チョコラミス | |
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性別 | 女性 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
セミラミスを模したチョコレート。
- 略歴
- 全身全霊を込めて作り、自分の分身となりうる力を持たせて誕生したが、創造主であるセミラミスに叛逆。
- 聖杯の接続権を奪取し、セミラミスをチョコの結界に幽閉し[1]、チョコの女帝としてチョコの国を統べるべく、チョコレートを生み出そうとしている。
- そして、聖杯の力でセミラミスとして偽装工作し、サーヴァント用のチョコレートがないことに困っていたカルデアを利用して己の野望を叶えようとし、一時はカルデアを壊滅の危機に陥らせた。
- しかしチョコの生産をオーバーフローさせられたことで聖杯の力が滞ってしまい、それによって封印が溶けてセミラミスの脱出を許してしまう。
- 最終的にはカルデアとセミラミスに倒されて消滅してしまった。
- 人物
- セミラミスによって作られただけあって、その思考を存分にトレースしている。
- よって、性格も狡猾、野心に満ち溢れた女帝であるが、女帝の型に嵌められただけのチョコにすぎない。
- チョコに関する芸術には寛容であり、私室にはチョコの肖像画や彫像が飾られているという。
- 能力
- チョコなので暑いのは苦手であり、玉座の間はいつもひんやり15℃で保たれている。
- 嬉しさのあまり炎を吹きそうになった清姫に「それ以上近づくと殺す」と脅し、ルビーは彼女に掴まれた時に「冷たさを感じた」と述べていた。
作中での設備
ここでは『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備を挙げる。
- カカオ農園
- チョコレートの原料であるカカオを植えるための農園。
- カカオの樹を植えるためにクー・フーリンを始めとするサーヴァントが協力している他、害獣避けの案山子を設置している。
- なお、ジャガーマンは遠方から農園に嫉妬の視線を向ける、『カカオと言えばジャガーでしょう? そうだニャア?』と書かれた紙が農園に日々届く。前者の対策として電気柵の設置を検討している。
- カカオの実をチョコに加工せずそのまま食べるのは空中庭園法により禁じられている。
- パラケル君
- 限定的な能力のみを持つ特殊なホムンクルス。外見はパラケルススを模した人形のようなもの。
- 日々増えていくカカオ豆の量に反してパラケルススは一人ではなかなか手がまわらないという対策として製作した。『カカオ豆からチョコレートを製造する』という行動においてのみ優れた性能を発揮する。
- 自律的な行動が可能であり、遠隔操作も必要ないが、『効率的にチョコレートを製造する』ことに機能のほぼすべてが集約されているため、それに関してはかなり広範い判断するようになっているが、それ以外の命令は受け付けない。
- 静謐のハサンが夜中にこっそりパラケル君のメンテを無償でしており、彼女に懐く姿が目撃されている。
- チョコ工場
- カカオから製造したチョコレートを本格的な生産ルートに乗せるべく建造した工場。
- 同品質のものを多く生産することに意義があり、エジソンは大量生産システムの構築と工場設計を担当、カエサルが空中庭園産チョコレートの基礎となる味のセッティングを行っている。
- 勿論電源システムは直流であるため、侵入してきたニコラ・テスラによって交流に切り替えられたが、エジソンに見つかって例のごとく喧嘩をした所を安眠妨害されたチョコラミスの鶴の一声で直流と交流のどちらかが多く生産できるかで一応収まった。後にチャールズ・バベッジから直流・交流だけでなく第三のエネルギーも使うべきだと主張し、許可された。
- 工場の床で丸くなって眠るフランの姿がよく目撃されるが、どうやら居心地がよいらしく、誰かが工場の隅にフラン用の小屋を作る。犬小屋のようだと問題視される一方、本人は気に入っている様子。
- 角、本、「かいたいするよ!」といった子供のチョコレート泥棒に悩まされていたが、歯医者と名乗るドリル男を番人として雇用したことで被害は激減した。
- チョコゴーレム
- チョコ工場の忠実なる従業員。チョコで出来たゴーレムであるが、術式はチョコラミスが組んだもの。
- 工場だけでなく他のあらゆる仕事もこなす上に、待遇に文句も言わず、休息もメンテも給与もいらず、しかも食べることができるが、比較的熱さに弱いので、火を吐いたり纏ったりする者には接近できない。
