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| {{サーヴァント概要 | | {{サーヴァント概要 |
− | |タイトル = アサシン | + | |タイトル = グランドアサシン |
| | 真名 = テスカトリポカ | | | 真名 = テスカトリポカ |
| | 読み = | | | 読み = |
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| | 地域 = 中南米 | | | 地域 = 中南米 |
| | 属性 = 混沌・善 | | | 属性 = 混沌・善 |
− | | 隠し属性 = 天 | + | | 副属性 = 天 |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
| | 一人称 = オレ | | | 一人称 = オレ |
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = オマエ/アンタ |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = 奴ら |
| | 声優 = 三上哲 | | | 声優 = 三上哲 |
| | 演者 = | | | 演者 = |
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| :終盤ではミクトランパにてデイビットと共に主人公を待ち構え、デイビットがマスター同士の戦闘を提案し、「マスター権」と「やり直し」を賭けて戦闘するも敗北。主人公にマスター権を返上し、ミクトランパから追放する。 | | :終盤ではミクトランパにてデイビットと共に主人公を待ち構え、デイビットがマスター同士の戦闘を提案し、「マスター権」と「やり直し」を賭けて戦闘するも敗北。主人公にマスター権を返上し、ミクトランパから追放する。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :現代物の衣服にサングラスをかけた、金髪の青年。この姿は現界するにあたり自身で用意した「器」。 | + | :現代物の衣服にサングラスをかけた、金髪の青年。この姿は現界するにあたり自身で用意した「器(依り代の人体)」。 |
| :外交的・行動的。完璧主義で、やや皮肉屋。戦の神のためか交戦的。他人に厳しく、自分に寛容<ref group="注"> 性質がその場で変わるため。</ref>。冷淡・冷酷な性格で根が悲観主義のため周囲の空気を重くし、より厳しい状況を呼び込むため死神扱いされる。その一方で、語り癖と相手にとって必要なことや欠けていることを雑談として忠告する癖がある面から人を好きやすく、好かれやすい。 | | :外交的・行動的。完璧主義で、やや皮肉屋。戦の神のためか交戦的。他人に厳しく、自分に寛容<ref group="注"> 性質がその場で変わるため。</ref>。冷淡・冷酷な性格で根が悲観主義のため周囲の空気を重くし、より厳しい状況を呼び込むため死神扱いされる。その一方で、語り癖と相手にとって必要なことや欠けていることを雑談として忠告する癖がある面から人を好きやすく、好かれやすい。 |
| :「戦いの種」を探しては、それが育ち、芽吹くことを楽しみにしている。その在り方は、二つの都市国家に武器を与え、いずれ起きる戦争を待ち望む武器商人にも見えるが、そこに悪心はない。テスカトリポカにとっては生存競争こそ秩序であり世界を安定させて回す善と捉えている。 | | :「戦いの種」を探しては、それが育ち、芽吹くことを楽しみにしている。その在り方は、二つの都市国家に武器を与え、いずれ起きる戦争を待ち望む武器商人にも見えるが、そこに悪心はない。テスカトリポカにとっては生存競争こそ秩序であり世界を安定させて回す善と捉えている。 |
| :生存競争で戦うことそれ自体を良い事・すべき事と考えているため、「戦士である者」を好み、戦おうとしないものを嫌う。自ら武器を取って戦う戦士ならばそれが勝者であろうと敗者であろうと等しく重宝し、前に出て戦わず傷を負わない者を嫌う。 | | :生存競争で戦うことそれ自体を良い事・すべき事と考えているため、「戦士である者」を好み、戦おうとしないものを嫌う。自ら武器を取って戦う戦士ならばそれが勝者であろうと敗者であろうと等しく重宝し、前に出て戦わず傷を負わない者を嫌う。 |
| :十九世紀~二十一世紀の戦争を気に入っており、2017年までの近代兵器や個人兵装を「いいオモチャ」として愛でている。これは銃器が「手に持つだけで誰でも戦士になれるから」である。 | | :十九世紀~二十一世紀の戦争を気に入っており、2017年までの近代兵器や個人兵装を「いいオモチャ」として愛でている。これは銃器が「手に持つだけで誰でも戦士になれるから」である。 |
