.PH崩壊から約1000年が経過した。西暦3020年において地上の人口は10万を切り、じき滅亡域に到達する。文明圏を維持することが人の証であると仮定すると、SE.RA.PHにいるマスターが最後の人類。つまりSE.RA.PHが崩壊すると人類は宇宙から消えることになる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第4話">『Fate/EXTRA Last Encore』第4話「顔のない王」より。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 04">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/04.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 04]より。</ref>。そのためなのか、人類に対する振る舞いも変質しており、従来は「アクセスしてきた存在を捕らえて逃がさない」だけのはずのものが、「少しでも適性のある人類は無差別に捕らえて逃がさない」という危険極まりないものになってしまっている<ref group = "注">『Fate/Grand Order』においてBBが「地球人類の総数が3%を切ったらディストピア管理モードに移行する」と物騒な事を言っていたが、本当にそうなった可能性もある。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話「今は旧き辺獄の底」より。</ref>。SE.RA.PHは本来人間観察のために作られたものであるが、やはりムーンセルは機械に過ぎず、管理するのみで人の内面までは理解しなかった。故に人間を招き入れて行動を記録したが、その際に生じた人間の事象に対する反応・感情を理解せず切り捨ててしまった。これによりSE.RA.PH最下層のさらに下には廃棄された人間の感情、憎念が溜まるようになった。地上世界において死後の世界は物理的に存在しないか、観察不可能な物ものであったがSE.RA.PHにおいては量子的に実現し、そして1000年という時間を経て死者の憎念が亡霊の如くして歩き回る事例さえも出てきた<ref group = "注">なおこの時ハクノはラニに亡霊が誰のことを指すのかを質問したが、彼女は何も答えようとしなかった。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話「祈りの弓」より</ref>。
 
   
==エリア==
 
==エリア==
 
===EXTRA===
 
===EXTRA===
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===Last Encore===
 
===Last Encore===
 
;焼却炉
 
;焼却炉
:辺獄の薔薇園。立ち入った生徒の半数は意味消失からの自殺に陥っている。廃棄物として捨てられたものの跡地。良くないもの、悪夢を見る場所として知られる。
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:辺獄の薔薇園。立ち入った生徒の半数は意味消失からの自殺に陥っている。廃棄物として捨てられたものの跡地。良くないもの、悪夢を見る場所として知られる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話"/><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/01.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 01]より。</ref>。
:構造帯そのものが破損しているためSE.RA.PHの清浄機能が働いておらず、ここに訪れた者は三層のレイヤーを同時に視る。
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:構造帯そのものが破損しているためSE.RA.PHの清浄機能が働いておらず、ここに訪れた者は三層のレイヤーを同時に視る。一つは元々用意された土台。廃墟。一つは予選参加者全員に見せていた共通幻想。学園。そして一つは来訪者が持ち込んだ原風景であり、トラウマ<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話"/><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01"/>。
:一つは元々用意された土台。廃墟。一つは予選参加者全員に見せていた共通幻想。学園。そして一つは来訪者が持ち込んだ原風景。トラウマ。
      
;ムーンマイルラダー
 
;ムーンマイルラダー
:上昇し、七天の海の戦いへと導くもの。聖杯戦争に参加したマスターが、対戦相手であるマスターに勝利した時のみ下ろされるSE.RA.PHの基本原則。
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:上昇し、七天の海の戦いへと導くもの。聖杯戦争に参加したマスターが、対戦相手であるマスターに勝利した時のみ下ろされるSE.RA.PHの基本原則。傷を癒す効果もある<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話「死相」より。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]より</ref>。
:下から上の階層へ上るにはこのラダーを使用する必要がある。傷を癒す効果もある。
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:基本一方通行であり、下から上の階層へ上るにはこのラダーを使用する必要があるものの、上から下の階層に下りるだけならラダーは必要ではない<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第3話">『Fate/EXTRA Last Encore』第3話「黄金鹿と嵐の夜」より。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02"/>。
:余談ではあるが、下の階層に下りるだけならラダーは必要ではない。
      
