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271 バイト追加 、 2018年10月7日 (日) 23:18
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:その治世に聖剣や魔獣や魔女は存在せず、十二勇士はカール大帝の精鋭である。
 
:その治世に聖剣や魔獣や魔女は存在せず、十二勇士はカール大帝の精鋭である。
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:その正体は大帝の影であり、カール大帝が捨て去った夢想。子供の頃に夢見た、どこまでも正々堂々、民の為に剣を振るう騎士。
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:シャルルマーニュの正体は大帝の影であり、カール大帝が捨て去った夢想。
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:大帝が子供の頃に夢見た、どこまでも正々堂々、民の為に剣を振るう騎士。
    
:シャルルマーニュ十二勇士の英雄譚はカール大帝をモデルとして吟遊詩人たちが創作したものである。
 
:シャルルマーニュ十二勇士の英雄譚はカール大帝をモデルとして吟遊詩人たちが創作したものである。
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:伝説に描かれた<ruby><rb>英雄</rb><rt>キャラクター</rt></ruby>とそのモデルとなった人物が結合してしまった。
 
:伝説に描かれた<ruby><rb>英雄</rb><rt>キャラクター</rt></ruby>とそのモデルとなった人物が結合してしまった。
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:幻想の騎士として召喚されたシャルルマーニュは、カール大帝としての記憶は朧気な代わり、邪悪な怪物と戦い十二勇士と大冒険をした記憶を持っている。
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:幻想の騎士として召喚されたシャルルマーニュは、カール大帝としての記憶は朧気な代わり、邪悪な怪物と戦い十二勇士と冒険をした記憶を持っている。
 
:だがそれは、剪定された事象に過ぎず、彼の記憶は全て詩人たちの作った妄言、妄想、物語である。
 
:だがそれは、剪定された事象に過ぎず、彼の記憶は全て詩人たちの作った妄言、妄想、物語である。
 
:故に、シャルルマーニュという英霊に生前は存在しない。
 
:故に、シャルルマーニュという英霊に生前は存在しない。
 
:シャルルマーニュ本人はその事を認識し理解している。
 
:シャルルマーニュ本人はその事を認識し理解している。
:だがそれでも彼は、騎士の名に恥じないカッコ良くありたいと思い、そうあろうと行動する。
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:それでも彼は、カッコ良くありたいと思い、そうあろうと行動する。
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:マスターに恥じず、姉に顔向ける立派な騎士としての生き方を目指す。'''それだけが彼にとっての生きるという事だから。'''
    
:大帝の影であるシャルルマーニュは、大帝が倒されれば死ぬ。本体が居なくなれば影は消えてしまう。
 
:大帝の影であるシャルルマーニュは、大帝が倒されれば死ぬ。本体が居なくなれば影は消えてしまう。
 
:誰が大帝を討とうが、どこかに逃れたとしても、死は免れない。
 
:誰が大帝を討とうが、どこかに逃れたとしても、死は免れない。
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:そして次に召喚される時は、力づくで世界を統一するカール大帝でもなく、世界を救う為なら命を捨てるシャルルマーニュでもない。
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:そしてシャルルマーニュの現界は、ただ一度の奇跡であり、イレギュラーな召喚。
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:次に召喚される時は、力づくで世界を統一するカール大帝でもなく、世界を救う為なら命を捨てるシャルルマーニュでもない。
 
:現実と理想を両立させ、史実と夢想の混ざった「カール大帝」が召喚される。
 
:現実と理想を両立させ、史実と夢想の混ざった「カール大帝」が召喚される。
 
:故にシャルルマーニュが召喚されることはもうない。
 
:故にシャルルマーニュが召喚されることはもうない。
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:それを理解した上で、暴走するカール大帝を騎士として、同じ<ruby><rb>シャルル</rb><rt>カール</rt></ruby>として倒すために奔走する。
 
:それを理解した上で、暴走するカール大帝を騎士として、同じ<ruby><rb>シャルル</rb><rt>カール</rt></ruby>として倒すために奔走する。
 
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