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;略歴
 
;略歴
:『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、[[ロシェ・フレイン・ユグドミレニア]]によって召喚された。
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:『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]開始二ヶ月前([[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]とほぼ同時期)において、[[ロシェ・フレイン・ユグドミレニア]]によって召喚された。
:聖杯大戦開始二ヶ月前、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]とほぼ同時期に召喚された。
   
:マスターであるロシェから、尊敬の念を込めて「先生」と呼ばれている。その後彼と共に城内の工房で、聖杯大戦の兵士として使うゴーレムの生産と宝具の設計・開発に明け暮れる。聖杯大戦開始の時点で既に彼が製造したゴーレムは千体を超えており、ミレニア城塞近辺にひしめく様に配置されている。
 
:マスターであるロシェから、尊敬の念を込めて「先生」と呼ばれている。その後彼と共に城内の工房で、聖杯大戦の兵士として使うゴーレムの生産と宝具の設計・開発に明け暮れる。聖杯大戦開始の時点で既に彼が製造したゴーレムは千体を超えており、ミレニア城塞近辺にひしめく様に配置されている。
 
:後に無様な失敗を続けた事で[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に見限られた[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]から令呪を回収し、捕縛した[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]のマスターとなる。
 
:後に無様な失敗を続けた事で[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に見限られた[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]から令呪を回収し、捕縛した[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]のマスターとなる。
 
:決戦においては、[[ケイローン|アーチャー]]を援護して[[アキレウス|赤のライダー]]を戦場から引き離し、ランサーの危機に赤のバーサーカーを向かわせるなど他のサーヴァントの支援に徹する。だが激戦によって手持ちのゴーレムの大半が破壊されたため、空中庭園での戦いでは自ら戦場に赴き、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の命令で暴走したダーニックを相手に赤のサーヴァント達と共闘する事となった。
 
:決戦においては、[[ケイローン|アーチャー]]を援護して[[アキレウス|赤のライダー]]を戦場から引き離し、ランサーの危機に赤のバーサーカーを向かわせるなど他のサーヴァントの支援に徹する。だが激戦によって手持ちのゴーレムの大半が破壊されたため、空中庭園での戦いでは自ら戦場に赴き、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の命令で暴走したダーニックを相手に赤のサーヴァント達と共闘する事となった。
 
:しかし、自身の目的の為に「黒」陣営を裏切ってマスター権を[[シロウ・コトミネ|シロウ]]に委譲、撤退したルーラーと[[ケイローン|アーチャー]]の追撃に赴く。その途中で元マスターであるロシェを呼び出し、何も知らずに現れた彼を『炉心』にして『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』を完成させてミレニア城塞への攻撃を始める。
 
:しかし、自身の目的の為に「黒」陣営を裏切ってマスター権を[[シロウ・コトミネ|シロウ]]に委譲、撤退したルーラーと[[ケイローン|アーチャー]]の追撃に赴く。その途中で元マスターであるロシェを呼び出し、何も知らずに現れた彼を『炉心』にして『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』を完成させてミレニア城塞への攻撃を始める。
:だが直後に駆け付けたアーチャーに倒され、自ら作り出した最高傑作への執念と己の欲望のためにマスターを裏切った罪悪感から、自らを
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:だが直後に駆け付けたアーチャーの攻撃で致命傷を負い、自ら作り出した最高傑作への執念と己の欲望のためにマスターを裏切った罪悪感から、自らを『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』に吸収させ、'''「黒のサーヴァント」3人目の脱落者'''となる。
:『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』に吸収させ、'''「黒のサーヴァント」3人目の脱落者'''となる。本当は、宝具がもたらす楽園を見てみたいという未練を抱きつつも、自らの命を差し出し、裏切りへの対価を払ったのだ。
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:最後の最後まで誰にも仮面で隠された素顔を見せず、心の内を明かす事もなく、ロシェの後を追うかのように「原初の人間」の内に溶けていった。しかし不滅のはずの巨人も倒され、彼の悲願は潰えた。
:最後の最後まで誰にも仮面で隠された素顔を見せず、心の内を明かす事もなく、ロシェの後を追うかのように「原初の人間」の内に溶けていった。
   
