フォルネウス

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フォルネウス
外国語表記 Forneus
所属 観測所
序列 三十位
声優 杉田智和
デザイン 山中虎鉄
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

魔術王ソロモン使い魔である七十二柱の魔神柱の一柱。

略歴
『Fate/Grand Order』本編では、最初の登場である第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』でイアソンメディア〔リリィ〕により[注 1]変貌させられて出現。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では、Ⅲの座においてオケアノスに登場したサーヴァント達と決戦を繰り広げた。
玉座での決戦後はブネらとともに自ら結合を拒否した。
『Fate/Grand Order Arcade』では原作同様第三特異点のボスとして登場。特異点で行われる聖杯戦争が終結に向けて傾きだした時、最後の兆しとして出現する巨大な生命体。
こちらでも上記のようにメディアという協力者を得て生命力を補強しているが、カルデアは「嵐の王」が残したカノン砲を再現し、使用するようにマスターたちに通達する。
フォルネウスは『大航海時代』を人理定礎の一つとして捉え、希望と開拓の時代を閉ざして発展する必要の無い怠惰な日々を人々に約束する事で人理を崩壊させようと目論んでいた。
人物
基本的には「独立稼働する受肉した魔術式」という存在のため、独立した人格は持たなかった。
第三特異点では黒い体色に丸い目を、終局特異点では紫の体色に丸い目を持つ。
他の魔神柱と違いイアソンは強制的に変化させられたためか変身中は理性を失っていた[注 2]
一方で玉座での決戦では黒髭に対してやけに辛辣な態度を取るなど、コミカルな一面を見せた。上記の『Fate/Grand Order Arcade』みたいな出来事があったのならば、恨む事も当然かもしれない。
能力
魔神柱として非常に強力な力を持ち、サーヴァント数騎に匹敵する実力を持つ。
スキルは「漂流の時来たれり」に加え、第三特異点では「まばたき」「凝視」「怒っている」を、終局特異点では「着目」「空目」を使用する。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
第三特異点、終局特異点で主人公たちと対決する。

人間関係

Fate/Grand Order

ゲーティア
自分達魔神柱を統括する存在。
イアソン
第三特異点にて、メディア〔リリィ〕によって変貌させられる形で依り代となった人物。
エドワード・ティーチ
終局特異点で戦闘したサーヴァントの一人。
彼に対して「貴様は特に不認なり」と敵意を顕にしているが、二度目では彼から滅多打ちにされてしまう。
レフ・ライノール
漫画版ではメディアの代役としてイアソンを変貌させた。

名台詞

Fate/Grand Order

「熱源、感知」
「動体、発見」
「標的、発見」
攻撃時の台詞。観測所を司る悪魔は敵の姿を観測する。
「消滅を提案する」
クリティカル攻撃時の台詞。観測した敵対者に自ら消滅する事を提案する。
「観測所、起動。清浄であれ。其の痕跡を消す。焼却式 フォルネウス」
焼却式 フォルネウス発動。観測所を起動し、清浄である為に、其の痕跡を消す。
「無意味なり…無意味なり……」
観測所、閉館。「痕跡が消えた先の意味」を観測することだけは最早できなかった。
「起動せよ。起動せよ。観測所を司る九柱。即ち、」
「グラシャ=ラボラス。ブネ。ロノウェ。ベリト。アスタロス。フォラス。アスモダイ。ガープ。」
「我ら九柱、時間を嗅ぐもの。我ら九柱、事象を追うもの。」
「“七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この集成を止む事認めず……!」
『冠位時間神殿ソロモン』での台詞。
「我はイカではない。我はエイである。貴様は特に不認なり。」
エドワード・ティーチに対して。なぜか黒髭に集中して攻撃等を向けてきたりと、パンケーキにされたハーゲンティとまではいかないが、ギャグ時空に巻き込まれていた。
この後、黒髭から「やっぱ怖いから殺す」と滅多打ちに。

メモ

  • 原典におけるフォルネウスの能力は召喚されると海の怪物の姿をとって現れる。
    • また、海魔と呼ばれているがこれはジル・ド・レェが召喚した異界の海魔と同じものを指すのではなく、上記の伝承で伝えられていることから来る呼び名と思われる[注 3]
    • なお、黒髭に対してイカではなくエイだと主張しているが、これは『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』を始めとする『女神転生シリーズ』においてエイの姿で登場したからか。

脚注

注釈

  1. 漫画版ではレフ
  2. 模様また他の人間やサーヴァントが変化した魔神柱と違い倒された後のイアソンは瀕死になっている。
  3. 古い挿絵などでは鯨の姿で描かれることが多い。

出典


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