アーチャー | |
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真名 | ナポレオン |
性別 | 男性 |
身長 | 189cm[注 1] |
体重 | 92kg |
出典 | ナポレオン伝説 |
地域 | 欧州 |
属性 | 中立・善 |
声優 | 日野聡 |
デザイン | Ryota-H |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 人物
- 能力
- 巨大な大砲による砲撃で攻撃する。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アーチャー | 主人公 (Grand Order) | D | C | A | E | B | B | 対魔力:C 単独行動:C |
凱旋のカリスマ:B 火力支援(砲):B+ 可能性の光:B 皇帝特権:B |
宝具
- 凱旋を高らかに告げる虹弓(アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール)
- ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:100人 - 凱旋門のフランス名と同名を冠する砲撃宝具。
- 人(霊長)の持つ可能性は砲弾へと変わり、まるで虹のようにして空を駆ける。
- 英霊ナポレオンの存在そのものを基軸として「ギザの大スフィンクスを砲撃した」という伝説を加えることで昇華を果たした宝具。
- 外観としては片手持ちの変形型大砲。「スフィンクスを破壊した」という砲撃伝説に伴い、神秘への特攻を有している。
- 『Fate/Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与[注 2]&敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃を与える。[注 3]」という効果のBuster宝具。
- グランダルメの宝具(仮名)
大陸軍 を率いて暴れ回った逸話から来ている宝具。- アーチャークラスで召喚された場合はこの宝具を持たない。
真名:ナポレオン
- ナポレオン・ボナパルト。
大陸軍 の総司令官であり、征服者であり、支配者。可能性の男であり、人々の期待によって生み出された英雄の偶像。 - ロシア帝国への大遠征について広く知られ、北欧神話の要素を一部含む書物『オシァン』を愛読していたとされている。
- 西暦1789年に発生した革命の後に頭角を現し1804年5月、国会の議決と国民投票を経て第一帝政フランスの初代皇帝に即位。
- 一時期はヨーロッパの大部分を支配するまでに至ったが、最終的には凋落した。
- その波瀾万丈な生涯は、個人の願望と能力のみに依ったものではなく、人々の想いによってこそ導かれた。
少なくとも、英霊の座は“そのような存在”として英雄ナポレオンを定義した。 - ゆえに、現界した彼は常に「誰かの想いに応える男」として振る舞う。
- 生前の彼は「期待と願いに応える存在」だった。
- 多くの支持を受けて皇帝として立ち、一度はエルバに籠もった折にも皇帝を待望する声が高まれば舞い戻り、しかし人々が皇帝を否定すれば敗北した。
- 英霊ナポレオンもまた、期待と願いに応え、想いに応え、己がすべき事を成し遂げる。
- 故にあらゆるナポレオン伝説を肯定し「人(霊長)の可能性を体現したサーヴァント」として現界した彼の霊基や宝具は後付けである。
- 曰く「彼の辞書に不可能の文字は無い」。
曰く「ピラミッドの中でイスカンダルと出逢った」。
曰く「ギザの大スフィンクスを砲撃で破壊した」。
曰く「フランス革命は秘密結社の陰謀であり、それに深く関わった」。 - 多くに応え続けた人生を過ごした男は「ナポレオンならそれくらいやるだろう」として語られた伝説のままに、多くの不可能を可能とする。その在り方は最早、ある種の超人とさえ呼べる。
- 生前の自分にまつわる事柄には執着しない。コルシカ、パリ、ワーテルロー。全ては過ぎ去った出来事。
- サーヴァントとして現界し、姿形さえ生前のそれとは変化してしまった自分は「ナポレオン・ボナパルトと名付けられた偶像」であり、過去に執着する亡霊とはなるまい―――
- そう、彼は考える。人が「ナポレオン」に多くを夢見たならば、そう在るのみ。
- 揺るぎない確信のもと、彼は現在と未来を生きる人々の為に心身を捧げる。
関連
- フランス革命
- ヴァンデミエールの反乱
