マジカルサファイア
マジカルサファイア
- スペル:Magical Sapphire
- 全長:cm/重量:g
- CV:松来未祐
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤに登場する、宝石翁キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが製作した特殊魔術礼装、カレイドステッキに宿る人工天然精霊。
- 略歴
- 宝石翁ゼルレッチが2本1セットで製作した特殊魔術礼装・カレイドステッキ……に、宿っている人工天然精霊。もう1本のカレイドステッキに宿っている精霊・マジカルルビーの妹にあたる。
任務によって宝石翁からルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトに貸し与えられマスターとしたが、遠坂凛との私闘に明け暮れるルヴィアに呆れ、姉と共にマスターを見限った。後に、美遊・エーデルフェルトをマスターとする。
- 人物
- 子供のおもちゃにあるような「魔法少女のステッキ」そのままの外観。ヘッド部分は六芒星を羽の生えたリングが飾っている。羽のモチーフは蝶。
とても真面目でクール。姉とは正反対。姉の中身が割烹着の悪魔にクリソツ、と表現されるのに対し、メイド服のクールビューティーと同様と言われる。
基本的に無口であり、あまりしゃべらない。口調そのものは丁寧で、誰に対しても「様」をつける。性格元のメイド服同様、冷静なように見えて意外と感情の起伏が大きい。
また、慇懃無礼な態度の裏の性格は非常に辛辣で、彼女的に見てどうかと思う人物・行為に対しては容赦なく罵倒する。
本来は姉と違ってマスターから簡単に離反するような性格ではないのだが、あまりにルヴィアが任務を無視した傍若無人な振る舞いをしたため、見限ることになった。対し、美遊との関係は良好。
姉と同様、マスターを魔法少女にすることにこだわりがある。
- 能力
- プリズマ☆イリヤ版カレイドステッキとして、戦闘に先鋭化した性能を見せる。平行世界からの干渉によってマスターへ無限の魔力供給が可能。また、Aランクの魔術障壁の他、物理保護、治癒促進、身体能力強化といった恩恵を常に与えている。ただし、供給量・持続時間は無限でも、一度に引き出せる魔力はマスターの魔術回路の性能に依存するため、結局は効率的な魔力運用は欠かせない。
機能の一つに、魔術ではなく「純粋な魔力」を放出するというものがあり、砲弾、散弾、ブレード状に固定、といったバリエーションで駆使する。これらは普通の魔術が利き難い黒化英霊の持つ魔術障壁に対し有効。これがために今回の任務で貸し与えられた。
ある程度、形・大きさを変えることができるらしく、使用時以外は手で持つステッキ部分を消して、羽の生えた星型の丸いヘッド部分のみの姿となって、美遊の近くにいる。
洗脳電波デバイスを有し、事件の記憶を一般人から(時にはマスターたちからも)消したり、トラブルを起こしたお仕置きにルビーを洗脳したりもする。
登場作品と役柄
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- 主人公イリヤのライバル・美遊のパートナー。
人間関係
- 美遊・エーデルフェルト
- マスター。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- 元・マスター。あまりにアレなのでサファイアから契約を破棄した。
- 遠坂凛
- 元・マスターの同僚で、姉の元・マスター。ルヴィア同様に暴力的なためディスりまくる。
- マジカルルビー
- もう1本のカレイドステッキに宿る精霊。姉にあたる。
- 仲は良好だが、奔放なルビーの言動に頭?を痛めている。
- キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
- 製作者。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 姉のマスター。奔放なルビーと比べると彼女からの受けも良い。
- 『ドライ!!』では一時的な仮契約でマスターになる。
名台詞
- 「この方をマスターです」
- 美遊と契約したことをルヴィアに告げる。……当然、洗脳探偵と同様の誤字ネタである。
- 「美遊様、底なし沼ならば、遺体の処理に困ることはありませんかと」
- 『ツヴァイ』アニメ1話で底なし沼にはまった凛とルヴィアを横目に一言。ある意味ルビーより言っていることが黒い。
- 「お二方に会われましたか」
「身体はハウスメイドとしてこき使われているようですが まったくもって用を成しておらず哀れで無様な姿は見るに忍びありません」 - エインズワース家の屋根裏でイシキスフィール(仮)と再会して。
中身が入れ替わっていると知ってなお、ここぞとばかりに罵倒する。おかげで「やっぱりルビーの妹なんだなぁ…」と思われることに…
メモ
- フリフリのドレスをモチーフとしたルビーの衣装に対して、競泳水着をベースとした体の各部が露出する衣装なため、「実はルビーよりもエッチなのではないか?」と一部では囁かれている。
- 『プリズマ☆イリヤ ドライ!!』でも、一時的に転身したイリヤからツッコまれていた他、クロや衛宮士郎(平行世界版)からも「破廉恥な格好」と評されている。