| + | :なお、基本は改造拳銃片手に現代かぶれの服装で過ごすが、本気で戦う際には鋭い爪の付いたボディスーツを身に纏う「ジャガーマン」や、槍を携え民族風の戦装束に派手な羽飾りを頭に着けた姿となる。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :現代の近代兵器や個人兵装を気に入っており、特に第一再臨では改造銃を好んで使用しているが、その腕前は自他共に認めるほどド下手。最終的には野蛮な手斧、ジャガー化した爪、超自然現象を武器にしている。 | | :現代の近代兵器や個人兵装を気に入っており、特に第一再臨では改造銃を好んで使用しているが、その腕前は自他共に認めるほどド下手。最終的には野蛮な手斧、ジャガー化した爪、超自然現象を武器にしている。 |
− | :「決められたルールの中でならばあらゆる事象を入れ替える事が可能」という権能を持ち、因果律や時間さえも操る事ができるが、疑似サーヴァントとして現界している状態では、マスターの令呪によるブーストが無ければあまり大規模な権能行使はできない。作中ではデイビットの令呪のブーストを得て「起こり得る未来と今を入れ替える」という権能を見せた他、ゲームでの戦闘では「事象交差」のスキルにより、バトル開始時にこちらのサーヴァントの前衛と控えが全て入れ替わってしまう。 | + | :人体を依代とした[[疑似サーヴァント]]に近い存在であるため、肉体の強度は高くなく戦闘能力もそこまで強くはない。本人もサーヴァント相手では分が悪いとしている。 |
| + | :「決められたルールの中でならば、“この世にあるもの”を自在に組み替える事が可能」という権能を持ち、因果律や時間さえも操って、起きる出来事の順序やその結論でさえも変える事ができるが、疑似サーヴァントのようなものとして現界している状態では、マスターの令呪によるブーストが無ければあまり大規模な権能行使はできない。 |
| + | :その上あまりにも摂理に反する操作を行った場合、テスカトリポカ自身の神核が失われてただの人間になってしまうというリスクも孕んでいる。 |
| + | :作中ではデイビットの令呪のブーストを得て「起こり得る未来と今を入れ替える」という権能を見せた他、南米異聞帯での戦闘では「事象交差」のスキルにより、バトル開始時にこちらのサーヴァントの前衛と控えが全て入れ替わってしまう。 |
| + | :また、能力ではなく一種の本人の才能だが、商人としての才にも秀でる。オセロトル達に武器を広めた事はもちろんのこと、イベントでも「自分が保有するカカオを利用して大量にチョコを作る工場を建造する」「サバフェス会場に企業参加を行い、射幸心を煽る宣伝と豊富な限定品で瞬時に参加者のほとんどを自分のブースへ引き込む」と、「物を売る」という事に関しては他の商人サーヴァント達に負けない程の実力を誇る。 |
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| ==別クラス/バリエーション== | | ==別クラス/バリエーション== |
− | ===恐竜王=== | + | ===[[恐竜王]]=== |
− | 異聞帯においてディノスたちの王として登場した「青のテスカトリポカ」。<br>
| + | :南米異聞帯においてディノスたちの王として登場した「青のテスカトリポカ」。テスカトリポカをそのまま少年にしたような姿をしている。 |
− | 黒のテスカトリポカがデイビットに召喚されると同時に召喚される。
| + | :黒のテスカトリポカがデイビットに召喚されると同時に召喚され、ディノスたちに乗って遊んでいたところを[[ククルカン]]に見つかって異聞帯の王代理に任命された。 |
| + | :その後はチチェン・イツァーに王として君臨し、やってきたカルデアと交流するなどして活動していたが、オセロトルによる襲撃時に[[イスカリ]]によって銃撃されてしまう。 |
| + | :しかし銃撃を受けても殺しきれておらず、[[ORT〔亜種〕|ORT]]が復活してチチェン・イツァーに迫る中で復活し終え、ディノスたちに発破をかけて決断を後押しし、彼らを率いて先陣を切りORTへと突撃していった。 |
| + | :最期はククルカンに最後の言葉を残して消滅した。 |
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| ==ステータス== | | ==ステータス== |
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| :地上のあらゆる物理法則を支配し、万物を自身の定めた摂理に従わせるが、自身もその摂理の影響下に縛られてしまう。 | | :地上のあらゆる物理法則を支配し、万物を自身の定めた摂理に従わせるが、自身もその摂理の影響下に縛られてしまう。 |
