スーパーバニヤン

2023年9月3日 (日) 15:16時点における (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Fate/Grand Order)
アルターエゴ
真名 スーパーバニヤン
性別 女性
身長 156cm(第一・第二再臨時)
135cm(第三再臨時)
体重 47kg(第一・第二再臨時)
35kg(第三再臨時)
出典 伝承
地域 北アメリカ大陸(アメリカ、カナダ)
属性 中立・中庸
声優 小見川千明
デザイン リヨ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要

アルターエゴ」のサーヴァント

略歴
『ミシシッピ・ミササイザーズ』にて登場。
特異点で映画のプロデューサーをやっており、「愉快な仲間達」と友に映画を撮影して公開しているが、人手や資金が足りていないためトラブルを多く抱えこんでいた。
特異点を訪れた主人公たちを「仲間達」に加えて資金繰りやトラブル解決を依頼して状況を改善してゆく傍ら、かつての仲間のメアリー・アニングと対立してゆく。
物語の終盤ではメアリーと最後の対決をして勝利するものの、本人の意図はそれとは正反対であった。
実のところスーパーバニヤンは「何も知らず、無敵の精神のままに開拓と称して世界を破壊していた」かつての自分を疎んでおり、「破壊者としての自分が大自然の化身であるプレシオサウルスくんとメアリーに倒され、主人公が荒ぶる自然である彼らを打倒することで世界が調和を取り戻す」というストーリーにしようとしていたのであった。
だが、主人公たちの声援で「自分は存在してもいい」と自信を取り戻し、みんなのための調停者としての自己を確立。最後のトラブルも解決し、彼女の意図したストーリーはクランクアップを迎えた。
人物
かつてのポール・バニヤンと比較するとお洒落で都会風の服装をした少女。
一臨・二臨ではバニヤンと比較して頭身が上がり、ミドルティーンからハイティーンくらいの外見年齢で登場するのだが、三臨以降はバニヤンと同じ年齢層に戻ってしまい、本人も困惑している。
眼鏡をかけているが、伊達眼鏡である。
昔日の無垢さは根底にはあるが、さまざまな経験を積んだためか現代の価値観に則って行動しており、無軌道な開拓と自然破壊を嫌っている。
元からあった「誰かに認められたい」という気持ちから皆に認められるリーダーとなりたがっているようで、多くの仲間を集めて共に助け合おうとしているが、他人の期待に応えようとする反面「できる」と思った相手には期待と共に責務を要求するリーダーシップの負の面も見え隠れしている。
また、根底はむしろネガティブ寄りの人物でもあり、「自分はもうこの世界に必要のない存在」というポール・バニヤンが抱えていた一種の諦観に近い感情を、スーパーバニヤン側も同じように持っている。
略歴にもあるように「自分をこの世界から排除すべきである」という希死念慮じみた思いを秘めていた事情から、事件解決後も暗く湿っぽい一面を覗かせる事もしばしば。
能力
基本的にはポール・バニヤンの頃とは変わっていない。
霊基を共有している「愉快な仲間達」の助けを得たり別途行動させたりする事もできる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アルターエゴ 主人公 (Grand Order) C B C C E C 対魔力:C
道具作成:C
いいね!の力:EX
大統領令:C
ビジョンクエスト:A
メイプルシロップをかけよう:A

宝具

闇を拓く星条の象り(アメリカズ・スイートハート・オブ・ダークネス)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:30
最大捕捉:30人
支持者たちの一票(いいね!)を力の源として巨大化し、圧倒的な力で一撃を加える……という設定の宝具。
実際は普通に巨体を生かして殴っているだけであるが、彼女と同化している複数の英霊の力が上乗せされており、強さと速さが増している。

真名:スーパーバニヤン

かつて樵の親方として皆の先頭に立ってきたポール・バニヤンが現代にアジャストした姿。
樵の親方ではなくみんなのリーダーとしてビジョンを掲げ、応援してくれる仲間達に働いてもらい、皆で目標を達成しようとしている。
動画配信やSNSを通した宣伝や啓蒙活動にも積極的であり、「開拓自体のアメリカ」の体現だったポール・バニヤンと比較して、まさに「現代のアメリカ」を体現するような存在となっている。

