差分

983 バイト追加 、 2024年2月24日 (土)
編集の要約なし
36行目: 36行目:     
贋作空想樹である「盈月」の種子は、射出後にやがて[[由井正雪 (Grand Order)|由井正雪]]に変化するようになっていた。<br>
 
贋作空想樹である「盈月」の種子は、射出後にやがて[[由井正雪 (Grand Order)|由井正雪]]に変化するようになっていた。<br>
変化した由井正雪は「[[Fate/Samurai Remnant|盈月の儀]]」の記憶を持ってはいるものの、一部の認識が改竄され、現状の認識がままならないと思しき状態になっている。
+
変化した由井正雪は「[[Fate/Samurai Remnant|盈月の儀]]」の記憶を持ってはいるものの、自身が[[令呪]]を持たないことに気づかないなど一部の認識が改竄されており、現状の正しい把握がままならない状態となっていた。
    
==空想樹一覧==
 
==空想樹一覧==
86行目: 86行目:  
;盈月
 
;盈月
 
:期間限定イベント『盈月剣風帖』で創造された贋作空想樹と呼ぶべきもの。特異点「夢幻泡影盈月」の江戸城に隠されていた。
 
:期間限定イベント『盈月剣風帖』で創造された贋作空想樹と呼ぶべきもの。特異点「夢幻泡影盈月」の江戸城に隠されていた。
:「伯爵」によって与えられた聖杯に、[[由井正雪 (Grand Order)|由井正雪]]が自身の宝具「五蘊盛苦・夢幻泡影」によって何万何億にまで無限増殖したその残骸を材料に、文字通り人柱として組み上げられた空想樹。
+
:「伯爵」によって与えられた聖杯を使用した[[源頼光/丑御前]]が、[[由井正雪 (Grand Order)|由井正雪]]の宝具「五蘊盛苦・夢幻泡影」によって何万何億にまで無限増殖した正雪自身の残骸を材料に、文字通り人柱として組み上げられた空想樹。
 
:通常の空想樹とは違って表面が由井正雪で構成されており、イベント内の背景やスチル画では正雪らしきシルエットが無数に確認できていた。加えて姿が露わになった頃は既に開花に至っており、周囲に撒き散らされる「種」からは「由井正雪」が無尽蔵に誕生する悍ましい有様となっていた。
 
:通常の空想樹とは違って表面が由井正雪で構成されており、イベント内の背景やスチル画では正雪らしきシルエットが無数に確認できていた。加えて姿が露わになった頃は既に開花に至っており、周囲に撒き散らされる「種」からは「由井正雪」が無尽蔵に誕生する悍ましい有様となっていた。
 
:他の空想樹で銀河が広がっている部分は赤くなっており、中央には真っ赤な月が一つある。ブレイク時には、次第に月の黄色い表面が出てくるようになっている。
 
:他の空想樹で銀河が広がっている部分は赤くなっており、中央には真っ赤な月が一つある。ブレイク時には、次第に月の黄色い表面が出てくるようになっている。
 +
:最後には空想樹の番人のようになっていた源頼光/丑御前を[[地右衛門 (Grand Order)|地右衛門]]が道連れにし、[[ヤマトタケル]]の宝具「界剣・天叢雲剣」によって真っ二つに斬られ、核となっていた由井正雪の本体を引き抜かれたことで消滅した。
 
:スパイラル戦以来約五年ぶりに実装された空想樹戦だが、これまでとは異なる点としてチャージ攻撃時には由井正雪の声で喋る。内容からして空想樹としてではなく正雪自体の自我で喋っているようだが、空想樹からの発声はこれが初である。
 
:スパイラル戦以来約五年ぶりに実装された空想樹戦だが、これまでとは異なる点としてチャージ攻撃時には由井正雪の声で喋る。内容からして空想樹としてではなく正雪自体の自我で喋っているようだが、空想樹からの発声はこれが初である。
:最後には空想樹の番人のようになっていた[[源頼光/丑御前]]を[[地右衛門 (Grand Order)|地右衛門]]が道連れにし、[[ヤマトタケル]]の宝具「界剣・天叢雲剣」によって真っ二つに斬られ、核となっていた由井正雪の本体を引き抜かれたことで消滅した。
+
:また正雪を核としているためか、通常攻撃で放つ火球は正雪が遠距離Arts攻撃で放つものであり、クリティカル攻撃時に放つ赤、青、黄、緑の四つの光線は正雪がExtra Attackで放つ[[錬金術]]らしき魔術と酷似している。
    
==メモ==
 
==メモ==
 
*個別の名前の由来については「オロチ銀河」「ソンブレロ銀河」「メイオール天体」「<RUBY><RB>渦巻</RB><RT>スパイラル</RT></RUBY>銀河」「マゼラン雲(マゼラン銀河)」「セイファート銀河」が存在している事から銀河の名称ではないかと言われており、[[シャーロック・ホームズ]]も同様に推測している。
 
*個別の名前の由来については「オロチ銀河」「ソンブレロ銀河」「メイオール天体」「<RUBY><RB>渦巻</RB><RT>スパイラル</RT></RUBY>銀河」「マゼラン雲(マゼラン銀河)」「セイファート銀河」が存在している事から銀河の名称ではないかと言われており、[[シャーロック・ホームズ]]も同様に推測している。
 