| :すでに滅び去った巨人たちが闊歩する第一の太陽の時代は、冥界にその痕跡を残すのみであるため、その力を取り戻す、または地上に現出させるということは、必然的に冥界そのものを地上に出現させるに等しい。 | | :すでに滅び去った巨人たちが闊歩する第一の太陽の時代は、冥界にその痕跡を残すのみであるため、その力を取り戻す、または地上に現出させるということは、必然的に冥界そのものを地上に出現させるに等しい。 |
− | :『Grand Order』では「自身に無敵貫通を付与<1ターン>&自身の宝具威力をアップ<3ターン><オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃+味方全体のNPを少し増やす」という効果のArts宝具。 | + | :『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+味方全体のNPを少し増やす」という効果のArts宝具。 |
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| ==真名:テスカトリポカ== | | ==真名:テスカトリポカ== |
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| :Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』にて正体を隠しデイビットと共に登場。 | | :Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』にて正体を隠しデイビットと共に登場。 |
| :Lostbelt No.7『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』後編配信後に期間限定サーヴァントとして実装された。 | | :Lostbelt No.7『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』後編配信後に期間限定サーヴァントとして実装された。 |
| + | ;[[Fate/strange Fake]] |
| + | :[[繰丘椿]]が夢の中で彼らしき人物を幻視している。 |
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| ===Fate関連作品=== | | ===Fate関連作品=== |
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| :冠位仲間。 | | :冠位仲間。 |
| :山繋がりで冠位を襲名した件を貸しにしている模様。 | | :山繋がりで冠位を襲名した件を貸しにしている模様。 |
| + | :向こうからも自身が冠位となる事は承諾されているが、それはそれとして「銃はやめておけ」とストレートな言葉を投げかけられている。 |
| ;[[光のコヤンスカヤ]] | | ;[[光のコヤンスカヤ]] |
− | :異聞帯では武器を仕入れ、あっさりノウハウを奪い取った商売敵。カルデアではその代金をカカオで支払おうと提案したが拒否された。 | + | :南米異聞帯では武器を仕入れ、あっさりノウハウを奪い取った商売敵。[[多多益善号|戦車]]に関しては勝手に改造を施した上に大量生産している。 |
| + | :カルデアでは武器の代金をカカオで支払おうと提案したが拒否された。 |
| :一方で戦闘になると非常に相性が悪い相手らしく、南米異聞帯で光のコヤンスカヤが足止めのために立ちはだかってきた時は、「オレでは勝ち筋が見えん」と最初から戦いを拒否する程。 | | :一方で戦闘になると非常に相性が悪い相手らしく、南米異聞帯で光のコヤンスカヤが足止めのために立ちはだかってきた時は、「オレでは勝ち筋が見えん」と最初から戦いを拒否する程。 |
| ;[[闇のコヤンスカヤ]] | | ;[[闇のコヤンスカヤ]] |
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| ;[[ケツァル・コアトル]] | | ;[[ケツァル・コアトル]] |
| :兄弟かつ敵対した因縁の相手。白のテスカトリポカとも呼ばれている。 | | :兄弟かつ敵対した因縁の相手。白のテスカトリポカとも呼ばれている。 |
− | :テスカトリポカからは割と気さくに話しかけているようだが、あちらからは蛇蝎の如く嫌われている。 | + | :テスカトリポカからは割と気さくに話しかけているようだが、あちらからは蛇蝎の如く嫌われていて「クソ蜘蛛ヤロウ」や「性悪野郎」呼ばわりされている。 |
