“山の翁”

2016年9月5日 (月) 18:12時点におけるKenn G (トーク | 投稿記録)による版 (→‎名台詞)

キングハサン

  • 性別:男性

Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。牛のような角を備えた髑髏の仮面を被った大男。

略歴
山の翁」の初代首領であり、以降の歴代のハサン・サッバーハ達の影にあり続けた存在。
命を保ったまま「アズライールの聖廟」という歴代のハサンしか知らない場所に住まい、彼らにハサンたる資格が無くなったときと判断した際に首を刎ねてきた。
Fate/Grand Order』では第六章で登場し、獅子王率いる神聖円卓に対抗する為に、ハサン達に呼ばれる形で登場。
円卓の騎士達相手に活躍し、章の最後には呪腕のハサンを解任し、新たな使命を授けた。
人物
人を殺すことについては非常に強い使命感を持ち、「天命によって討たれるべきか否か」で殺すかどうかを判断する。
その一方で資格が無くなった呪腕のハサンには若干屁理屈込みで新たな使命を与える等、必ずしも人の心を解さない存在ではない。(討たれるべき者ではないと判断したのかもしれないが)
能力
はっきり言って、デタラメと言っていい程の強さ。
「山の翁」としての気配遮断・暗殺能力も図抜けており、神殿の最奥部に居たオジマンディアスを「首を刎ねられるまで気づかなかった」というレベルで攻撃し、神殿内では実質不死身であるにも関わらず、落とされた首が繋がるまでにかなりの時間を使わせた。
戦う際には剣を使用して剣士のように戦うが、ギフトの影響もあって常時無敵状態であったガウェインの一撃を容易く受け流した。
他にも魔術的要素一切なしで大規模な砂嵐を発生させガウェインのギフトを無効化する等、常人離れした異能も使いこなす。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
第六章に登場。

人間関係

呪腕のハサン
自分の後輩にあたるハサンの一人。
『Fate/Grand Order』の第六章では彼の要請に応える形で主人公らに力を貸し、最後にはハサンとしての資格を失った彼に新たな使命を授けた。
百の貌のハサン
自分の後輩にあたるハサンの一人。
『Fate/Grand Order』のFate/Zeroコラボイベントでは断末魔に「鐘の音が聞こえる」と言っていたので、彼らの最期にも現れたのかもしれない。
静謐のハサン
自分の後輩にあたるハサンの一人。
彼女が言っていた、「あの御方」というのが彼のことと思われる。

名台詞

「———魔術の徒よ。
そして、人ならざる者たちよ。
汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。
だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。
使者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す」
姿を見せず、気配も晒さずに主人公 (Grand Order)達へと語りかけられた台詞。この台詞の前に、主人公 (Grand Order)はキングハサンの攻撃によって、(しかもその攻撃はマシュによって防がれたにもかかわらず)一瞬反応が消失、すなわち「死亡」したこととなっていた。
このすぐ後に静謐のハサンの意識を乗っ取り、霊基を強化したうえで主人公 (Grand Order)達に試練として差し向けてきた。
「……生をもぎ取れ、とは言ったが。どちらも取るとは、気の多い男よ。
だが結果だけをみると言ったのはこちらだ。過程の善し悪しは問わぬ。———解なりや。」
意識を乗っ取られた静謐に勝利し、さらに彼女の意識を取り戻したことに対する台詞。この台詞の後、ついにその姿を主人公 (Grand Order)達の前に姿をあらわすことになる。
「無粋な発言は控えよ、魔術師。
汝らの召喚者、その蛮勇の値を損なおう」
キングハサンのクラスはグランドアサシンなのではないか、と言おうとしたロマンに対してカルデアとの通信を剣の一閃で文字通り「切断しながら」放った台詞。
後にホームズの発言でキングハサンもまたロマンのことを信用しておらず、情報を与えないために敢えてカルデアとの通信を切断したことが明らかとなったが、何故本来サーヴァントでないはずのロマンに対し「汝らの召喚者」と、まるでサーヴァントか何かであるかのような発言をしたのかは不明。

メモ

  • 「キングハサン」というのは話の中で出てきた通称であり、台詞の表記も「山の翁」になっている。
  • そのあまりにもデタラメな強さと「ずっと在り続けている」という点から、最高のサーヴァントである七騎のうちの一人「グランドアサシン」であることがほぼ確実視されている。
    • なお、その点を指摘されかかった際には「無粋」と話を途中で遮った。
      • さらにその際カルデアからの通信(それも映像+音声のみを選択して)を斬った。「切った」のではなく文字通り「斬った」。 本当に化物である。

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