;人物
 
;人物
:青いマントとボディスーツ、無貌の仮面で身を隠した男。一人称は「僕」。
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:青いマントとボディスーツ、無貌の仮面で身を隠した男。一人称は「僕」。性格は冷徹で小心者。
:性格は冷徹で小心者。
   
:顔も姿も隠しているため、その雰囲気から一見老練な魔術師や気位の高い知識人を思わせるが、予想に反して喋り方は若々しいもの。極度の厭世家で、必要以上の言葉は一切喋らない。ただ伝承ほど病的な人間嫌いではなく、マスターであるロシェやスポンサーのダーニックとは普通に会話する。
 
:顔も姿も隠しているため、その雰囲気から一見老練な魔術師や気位の高い知識人を思わせるが、予想に反して喋り方は若々しいもの。極度の厭世家で、必要以上の言葉は一切喋らない。ただ伝承ほど病的な人間嫌いではなく、マスターであるロシェやスポンサーのダーニックとは普通に会話する。
:ロシェとは精神的に相性が良かったため、慕われながら円滑な人間関係を築き上げることができ、理想的なマスターともいえる存在だった。
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:ロシェとは一見精神的に相性が良かったため、慕われながら円滑な人間関係を築き上げることができ、理想的なマスターともみなせる存在だった。だが生前、病のせいで引き籠りがちな生活を送っていたので人間達とは没交渉で、中でも子供とはまるで縁がなく苦手。ましてや懐かれることなど想像もできなかったので、実はマスターであるロシェからの尊敬の念を嬉しく思いつつも困惑している。
:とはいえ生前、病のせいで引き籠りがちな生活を送っていたので人間達とは没交渉で、中でも子供とはまるで縁がなく苦手。ましてや懐かれることなど想像もできなかったので、実はマスターであるロシェからの尊敬の念を嬉しく思いつつも困惑している。
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:生前のアヴィケブロンは人が戦乱を巻き起こしてお互いに殺し合い、無力な者から略奪を行うなど、人間の醜い部分を度々目の当たりにしてきた。究極にして完全なる神が創り出したはずの人類は、何故かくも愚かで不完全なのかと。<br>それは「純粋にして最高の原理」である神の意志から、物質的な世界へと人間がこぼれ落ちる際、段階を追って不完全になっていくためである。その考えに至ったアヴィケブロンは、世界のすべてを煩わしく思い、無用な会話や人付き合いを避けるため仮面を身に付けるようになった。
:生前のアヴィケブロンは人が戦乱を巻き起こしてお互いに殺し合い、無力な者から略奪を行うなど、人間の醜い部分を度々目の当たりにしてきた。究極にして完全なる神が創り出したはずの人類は、何故かくも愚かで不完全なのかと。
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:それは「純粋にして最高の原理」である神の意志から、物質的な世界へと人間がこぼれ落ちる際、段階を追って不完全になっていくためである。その考えに至ったアヴィケブロンは、世界のすべてを煩わしく思い、無用な会話や人付き合いを避けるため仮面を身に付けるようになった。
   
:そんな彼が目指したのは、「原初の人類を創造した、神の御業の再現」。この世のすべての悲しみを払い、地上に楽園をもたらす存在を創る。かつて、神が原初の人類「アダム」を創造したように。人間嫌いの厭世家であったアヴィケブロンは彼なりに世界を、そして人類を救済しようとしていた。
 