| ;[[ジャガーマン]] | | ;[[ジャガーマン]] |
| :自身の眷属のような存在。 | | :自身の眷属のような存在。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
| + | === 戦闘時 === |
| + | ;「──チッ!当たらねぇ!」 |
| + | :Artsカードによる攻撃時(第一再臨)。常に持ち歩いている改造拳銃を敵に向けて連射。 |
| + | :……が、知っての通り彼は銃器を使うのが'''ド下手'''。放った弾丸のほとんどが敵の横を掠め、辛うじて当たったのはたったの1発。 |
| + | :苛立った彼は自らの得意とする近接格闘に切り替え、拳銃についた手斧で敵を斬り裂く事にしたのであった。 |
| + | |
| === マイルーム === | | === マイルーム === |
| ;「対価なしに望みをかなえる、ねぇ? 何とも都合のいい話だ。奴らの考えそうな事ですよ、まったく。」 | | ;「対価なしに望みをかなえる、ねぇ? 何とも都合のいい話だ。奴らの考えそうな事ですよ、まったく。」 |
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| :ナウイ・ミクトラン第2節にて。ボーダーから落下して死んでしまった主人公のことを気さくに迎える。この時点では『男』としか表示されておらず正体不明である。 | | :ナウイ・ミクトラン第2節にて。ボーダーから落下して死んでしまった主人公のことを気さくに迎える。この時点では『男』としか表示されておらず正体不明である。 |
| :二次創作では略して'''「まあ座れよ」'''という構文として使われることが多い。 | | :二次創作では略して'''「まあ座れよ」'''という構文として使われることが多い。 |
| + | :また、後にこの台詞が使われた『テスカトリポカの「座れよ。疲れているんだろう?」チェア』がグッズとして販売されている。 |
| | | |
| ;「いまオレに意見をしたのか?」<br>「家族と言えど序列はあり、王の行いを止めるモノは、善き助言であろうと命を捧げねばならない。<br> 絶対性はそうして保たれる。王は善悪を超越した存在でなくてはならない。」 | | ;「いまオレに意見をしたのか?」<br>「家族と言えど序列はあり、王の行いを止めるモノは、善き助言であろうと命を捧げねばならない。<br> 絶対性はそうして保たれる。王は善悪を超越した存在でなくてはならない。」 |
− | :ナウイ・ミクトラン断章(Ⅰ)で、ニトクリスの心臓を取ろうとしてトラロックに止められたところ、こう言い放って彼女に発砲した。一見怒って撃ったようにも見えるがそうではなく、「自分に意見をするなら命が代償」というのが神霊としてのルールを守ったにすぎない。 | + | :ナウイ・ミクトラン断章(Ⅰ)で、ニトクリスの心臓を取ろうとしてトラロックに止められたところ、こう言い放って彼女に発砲した。一見すると勘気で撃ったようにも見えるがそうではなく、「自分に意見をするなら命が代償」という、テスカトリポカ神のルールを守ったにすぎない。 |
| :二次創作では良く'''「意見か?」'''と縮められて使われることが多い。 | | :二次創作では良く'''「意見か?」'''と縮められて使われることが多い。 |
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| ;「生命と機械の境界ってヤツは、『天然と人工』、『知能のありなし』の問題じゃなく、<br/>『一度死ねばそれきりであるかどうか』なんじゃないかと、テスカトリポカ思うワケ。」 | | ;「生命と機械の境界ってヤツは、『天然と人工』、『知能のありなし』の問題じゃなく、<br/>『一度死ねばそれきりであるかどうか』なんじゃないかと、テスカトリポカ思うワケ。」 |
| :'''[[ORT]]という存在が不死である事の理由を解説している、至って真面目なシーン'''である。 | | :'''[[ORT]]という存在が不死である事の理由を解説している、至って真面目なシーン'''である。 |
− | :だが最後の1文がアステカ神話の万能神らしからぬ気の抜けた言い回しなので、二次創作では彼に何か喋らせる時に多用されている。 | + | :だが最後の1文がアステカ神話の万能神らしからぬ気の抜けた言い回しなので、二次創作では彼に何か喋らせる時に多用されている。<del>通称テスカトリポカ構文</del> |