;新設海洋都市ケープ
 
;新設海洋都市ケープ
:もともとはSE.RA.PHの七層を構成する第一階層だったが、SE.RA.PHの管理から解放された都市。[[間桐シンジ]]により、争いが起きないように一定の法律のもと都市行政によって管理されている。
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:もともとはSE.RA.PHの七層を構成する第一階層だったが、SE.RA.PHの管理から解放された都市。[[間桐シンジ]]により、争いが起きないように一定の法律のもと都市行政によって管理されている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02"/>。
:聖杯戦争で1回戦を勝ち上がった間桐シンジだったが「何もせずに死ぬ」ことを嫌った彼は自分の意志で上に上がらず、チャクラ・ヴァルティンがSE.RA.PHの在り方を変えたことでこの階層にただ1人残っていた彼は自動的にフロアマスターとなり、残っていたリソースを好き勝手に使って第一階層を作り替えた。後に彼の片腕となる女性マスターが第三階層より逃げ延び、シンジの秘書となり、ケープはより完成した都市となった。以後、間桐シンジはかつての舞台であった旧校舎を住居とし、表だった都市運営は秘書となった女性マスターが行っていた。少女を中心にした治安部隊を組織したのはその女性マスターの趣味とおもわれる。
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:聖杯戦争で1回戦を勝ち上がった間桐シンジだったが「何もせずに死ぬ」ことを嫌った彼は自分の意志で2回戦に上がらず、チャクラ・ヴァルティンがSE.RA.PHの在り方を変えたことでこの階層にただ1人残っていた彼は自動的にフロアマスターとなり、残っていたリソースを好き勝手に使って第一階層を作り替えた<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第3話"/>。後に彼の片腕となる女性マスターが第三階層より逃げ延び、シンジの秘書となり、ケープはより完成した都市となった。以後、間桐シンジはかつての舞台であった旧校舎を住居とし、表だった都市運営は秘書となった女性マスターが行っていた。少女を中心にした治安部隊を組織したのはその女性マスターの趣味とおもわれる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 03">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/03.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 03]より</ref>。
:セントラルタワーの政府に危険な電脳兵器であるサーヴァントを譲渡することにより市民登録となる。聖杯戦争を恐れたマスターたちは「第一階層だった」所に留まろうと皆サーヴァントを売り払っており、この階層で戦いを望む人間は存在しない。[[遠坂凛 (EXTRA)|]]に言わせれば「臆病者たちのフロア」「死にたくない者たちの供託」と評されている。
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:セントラルタワーの政府に危険な電脳兵器であるサーヴァントを譲渡することにより市民登録となる。聖杯戦争を恐れたマスターたちは「第一階層だった」所に留まろうと皆サーヴァントを売り払っており、この階層で戦いを望む人間は存在しない<ref group = "注">[[遠坂凛 (EXTRA)|リン]]に言わせれば「臆病者たちのフロア」「死にたくない者たちの供託」と評されている。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/>。聖杯戦争をやめたマスターたちを称えて年から年中祝っており、街には祭り、酒場には宴を開いている。サーヴァントを売ったマスターはマスター権を破棄する代わりに、無益な戦闘を強制されず一生遊んで暮らせる程の生活が保証されるが、やがて飽きてしまい引き篭もる者たちが殆ど<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/>。
:聖杯戦争をやめたマスターたちを称えて年から年中祝っており、街には祭り、酒場には宴を開いている。サーヴァントを売ったマスターはマスター権を破棄する代わりに、無益な戦闘を強制されず一生遊んで暮らせる程の生活が保証されるが、やがて飽きてしまい引き篭もる者たちが殆ど。
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:マスターの人口比率はほんの僅かしかいない程少ないが、全マスターを快適に過ごさせるためにNPCたちは都市のパーツとして働いて都市を稼働させてる。売られたサーヴァントは令呪によって拘束・分解して都市運営のリソースとして有効活用するが、万が一に備えて見込みのあるサーヴァントは狂化を施して手駒として残している<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/>。
:マスターの人口比率はほんの僅かしかいない程少ないが、全マスターを快適に過ごさせるためにNPCたちは都市のパーツとして働いて都市を稼働させてる。
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:売られたサーヴァントは令呪によって拘束・分解して都市運営のリソースとして有効活用するが、万が一に備えて見込みのあるサーヴァントは狂化を施して手駒として残している。
      
;悔根の森
 
;悔根の森
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;サイバーゴースト
 
;サイバーゴースト
:SE.RA.PHに出現する「幽霊」。
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:SE.RA.PHに出現する「幽霊」。魂を情報化し確定させた世界であるSE.RA.PHでは、地上ではあり得ない「精神だけ」「魂だけ」の生命活動がありえるため、ゴーストが物理的に存在する。
:魂を情報化し確定させた世界であるSE.RA.PHでは、
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:死の間際の記録が再生されているため、無念が焼き付いた場所からは動けない。ムーンセルに見つかれば即座にデリートされる、死者の夢のようなバグでしかない。
:地上ではあり得ない「精神だけ」「魂だけ」の生命活動がありえるため、ゴーストが物理的に存在する。
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:死の間際の記録が再生されているため、無念が焼き付いた場所からは動けない。
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:ムーンセルに見つかれば即座にデリートされる、死者の夢のようなバグでしかない。
      