:そんな彼が目指したのは、「原初の人類を創造した、神の御業の再現」。この世のすべての悲しみを払い、地上に楽園をもたらす存在を創る。かつて、神が原初の人類「アダム」を創造したように。人間嫌いの厭世家であったアヴィケブロンは彼なりに世界を、そして人類を救済しようとしていた。
:彼の聖杯への願いは少し複雑で、「己の宝具である『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』の完成」。ただ宝具として完成させたのでは「未完成」であり、これにはカバラの考えが大きく影響している。
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:彼の聖杯への願いは少し複雑で、「己の宝具である『<ruby>王冠・叡智の光<rb></rb><rt>ゴーレム・ケテルマルクト</rt></ruby>』の完成」を望んで聖杯大戦に身を投じる。ただ宝具として完成させたのでは「未完成」であり、これにはカバラの考えが大きく影響している。
:そもそもゴーレムとはカバラの術の一つであり、名は“胎児”や“形作られざるもの”などを意味する。即ち、神が原初の人間の創造した際の秘術を再現するための魔術であり、単に強力な兵器として力を振るうだけの物は決して彼が求める「完成された存在」ではない。
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::そもそもゴーレムとはカバラの術の一つであり、名は“胎児”や“形作られざるもの”などを意味する。即ち、神が原初の人間の創造した際の秘術を再現するための魔術であり、単に強力な兵器として力を振るうだけの物は決して彼が求める「完成された存在」ではない。『苦難に満ちた我々を、再びエデンの園へと導く偉大なる王』、それこそがアヴィケブロンが究極のゴーレムに求める役割である。
:『苦難に満ちた我々を、再びエデンの園へと導く偉大なる王』、それこそがアヴィケブロンが究極のゴーレムに求める役割である。その深遠な目的から、常に「より良い宝具(モノ)を作りたい」と願う探究者で、理想的な魔術回路をもったホムンクルスの脱走により、宝具の炉心に使える生贄が[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]しか居ないことを残念に思っていた。
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::その深遠な目的から、常に「より良い宝具(モノ)を作りたい」と願う探究者で、理想的な魔術回路をもったホムンクルスの脱走により、宝具の炉心に使える生贄が[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]しか居ないことを残念に思っていた。
:だがその在り方は魂や信念、誇りや技を注ぎ込む「職人」とは決定的に異なり、彼の内にあるのは人が信じ仰ぎ見る物、最上の存在を造りだそうという「信仰心」のみである。宝具の完成に魔術師を『炉心』にすることに躊躇いはあるが、悲願のためには全てを犠牲にする覚悟がある。
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::だがその在り方は魂や信念、誇りや技を注ぎ込む「職人」とは決定的に異なり、彼の内にあるのは人が信じ仰ぎ見る物、最上の存在を造りだそうという「信仰心」のみである。宝具の完成に魔術師を『炉心』にすることに躊躇いはあるが、悲願のためには全てを犠牲にする覚悟がある。
:『Apocrypha』においては、彼にとって自らを尊敬するマスターと共に戦うのは決して悪くはない気分だった。しかし、それでも人生の全てを投げ打った己の希望が、手の届く所にあるという誘惑には逆らえなかった。「アダム」を生誕させるべくアヴィケブロンは何もかも犠牲にし、遂には自分のマスターをも手に掛けた。そしてその選択の代償として、弓術に長けたケイローンが自身を狙うことを知りながら、アヴィケブロンは「黒」の陣営の前に姿をさらし、アダムの糧となって消えることを選んだ。アヴィケブロンは生前疎み避けた「自身の利益のため、弱者を食い物にする不完全な人間」と自分自身も同じ人間であったことを悟ってしまったのだろう。<ref>http://fate-apocrypha.com/sp/character/?chara=black_caster</ref>しかし不滅のはずの巨人は倒され、彼の悲願は心半ばで潰える事となった。
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:彼にとって自らを尊敬するロシェと共に戦うのは決して悪くはない気分だった。しかしそれでも人生の全てを投げ打った己の希望が手の届く所にあるという誘惑には逆らえず、「アダム」を生誕させるべくそれまで培ったすべてを、そして遂には自分のマスターをも手に掛けた。<br>だがその選択の代償として、自身が生前疎み避けた「自身の利益のため、弱者を食い物にする不完全な人間」と同類だった事を悟った彼は、本当は宝具がもたらす楽園を見てみたいという未練を抱きつつも、自らの命を差し出して裏切りへの対価を払ったのだ。<ref>http://fate-apocrypha.com/sp/character/?chara=black_caster</ref>
 
;能力
 
;能力
 
:魔術基盤の一つであるカバラを紡ぎ「ゴーレム」を鋳造することに特化した[[魔術師]]。
 
:魔術基盤の一つであるカバラを紡ぎ「ゴーレム」を鋳造することに特化した[[魔術師]]。
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:彼が操る魔術はすべてゴーレムに関るもので、七枝の燭台(メノラー)と呼ばれる特殊な魔道具を用いて、広大な範囲を索敵・監視することができる。この魔術は飛行型のゴーレムを中継地点として使っており、その限界距離は一般的な遠見の魔術を遥かに凌駕し、その索敵網はトゥリファス近辺に留まらず、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]がブカレストの空港に辿り着いたのを即座に発見した。
 
