Fate/EXTELLA LINK | |
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発売日 | 2018年6月7日 |
機種 | PS4・PSVita |
ジャンル | ハイスピードサーヴァントアクション |
定価 | 7980円+税(PS4)/5980円+税(PSVita) |
前 | Fate/EXTELLA |
概要
『Fate/EXTELLA』の続編にあたるアクションゲーム。
『Fate/EXTELLA』で繰り広げられた三つの陣営の戦いのその後を描く物語。
製作・開発はTYPE-MOONとマーベラス 1st Studio。
あらすじ
月の聖杯を巡る戦いの中で新しく生を受けたアルテラと共に、争いが平定した霊子虚構世界『SE.RA.PH』を散策していたマスターは、突如出現した攻性プログラムの群れに遭遇してしまう。 平和が訪れ出現しなくなったはずの攻性プログラムによる襲撃に戸惑うマスターたちだったが、そこに、見知らぬサーヴァント──シャルルマーニュが現れる。
「ここは、颯爽と切り捨てるってのがカッコイイよな!」
シャルルマーニュの助力によって危機を乗り越えたマスターだったが、傍にいたはずの幼いアルテラは姿をくらませてしまっていた──。
あらゆるものを隷属・同一化させる『天声同化』の力を持つカール大帝の突如の出現によって、月の世界は新たな戦乱に巻き込まれようとしていた。
全ての存在の同一化という理念の元に行われる侵攻に立ち向かうマスターとシャルルマーニュたち。
だが、カール大帝に賛同するもの、己の利のために手を貸す者だけでなく、かつての仲間すら『天声同化』の力によって同化され、ネロたちの前に敵として立ちふさがる。
さらにカール大帝の傍には行方不明だった幼いアルテラの姿が……。
様々な思惑が絡み合い、新たな戦乱の火蓋が落とされる。
登場人物
マスター
- 主人公 (EXTRA)
- 月の聖杯戦争の覇者。今作では戦場を想像させる野戦服のような衣装を纏っている。
- 今回からは主人公にもCVが実装されている。またステージ攻略時において、マスターの敗走がすなわちプレイヤーの敗北に直結するようになった。
主人公陣営
- シャルルマーニュ
- 本作にて初登場。物語の鍵を握る「剣士」のサーヴァント。
- ひとりの騎士としてSE.RA.PHの危機を救うため、カール大帝の侵攻に立ち向かう。
- ネロ・クラウディウス
- 月の聖杯戦争をマスターとともに戦った、「剣士」のサーヴァント。
- 玉藻の前
- 月の聖杯戦争をマスターとともに戦った、「魔術師」のサーヴァント。
- 無銘
- 「弓兵」のサーヴァント。
- ガウェイン
- 「剣士」のサーヴァント。
- クー・フーリン
- 「槍兵」のサーヴァント。
- エリザベート=バートリー
- 「槍兵」のサーヴァント。
- アストルフォ
- 新規参戦。「騎兵」のサーヴァント。
- シャルルマーニュ十二勇士のひとりで、理性蒸発したポンコツ騎士。
主人公陣営・別働隊
アルジュナが率いる軍勢。主に、主人公たちの行先とは別方面での作戦を指揮・展開する。
- アルジュナ
- 新規参戦。「弓兵」のサーヴァント。
- 古代インド叙事詩の大英雄。カルナの異父弟にして永遠のライバル。
- ロビンフッド
- 新規参戦。「弓兵」のサーヴァント。
- かつて月の聖杯戦争で戦った相手でもある、森の義賊。
カール大帝陣営
- カール大帝
- 本作にて初登場。もう一方の鍵を握る「裁定者」のサーヴァント。
- あらゆるものを同一化させる“天声同化”の力を使い、SE.RA.PHへ侵攻を開始する。シャルルマーニュとは別人のようだが……?