;サクラヴェール・グランデ
 
;サクラヴェール・グランデ
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;死相(デッドフェイス)
 
;死相(デッドフェイス)
:[[覚者|チャクラ・ヴァルティン]]成立後、ごく稀に発露するようになった強化現象<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]より。</ref>。サイバーゴーストは、生を求めて彷徨う肉体の無いもの。一方でデッドフェイスは生きながら死に囚われた、何も生み出さない悪性情報の一種<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]より。</ref>。
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:[[覚者|チャクラ・ヴァルティン]]成立後、ごく稀に発露するようになった強化現象<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02"/>。サイバーゴーストは、生を求めて彷徨う肉体の無いもの。一方でデッドフェイスは生きながら死に囚われた、何も生み出さない悪性情報の一種<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]より。</ref>。
:SE.RA.PHでは肉体の死と精神の死が別物のため、死に切らなければ精神活動も呪いとして蓄積される。熾天の檻が閉ざされ、聖杯戦争が終わった事で死者の無念を分解する浄化機能が停止し、死を放置する事になった。そこから生まれたものがデッドフェイスである。
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:SE.RA.PHでは肉体の死と精神の死が別物のため、死に切らなければ精神活動も呪いとして蓄積される。熾天の檻が閉ざされ、聖杯戦争が終わった事で死者の無念を分解する浄化機能が停止し、死を放置する事になった。そこから生まれたものがデッドフェイスである。死を迎えながら死に切れない精神情報は電光の仮面となり、死した肉体を動かし、いずれ肉体すら悪性情報に変質させ、その素顔を死の貌に塗り替えてしまう。満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
:死を迎えながら死に切れない精神情報は電光の仮面となり、死した肉体を動かし、いずれ肉体すら悪性情報に変質させ、その素顔を死の貌に塗り替えてしまう。満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる。
      
;[[捕食遊星ヴェルバー]]
 
;[[捕食遊星ヴェルバー]]
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;フロアマスター
 
;フロアマスター
:各階層の仕組みがそれぞれ独立したものになって、階層に残ったマスターが自動的になったもの。
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:各階層の仕組みがそれぞれ独立したものになって、階層に残ったマスターが自動的になったもの。その時に生存していたもの、あるいはその階層の戦歴の中でもっとも優れたマスターが選ばれる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第3話"/>。
:その時に生存していたもの、あるいはその階層の戦歴の中でもっとも優れたマスターが選ばれる。
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:第一階層は[[間桐シンジ]]が該当する。
    
;ムーンクランチ
 
;ムーンクランチ
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;404光年
 
;404光年
:ムーンセルが使用している術式。第七階層と中枢の境界線<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページ">『Fate/EXTRA material』218ページ「404光年」より。</ref>。
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:ムーンセルが使用している術式。第七階層と中枢の境界線<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページB">『Fate/EXTRA material』218ページ「404光年」より。</ref>。
:全長3.82205348×10^15Kmの空間と思わせて、実際は何百年かけても突破できない無限距離が作られており、中枢への無断侵入者を防いでいる。聖杯戦争の勝者が現れた時は勝者を招くアリーナを、ムーンセルが中枢への架け橋として用意し、突破可能となる。しかしBBは虚数空間を利用することで自らを無限の概念に落とし込み、偽装アリーナを使用する事でこの術式を突破した。中枢への路についた英題“Blossorm Vaportrail. 38000 Light Years.”はその時の彼女の決意を表したものである<ref group = "注">ヴェイパートレイル=飛行機雲。38000という数字は月と地球の距離を暗示している。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページ"/>。
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:全長3.82205348×10^15Kmの空間と思わせて、実際は何百年かけても突破できない無限距離が作られており、中枢への無断侵入者を防いでいる。聖杯戦争の勝者が現れた時は勝者を招くアリーナを、ムーンセルが中枢への架け橋として用意し、突破可能となる。しかしBBは虚数空間を利用することで自らを無限の概念に落とし込み、偽装アリーナを使用する事でこの術式を突破した。中枢への路についた英題“Blossorm Vaportrail. 38000 Light Years.”はその時の彼女の決意を表したものである<ref group = "注">ヴェイパートレイル=飛行機雲。38000という数字は月と地球の距離を暗示している。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページB"/>。
:名称の由来は、光である疑似霊子の速さで突破しても404年かかりますよ、という警告と、そのアドレスは存在しません、という忠告が混ざったもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページ"/>。
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:名称の由来は、光である疑似霊子の速さで突破しても404年かかりますよ、という警告と、そのアドレスは存在しません、という忠告が混ざったもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218ページB"/>。
    
;レガリア
 
;レガリア
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