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| ===Fate/Zero一期BD-BOX特典CD=== | | ===Fate/Zero一期BD-BOX特典CD=== |
| + | ;「そうだ、ただの器だ。役目はどうあれ、在りようとしてはビールのジョッキと大差ないものなんだ。<br> なんでそいつが手足を生やし、いっぱしの口を利き、使い手に説法するようなことになる。意味が分からん。」 |
| + | :人の姿をしていることにやりずらさを感じて悪態をつき、文句しか言わない。 |
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| ;「正気の沙汰じゃない。いくらホムンクルスとはいえ、あんたが手ずから作った娘だろうが!」 | | ;「正気の沙汰じゃない。いくらホムンクルスとはいえ、あんたが手ずから作った娘だろうが!」 |
− | :身を守る事も満足に出来ない欠陥品なら叩き壊して違う器を用意して貰った方がいいとアイリに言いながらアハトを非難し、狼や怨霊もいる吹雪の中迎えに行った。<br>情を捨てる事が出来ない優しさは性分であり仕方ないのだろが感情で動き過ぎでは…。 | + | :身を守る事も満足に出来ない欠陥品なら叩き壊して違う器を用意して貰った方がいいとアイリに言っておきながら、このあと狼や怨霊もいる吹雪の中迎えに行った。<br>優しさは性分であり長所であるが、その場の感情で動き過ぎではないだろうか。 |
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− | ;「この世に生まれ落ちた事、自分に課された使命について、喜びや誇りを感じるか?今回蔑ろにされたのは、君のそういう部分なんだよ」 | + | ;「君は、自分の価値、存在意義についてはあくまで理屈の上では認識しているようだが<br> この世に生まれ落ちた事、自分に課された使命について、喜びや誇りを感じるか?<br> 今回蔑ろにされたのは、君のそういう部分なんだよ」 |
| :使命を果たすことも出来ず死にかけた原因である切嗣とアハト翁に怒りを懐かないその在り方を否定し、闘争には怒りの感情が必要だと説明する。 | | :使命を果たすことも出来ず死にかけた原因である切嗣とアハト翁に怒りを懐かないその在り方を否定し、闘争には怒りの感情が必要だと説明する。 |
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| + | ;「それならまず、君は自分自身に関心を持て。君の人生とその舞台となる世界に喜びを探せ。<br> そしてそれらを損なう出来事を決して許してはならない。そうすれば、君は怒りという感情を手に入れられるはずだ。」 |
| ;「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった!僕が教えてやる。<br> そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。<br> 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」 | | ;「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった!僕が教えてやる。<br> そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。<br> 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」 |
− | :切嗣は後に思い知る。死に追いやる相手に感情を、命への執着、未練を教え込もうとしていた自分の愚かさと残酷さを。 | + | :切嗣は後に思い知る。死に追いやる相手に感情を与えようとした自分の愚かさと残酷さを。 |
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| ;「……君が望むなら、運命に背を向けることだって出来るんだ」 | | ;「……君が望むなら、運命に背を向けることだって出来るんだ」 |
− | ;「今あるすべてを捨て去ることで、君は一からやり直す事だって出来る。君がそれを…望むなら」 | + | ;「君が心底から人間に憧れるなら、残りの寿命を、ただ平穏な日々だけで過ごしたいと望むなら、逃げ出せばいい。」 |
| :意思を備えたものは道具じゃ無い、道具でなくなったものは自分の意思で戦うか決めるべき。<br>アイリに逃げ出すか使命を取るかを自身で選ぶべきだと述べた。 | | :意思を備えたものは道具じゃ無い、道具でなくなったものは自分の意思で戦うか決めるべき。<br>アイリに逃げ出すか使命を取るかを自身で選ぶべきだと述べた。 |
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| + | ;「そうだ。今あるすべてを捨て去ることで、君は一からやり直す事だって出来る。君がそれを、望むなら…」 |
| + | :すべてを失えと言うのかと問い返したアイリへの返答。 |
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| ;「…いや、その…僕の方にだって都合というものが」 | | ;「…いや、その…僕の方にだって都合というものが」 |
| ;「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!<br> こんなところから説明しなきゃならないなんて…分かった。とりあえずは教えてやる。<br> 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」 | | ;「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!<br> こんなところから説明しなきゃならないなんて…分かった。とりあえずは教えてやる。<br> 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」 |
− | :自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに対して。<br>アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげ。無邪気って強い。<br>にしてもアイリが自分を対象にしたいという愛情が異性へのそれだと切嗣はよく把握出来たな。 | + | :自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに対して。<br>アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげ。無邪気って強い。 |
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| + | ;「君を救う手立てがあるなら、このまま君を愛し続けることもできるだろう。<br> だが、それをすれば今日まで僕が犠牲にしてきたものすべてが嘘になる。この手で生贄としてきた命が、なにもかも無意味になる。<br> 僕は君を死なせることでしか、ここまで積み上げてきた負債を清算できない。そんな僕に、君を愛する資格などあるものか!」 |
| + | :自身が積み上げてきた屍の山を無意味にしないために聖杯を手に入れ願望を叶える。それは彼女を殺すということ。<br>そんな相手を愛せないし、愛しては駄目だと愛されることすら拒んだ。だがこれすでに愛していると告白しているようなもんである。 |
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| ;「君を救えない僕も、希望を持たない君も、愛し合うことなど不可能な生き物なんだ。<br> 現に、君は僕を愛すると言いながら、結局未だに、君自身を愛することが出来ていない。<br> 滅びることに悲しみの感情を懐かないのが、その証拠だ。」 | | ;「君を救えない僕も、希望を持たない君も、愛し合うことなど不可能な生き物なんだ。<br> 現に、君は僕を愛すると言いながら、結局未だに、君自身を愛することが出来ていない。<br> 滅びることに悲しみの感情を懐かないのが、その証拠だ。」 |
| :愛情とは相手に救済と希望を願い祈りを託すこと。救いも希望も無い、互いに未来が無い自分たちはそれが出来ないと心境を吐露した。 | | :愛情とは相手に救済と希望を願い祈りを託すこと。救いも希望も無い、互いに未来が無い自分たちはそれが出来ないと心境を吐露した。 |
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− | ;「ああ、そうか。どうやら僕は、君には敵わないようだ。」 | + | ;「ああ、そうか…どうやら僕は、君には敵わないようだ。」 |
| + | :完敗であった。 |
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| ;「どうか、強い子どもを産んでくれ。僕たちの戦いの果てに、新しい希望を受け継いでくれる子を」 | | ;「どうか、強い子どもを産んでくれ。僕たちの戦いの果てに、新しい希望を受け継いでくれる子を」 |
| :切嗣とアイリにとって、イリヤは自分たちに無かった聖杯戦争後の未来。 | | :切嗣とアイリにとって、イリヤは自分たちに無かった聖杯戦争後の未来。 |