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| ;「オレはすべての『戦士』を歓迎する。<br> アステカでは勝利した戦士のみが栄光を手に入れる。オレもそれを推奨する。しかし。<br> 戦いには勝者と敗者が存在する。敗者の努力。勇気。決断が顧みられる事はない。<br> それがオレには看過できん。戦いで死ぬ者は、等しく報われるべきだからだ。」 | | ;「オレはすべての『戦士』を歓迎する。<br> アステカでは勝利した戦士のみが栄光を手に入れる。オレもそれを推奨する。しかし。<br> 戦いには勝者と敗者が存在する。敗者の努力。勇気。決断が顧みられる事はない。<br> それがオレには看過できん。戦いで死ぬ者は、等しく報われるべきだからだ。」 |
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| ***そのため、同じく刃を取り付けた魔改造拳銃を用いる[[エミヤ〔オルタ〕]]の場合でも、やはり刃はバレルの下部に設けられている。また、拳銃の持ち方のまま「斬る」事を前提にしているためか、銃自体もバレルを含め全体的に重厚な造りとなっている他に、トリガーガード部分からグリップ下部までに至るナックルガードのようなパーツも設けられている。 | | ***そのため、同じく刃を取り付けた魔改造拳銃を用いる[[エミヤ〔オルタ〕]]の場合でも、やはり刃はバレルの下部に設けられている。また、拳銃の持ち方のまま「斬る」事を前提にしているためか、銃自体もバレルを含め全体的に重厚な造りとなっている他に、トリガーガード部分からグリップ下部までに至るナックルガードのようなパーツも設けられている。 |
| **その出自的に[[ドイツ第三帝国|ナチス]]のイメージが強く、映画等でもヴィラン側の使用ギアとして使われる事の多いP38だが、それが恐らく初めて覆ったのが1964年(日本では1965年)スタートのアメリカのTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』における、主人公コンビのギアとしての採用。そして日本での人気が決定的となったのが、モンキー・パンチ氏の漫画『ルパン三世』における主人公のギアとしての採用であろう。アニメ化第1シリーズのED曲歌詞においてもその名が明示されており、視聴者の記憶に強く刷り込まれる事となった。 | | **その出自的に[[ドイツ第三帝国|ナチス]]のイメージが強く、映画等でもヴィラン側の使用ギアとして使われる事の多いP38だが、それが恐らく初めて覆ったのが1964年(日本では1965年)スタートのアメリカのTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』における、主人公コンビのギアとしての採用。そして日本での人気が決定的となったのが、モンキー・パンチ氏の漫画『ルパン三世』における主人公のギアとしての採用であろう。アニメ化第1シリーズのED曲歌詞においてもその名が明示されており、視聴者の記憶に強く刷り込まれる事となった。 |
| + | *南米異聞帯では[[ジングル・アベル・ムニエル]]の頭部と心臓を銃で撃ち抜いているが、その際心臓に当たった際は頭を、頭に当たった際は心臓を狙うつもりだったと言っている。 |
| + | **当初は「急所に弾を当て、わざと狙いを外したように言う」という悪辣なジョークかと思われたが、後にカルデアに召喚された際に「銃の扱いがド下手」であることが判明したために、言葉通りの意味だった可能性が浮上した。 |
| + | *第三再臨時に「黒きテスカトリポカは終わりだ」と口にするが、[[ケツァル・コアトル]](白のテスカトリポカと呼ばれる事もある)や恐竜王(青のテスカトリポカ)の存在も考慮すれば、第三再臨以降の姿こそが「赤のテスカトリポカ」ではないかと思われる。 |
| + | *ケツァル・コアトルからは「蜘蛛ヤロウ」と言われているが、これは『蜘蛛の災い』においてテスカトリポカが蜘蛛に変身し、ケツァル・コアトルに「プルケ」という酒を飲ませて堕落させ、やがて土地を離れさせたという伝説が元になっていると考えられる。 |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
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| :テスカトリポカ同士の相性が良いのもさることながら、特筆すべきはテスカトリポカ1人につき味方にNP40を供給できるということ(スキル2Lv10+宝具)。2人ならNP80を供給できるため、残りの1人のアペンド2のをLv10にしておけば「1w目をポカAの宝具で一掃、2w目をポカBの宝具で一掃」という手順の後、3w目はNP100になった3人目の味方の宝具で突破できる。他のシステムと違い、NPチャージスキルが無いサーヴァントに自由な概念礼装を装備させても宝具が撃てるという点が長所である。テスカトリポカ自身のアペンド2を10にしておけば完全礼装フリーで宝具3連射ができるようになる。 | | :テスカトリポカ同士の相性が良いのもさることながら、特筆すべきはテスカトリポカ1人につき味方にNP40を供給できるということ(スキル2Lv10+宝具)。2人ならNP80を供給できるため、残りの1人のアペンド2のをLv10にしておけば「1w目をポカAの宝具で一掃、2w目をポカBの宝具で一掃」という手順の後、3w目はNP100になった3人目の味方の宝具で突破できる。他のシステムと違い、NPチャージスキルが無いサーヴァントに自由な概念礼装を装備させても宝具が撃てるという点が長所である。テスカトリポカ自身のアペンド2を10にしておけば完全礼装フリーで宝具3連射ができるようになる。 |
| :ただしテスカトリポカはスキル育成に大量の新素材(当時)を必要とするいわゆる"216族"であり、システム可能にするには素材集めのため相当な数の周回をこなさなければならない。(宝具3連射だけを考えるなら、スキル2だけを10にする必要があるので、最低でも72個必要になる)またフレンドサポートのアサシン枠には汎用性の高い[[光のコヤンスカヤ]]を登録しているプレイヤーが多く、フレンドのテスカトリポカを確保するのも一苦労。便利なシステムではあるが、そのためにはプレイヤーの時間という重い「生贄」が必要なのであった。 | | :ただしテスカトリポカはスキル育成に大量の新素材(当時)を必要とするいわゆる"216族"であり、システム可能にするには素材集めのため相当な数の周回をこなさなければならない。(宝具3連射だけを考えるなら、スキル2だけを10にする必要があるので、最低でも72個必要になる)またフレンドサポートのアサシン枠には汎用性の高い[[光のコヤンスカヤ]]を登録しているプレイヤーが多く、フレンドのテスカトリポカを確保するのも一苦労。便利なシステムではあるが、そのためにはプレイヤーの時間という重い「生贄」が必要なのであった。 |
| + | ;クソエイムなポカニキ |
| + | :2023年1月31日の『ナウイ・ミクトラン』後半配信と同時に実装されたテスカトリポカだが、南米異聞帯でトラロックの兄として振る舞っていたこと、さらにカルデアでも兄貴肌な振る舞いをしていたことから早速「ポカニキ」「テスカニキ」などというあだ名をマスターたちから付けられることに。 |
| + | :さらに「第一再臨の遠距離Arts攻撃で銃弾が''一発しか当たらない''上に、自身も弾が当たらないと発言する」「プロフィールで'''銃の扱いがド下手'''と直球の言及をされる」といった扱いから、マスターたちからは銃の腕前に対し「クソエイム」と呼ばれ、現在ではクソエイムがすっかりテスカトリポカの代名詞になっている<ref group ="注">「エイム」とは元々「狙いをつける、狙う」という意味の単語だが、FPSゲームなどでは「照準を合わせる」という意味で用いられており、テスカトリポカの腕前に対して呼ばれているのも後者の意味である。</ref>。 |
| + | ;テキヤトリポカとテスカトリポ金沢さん |
| + | :『FGO Fes.2023』では、リヨ氏描き下ろしイラストのテスカトリポカがまるで的屋のおっちゃんのような服装をしていたことから、イラスト発表後すぐ「テキヤトリポカ」と呼ばれて話題にされていた。なお、フェス本番では実際に「テスカトリの射撃訓練場」という射的屋を経営していた。 |
| + | :さらにフェス本番で開催された「藤丸立香はわからない グランドフィナーレ」のステージでは『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない|藤丸立香はわからない]]』作者の槌田氏が登壇し、直々にシルエットクイズが出題されたのだが、二問目の答えはなんと'''テキヤトリポカに扮したアニプレックスの金沢利幸氏'''<ref group ="注">金沢利幸氏はこのステージの司会進行を務めたアニプレックスの宣伝担当スタッフであり、『Grand Order』の配信番組でもほぼ毎回のように登場している人物である。</ref>。 |
| + | :答えの斜め上さと奇抜さからか、答えが出たすぐ後からネット上では「テスカトリポ金沢さん」と名付けられてこちらも話題になった。 |
| + | :また、後に槌田氏がTwitter上にて投稿したFGO8周年記念イラストにも、件のテスカトリポ金沢さんが描かれている<ref group = "出">[https://twitter.com/zxvhjpcu/status/1685783736540135424 槌田氏 Twitter 2023年7月31日 7:45]</ref>。 |
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| ==注脚== | | ==注脚== |