:彼が操る魔術はすべてゴーレムに関るもので、七枝の燭台(メノラー)と呼ばれる特殊な魔道具を用いて、広大な範囲を索敵・監視することができる。この魔術は飛行型のゴーレムを中継地点として使っており、その限界距離は一般的な遠見の魔術を遥かに凌駕し、その索敵網はトゥリファス近辺に留まらず、[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]がブカレストの空港に辿り着いたのを即座に発見した。
 
:また、固有スキルとして『数秘術』すなわちカバラの秘奥を持ち、ノタリコン(呪文を構成する単語の頭文字だけを繋げてひとつの単語とする記述法)による短縮詠唱と併用することで、複数のゴーレムに複数のコマンドを一瞬で入力することも可能。
 
:また、固有スキルとして『数秘術』すなわちカバラの秘奥を持ち、ノタリコン(呪文を構成する単語の頭文字だけを繋げてひとつの単語とする記述法)による短縮詠唱と併用することで、複数のゴーレムに複数のコマンドを一瞬で入力することも可能。
 +
:『Fate/Grand Order』第2部『永久凍土帝国 アナスタシア』で彼は、その素材が魔力に満ちていれば大抵のものはゴーレムにする事が出来るが、雪をゴーレムにするには炉心はどうにかなるが、集積と維持が難しく、安い炉心では集積しきれないと語る。かといって、価値の高い素材を炉心にしても出来上がるのは、弱いが耐久力だけはあるゴーレム。
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:またゴーレムの術式を応用することで、壁に手を付けて周囲の会話を盗み聞きする能力も見せた。ただし、特定の情報を拾うには不向きな手段なので、情報を獲得出来るかは運が絡む。
 
:『Grand Order』の通常戦闘の際に出現するゴーレムは、一時的な戦闘に使用するだけのもので、耐久力は全くない。
 
:『Grand Order』の通常戦闘の際に出現するゴーレムは、一時的な戦闘に使用するだけのもので、耐久力は全くない。
:『Fate/Grand Order』第2部『永久凍土帝国 アナスタシア』で彼は、その素材が魔力に満ちていれば大抵のものはゴーレムにする事が出来るが、雪をゴーレムにするには炉心はどうにかなるが、集積と維持が難しく、安い炉心では集積しきれないと語る。かといって、価値の高い素材を炉心にしても出来上がるのは、弱いが耐久力だけはあるゴーレム。
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:またゴーレムの術式を応用することで、壁に手を付けて周囲の会話を盗み聞きする能力も見せた。ただし、特定の情報を拾うには不向きな術なので、情報を獲得出来るかは運が絡む。
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== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
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;王冠:叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)
 
;王冠:叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)
 
:ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:100人
 
:ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:100人
:生前に鋳造していた物ではなく、キャスターが生前完成を願い、叶わなかった至高のゴーレム。アヴィケブロンの見果てぬ夢が宝具化したもの。受難の民族を楽園に導く王にして守護者であり救世主。最も原典に忠実なゴーレム、すなわち「原初の人間(アダム)」の模倣であり、主の奇跡の模倣にして再現を目指した、固有結界に生命を与えたもの。「宝具という領域に留まらぬ奇跡の結晶」とすら称される、カバリストの悲願。魔獣など話にもならない「幻想の巨人」。作り手であるアヴィケブロンが滅んでも、構わず動き続ける。
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:生前に鋳造していた物ではなく、キャスターが生前完成を願い、叶わなかった至高のゴーレム。アヴィケブロンの見果てぬ夢「受難の民族を楽園に導く王にして守護者であり救世主」「宝具という領域に留まらぬ奇跡の結晶とすら称される、カバリストの悲願」が宝具化したもの。最も原典に忠実なゴーレムとはすなわち「原初の人間(アダム)」の模倣であり、主の奇跡の模倣にして再現を目指した固有結界に生命を与えたものとして、魔獣など話にもならない「幻想の巨人」は作り手であるアヴィケブロンが滅んでも構わず動き続ける。
:宝具は通常、既に完成したものであり、発動する際に必要とされる条件を除けば、宝具そのものに必要な素材など存在しないが、例外として『単体の英霊が所有するには、余りに巨大な物』、『未完成であるが故に、伝説に刻まれた代物』が存在し、この宝具も起動にはキャスターが現界した後に現在の物質を使って製造する必要がある。
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:宝具は通常、既に完成したものであり、発動する際に必要とされる条件を除けば、宝具そのものに必要な素材など存在しないが、例外として『単体の英霊が所有するには、余りに巨大な物』『未完成であるが故に伝説に刻まれた代物』が存在し、この宝具も起動にはキャスターが現界した後に現在の物質を使って製造する必要がある。
 