- ナポレオン戦争
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/strange Fake
- 名前のみで語られる。
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信前に実装されたキーキャラクターの一人。
人間関係
Fate/Grand Order
- マリー・アントワネット
- フランス革命の騒ぎの中で命を落としてしまった女性であるために、自分が言えた事ではないが「やりきれない」と発言している。
- イスカンダル
- 生前からの大ファンであり、ピラミッドの中で一晩過ごした際に残像を見た逸話もあるためか、本物と出会えた事でテンションが上がりまくっていた。
- ジェームズ・モリアーティ
- 彼が「犯罪界のナポレオン」と呼ばれていることについて、色々と複雑な模様。
生前
- ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ
- 最初の妻。皇帝という立場から、嫡子が生まれない事を理由に離縁する事となった。
- しかし人間としては彼女を心から愛しており、最期の言葉の中に彼女の名前を紡いだ他、英霊として召喚された時も「今だって彼女を愛している」と述べている。
- シャルル=アンリ・サンソン
- ムッシュ・ド・パリ。自分の事を陛下と呼ばない。
- 巌窟王 エドモン・ダンテス
- 監獄から救わなかったため、憎悪の対象にされていると思い、ガチのドンパチを避けるために対面を後にしようとした。
- だが主人公から「今の巌窟王はナポレオンに襲いかかるような事はしない」と言われて驚いていた。
- ホレイショー・ネルソン
- イギリスの海軍提督。彼の奮闘でエジプト遠征やトラファルガー海戦など要所でイギリスに敗北した。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「オレの宝具が、アンタの身体に風穴を開けるぜ?」
「悪い事は言わん……どきな」 - 戦闘開始時の台詞。
- 「派手に行こう! ハハハハハハ!」
「オレの辞書には『不可能』ってのが無いそうだ」 - スキル使用時の台詞。
- 下段の台詞は「余の辞書に不可能の文字は無い」という格言から来ている。
- 「ハハハハ!」
「Oui! 」
「D'accord! 」 - コマンドカード選択時の台詞。
- 「勝利は前進するってな!」
「人よ願え! お前たちに不可能は無い! 何故ならば―――オレがいる」
「『凱旋を高らかに告げる虹弓 』!」 - 宝具発動。
マイルーム
- 「オレはアーチャー、ナポレオン! 可能性の男、虹を放つ男。勝利をもたらすためにやって来た、人理の英雄だ!」
- 召喚時の台詞。
- 「過去のオレは、
大陸軍 を率いて暴れ回ったって話だが……残念ながら、アーチャーのオレはグランダルメの宝具を持たん。悪いな。」
マイルーム会話「会話3」。
- 「
maître 、本は読むか? 本はいいぞ。人生を豊かにしてくれる。
だがこの電子書籍というのはちっと困るな。そうだろう?
つまらん本を読んじまった時、勢いのままに投げ捨てられない。
……投げ捨てるのは行儀が悪い? ……ハッハッハッハ、確かにそうだ!」 - マイルーム会話「絆Lv2」。maîtreとはフランス語で「マスター」の意。
- 「皇帝っぽくないって? まあそうだろうよ、今のオレは今のオレだ。
皇帝ナポレオンは過去の人物。オレは『ナポレオン・ボナパルト』と名付けられた偶像にすぎん。過去に執着する亡霊にはなりたかないんでね。
……ところで、ここのサーヴァント達にゃあ皇帝も王もかなりいるが、らしい奴らばかりじゃないよな?」 - マイルーム会話「絆Lv3」。
- 「さあ
maître ! オレの相棒! 新しい伝説を作りに行こうや! できれば、誰しもに望まれる栄光の伝説をな!」 - マイルーム会話「絆Lv5」。
- 「パグだけは勘弁だぜ! いや、まぁ……はは、嫌いって訳じゃないんだが。オレは今だってジョゼフィーヌを愛しちゃいるが……あの犬はやっぱり勘弁だ。」
- マイルーム会話「嫌いなこと」。生前での新婚当初に最初の妻であるジョゼフィーヌの飼っていた犬が、ベッドに入り込んで足を噛まれたという逸話から来たと思われる。
- 「聖杯? オレの大砲で壊せるモンかねぇ? いっちょ試してみるかい?」
- マイルーム会話「聖杯について」。
- 「誕生日だってな、
maître 。こいつぁめでたい! 祝ってやらにゃぁいかんよな?