- ホワイトチョコゴーレム、アーモンドチョコゴーレム、麦チョコゴーレム等の亜種にも開発成功。ウィスキーボンボンチョコゴーレムは突然陽気になるなど動作が不安定になったため開発中止したが、酒好きの鬼は再開発を希望している。
- マンドチョコラゴラ
- マンドラゴラを品種改良した謎のチョコ植物。
- 元のマンドラゴラが持つ『抜くときに悲鳴を上げる』『それを聞くと死ぬ』性質は強くなっている。ルーンで耳を守っていながらなお死の危険があるが、録音したものからはダメージ効果は消滅。兵器転用は不可能となった。
- これの対策としてクー・フーリンはネロを連れてきたが、死の悲鳴を壊滅的な音痴で相殺する為であり、実際収穫に成功した。
- 収穫体験ツアーとして採ったその場で食べ放題、アカペラ生演奏つきとなっているが、ネロとエリザなので事前に同意書にサインをいただくこととなる。
- 開発された遠隔操作の収穫ロボが抜いたマンドチョコラゴラは即溶解した。一方で望月千代女が操る大蛇の方は収穫に成功している。一体何の差だろうか。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場。
人間関係
- セミラミス
- 創造主。
- 主人公 (Grand Order)
- サーヴァント用のチョコを求めて訪ねてきた彼を空中庭園における臨時役職、チョコレート製造特命大臣に任命する。
- ちなみに「チョコラミス」という名前は彼/彼女が名付けたもの。
- クー・フーリン、カルナ、ディルムッド、ヴラド三世
- カカオの樹を植えるために駆り出されたサーヴァント達。
- カカオの樹だけでなく、マンドチョコラゴラの収穫に精を出している。
- 元ネタは「YARIO」であり、このイベントで登場しなかった人は案山子として登場している
- ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
- パラケル君を提供したサーヴァント。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- 工場製チョコのセッティングを行ったもの。
- 女帝である彼女を口説かれるも、背後にクレオパトラがいることを主人公に気づかされたことで事なきを得た。
- クレオパトラに一連の浮気を雑に誤魔化そうと立ち去ったが、その後は仲睦まじくチョコをあーんし合っているのが目撃される。
- トーマス・エジソン
- 大量生産システムの構築と工場設計を担当。
- しかし主人公や彼女から忘れ去られたことに悲しみの叫びをあげた。
- ノブ
- チョコ工場で目撃されている謎の生物。何者かが労働力として用いている。後に機械化現象が確認されている。
- 勝手にマンドチョコラゴラを抜いたことで死の悲鳴の餌食となり、発見されたときはヘタだけを手に畑で倒れたりしたが、お湯をかけると蘇生した。
名台詞
メモ
- イベントの元ネタは2013年8月8日に公開されたブラウザゲーム『Cookie Clicker』と思われる。
- 菓子を製造するための施設を建てることや、ニュースに相当するピジョンレポートも実装されている。
話題まとめ
- バレンタイン2018での髭の老ライダー
- ここではピジョンレポートで記されたコロンブスの活躍を纏める。
- カカオの種をお土産にしたことのあるコロンブスは、農園を見て何かを企むかのように笑みを浮かぶが、運悪く巨大なカカオの実が頭上から落下して頭部を直撃。医務室へ直行するも、そのショックで記憶喪失に陥る。
- その後は地道な努力が好きなこともあってか工場で働き始めるが、言われるがままに動くゴーレムに記憶を刺激される。
- しかしうっかりマンドチョコラゴラ収穫の儀式の場を耳栓なしで通りかかり昏倒。二度目の医務室送りとなるが、何かを求めるかのようにフラフラと歩き去る。
- まだ見ぬ新天地を目指そうとXオルタのマシンにイイ笑顔で密航し、サーヴァントユニバースで地球侵略を目論んでいたチョコカビ人間の惑星で大暴れを繰り広げた。
- 大冒険の果てに記憶は取り戻したものの、チョコカビ人間にどこか不満なのか地球に帰還したときは仏頂面であった。
脚注
- ↑ 『虚構の空中庭園』を根幹から展開しているのはセミラミスである故、彼女を殺せば空中庭園は消滅する。庭園を維持したまま、聖杯の力で思うがままに作り替えるには彼女が必要であった。