- カルナ
- 「槍兵」のサーヴァント。
- フランシス・ドレイク
- 新規参戦。「騎兵」のサーヴァント。
- かつて月の聖杯戦争で戦った相手でもある、「太陽を落とした女」。
- ランスロット
- 新規参戦。「狂戦士」のサーヴァント。
- 「アーサー王伝説」に登場する、円卓の騎士のひとり。
- メドゥーサ
- 「騎兵」のサーヴァント。
- 呂布奉先
- 「狂戦士」のサーヴァント。
- ダレイオス三世
- 新規参戦。「狂戦士」のサーヴァント。
- 生前、イスカンダルと覇を競ったペルシャの大王。
- 李書文
- 「暗殺者」のサーヴァント。
- スカサハ
- 新規参戦。「槍兵」のサーヴァント。
- クー・フーリンの師匠であり、「影の国」の女王。
- ジル・ド・レェ
- 新規参戦。「魔術師」のサーヴァント。
- ジャンヌ・ダルクの生前の部下。
その他
- アルテラ (EXTELLA)
- 前回の戦いを経て新たに生を受けた少女であり、「剣士」のサーヴァント。
- カール大帝の呼び声に応じて姿を消してしまうが……?
- ギルガメッシュ
- 「弓兵」のサーヴァント。
- 日頃の慢心が祟ったのか、複製サーヴァントを生み出す魔力電池として利用されていた。
- ジャンヌ・ダルク
- 「裁定者」のサーヴァント。
- カール大帝に独力で立ち向かった結果、「青い粒子」に還元されてしまっていたが……。
- イスカンダル
- 「騎兵」のサーヴァント。
- 大帝の侵攻に対し、自身で軍勢を率いて侵略することで対抗しようとする。
- アルキメデス
- 「魔術師」のサーヴァント。
- ムーンセルのメンテナンス技師であり、事態に対しても傍観的。前作で特徴的だった浸食痕はなくなっている。
- アルトリア・ペンドラゴン
- 「剣士」のサーヴァント。
- SE.RA.PHの新たな危機を受けて独自行動をとっている。
用語
- ベースキャンプ
- 本作の戦いにおける拠点基地。マイルーム、宿舎、作戦会議室といった施設が立ち並ぶ。ここからセーブやロードを行うことも可能。
- 庭園内には噴水や簡易テント、玉藻の前が寛ぐ玉座が設置されている。庭園内では味方サーヴァントが自由に過ごしているほか、話しかけることでボーナスサイドミッションを受注したり、会話を楽しむことができる。
- ベースキャンプの正体はシャルルマーニュの第二宝具、『我が儚き栄光よ (シャルル・パトリキウス) 』。空中に浮かぶ庭園要塞であり、人を乗せたまま戦場の近くまで移動することができる。そのため庭園外には次の攻略ステージに対応した景観が広がっている。カール大帝の機動聖都とは同じ仕組みである模様。
- マイルーム
- ベースキャンプ内にある施設。マスターとサーヴァントの部屋。操作サーヴァントの変更・カスタマイズやプロフィール閲覧、レベルアップ、礼装やスキルの構築・分解・装備など、各種戦闘準備を行うことが可能。
- サーヴァントからは絆レベルに応じてインストールスキルや礼装レシピなどの贈り物をもらえる。なお操作サーヴァントとはここでも会話を行えるのだが、時系列の関係で一部の絆会話が発生しないことがあり、その場合は宿舎で聞くことができる。
- 宿舎
- ベースキャンプ内にある施設。味方のサーヴァントが過ごしている個別の部屋。3階建てで1階につき10部屋ずつ、合計30部屋あるが、サーヴァントは全部で26騎しかいないため、一部は常に空室となっている。
- 特定のサーヴァントと絆レベルに応じた会話を行ったり、プロフィールを閲覧することが可能。その部屋にいるサーヴァントによって少しずつ部屋の様子が異なり、彼らの武器がどこかしらに置かれていたり、立てかけてあったりする。
- 作戦会議室
- ベースキャンプ内にある施設。ここから戦場に出撃する。サポート設定やサイドミッション受注のほか、マイルームと同じくサーヴァントカスタマイズや礼装装備などを行えるが、こちらではサーヴァントとの会話や礼装構築はできない。
- 天声同化機動聖都 -Carolus Patricius-
- カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。
- カール大帝の電脳体を覆う鎧のようなもので、機動聖都領域そのものである。シャルルマーニュの空中庭園とは同じ仕組みである模様。
- 天声同化 (オラクル)
