アドニス
アドニス | |
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読み | あどにす |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 『Fate/Grand Order』第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』の登場人物。
- 略歴
- マンチェスターに住む妖精騎士ガウェインことバーゲストの恋人[注 1]。
- 彼女の屋敷の奥の一室で寝たきりの生活を送っており、主人公達がマンチェスターにやって来た時も病気を理由に顔を見せていない。
- 実は本編よりも前に彼女によって「捕食」されてしまっており、バーゲストが主人公達に話した彼の様子は「記憶補填による妄言」である。
- 人物
- 病弱体質の人間の少年。
- 出逢った当初は杖をつかなければ歩行も困難なほど弱々しく、バーゲストに保護されてからも衰弱は進む一方だったようで、ここ最近では常にベッドに横たわったまま立つことはおろか、咳も止まらず起き上がることもまともに出来なくなっていた。
- また、「円卓の騎士の物語」を筆頭に楽しい話を聞くのが大好きだった模様。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』の登場人物。
人間関係
名台詞
- 「また泣いているんだね。バーゲスト。ほら、こっちにきて。
泣きながらでいいから、今日はどんなことがあったのか聞かせて。
つらいことがあった?かなしいこと?
それが自分のことなら、わらいながら。他のひとのことなら、おこりながら。どんなことでもいいから、気持ちを聞かせて。
だいじょうぶ。どんなに情けないことでも、ぼくはきらいにならないよ。」 - 「ほら、つらいときはたのしい話がいい。大好きな円卓の騎士の話をしよう。“
取り替え ” で流れてきた漂流物。はなやかで、ほこりたかくて、ちょっとさみしい。
きみがあこがれ続けた、いさましい騎士たちの物語を。」 - 「ほら、庭をみて。きみが植えた花はとてもきれいだ。
歩けないぼくのために、きょうも一輪、新しい花を添えてくれたんだね。
ありがとう、優しいきみ。どうかその心の痛みが、和らぐ日が来ますようにーーー」 - 在りし日のバーゲストとアドニスの記憶。
- 穏やかな日々を過ごしていても、夜毎トラウマに悩まされ悪夢に飛び起きては泣く彼女を大丈夫だと優しくなだめていた。
メモ
- 「アドニス」とは、ギリシャ神話に登場するアプロディーテとペルセポネに愛される美少年の名前。最終的に彼はアプロディーテを選び、嫉妬したペルセポネがアドニスの存在を彼女の恋人・軍神アレスに告げ口した事で殺害されてしまった。
- 植物とも関係があり、神話では彼の流した血からアネモネの花が咲いたと言われている。また、フクジュソウ(福寿草)の学名も『アドニス』[注 2]である。
- 病弱のアドニスが捕食された理由について、「彼は身体が弱くても、大好きなバーゲストのために生きたいと願う『誰よりも強い心』を持っていたから」説と「実はもう既に長くなく、このまま死ぬくらいなら最期は大好きなバーゲストの手で『命を終えたい』と願ったから捕食を受け入れた」説が流れている。
脚注
注釈
出典