:素材は土と木と石といった自然物。そして一度宝具として召喚してしまうと、無尽蔵に魔力を求め続ける生粋の大喰らいであるため、『炉心』として一級品の魔術回路を持つ魔術師が必要となる。
 
:素材は土と木と石といった自然物。そして一度宝具として召喚してしまうと、無尽蔵に魔力を求め続ける生粋の大喰らいであるため、『炉心』として一級品の魔術回路を持つ魔術師が必要となる。
:後述の通り「完成」してしまえば完全無欠の存在となるものの、それ以前の能力は素材及び魔術師の魔術回路の優秀さに左右される。必然的に魔力の薄い現代よりも魔力・神秘が濃い環境において十全の力を発揮する宝具と言える。
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:後述の通り「完成」してしまえば完全無欠の存在となるものの、それ以前の能力は素材・特に生贄となった魔術師の魔術回路に左右される。必然的に魔力の薄い現代よりも魔力・神秘が濃い環境において十全の力を発揮する宝具と言える。
 
:そのものは自然の雄大さをそのまま取り込んだ巨人の如き風貌で、その外観は表現としては美しい、神々しいと称される。自立した固有結界という性質から『周囲の大地を際限なく「楽園」へと塗り替えていく』という途方もない性質を持ち、大地からの祝福により際限なく魔力が供給され続ける。更に『楽園において傷付くものなど存在しない』という理屈から受けた傷をなかったことにしてしまう復元・再生能力を持っており、周囲を完全に楽園化させた場合は真に「完成」し完全なる不可侵・不死身の存在となるため、手の施しようがなくなる。
 
:そのものは自然の雄大さをそのまま取り込んだ巨人の如き風貌で、その外観は表現としては美しい、神々しいと称される。自立した固有結界という性質から『周囲の大地を際限なく「楽園」へと塗り替えていく』という途方もない性質を持ち、大地からの祝福により際限なく魔力が供給され続ける。更に『楽園において傷付くものなど存在しない』という理屈から受けた傷をなかったことにしてしまう復元・再生能力を持っており、周囲を完全に楽園化させた場合は真に「完成」し完全なる不可侵・不死身の存在となるため、手の施しようがなくなる。
 
:生誕時点では全長十五メートルだが大きさは倍々ゲームで増大し、最終的には一千メートルを超える。巨大化して完全復活に近付くのに比例し戦闘力も向上していき、曰く十五メートル程度の状態であればステータス平均Cランクのサーヴァント一騎でも容易に倒せるが、全長一千メートルとなると一流のサーヴァントが揃っていなければ抗し得ない存在となる。作中において推定全長数百m級に達した際は、拳で山肌を穿ち、神霊の雷撃クラスの攻撃にすら耐えるほどの圧倒的な戦闘力を発揮していた。
 
:生誕時点では全長十五メートルだが大きさは倍々ゲームで増大し、最終的には一千メートルを超える。巨大化して完全復活に近付くのに比例し戦闘力も向上していき、曰く十五メートル程度の状態であればステータス平均Cランクのサーヴァント一騎でも容易に倒せるが、全長一千メートルとなると一流のサーヴァントが揃っていなければ抗し得ない存在となる。作中において推定全長数百m級に達した際は、拳で山肌を穿ち、神霊の雷撃クラスの攻撃にすら耐えるほどの圧倒的な戦闘力を発揮していた。
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:『Apocrypha』ではユグドミレニアによって集められた材料によって、マスターであるロシェと共に製作される。魔術協会に反旗を翻した後であるため手間が増えていたこともあるが、材料として人工物に用いられず長い年月を経た土と木と石を集めるのにダーニックは資産の三割を費やしたという。
 
:『Apocrypha』ではユグドミレニアによって集められた材料によって、マスターであるロシェと共に製作される。魔術協会に反旗を翻した後であるため手間が増えていたこともあるが、材料として人工物に用いられず長い年月を経た土と木と石を集めるのにダーニックは資産の三割を費やしたという。
 