- 一人一人に直接赦しを与えることで属性変化や精神改宗を行う霊基汚染。カール大帝が本来所持する「カリスマ」が異星鍵(モノリス)によって強力な同化能力へと変化したもの。これによりカール大帝はあらゆるものを自身に隷属・同一化させてしまう。性質も厄介であり、カール大帝に何かしら同情を示した瞬間に同化が始まるため、拒むことは困難。ただし効き方にはばらつきがあるのか、エリザベートは半ばで同化が止まり、アストルフォなども一旦同化されたものの、その後同化が解けている。
- なお「洗脳」とは似て非なるものであり、同化された者の価値観自体は変質しない。しかしながらそこに「相手を同化させようとする」言動が現れるため、同化されていない者からすれば「おかしくなっている」ということは分かるようである。
- 異星鍵 (モノリス)
- 月の世界にあり続ける異物。生前のアルテラやカール大帝を導いた「力」と同質の存在であると推測される。
- 異星鍵を起動させることで、カール大帝の第四宝具『最後の審判 (ウルティム・プロパテール)』、またの名を『カロルス・パトリキウス・ディミッテ』は完成する。
- カール大帝の宝具
- 第一宝具『聖剣ジュワユーズ』、第二宝具『カロルス・パトリキウス』、第三宝具『聖なるかな、今こそ威光が地に満ちる (カロルス・パトリキウス・アウクトリタス)』、第四宝具『最後の審判』。
- 第二宝具はすなわち機動聖都そのもの。第三宝具はその一部を戦闘形態に変形させたもので、いわゆる戦闘ロボット。第四宝具は同化ウイルスであり、SE.RA.PHの全電脳体を一度に同化することが可能。ただし、一挙に同化できるのは全体の6割に留まり、残りの4割は意識を維持できなくなる。
- シャドウサーヴァント
- SE.RA.PH内で召還されたサーヴァントの残留霊基。本来であれば人知れず消え去るものだが、今回は“天声同化”を受けたことで、伝令や散布装置の設置など下士官のような役割を果たしている。
- 複製サーヴァント
- サーヴァントの霊基情報を、とある「素材」と、膨大な魔力量を用いて作成されている、いわゆる「違法コピー」。本物とは遜色のない能力を有している。
- とある「素材」はサーヴァントを複製するのに必要なリソースを、例えば海の水ほどに「大量」であるところをプールの水程度の「大量」にまで減らすことができるという。
- トップサーヴァント
- SE.RA.PHの危機に際し、ムーンセルによって召喚されたサーヴァント。大英雄として広く伝わる英雄の中の英雄、または通常の七分類とは異なる特殊クラスで召喚された英傑。前作の時点ではアルテラ解放を感知したためアルトリアやイスカンダル、ジャンヌ・ダルクらが召喚されており、他にカルナ、ギルガメッシュが該当していた。本作ではトップサーヴァントは7騎と明言されており、前作から続投されている5騎に加え、残りの2枠には新規参戦のスカサハとアルジュナが該当する。
- ただし召喚された意図に反し直接の味方となった者は前作においても多くなかった。そして今回もやはりというべきか、カルナとスカサハは同化されて敵に回り、アルトリアとイスカンダルはそれぞれ単独行動、ジャンヌやギルガメッシュも魔力を搾り取られて利用されるという憂き目にあっており、唯一アルジュナだけが味方陣営で奮戦している状態である。
- アクティブスキル
- 本作からの新システム。サーヴァントがレベルアップすると7つまで習得する、戦闘用の個別スキル。前作からの参戦サーヴァントは、前作におけるコンボ派生技がこちらに再編されていることが多い。
- スキルスロットは4つあり、任意で装備させることが可能。任意のタイミングで自由に使用できるがクールタイムがあり、一定時間経過するまでは再使用不可となる。
- スキルには攻撃(水色)・行動制限(紫)・カウンター(黄色)・回復(緑)・自己強化(オレンジ)の5種類があり、さらに攻撃には近距離・周囲・放出・突進・遠距離という細かい内訳がある。攻撃スキルはクラスに応じた種別のスキルが強化される特性があり、セイバーとアサシンは近距離、バーサーカーとルーラーは周囲、キャスターは放出、ランサーとライダーは突進、アーチャーは遠距離が対象となっている。
- ムーンドライヴ/ドライヴスキル
- ムーンドライヴは前作同様、操作サーヴァントの能力を一定時間強化する。発動中は仰け反りにくくなり、攻撃力も増大するため、効率的に攻めることが可能となる。ムーンドライヴ中に敵を倒すと金色の魔力球が出現し、これを貯めることで宝具ゲージが上昇。最大まで貯まると宝具を発動できる。
