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;略歴
;略歴
:『Fate/Grand Order』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では、はぐれサーヴァントとして西暦1783年のアメリカに現界した。だが、かつて放った一矢への後悔と未練に突き動かされ、同じ時代に召喚され、世界を守ろうとするアメリカ軍側に付いた[[カルナ]]と戦うべく、敢えて世界を滅ぼそうとするケルト軍側に付いた。そして両陣営の最終決戦時には、悲願であったカルナとの戦いを始める。
:『Fate/Grand Order』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では、はぐれサーヴァントとして西暦1783年のアメリカに現界した。だが、かつて放った一矢への後悔と未練に突き動かされ、同じ時代に召喚されて世界を守ろうとするアメリカ軍側に付いた[[カルナ]]と戦うべく、敢えて世界を滅ぼそうとするケルト軍側に付いた。そして両陣営の最終決戦時には、悲願であったカルナとの戦いを始める。
: だが、そこまでしてまで望んだ闘いの決着は、[[クー・フーリン〔オルタ〕|自陣の王]]の介入により、叶えられなかった。その後、ナイチンゲールから、人理修復のため聖杯に召喚されたサーヴァントとしての在り方を説かれ、後で主人公に借りを返す事を約束した上で一度戦線から離脱した。
: だが、そこまでしてまで望んだ闘いの決着は、[[クー・フーリン〔オルタ〕|自陣の王]]の介入により、叶えられなかった。その後、ナイチンゲールから、人理修復のため聖杯に召喚されたサーヴァントとしての在り方を説かれ、後で主人公に借りを返す事を約束した上で一度戦線から離脱した。
: 最終決戦時にはカルナや主人公と交わした約束を守って絶対絶命の状況のアメリカ軍に援軍として駆け付け、メイヴが召喚した[[魔神柱]]の集合体「クラン・カラティン」を自身の消滅を賭した一撃で全滅させた。
: 最終決戦時にはカルナや主人公と交わした約束を守って絶対絶命の状況のアメリカ軍に援軍として駆け付け、メイヴが召喚した[[魔神柱]]の集合体「クラン・カラティン」を自身の消滅を賭した一撃で全滅させた。
: 『Fate/EXTELLA LINK』では1日目から登場。ムーンセルによって召喚されたトップサーヴァントとして、ロビンフッドの協力を受けながら独自で軍隊を率いており、“天声同化”の脅威に晒されるSE.RA.PHを守らんとする主人公たちの陣営を訪れ戦列に加わる。以降は別働隊を指揮し、主人公たちが多方面で作戦を同時展開することを可能とした。
: 『Fate/EXTELLA LINK』では1日目から登場。ムーンセルによって召喚されたトップサーヴァントとして、ロビンフッドの協力を受けながら独自で軍隊を率いており、“天声同化”の脅威に晒されるSE.RA.PHを守らんとする主人公たちの陣営を訪れ戦列に加わる。以降は別働隊を指揮し、主人公たちが多方面で作戦を同時展開することを可能とした。
: 第一ルートと第二ルートでは主に別働隊の指揮に徹し、単独行動中のサーヴァントを味方に引き入れたり、陽動を行いつつ敵本隊を迎撃するなどしている。このうち第一ルートでは6日目にカルナと対峙。機動聖都を防衛する巨大砲台「カール砲」を破壊し、カルナとの決戦では互いの全力を賭した宝具の打ち合いにより相討ちとなり、シャルルマーニュや主人公に言葉を残して消滅した。
: 第一ルートと第二ルートでは主に別働隊の指揮に徹し、単独行動中のサーヴァントを味方に引き入れたり、陽動を行いつつ敵本隊を迎撃するなどしている。このうち第一ルートでは6日目にカルナと対峙。機動聖都を防衛する巨大砲台「カール砲」を破壊し、カルナとの決戦では互いの全力を賭した宝具の打ち合いにより相討ちとなり、シャルルマーニュや主人公に言葉を残して消滅した。
: 第二ルートでは別方面で「青い粒子」の探索を行い、終盤にはフランシス・ドレイク率いる敵艦隊を迎撃し撤退に追い込んだという報告がなされている。また7日目には機動聖都で別働隊を指揮して敵部隊を抑え込み、シャルルマーニュたちを大帝のもとへ突入させている。
: 第二ルートでは別方面で「青い粒子」の探索を行い、終盤にはフランシス・ドレイク率いる敵艦隊を迎撃し打撃を与えたという報告がなされている。また7日目には機動聖都で別働隊を指揮して敵部隊を抑え込み、シャルルマーニュたちを大帝のもとへ突入させている。