:本来は炉心にはキャスターがその能力に目を付けた[[ジーク]]が用いられるはずだったが、彼の脱走と黒陣営による捕縛失敗により断念。そのためゴルドで妥協することになるはずだったが、その悲願からより高い完成度を目指していたキャスターが赤陣営に寝返りマスターをシロウに移したことで元マスターとなったロシェが炉心に用いられ起動した。
 
:本来は炉心にはキャスターがその能力に目を付けた[[ジーク]]が用いられるはずだったが、彼の脱走と黒陣営による捕縛失敗により断念。そのためゴルドで妥協することになるはずだったが、その悲願からより高い完成度を目指していたキャスターが赤陣営に寝返りマスターをシロウに移したことで元マスターとなったロシェが炉心に用いられ起動した。
:『[[Fate/Grand Order]]』第2部「永久凍土帝国 アナスタシア」では[[神霊]]すら打倒できると目された山岳型魔獣と一体化している[[イヴァン雷帝]]に対する切り札として、[[ミノタウロス]]の宝具『万古不易の迷宮』を素材とし、そしてアヴィケブロン自身を炉心とする形で起動。炉心と素材の影響か、誕生間もない時点で雷帝に匹敵する巨躯を現し、周囲のサーヴァントを驚愕させていた。操作権を移譲された主人公を肩に載せた状態で雷帝と対峙、雷帝が放つ雷を物ともせずに侵攻を押し留めるなど奮戦し、山岳型魔獣から本体を引き千切り、カルデア勢の勝利に大いに貢献した。
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:『[[Fate/Grand Order]]』第2部「永久凍土帝国 アナスタシア」では[[神霊]]すら打倒できると目された山岳型魔獣と一体化している[[イヴァン雷帝]]に対する切り札として、[[ミノタウロス]]の宝具『万古不易の迷宮』を素材とし、そしてアヴィケブロン自身を炉心とする形で起動。炉心と素材・環境の影響か、誕生間もない時点で雷帝に匹敵する巨躯を現し、周囲のサーヴァントを驚愕させていた。そして操作権を移譲された主人公を肩に載せた状態で雷帝と対峙、雷帝が放つ雷を物ともせずに侵攻を押し留めるなど奮戦し、山岳型魔獣から本体を引き千切り、カルデア勢の勝利に大いに貢献した。
:なお、何分素材に困らず特殊な環境であったため、通常の世界における現代上での聖杯戦争ではサーヴァントが炉心に適するかどうかは正確には不透明である。
+
:なお、ロストベルトは極限環境でこそあったものの魔術素材に困らないという特殊な状況であったため、通常の世界における現代上での聖杯戦争でも似た運用ができるかは不透明。
    
== 真名:アヴィケブロン ==
 
== 真名:アヴィケブロン ==
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===その他===
 
===その他===
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
:ロシェとの仲は良好な様子。プールの清掃にゴーレムを投入するも、ホース持ち以外全て溶けてしまう羽目に。
+
:ロシェとの仲は良好な様子。プールの清掃にゴーレムを投入するも、土製だったのでホース持ち以外全て溶けてしまう羽目に。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
123行目: 117行目:  
:ゴーレムに育てられ、両親にすら関心を向けてもらえなかったロシェにとって、アヴィケブロンは初めて信頼・尊敬できた人間だったため、「先生」と呼び懐く。
 
:ゴーレムに育てられ、両親にすら関心を向けてもらえなかったロシェにとって、アヴィケブロンは初めて信頼・尊敬できた人間だったため、「先生」と呼び懐く。
 
:アヴィケブロンもまた、生前子供とは縁がなかったため、慕われることに困惑し、付き合い方に悩みつつも、ロシェのゴーレムに真摯な態度や才能、家系から生前なら弟子にしていたかもしれないと考えるなど好感を持っていた。一方で彼が『王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)』の炉心として優れていることも冷徹に測っていた。
 
