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===Fate/EXTRAシリーズ===
 
===Fate/EXTRAシリーズ===
 
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;魔力枯渇
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:オーバーカウント1999。決定的な資源枯渇、人類の衰退の始まりの時期。その原因は不明とされる。人類では食いつぶせない筈の地球の資源は枯渇し、世界から生命が生きていく為の力は失われた<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第12話、WORD 12">『Fate/EXTRA Last Encore』第12話「天輪聖王」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/12.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 12]。</ref>。
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:1970年、イギリスのある地方都市で起きた儀式を切欠に、大気に満ちていた“地球”の魔力は枯渇。後に大崩壊と呼ばれる地球規模の地殻変動―――ポールシフトを引き起こした<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』211頁">『Fate/EXTRA material』211頁。</ref>。
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:神代の終わりと西暦の始まりという二つの衰退期を乗り越えた魔術であったが、この事柄を以てEXTRA世界では完全に過去の御伽噺となった。それに伴い、旧世代の魔術師の時代は終焉を迎え、アトラスの錬金術師しか旧世代の魔術師は存在しない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』211頁"/>。
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:『Last Encore』ではトワイスが「他ならぬ君達によって地球はその魂とも言える核を傷つけられた」と語っているが、いずれもソレの全容は明らかになっていない<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第12話、WORD 12"/>。
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:なお、月の聖杯である[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]を以てすれば、枯渇した資源の問題は解決することができる<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第12話「天輪聖王」。</ref>。
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; 天輪聖王(チャクラ・ヴァルティン)
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: セイヴァーの小宝具。本来徒手空拳で戦う覚者が持つ、相手を倒すための武具。転輪聖王は古代インドヴェーダ時代における理想の王の事<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』198頁">『Fate/EXTRA material』198頁。</ref>。
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:この宝具は飛び道具で攻撃を行う。覚者の背にある曼荼羅のようなこの宝具に順番に7つの光が灯り、全てが揃うと『一に還る転生』が発動する<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』198頁"/>。
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:『天輪聖王』はセイヴァーの上空に展開される7kmの<ruby><rb>光輪</rb><rt>チャクラム</rt></ruby>。ゆっくりと回転しながら、輪の中にいるサーヴァントに光の矢を放つ。全天方位型・移動砲台、光の輪をレールと見立てて、その上で砲台が移動しているような、とされている。<ruby><rb>時間</rb><rt>ターン</rt></ruby>ごとに光の輪は増えていき、最終的には七つに増大。この七つの輪は聖王が持つ七つの宝と同義。その姿は虹を思わせ、戦いが最高潮に達したところで真名開放による最終攻撃『一に還る転生』が発動し、光の輪がガコン、と音を立てて一つに合体して高速回転し、やがて大日如来が背負う後光っぽいものに変化し、プレイヤーサーヴァントに360度から光の柱が集結、ブラックホールを思わせる収束から大爆発する<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』198頁"/>。
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:などを考えていたが、製作コストを考えない字コンテだったので当然の様にボツになり、奈須きのこも「この手のスペクタクルはアクションゲームでやってろって話」と締めていた。そのためどこまで当初の設定が反映されているか不明<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』198頁"/>。
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: ゲーム中の戦闘では7kmの光輪や相手を攻撃し続けるビーム砲台といった要素はない(やろうと思えば出来るのかは不明)が、通常攻撃時や『一に還る転生』発動時にビームが多数放たれたりなど名残と思わしき描写は残っている。
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:このようにゲーム中では没になった宝具だが、「Fate/EXTRA Last Encore」にてセイヴァーの宝具として登場し、作中にもたびたびステージの上空から金色の光輪が稼働しているのが確認できる。
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: 1000年後での聖杯戦争においてセイヴァーは既にこの宇宙から立ち去ったが、その宝具は今もトワイスの指示通りにムーンセルを破壊する為の「剪定機構」として稼働しており<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第13話、WORD LAST">『Fate/EXTRA Last Encore』第13話「喝采の薔薇」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/13.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD LAST]。</ref>、全ての平行世界運営停止、全ての可能性断絶を実行しようとした<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第13話">『Fate/EXTRA Last Encore』第13話「喝采の薔薇」。</ref>。大輪と小輪とに分かれており、大輪はSE.RA.PHを囲み、破壊しようとしている直径70kmのリング。小輪は熾天の檻だけを囲む直径7㎞のリング。小輪はトワイスとムーンセル中枢への到達を阻む迎撃宝具であり、武の王・転輪聖王が持つとされる七つの具足を模したバンカーバスターを有する<ref group = "出" name = "WORD LAST">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/13.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD LAST]。</ref>。聖輪の集中砲火を切り抜けたとしても、ムーンセル中枢を覆う黒いドームに阻まれてしまう。しかし、その黒いドームは聖輪をによって作られたものであり、聖輪を止めることができれば一時的に停止する<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第13話"/>。
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:描写としては上空に展開される巨大な光輪という点が再現されているほか、上空からの砲撃のほかにも分離して横から光弾を放つ、光輪の一部を落下させ巨大な弾として爆撃を行うなどの描写がなされた<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話「今は旧き辺獄の底」、第13話「喝采の薔薇」。</ref>。
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:「Fate/EXTRA Material」では箇所によって「天輪聖王」と「転輪聖王」の表記ブレがあったが、「Fate/EXTRA Last Encore」では「天輪聖王」となっている。
   
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