: 第三ルートでも中盤までは同様に依頼を受けてローマや千年京の防衛に努めたり、戦力を増強するための探索に出撃していたが、5日目にジル・ド・レェ率いる敵部隊がローマエリアに奇襲を仕掛けてきた時には帝都を死守するため宝具を放ち、防衛には成功したものの行方知れずとなる。その後、千年京でアルテラの護衛として“天声同化”された状態で姿を現し、カルナと共闘してアルテラを守るために主人公たちに戦いを挑んだ。“天声同化”が解けたあとはカルナと話し合い、勝負を一旦預けたうえで再び主人公らに協力し、7日目の最終決戦時には消耗の激しいアルテラの護衛を頼まれカルナとともにその任についた。
: 第三ルートでも中盤までは同様に依頼を受けてローマや千年京の防衛に努めたり、戦力を増強するための探索に出撃していたが、5日目にジル・ド・レェ率いる敵部隊がローマエリアに奇襲を仕掛けてきた時には帝都を死守するため宝具を放ち、防衛には成功したものの行方知れずとなる。その後、千年京でアルテラの護衛として“天声同化”された状態で姿を現し、カルナと共闘してアルテラを守るために主人公たちに戦いを挑んだ。“天声同化”が解けたあとはカルナと話し合い、勝負を一旦預けたうえで再び主人公らに協力。7日目の最終決戦時には消耗の激しいアルテラの護衛を頼まれカルナとともにその任についた。
; 人物
; 人物
: 褐色の肌をした、流麗な白衣の青年。
: 褐色の肌をした、流麗な白衣の青年。
; 能力
; 能力
: 炎神アグニから授けられた神弓『炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)』を手にして、「弓兵」のクラスに相応しい技量で戦場の名誉を欲しいままとした弓の名手。
: 炎神アグニから授けられた神弓『炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)』を手にして、「弓兵」のクラスに相応しい技量で戦場の名誉を欲しいままとした弓の名手。
: 弓を射る際は極度に集中することによって、時間感覚操作を行う。そのため、慌てることなくゆっくりと狙いを定めて射つことが出来る。「魔力放出(炎)」のジェット噴射によって加速した矢は、ライフル弾よりも素早く放たれる。
: 「千里眼」スキルを保有し、遠方の標的の補足・動体視力の向上、また透視を可能とする。弓を射る際は極度に集中することによって、時間感覚操作を行う。そのため、慌てることなくゆっくりと狙いを定めて射つことが出来る。
:自身の二つ名を冠した「授かりの英雄」スキルは生まれついて誰もに愛され、その都度必要なものを与えられたという逸話が昇華したもの。このスキルによって、呪いのような積極的な原因がない限り彼が何かに不足するということはない。
:また雷神の息子であるが、『炎神の咆哮』により「魔力放出(炎)」スキルが付与されている。魔力によるジェット噴射は肉体面の強化ではなく、矢を加速させるために用いられる。魔力を乗せることによって加速した矢はライフル弾よりも素早く放たれ、敵へ到達する。
===アクティブスキル===
===アクティブスキル===
:だがそれだけではない。カルナを思う度、鏡に映った己を見るような寒気がする感覚に襲われ、まるで何もかも見通すような口調に、さらに怯えてしまったのだ。
:だがそれだけではない。カルナを思う度、鏡に映った己を見るような寒気がする感覚に襲われ、まるで何もかも見通すような口調に、さらに怯えてしまったのだ。
:「私の心には、『<ruby>黒<rt>クリシュナ</rt></ruby>』が棲んでいる」
:兄弟たちだけでなく父も母も、そして民をも愛しているし、愛されている。それなのに、何処かでソレを冷めた目で見ている自分がいる──
:兄弟たちだけでなく父も母も、そして民をも愛しているし、愛されている。それなのに、何処かでソレを冷めた目で見ている自分がいる──
*アルジュナの宝具である「破壊神の手翳(パーシュパタ)」は伝承によれば終末において世界そのものを破壊する際に用いられる武器で、所謂現実に語られる神話での破壊神シヴァが使えば'''全宇宙を破壊'''、アルジュナが使っても'''世界を七度滅ぼせる'''威力を有しているという。
*アルジュナの宝具である「破壊神の手翳(パーシュパタ)」は伝承によれば終末において世界そのものを破壊する際に用いられる武器で、所謂現実に語られる神話での破壊神シヴァが使えば'''全宇宙を破壊'''、アルジュナが使っても'''世界を七度滅ぼせる'''威力を有しているという。