:アヴィケブロンもまた、生前子供とは縁がなかったため、慕われることに困惑し、付き合い方に悩みつつも、ロシェのゴーレムに真摯な態度や才能、家系から生前なら弟子にしていたかもしれないと考えるなど好感を持っていた。一方で彼が『王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)』の炉心として優れていることも冷徹に測っていた。
:しかしその憧憬の念を利用した上、最後の瞬間まで信頼を傾けてくれた彼をパーツとしてしまった事には、あまりに強い罪悪感を感じていた。彼の目的はあくまで「宝具の完成による世界救済」であったが、宝具が完成しても後味の悪い罪悪感を抱いていた。アヴィケブロンはかつて疎んだ「自身の利益のため、弱者を食い物にする不完全な人間」と自らも同種の人間であったことを悟ってしまったのだろう。聖杯大戦の運命はその望みに牙をむいたのだ。
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:しかしその憧憬の念を利用した上、最後の瞬間まで信頼を傾けてくれた彼をパーツとしてしまった事には、あまりに強い罪悪感を感じていた。彼の目的はあくまで「宝具の完成による世界救済」であったが、宝具が完成しても後味の悪い罪悪感を抱いていた。聖杯大戦の運命はその希望自体に牙をむいたのだ。
 
:サーヴァントの身になって人を殺したという事実は、霊基に深く刻まれるほどの出来事であったことが『Fate/Grand Order』のマイルーム会話で確認できる。
 
:サーヴァントの身になって人を殺したという事実は、霊基に深く刻まれるほどの出来事であったことが『Fate/Grand Order』のマイルーム会話で確認できる。
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;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]
 
;[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]
 
:黒のサーヴァントの仲間。
 
:黒のサーヴァントの仲間。
:『Fate/Apocrypha』では特に交流はなかったが、『Fate/Grand Order』ではその出来のよさを褒め称えていた。
+
:『Fate/Apocrypha』では特に交流はなかったが、『Fate/Grand Order』ではその"出来のよさ"を褒め称えていた。
    
;[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]
 
;[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]
157行目: 151行目:  
:マスター。『永久凍土帝国 アナスタシア』においてシャドウ・ボーダーが損傷し、大幅に活動が制限されている絶望的な状況を打開すべく行われた召喚に応じる。
 
:マスター。『永久凍土帝国 アナスタシア』においてシャドウ・ボーダーが損傷し、大幅に活動が制限されている絶望的な状況を打開すべく行われた召喚に応じる。
 
:戦力にも作業人員にも乏しかったカルデア残党にとっては最優と言っても過言でないほどの活躍を見せる。また魔術師、哲学者として深い見識から、状況分析に有意義な助言を与えてくれる場面も多い。  
 
:戦力にも作業人員にも乏しかったカルデア残党にとっては最優と言っても過言でないほどの活躍を見せる。また魔術師、哲学者として深い見識から、状況分析に有意義な助言を与えてくれる場面も多い。  
:一方、トンネル掘削時にまずゴーレムを創ってそのついでにトンネルを掘らせようと発言したり、 ビリーとの会話中に馬型ゴーレムのアイデアが湧いてきてそれに気を取られたり、 シャドウ・ボーダーの外装にドリルを付けたり先端をフォーク状にしようとするなど、『Apocrypha』では見られなかった一面も見せてくれる。
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:一方、トンネル掘削時にまずゴーレムを創ってそのついでにトンネルを掘らせようと発言したり、 ビリーとの会話中に馬型ゴーレムのアイデアが湧いてきてそれに気を取られたり、 シャドウ・ボーダーの外装にドリルを付けたり先端をフォーク状にしようとするなど、『Apocrypha』では見られなかった愉快な一面も見せてくれる。
:終盤では[[ロシェ・フレイン・ユグドミレニア|顔も名も憶えていないとある少年]]への罪を告白し、主人公へ自身の余命である宝具を託す。
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:終盤では[[ロシェ・フレイン・ユグドミレニア|顔も名も憶えていないとある少年]]への罪を告白し、主人公へ自身の余命である宝具を託して雷帝討伐に最大の貢献をもたらした。
    
;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]
 
