鄭成功 | |
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読み | ていせいこう |
性別 | 男性 |
声優 | 前野智昭 |
初登場作品 | Fate/Samurai Remnant |
概要
- 略歴
- 『Fate/Samurai Remnant』で行われる聖杯戦争「盈月の儀」に参戦した七人のマスターのうちの一人。
- 明の商人である「鄭芝龍」 と日本人の母「田川マツ」との間に生まれ、先代の明の皇帝であった隆武帝に重用され「国姓爺」の異名を持つ傑物。
- 人物
- 中華風の衣装を身にまとった青年。
- 無関係の民が騒乱に巻き込まれるを良しとしない、英雄然とした快活な性格。
- また、明の同志である自身の部下が殺されたことを知ると静かに憤る、といった一面も持ち合わせている。
- しかし、「自分の願いは盈月でないと叶わないもの」だとキャスターに丸め込まれると、他者や無関係の人物を犠牲にしてでも勝利を掴み取ろうとする人物となってしまう。
- 盈月への願いは『明の復興』。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Samurai Remnant
- アーチャーのマスター。「一条の光」ルートではキャスターのマスターとなる。
人間関係
- アーチャー
- 召喚したサーヴァント。共に中華圏の人物であり、良好な関係を築く。
- キャスター
- 「一条の光」ルートで契約することになるサーヴァント。
- 彼の話術に丸め込まれ、どんな手段を使ってでも盈月を欲するようになる。
- 蔡玉蓮
- 召し抱える従者の一人。
- 他にも多くの従者がいるようだが、ゲーム内で名前が登場するのは彼女のみ。
- 宮本伊織
- 「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。
- 途中から同盟を組むこととなる相手。
- お互いに無辜の民を巻き込むことを良しとしないため、非常に相性は良く、盈月の儀やサーヴァントについての知識を多く授けた。
- また結果としては断られてしまうものの、明を復興するための戦いに誘うこともあった。
- 「一条の光」ルートでは敵対することとなる。
- セイバー
- 同盟相手である宮本伊織のサーヴァント。
- その食いっぷりには感心しており、気に入っている。
- ドロテア・コイエット
- 「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。
- 史実では後に彼女の父親である東インド会社のフレデリック・コイエットと台湾を巡って対立して争い、彼を失脚に追い込んだと言われている。
- 「一条の光」ルートでは伊織に敗北後、彼女に声をかけられることとなる。
- 土御門泰広
- 「盈月の儀」の見届け役。
- 彼の暗躍によってアーチャーを操られ、最終的には自害させてしまうこととなる。
- 若旦那
- 傲慢無礼な態度から、三国志の英雄「曹操」と間違える。
名台詞
- 「惻隠そくいんの心無きは、人に非ざるなり───罪なき人々が死ぬのは、嫌いだ。」
- 偵察に出していた兵が死んでいた際、アーチャーに悲しんでいないのかと尋ねられた際の台詞。
- 無辜の民が死んでいく様を何度も見ており、それを嫌う性格の持ち主である。
メモ
- 史実でも明の将軍として大活躍し、清帝国に対しても抵抗を続け、台湾の争いにも関わった、台湾では現在の基礎を作ったとされ「救国の英雄」とされる。それこそサーヴァントとして召喚されてもおかしくない英雄。
- 「中国人と日本人のハーフ」という出自から物語の登場人物としての適性も高く、後の近松門左衛門も『国姓爺合戦』で主人公に抜擢され、日本でも人気の高い人物である。
- 「国姓爺」の愛称は隆武帝か娘がいたら婿にしたい、居ないので代わりに皇帝姓の『朱』を贈られたからである。諱の文化がある当時としてかなりに異例のことで、鄭成功も断った。
- 本編では日本語が喋れるが、鄭成功の7歳まで日本に暮らし、武士教育を受けていたため日本語が喋れても特段おかしくはない。
話題まとめ
- 日本人らしい性格
- 本編では大らかで、温厚な気質のある人物として描かれるが、史実では、捕虜の虐殺したり、部下を処刑したりなど恐怖政治を行うことがあった。
- これに関しては幼い頃の武士教育に影響をとされ、「短気で暴力的」、「規律が厳しい」、「潔癖」など日本人に似た性格の持ち主だった。
脚注
注釈
出典