- ドライヴスキルは本作で追加されたシステム。ムーンドライヴ中に任意で発動できるスキルであり、宝具の力の一部を解放し、周囲の敵を一気に殲滅する。ただし発動と引き換えにムーンドライヴ状態が終了する。任意のタイミングで発動できるため、終了直前まで粘ってから発動という手もある。
- ラッシュ
- 本作からの新システム。敵サーヴァントに連続で攻撃やアクティブスキルをヒットさせて弱らせたところへ、クラス特性に対応したアクティブスキルを当てることで発動する。
- 発動中は敵が無防備となり、ボタン連打で連続攻撃を行えるため大ダメージを与えることができる。またラッシュが発動すると「攻撃力アップ」または「攻撃速度アップ」のどちらかのドロップアイテムが確定でドロップする。
- LINKシステム
- 本作からの新システム。味方のNPCサーヴァントに接近することで「LINK状態」となり、操作サーヴァントの頭上に表示される白い線で結ばれる。
- LINK状態になると、LINKしたサーヴァントに応じたクラス特性を共有できるようになる。例えばセイバーがアーチャーとLINKすると、セイバー側は遠距離攻撃スキルが強化され、アーチャー側も近距離攻撃スキルに強化を受けることが可能となる。またアーチャー同士がLINKすると、遠距離攻撃スキルが二重に強化されるといった具合である。
- さらに、LINK状態でラッシュ攻撃を発動するとLINKしたサーヴァントも自動で攻撃に参加し加勢してくれる。このため多くのサーヴァントとLINKすることで有利に戦うことができる。
- サポート部隊
- 操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。
- サポート部隊は戦闘には直接参加せず、操作サーヴァントの被弾時や攻撃時にガードや特定スキルを発動したりするなどのアクションを取ったあと再び退避し待機状態に戻る。絆レベルに応じて戦闘中のアシストが多彩になっていき、「攻撃被弾時ガード」と「アクティブスキル同時撃ち」の2つについては発動頻度や発動対応スキルの異なる「改」バージョンを別枠で習得する。
開発スタッフ
- 監修
- 奈須きのこ
- シナリオ
- 東出祐一郎 小太刀右京/チーム・バレルロール
- 「Fate」シリーズキャラクター原案
- TYPE-MOON
- キャラクターデザイン
- ワダアルコ
- 音楽制作
- TYPE-MOON 岡部啓一・MONACA
- プロデューサー
- 佃健一郎
メモ
- 前作『EXTELLA』は4つの章に分かれた一本道のシナリオだったが、本作では最終的に3つのルートに分岐する。
- このうち最初から進めるルートは2つでシナリオは4日目から分岐していき、2つともエンディングを回収することで初めて第三ルートに分岐できるようになる。第三ルートは2日目から分岐しているため第一ルート・第二ルートと比較して途中の展開が大きく異なっており、同時にそれまでのルートの「答え合わせ」や「まとめ」となるような部分も持ち合わせている。
- 戦闘システムが大幅に更新され、前作とはアクション面が別物になっている。
- 長いコンボは短く纏めなおされて5段程度になった代わりにアクティブスキルシステムが実装されたことで、以前よりも固有技を手軽に発動しやすくなっている。ただしクールタイムがあるため物によっては使いどころを見極める必要がある。回復系や自己強化系は特にCTが長いため、戦略性が求められるだろう。
- エクステラマニューバは廃止されているが、これはラッシュ攻撃に置き換わったと考えてよいだろう。ゲージチャージが必要ない代わりに特定の攻撃を当てる必要があるため、ここに戦略性や装備の幅が広がっているとも言える。LINKシステムもここに一役買っており、うまく生かせばそれこそ3人掛かりで1人の相手をフルボッコにできたりもする。
- 発動難易度が大きく変化したのは宝具だろう。前作ではファンタズムサーキットを3つ集める必要があり、宝具の2回以上の発動は困難を極めた。今作においてはムーンドライヴで敵を倒してゲージを貯めるシステムに変更されたため、2回以上の使用も十分に実現可能となっている。なおサーキット自体は廃止されておらず、1ステージに2つまで設置されており、入手するとドライヴゲージが一定量上昇するようになっている。