関連用語

トール・テイル
アメリカの開拓時代において、入植者たちの間で語られた荒唐無稽なおとぎ話。
ロデオの達人ペコス・ビル、森を拓いた巨人ポール・バニヤン、荒くれ者のキールボートの王マイク・フィンクなど多くの人物が語られた。
メイプルシロップ
サトウカエデから採取できる甘い樹液であり、スーパーバニヤンの好物。
主要産地であるカナダやアメリカ北部がポール・バニヤンの物語が主に語られた場所故であろうか。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『ミシシッピ・ミササイザーズ』の開催に伴い実装。

人間関係

Fate/Grand Order

愉快なライダー愉快なアサシン
霊基を共有している「愉快な仲間達」のメンバー。映画に情熱をかけるバニー姿の監督と、寡黙な女諜報員。
第三再臨から実際にキャラクターとして登場する。
両者共に「バニヤンの付属品としての召喚は不本意」「いずれ私たちも単独で召喚されてやる」と息巻いているが、いつになることやら。
マイク・フィンク
霊基を共有している「愉快な仲間達」のメンバー。
第一・第二再臨状態では登場するが特に喋らず、第三再臨からは姿を見せなくなり、「そんなのもいたっけね」とぞんざいな扱いになる。
マイルームでの絆セリフによると、生前に「俺はアリゲーターだ!」と言っていたのでこの姿に変えてあげた、とのこと。
「意識は残ってるのかな? 残ってない方が、幸せだろうけど」となにやら不穏なコメントもしている。
『ミシシッピ・ミササイザーズ』では共に行動してたが、物語の終盤で対立した。
メアリー・アニング
『ミシシッピ・ミササイザーズ』では「愉快な仲間達」のメンバーだったが離反され、物語の終盤まで対立していた。
ポール・バニヤン
無敵だった頃のかつての自分。イノセントで見ていられない相手。
カルデアでは積極的にお姉さんぶろうとしているが逆に妹扱いされることもしばしば。
風魔小太郎
横文字のセンスが若干同類項の模様。
トーマス・エジソン
同じ「大統領」のエッセンスを持つサーヴァント。
何故か彼を見ていると物凄い恨みの感情が湧いてくるとか。原因は間違いなく彼女であろう。
ベイヴ
かつて相棒だった青い牛。
今では「変わってしまった」らしく一緒にいないが、最終再臨の絵では共演している。
近代化とモータリゼーションの影響を受けて飛行機のような姿に進化した。環境に優しいクリーンエネルギーで動いているとのこと。
曲亭馬琴
『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、成り行きで彼のサークル「美少年」のメンバーになってしまい、視点の違いからプロデューサー業務を依頼された。
一冊目の作成時点では期限が間に合わないこともあり駄々を捏ねる彼に対して暴力に訴え出てどうにか写真集をサークル成果物として仕上げ、二作目時点では彼の目的だった『近世説美少年録』の問題を指摘して「予告編の映像作品」をサークル全体の成果物として仕上げることができた。
伏姫
馬琴が内包している霊基の一つ。
『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』ではサークルのかじ取りに悩むところで彼女からアドバイスをもらって腹を括った。
言葉が難しくて今一つ意味を汲めないようで、一人称から「ワナミさん」と呼んでいる。

名台詞

メモ

  • ファンからの愛称は主に「スーバニ」なのだが、『まんわか』本編中ではこれを除いたほうの「パーヤン」と呼ばれたことがある。
    • なお本人は相手がジャックだったためその場は笑って流したものの内心かなりショックを受けていた模様。
  • 大統領やリーダーを志向するキャラになっているのは『まんわか』のちびっこ王国で元のバニヤンが大統領に選ばれたことからであろうか。

脚注

注釈


出典


リンク