グレン・マッケンジー
- CV:西川幾雄
冬木市に在住する、オーストラリア出身の72歳の老人。
- 略歴
- 元々はオーストラリア出身の商社マンだが、家族で赴任してきた際に冬木の風土を気に入り、永住を決意。
脱サラして貿易商を始めるものの、可もなく不可もなくの成功を収め、息子家族との別れを経験しつつ引退。
以降は英会話教室の非常勤講師として悠々自適の日々を送っている。
『Fate/Zero』では英語が通じる一軒家持ちということでウェイバーに下宿先として選ばれ、暗示をかけられて孫と思い込まされた。
- 人物
- 人生経験を長く積んできた為か、穏やかで優しい性格をしている。
不思議なことに対する向き合い方ができているのか、ウェイバーがかけた暗示を違和感から自力で破った。
その後もウェイバーを信じ続けるなど、人間を見る目は確かである。
登場作品と役柄
- Fate/Zero
- ウェイバーによって暗示をかけられ、日本での滞在先にされる。
人間関係
- ウェイバー・ベルベット
- 暗示によって孫と思い込まされた相手。聖杯戦争終了後も交際は続いている模様。
- マーサ・マッケンジー
- 妻。
- クリス・マッケンジー
- 息子。
- 孫が生まれたことを機にオーストラリアに帰郷し、以後は疎遠になっている。
- アレクセイ
- 孫がイギリスで出会った友人と思い込み、意気投合する。
名台詞
- 「それがお前さんにとって、どれほど大切な事柄なのかは解らんが……これだけは言わせてほしい。
人生、長生きしたあとで振り返ってみればな、命と秤にかけられるほどの事柄なんて、結局のところ一つもありはせんものじゃよ」 - ウェイバー達が命をかけた何かに挑もうとしている、と察しての言葉。
- それまで魔術師の狭い世界でしか生きてこなかったウェイバーにとって、自分の三倍近く、イスカンダルと比べても二倍以上生きてきた老人の言葉は自分を見つめ直す切っ掛けの一つとなった。
メモ
- 『Fate/Zero』原作時点では少しやせ気味のデザインだったが、アニメ版では少し恰幅が良くなり、豊かな白髭が追加された。もっともそのせいで、「NHK名作劇場やジブリアニメのキャラみたい」と一部では言われていた。
- 冬木大火災は妻のマーサともども無事生き延びている。ウェイバーがエルメロイⅡ世となった時代においても存命らしく、来日する際にはマッケンジー家へ立ち寄る描写がある等、交流はまだ続いている。