**ちなみにアトラス銀河は存在しないが、[[キリシュタリア・ヴォーダイム|キリシュタリア]]によって内部に「<ruby><rb>世界巨神</rb><rt>アトラス</rt></ruby>」が仕込まれていることから命名されたと推測される。もしくは1966年に天文学者のホルトン・アープが編纂した『アープ・アトラス』という特異銀河<ref group = "注">一般的な銀河とは異なる性質の銀河の総称。オロチ銀河やソンブレロ銀河も特異銀河に含まれる。</ref>の天体カタログがカリフォルニア工科大学から出版されており、そこから名称を取ったものとも考えられるか。
 
**ちなみにアトラス銀河は存在しないが、[[キリシュタリア・ヴォーダイム|キリシュタリア]]によって内部に「<ruby><rb>世界巨神</rb><rt>アトラス</rt></ruby>」が仕込まれていることから命名されたと推測される。もしくは1966年に天文学者のホルトン・アープが編纂した『アープ・アトラス』という特異銀河<ref group = "注">一般的な銀河とは異なる性質の銀河の総称。オロチ銀河やソンブレロ銀河も特異銀河に含まれる。</ref>の天体カタログがカリフォルニア工科大学から出版されており、そこから名称を取ったものとも考えられるか。
 +
**一方で「クエーサー」は単一の銀河ではなく、非常に明るい活動銀河核を指す単語である。
 
**なお、一見は他の空想樹の名称とかけ離れている「地獄界曼荼羅」であるが、曼荼羅は経典『大日経』の「胎蔵界曼荼羅」などで宇宙観を表すものとして用いられる事もあるため、一応は空想樹の命名の共通点を押さえている。
 
**なお、一見は他の空想樹の名称とかけ離れている「地獄界曼荼羅」であるが、曼荼羅は経典『大日経』の「胎蔵界曼荼羅」などで宇宙観を表すものとして用いられる事もあるため、一応は空想樹の命名の共通点を押さえている。
 +
**「盈月」に関してはあくまでも贋作であるためか銀河との関連性が薄く、「月」が宇宙に関連する程度である。他の空想樹で銀河が広がる部分が赤く染まっているのもそのためだろうか。
 
*空想樹戦で使用されている楽曲は、その空想樹の成長段階に応じて変化していくとされている。実際の楽曲はオロチとソンブレロが共通、メイオールはそこに主旋律を追加したもの、スパイラルはメイオール戦の主旋律を不安定にし、不協和音を混ぜたものになっている。
 
*空想樹戦で使用されている楽曲は、その空想樹の成長段階に応じて変化していくとされている。実際の楽曲はオロチとソンブレロが共通、メイオールはそこに主旋律を追加したもの、スパイラルはメイオール戦の主旋律を不安定にし、不協和音を混ぜたものになっている。
 
*戦闘時のクラスは基本的に各異聞帯の王と同一のものが設定されているが、メイオールのみ同化した虞美人と同じアサシンクラスに設定されている。また天地人属性も個体ごとに設定されており、こちらはすべて各異聞帯の王と同じ属性が割り振られている。
 
*戦闘時のクラスは基本的に各異聞帯の王と同一のものが設定されているが、メイオールのみ同化した虞美人と同じアサシンクラスに設定されている。また天地人属性も個体ごとに設定されており、こちらはすべて各異聞帯の王と同じ属性が割り振られている。
*通常時の形態は種で、大地に突き刺さり大地から魔力を吸い上げて成長するという特性は[[Notes.]]に登場する騎士にして魔剣であるアド・エデムの特性とほぼ同じ。アド・エデムは「人間を守る為に世界を滅ぼす」という人間の在り方を具現化させたモノであるとされており、この特性についてもFGO全体における[[ビースト|敵]]と共通している。
+
**盈月に関しても核としている正雪と同じくキャスタークラスに設定されており、天地人属性も正雪と同じく人属性となっている。
 +
*通常時の形態は種で、大地に突き刺さり大地から魔力を吸い上げて成長するという特性は[[Notes.]]に登場する騎士にして魔剣であるアド・エデムの特性とほぼ同じ。アド・エデムは「人間を守る為に世界を滅ぼす」という人間の在り方を具現化させたモノであるとされており、この特性についても『Grand Order』で度々敵として登場する[[ビースト]]と共通している。
 
*『Grand Order』第二部の副題「Cosmos in the Lostbelt」は意訳すると「異聞帯の中の宇宙」となり、空想樹の「異聞帯に生えており、内部に銀河という宇宙空間が広がっている」という特徴と一致する。
 
*『Grand Order』第二部の副題「Cosmos in the Lostbelt」は意訳すると「異聞帯の中の宇宙」となり、空想樹の「異聞帯に生えており、内部に銀河という宇宙空間が広がっている」という特徴と一致する。
*アニメ『[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]』の公式サイトでは、トップページ上部の背景に浮かぶ白紙化地球に1本だけ空想樹が生えている(ただし、アニメはおろか原作漫画でも空想樹は現状登場していない)。
+
*アニメ『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』の公式サイトでは、トップページ上部の背景に浮かぶ白紙化地球に一本だけ空想樹が生えている(ただし、アニメはおろか原作漫画でも空想樹は現状登場していない)。
 
**ここで生えている空想樹の状態は中国異聞帯の空想樹メイオールに近い。
 
**ここで生えている空想樹の状態は中国異聞帯の空想樹メイオールに近い。
  
6,074

回編集