差分
編集の要約なし
==ウィザード==
==ウィザード==
『[[Fate/EXTRA]]』の世界で、魔術理論を基にした演算処理、霊子変換を身につけた[[魔術|魔術師]]のこと。霊子ハッカーとも。
生まれつき魔術回路を持っていることは旧き魔術師「メイガス」と同じだが、自らの魂を霊子化して電脳世界に直接干渉し、電脳世界の理を捻じ曲げるという魔術を行使する。この新しい魔術は霊子虚構世界を管理するシステムに対しても有効。<br>
生まれつき魔術回路を持っていることは旧き魔術師「メイガス」と同じだが、自らの魂を霊子化して電脳世界に直接干渉し、電脳世界の理を捻じ曲げるという魔術を行使する。この新しい魔術は霊子虚構世界を管理するシステムに対しても有効。
一般のハッカーは仮想空間に侵入する際はプログラムを組んでの間接介入をするが、ウィザードは魂そのものをプログラム化して仮想世界へ直接介入する。即ち、電脳空間における魂の物質化である。このためあらゆる情報をダイレクトに摂取し即座に出力できるので、普通のハッカーとは比較にならない能力を持つ。
一般のハッカーは仮想空間に侵入する際はプログラムを組んでの間接介入をするが、ウィザードは魂そのものをプログラム化して仮想世界へ直接介入する。即ち、電脳空間における魂の物質化である。このためあらゆる情報をダイレクトに摂取し即座に出力できるので、普通のハッカーとは比較にならない能力を持つ。
ウィザードは霊子虚構世界では五感すべてで電脳空間を知覚できるが、これはムーンセル・オートマトンの処理能力あってのこと。<br>
ウィザードは霊子虚構世界では五感すべてで電脳空間を知覚できるが、これはムーンセル・オートマトンの処理能力あってのこと。
超一流のウィザードともなると、アイテム情報を書き換えて大抵の物は作り出し、現実の肉体を霊子体として忠実に再現することが可能。また魔術回路の数が多いほど電脳世界での活動に制限を受けることが少なくなる。
超一流のウィザードともなると、アイテム情報を書き換えて大抵の物は作り出し、現実の肉体を霊子体として忠実に再現することが可能。また魔術回路の数が多いほど電脳世界での活動に制限を受けることが少なくなる。<br>
また光の速度である擬似霊子であるため､それが活動できる電脳世界でのみ光速、もしくは超光速の速度を出せる。(擬似霊子体であるウィザードもサーヴァント、それ以上の存在も。つまりは登場キャラ全てが)
また光の速度である擬似霊子であるため､それが活動できる電脳世界でのみ光速、もしくは超光速の速度を出せる。(擬似霊子体であるウィザードもサーヴァント、それ以上の存在も。つまりは登場キャラ全てが)
「メイガス」と「ウィザード」の違いは、行使する魔術が魔力を使った神秘か、魂を量子化して電脳世界に干渉するかの違いだけであり、肉体的には何ら変わりがない。要するに肉体に備わった魔術回路の使い道を変えたというだけである。<br>
大源が枯渇して古き魔術が使えなくなった後、魔術回路の新たな使用方法として編み出されたのがネット世界へのハッキングであって、それ自体は旧き魔術師のそれと全く同一のもの。<br>
ムーンセルの成す霊子虚構世界も流動リソースは月のマナなので、霊子虚構世界で起こる現象も、かつての現実世界で神秘を成すのとほぼ同じ原理に基づいている。<br>
また、極めて優秀なメイガスであれば、現実世界で扱う各基盤に基づく魔術を霊子虚構世界で再現することも可能になる。
その存在は旧き時代の魔術師と異なり、世間に広く知られている。<br>国連による登録制度があり、[[西欧財閥]]は登録していないウィザードを摘発・逮捕している。
その存在は旧き時代の魔術師と異なり、世間に広く知られている。<br>
国連による登録制度があり、[[西欧財閥]]は登録していないウィザードを摘発・逮捕している。
==コードキャスト==
==コードキャスト==
電脳空間で使用される簡易術式(プログラム)。ウィザードはコードを予め設計・製造しておき、これに魔力を通すことで起動させる。<br>大きく分けると、外付けの消耗型(ワンオフ)と、自身の体やサーヴァントの霊子構造に組み込むための修得型(インストール)に区別される。修得型のコードキャストは強力だが術者に大きな影響を与えるため、これを好んで使用するウィザードは少なく、代表的な例として[[殺生院キアラ]]の「万色悠滞」が挙げられる。消耗型のコードキャストを使う人物については言及されていないが、おそらく[[遠坂凛]]の宝石を用いたコードキャストが消耗型に該当するものと思われる。
電脳空間で使用される簡易術式(プログラム)。ウィザードはコードを予め設計・製造しておき、これに魔力を通すことで起動させる。<br>
大きく分けると、外付けの消耗型(ワンオフ)と、自身の体やサーヴァントの霊子構造に組み込むための修得型(インストール)に区別される。<br>
修得型のコードキャストは強力だが術者に大きな影響を与えるため、これを好んで使用するウィザードは少なく、代表的な例として[[殺生院キアラ]]の「万色悠滞」が挙げられる。消耗型のコードキャストを使う人物については言及されていないが、おそらく[[遠坂凛]]の宝石を用いたコードキャストが消耗型に該当するものと思われる。
礼装を用いたコードキャストはこの二つの中間に位置し、戦闘でほとんどのマスターが使うのはこちら。<br>自身やサーヴァントを強化するだけでなく、本来持っていなかったスキルを追加することが可能で、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]は「空気撃ち」を使ってサーヴァントに[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「魔力放出」を付加することが出来る。
礼装を用いたコードキャストはこの二つの中間に位置し、戦闘でほとんどのマスターが使うのはこちら。<br>
自身やサーヴァントを強化するだけでなく、本来持っていなかったスキルを追加することが可能で、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]は「空気撃ち」を使ってサーヴァントに[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「魔力放出」を付加することが出来る。
===決着術式(ファイナリティ)===
===決着術式(ファイナリティ)===
非常に特殊なコードキャスト。<br>かつて魔術の名家に伝えられていた、秘蔵の魔術を電子虚構世界に再現する。作中では[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ|レオ]]が[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン]]の力を借りて『聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)』を使用した。<br>ちなみに、[[蒼崎青子|ある魔法使い]]が物凄く高価な遺産をぶっ壊した時に使った魔弾も、この決着術式に含まれる。
非常に特殊なコードキャスト。<br>
かつて魔術の名家に伝えられていた、秘蔵の魔術を電子虚構世界に再現する。作中では[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]が[[セイバー (EXTRA・白)]]の力を借りて「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」を使用した。<br>
ちなみに、[[蒼崎青子|ある魔法使い]]が物凄く高価な遺産をぶっ壊した時に使った魔弾も、この決着術式に含まれる。
==ウィザードリスト==
==ウィザードリスト==
現在、登場したのは以下13名。
現在、登場したのは以下13名。
*[[主人公 (EXTRA)]]
*[[主人公 (EXTRA)]]
*[[遠坂凛]](EXTRA)
*[[遠坂凛]] (EXTRA)
*[[ラニ＝VIII]]
*[[ラニ＝VIII]]
*[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
*[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
*[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
*[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
*[[間桐慎二]](EXTRA)
*[[間桐慎二|間桐シンジ]]
*[[臥藤門司]]
*[[臥藤門司]]
*[[ダン・ブラックモア]]
*[[ダン・ブラックモア]]