- ステージ攻略も、前作はレジムマトリクスを完成させるのが目的だったのが今作ではさまざまなミッションが次々に発令されるようになり、単なる陣取り合戦ではなくなった。極端に難しいものはないが、マスターや味方が敗走すると敗北に直結するため要領よくこなす必要がある。このことも関係してか、味方NPCのAIは大幅に強化されており、攻撃されてあっさり敗走するといったことはなくなっている。
- 令呪メニューにも新たに「空間転移」が追加されており、セクター間を一瞬で移動可能になっている。
- そのほか戦闘以外の面においても前作からはガラリと変わった部分が多い。
- その筆頭がイベントパート。一部のムービーパートを除いて3Dグラフィックモデルではなく『Grand Order』のような立ち絵式が採用されている。ちなみにこの立ち絵は台詞に合わせて口が動き、各種場面で瞬きもする。
- グラフィックも全体的に向上しており、前作と比較するとワダアルコ氏のイラストにより近くなっている。
- ベースキャンプではマスターを操作できるが、その際選択中のサーヴァントが後ろを走って着いてくる。このあたりは『EXTRA』や『EXTRA CCC』を思い起こさせるほか、サーヴァントによって特殊な会話が発生することもある。
- シナリオは単純な前作の後日談というわけではない。時系列が定かではない印象を受けるものの、詳細は現時点では不明である。本作はいわゆる「劇場版」のような番外編扱いであるため、もしかすると『EXTELLA』の正式な続編が出た場合に明らかになるのかもしれない。
- アルテラは前作の経緯あって幼い少女となっているが、ネロがアルキメデスのことに関して名前を聞いたことのある程度といった口ぶりだったりするほか、当のアルキメデスはアルテラのことを知っているような素振りを見せつつ「スライドの痕跡」などといった意味深長な発言をする一方で、左肩から腕にかけての浸食痕がなくなっている。……相変わらず「胡散臭い」という感想をあちこちから抱かれてはいるが。
- アルジュナは当人曰く「アルキメデスをよく知らない」ということであるため、彼が召喚されたのは少なくとも前作終了後だろうか。ただし、彼やスカサハがムーンセルに召喚された理由が「カール大帝を討伐するため」だったかどうかは不明である。
- アルジュナが統率している軍(別働隊)はOP映像を見る限り、恐らくは攻性プログラムと自身、そしてそこにロビンフッドを加えた部隊であると推測できる。ロビンフッドも作中で「アルジュナのダンナのところで厄介になっていた」と発言しているので、部隊に所属しているサーヴァントは彼とみていいだろう。
- 今作より新たに10騎のサーヴァントが参戦しており、内訳としては完全新規の2騎に加えて『EXTRA』から2騎、『Apocrypha』から1騎、『zero』から2騎、前作では参戦の可能性が極めて低いと言われていた『Grand Order』からも3騎が出演を果たしている。
- ちなみに『Grand Order』からの客演組であるアルジュナ、スカサハ、ダレイオス三世と、あちらに先行出演しているアルテラは皆『Grand Order』第一部の公式ビジュアルを飾っている。このため新参戦サーヴァントの発表が行われていた途中の段階では「『Grand Order』のビジュアルにいたサーヴァントが他にも参戦するのではないか?」と予想されていたこともあった。またアーチャーの候補として『EXTRA』で名前が出たこともあるアタランテ、バーサーカーの候補として『EXTRA CCC』での出演候補であったナイチンゲール、キャスターの候補として過去作に登場したナーサリー・ライムやアンデルセン、ルーラーの候補として『Apocrypha』でジャンヌとの因縁がある天草四郎時貞の名を上げる人もいたようである。
- 結果的に、新たに参戦したサーヴァントはその多くが誰かしらに因縁関係を持っている面々となった。シャルルマーニュとカール大帝は両者ともその存在が物語に大きく関わっており、またジルはジャンヌ、ランスロットはアルトリアとガウェイン、スカサハはクー・フーリン、アストルフォはシャルルマーニュ、ダレイオス三世はイスカンダル、アルジュナはカルナとそれぞれ関係がある。
話題まとめ
商品情報
脚注
注釈
出典