;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]
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*生産工場として使える設備の整った工房にゴーレムや宝具の材料となる貴重で特別かつ高価な資源、そしてそれらを継続的に供給するために必要な一定以上の規模の組織レベルの投資を要求するという、魔力面のみならず資金面でも気の遠くなるほどの負担が掛かる恐ろしく金喰い虫なサーヴァントであり、大富豪や権力者のようなよほど金回りの良い人物がマスターでなければまともな運用は到底望めないサーヴァント。<br>そのため、そんな潤沢過ぎる資産も支援も無いマスターからは弱小サーヴァント扱いされることが殆どだが、逆に言えば十分な資材と設備、そしてそれらを満足に揃えるために必要なお金さえあればその分だけ有能な戦力を生産し続けられるという特徴を持つため、資金調達が比較的容易で戦力が多いほど有利になる組織戦においては無類の強さを誇る。<br>そのため、まさに「聖杯大戦のためのサーヴァント」の<s>更に言えば「遠坂マネーイズパワーシステム」を地で行くような</s>一騎と言える。'''もしも遠坂家の跡継ぎが召喚した場合は真っ青だっただろう'''。
 
*生産工場として使える設備の整った工房にゴーレムや宝具の材料となる貴重で特別かつ高価な資源、そしてそれらを継続的に供給するために必要な一定以上の規模の組織レベルの投資を要求するという、魔力面のみならず資金面でも気の遠くなるほどの負担が掛かる恐ろしく金喰い虫なサーヴァントであり、大富豪や権力者のようなよほど金回りの良い人物がマスターでなければまともな運用は到底望めないサーヴァント。<br>そのため、そんな潤沢過ぎる資産も支援も無いマスターからは弱小サーヴァント扱いされることが殆どだが、逆に言えば十分な資材と設備、そしてそれらを満足に揃えるために必要なお金さえあればその分だけ有能な戦力を生産し続けられるという特徴を持つため、資金調達が比較的容易で戦力が多いほど有利になる組織戦においては無類の強さを誇る。<br>そのため、まさに「聖杯大戦のためのサーヴァント」の<s>更に言えば「遠坂マネーイズパワーシステム」を地で行くような</s>一騎と言える。'''もしも遠坂家の跡継ぎが召喚した場合は真っ青だっただろう'''。
 
**ダーニックは自身の持つ莫大な個人資産や人脈を利用して魔術協会に悟られる事なく彼への投資を行った上で彼を召喚し、聖杯大戦前までに1000体以上のゴーレムを生産させていたが、ダーニックが彼のサーヴァントとしての性質を理解した上で聖杯大戦が始まる何百日も前からゴーレムを作らせる準備を進め、更にこうなる事を予測して事前にゴーレム作りに傾倒しているロシェをマスターに手配していたというならば、流石と言うしかない。
 
**ダーニックは自身の持つ莫大な個人資産や人脈を利用して魔術協会に悟られる事なく彼への投資を行った上で彼を召喚し、聖杯大戦前までに1000体以上のゴーレムを生産させていたが、ダーニックが彼のサーヴァントとしての性質を理解した上で聖杯大戦が始まる何百日も前からゴーレムを作らせる準備を進め、更にこうなる事を予測して事前にゴーレム作りに傾倒しているロシェをマスターに手配していたというならば、流石と言うしかない。
*2018年4月29日午後8時よりFate/Grand Orderにて開催されたApocryphaコラボイベント内の日替わりレイドイベントでは[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]、[[ジャック・ザ・リッパー(Apocrypha)|黒のアサシン]]共々最初のレイドボスを務めた。70万~60万のHPを持ち、体力に相当する戦闘数は140万。だが終章よりも参加条件が緩いうえ需要の高い素材を落とすことが判明したためか、日付が変わる瞬間すら迎えられず退場した。
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*2018年4月29日午後8時よりFate/Grand Orderにて開催されたApocryphaコラボイベント内の日替わりレイドイベントでは[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]、[[ジャック・ザ・リッパー(Apocrypha)|黒のアサシン]]共々最初のレイドボスを務めた。70万~60万のHPを持ち、体力に相当する戦闘数は140万。だが終章よりも参加条件が緩いうえ需要の高い素材と高額のQPを落とすことが判明したためか、日付が変わる瞬間すら迎えられず退場した。
 
**討伐された時刻は大よそ午後10時40分~45分。1秒当たり143体程度と、'''[[バルバトス|管制塔バルバトス]]の3.5倍近い殲滅ペースだった'''。
 
**討伐された時刻は大よそ午後10時40分~45分。1秒当たり143体程度と、'''[[バルバトス|管制塔バルバトス]]の3.5倍近い殲滅ペースだった'''。
  
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