差分
編集の要約なし
;人物
;人物
:家庭事情による絶望感を「大人になった」と悟ったつもりになって誤魔化していること、及び、あれほど必死だったにもかかわらず、いつのまにか情熱を失ってしまった陸上のことなどから、自分自身が何も「本物」を持っていない——「ニセモノ」である、という思いを抱え込んでいる。それゆえに、ある種の強さを見せる式に強烈な憧れを抱くようになる。<br />当初は絶望感から見失っているが、[[黒桐幹也]]に導かれて幼少期を過ごした家屋を訪れ、家族への思いを取り戻す。<br />攻撃的でこらえ性がなく、喧嘩っ早い。<br />空の境界に登場する臙条巴は、本来の臙条巴本人ではなく、コルネリウスと荒耶の作った人形。巴が胸に抱えている「自分は本物ではない」という思いはこのことが本来の理由。ただ、巴はそれを知らないがゆえに、理由を陸上を辞めたことなどで代用・自分を納得させていた。<br />式に対する執着心も、その始まりは荒耶が与えたもの。しかし、それはニセモノのままでは終わらず、巴は式のためではなく自分自身のために荒耶と戦いその身を散らす。
:家庭事情による絶望感を「大人になった」と悟ったつもりになって誤魔化していること、及び、あれほど必死だったにもかかわらず、いつのまにか情熱を失ってしまった陸上のことなどから、自分自身が何も「本物」を持っていない――「ニセモノ」である、という思いを抱え込んでいる。それゆえに、ある種の強さを見せる式に強烈な憧れを抱くようになる。<br />当初は絶望感から見失っているが、[[黒桐幹也]]に導かれて幼少期を過ごした家屋を訪れ、家族への思いを取り戻す。<br />攻撃的でこらえ性がなく、喧嘩っ早い。<br />空の境界に登場する臙条巴は、本来の臙条巴本人ではなく、コルネリウスと荒耶の作った人形。巴が胸に抱えている「自分は本物ではない」という思いはこのことが本来の理由。ただ、巴はそれを知らないがゆえに、理由を陸上を辞めたことなどで代用・自分を納得させていた。<br />式に対する執着心も、その始まりは荒耶が与えたもの。しかし、それはニセモノのままでは終わらず、巴は式のためではなく自分自身のために荒耶と戦いその身を散らす。
;能力
;能力
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「——おまえの為に死んだほうが、よっぽど本物らしくていい」
;「――おまえの為に死んだほうが、よっぽど本物らしくていい」
:式と共に小川マンションに戻る直前、式にナイフをつきつけられつつ。
:式と共に小川マンションに戻る直前、式にナイフをつきつけられつつ。
;「わりぃな、両儀。俺は、おまえの為に死んでやれねぇわ。俺はさ——俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ」
;「わりぃな、両儀。俺は、おまえの為に死んでやれねぇわ。俺はさ――俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ」
:家族への思いを取り戻し、荒耶との戦いに臨んで。
:家族への思いを取り戻し、荒耶との戦いに臨んで。
;「俺は偽物か、アラヤ」
;「俺は偽物か、アラヤ」