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790 バイト追加 、 2022年3月4日 (金) 08:39
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;「ふふ、こんにちは、愛らしい方。それともおはよう、がいいのかしら。私はオーロラ。あなた、お名前は?<br>せっかくお友達になったのですもの、お茶でもいかが?<br>もちろん、迷惑でなければの話だけど……」
 
;「ふふ、こんにちは、愛らしい方。それともおはよう、がいいのかしら。私はオーロラ。あなた、お名前は?<br>せっかくお友達になったのですもの、お茶でもいかが?<br>もちろん、迷惑でなければの話だけど……」
 
:Lostbelt No,6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。湖水地方に浮かんでいた<ruby><rb>無生物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>だった[[妖精騎士ランスロット|メリュジーヌ]]を掬い上げての台詞。
 
:Lostbelt No,6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。湖水地方に浮かんでいた<ruby><rb>無生物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>だった[[妖精騎士ランスロット|メリュジーヌ]]を掬い上げての台詞。
:オーロラ本人からすれば自己アピールのためだけにかけた、ただの取るに足らない『優しい挨拶の言葉』。だが、双方にとって逃れられない運命の幕開けとなる言葉であった。
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:オーロラ本人からすれば自己アピールのためだけにかけた、ただの取るに足らない『優しい挨拶の言葉』。だが同時に自身と彼女、双方にとって逃れられない運命の幕開けとなる言葉であった。
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;「あの施設は内部駆除の機能も万全だから<br>指先ひとつで、みんな眠るように旅立てます。傷ついた『北の妖精』にはちょうど良いでしょう。」
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:同上終編にて、モース病に罹った妖精達を保護するため独断で『養育院』を解放した事を問うコーラルに対する台詞。
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:『眠るように旅立てる』という言葉に、聞いた直後のコーラルの唖然とした表情を照らし合わせると、『養育院』には'''何らかのスイッチを押せば屋敷中に毒ガスに似た気体が噴出され、そこにいる者たち全員の命を奪える装置が備わってる'''と解釈出来る。
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:つまり戴冠式で、祝杯に入れる毒を用意したのは………
    
;「消えろ、消えろ……高く、高く。どこまでも……高く」
 
;「消えろ、消えろ……高く、高く。どこまでも……高く」
:同上。終編で瀕死のまま、残骸となりながらも空を翔る[[妖精騎士ランスロット|アルビオン]]を見送っての台詞。
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:瀕死のまま、残骸となりながらも空を翔る[[妖精騎士ランスロット|アルビオン]]を見送っての台詞。
:あの日。自分がすくいあげた肉塊は涙と嗚咽をこぼし、誰よりも美しく無垢な『メリュジーヌ』という妖精になった。その有り様を愚かだと妬み、羨み、蔑み、同時にそんな『本質』を持って誕生した事をとても喜んだ。そして、あの時それを見つけ出し目覚めさせた自分も、本当に良いことをした。やって良かったと心から喜んだ。
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:あの日。自分が掬いあげた肉塊は涙と嗚咽をこぼし、誰よりも美しく無垢な『メリュジーヌ』という妖精になった。その有り様を愚かだと妬み、羨み、蔑み、同時にそんな『本質』を持って生まれた事をとても喜んだ。そして、あの時それを見つけ出し目覚めさせた自分も、本当に良いことをした。やって良かったと心から喜んだ。
 
:オーロラの最期の言葉は『どこまでも高く遠く、空の彼方まで飛んでいけ』と言う、彼女なりの愛憎と羨望、そして祝福であった…
 
:オーロラの最期の言葉は『どこまでも高く遠く、空の彼方まで飛んでいけ』と言う、彼女なりの愛憎と羨望、そして祝福であった…
  
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