ふーん……では、『余が直々に褒美を取らす!』……なんてな。うまい物でも食いに行くか!」 - マイルーム会話「誕生日」。
- 「巌窟王ねえ。そうか、エドモン・ダンテス……。
いや、ご対面は後にしておくぜ。ガチのドンパチが始まっちまうかもしれないからな。オレは奴を監獄から救わなかった。憎悪の対象だろうさ。
……え? 今の奴はオレに襲いかかったりするようなタマじゃない? そうなのか?」 - マイルーム会話「巌窟王 エドモン・ダンテス」。
- 「サンソン! サンソンってあの、サンソン!? ムッシュ・ド・パリか!
へえ、そりゃまた奇遇というか何というか。あいつ、オレを陛下と呼ばないんだよなぁ……」 - マイルーム会話「シャルル=アンリ・サンソン」。
- 「
D'accord ,maître . 前進あるのみだ!」 - レベルアップ時の台詞。
- 「ハッハ、どうだ! なかなかイケてるだろ? 在りし日のスタイルだ! ん? 帽子? そりゃ当然、大砲と帽子はデカければデカいほどいいモンだ!」
- 霊基再臨3回目の台詞。
- 「勝利はいい。凱旋もいい。だがな、あらゆるものに永遠はない。いつか負ける日も来るんだろうさ。
……ん? その日が来たらどうするのかって? ハハッ、そりゃあ簡単。
這いずって這いずって、いつか立ち上がる! そこから後は、勝利目指して進み直すだけさ!」 - 霊基再臨4回目の台詞。
メモ
- 背が低いとされ、しばしば文学や演劇のネタにされたが、身長は167cm[注 4]とフランスとしては平均以上だったりする。彼が低身長扱いされているのは、周囲の人間の背が大きかったりするのが要因である。
- 『Fate/strange Fake』ではフラットが「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、エルメロイⅡ世に叱言を飛ばされる場面がある。
話題まとめ
- 2018年FIFAワールドカップとのシンクロ
- 2018年7月13日に実装された彼だが、折しも世間はサッカー2018FIFAワールドカップが佳境を迎えており、彼の祖国フランスは実装時点で決勝進出が確定していた。その3日後、フランスは見事決勝を制し実に20年ぶりの優勝を果たす。その余りのタイムリーさが、ユーザー間で大きな話題となった。
- 更に、この試合の開催地はナポレオンにとって因縁深いあのロシア。この事から「フランスが200年振りにロシア遠征に勝利した」「ナポレオンの仇を討った」という声も(相手はクロアチアなのだが……)。
- 冬将軍
- 冬の厳しい寒さを表す言葉となっている冬将軍だが、その語源はナポレオンのロシア遠征失敗をイギリスの風刺画家が伝えた時に、「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY(冬将軍に敗北した)」と表現したのが始まりと言われる。この冬将軍にはヒトラーも敗北したのは周知の通りである。ところが、13世紀に侵攻してきたモンゴル帝国には冬将軍が通用せず、モスクワ[注 5]やキエフなどが占領されていたりする。何故通用しなかったのか?何と、彼らは真冬に侵攻してきたのである。いかに冬将軍であっても、最初から冬に備えた装備をした軍隊には無力なのかもしれない。
脚注
注釈
出典