**そのあまりの強力さにアルジュナ自身がその使用を禁じており、原典では使われていない。
**そのあまりの強力さにアルジュナ自身がその使用を禁じており、原典では使われていない。
*第二宝具である「炎神の咆哮」は彼の身の丈よりも長い大弓。螺旋状の装飾が施された流麗な弓で、装飾の裏面には溝が入っている。『EXTELLA LINK』の宿舎ではスタンドに突起部分を引っ掛け、弦を上にして立てかけるように置かれているが、彼の身長が180センチ弱なのでかなり大きいサイズであることが分かる。
**『Grand Order』ではシナリオ内でのみ真名開放しており、『EXTELLA LINK』ではアクティブスキルとドライヴスキルで真名開放している。無誘導式であるのだが一部の攻撃はどう見てもホーミングしており、「千里眼」とテクニックだけで軌道を曲げているのだとしたら何とも恐ろしい技量である。
**また彼が両腰から提げている、何かの花を模したようにも見えるペイズリー調の装飾が施された板状の装備は矢筒であり、彼はベルトを3本使ってこれを固定している。
*初出作品自体は『Grand Order』なのだが、それ以前に『Fate/Apocrypha』第1巻<ref group = "出">『Fate/Apocrypha』1巻、216-217頁および220頁。</ref>の時点で<赤>のランサーによって彼の存在自体は示されていた。『Fate/Apocrypha material』にも僅かながら解説が載っており、「正義がそのまま形になったような、実直で誠実な性格」<ref group = "出">『Fate/Apocrypha material』155頁。</ref>と言及されている。
*初出作品自体は『Grand Order』なのだが、それ以前に『Fate/Apocrypha』第1巻<ref group = "出">『Fate/Apocrypha』1巻、216-217頁および220頁。</ref>の時点で<赤>のランサーによって彼の存在自体は示されていた。『Fate/Apocrypha material』にも僅かながら解説が載っており、「正義がそのまま形になったような、実直で誠実な性格」<ref group = "出">『Fate/Apocrypha material』155頁。</ref>と言及されている。
**彼と同じく『Apocrypha』で存在を示唆され、その後『Grand Order』で登場したサーヴァントは、ほかに[[ヘクトール]]や[[ペンテシレイア]]がいる。
**彼と同じく『Apocrypha』で存在を示唆され、その後『Grand Order』で登場したサーヴァントは、ほかに[[ヘクトール]]や[[ペンテシレイア]]がいる。
*原典『マハーバーラタ』においては主人公格。パーンダヴァ五兄弟は宿敵ドゥリーヨダナほどではないにしろ出生からして複雑な経緯を辿っている。なんと5人全員父親が異なり、もれなく全員が半神半人。妻ドラウパディーとの婚姻の際には一波乱あり、最終的には五人で彼女を共有するという形に落ち着いた。どうしてこんなことになったかというと、一つは母クンティーに「貰ってきたものは兄弟で等しく分けなさい」と言われたこと、そしてもう一つはドラウパディーが前世からの因縁で「5人の男と結婚できる」ということになっていたためである。
**型月において逸話がどこまで採用されているのかは不明だが「いろいろと事情があった」のは確かなようで、アルジュナ的にはあまり触れてほしくない話題であるようだ。
*発表当初から、真名の候補としてアルジュナは挙げられていた。「勤勉であり、礼節をわきまえ公明正大」といった特徴が一致しており、また同時に彼が弓の名手であった事からも比較的分かりやすかっただろう。
*発表当初から、真名の候補としてアルジュナは挙げられていた。「勤勉であり、礼節をわきまえ公明正大」といった特徴が一致しており、また同時に彼が弓の名手であった事からも比較的分かりやすかっただろう。
**また違った見方として、彼の従兄弟のクリシュナではという予想もあった。クリシュナ、という名が「黒い肌の者」という意味を表し、また同時にアルジュナの別名の一つに「クリシュナ」という名もあった。この伝承が彼の黒い肌の由来だろうとも考えられる。
**また違った見方として、彼の従兄弟のクリシュナではという予想もあった。クリシュナ、という名が「黒い肌の者」という意味を表し、また同時にアルジュナの別名の一つに「クリシュナ」という名もあった。この伝承が彼の黒い肌の由来だろうとも考えられる。
*『EXTELLA LINK』におけるステータスに関して、最初は「宝具:A++」となっていたのだが、これはアップデートで修正された。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==