39行目: |
39行目: |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 『水怪クライシス』にて登場。物語終盤までの展開については[[コン]]の記述を参照。 | | : 『水怪クライシス』にて登場。物語終盤までの展開については[[コン]]の記述を参照。 |
− | : 終盤にて[[ダゴン]]に対抗するための手段の一つとして、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]の手によって[[エレシュキガル]]の「陰の神性としての存在」[[謎のアルターエゴ・Λ]]の「カルデアとコンとの縁」[[武則天]]の「中国伝承の知識」を使用して召喚され、ダゴンへの戦力の一つとなった。 | + | : 終盤にて[[ダゴン]]に対抗するための手段の一つとして、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]の手によって[[エレシュキガル]]の「陰の神性としての存在」[[謎のアルターエゴ・Λ]]の「カルデアとコンとの縁」[[武則天]]の「中国伝承の知識」を使用し、コン自身を依代・触媒にする形で召喚され、ダゴンへの戦力の一つとなった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 少年の姿と青年の姿の二つを持つ性別不詳のサーヴァント。 | + | : 少年と青年の二つの姿を持つ。しかし青年の姿は長続きせず、基本的には少年の姿をとっている。 |
− | : 少年時にはコンからそのまま引き継がれた能天気な性格。ただし一人称は「ワガハイ」になる。 | + | : 少年時はコンからそのまま引き継がれたような能天気な性格。元々地中にいたため、新しい物事に目を光らせて首を突っ込もうとする冒険心豊かな一面も持つ。 |
− | : 青年時には「太歳星君」としての本来の性質が出てくるのか、他人を不幸にするのを厭う内向的でダウナーな性格になる。 | + | : 青年時は凶神として活性化している状態であり、他人を不幸にするのを厭う内向的でダウナーな性格になる。この時は祟り神としての自覚が強く、「出来るなら自分は早く地中に埋め戻されるべきではないか」と考えている様子。 |
| + | : どちらの状態でも本来自身が表に出てくる存在でない事を自覚している。しかし「祟り神の手も借りねばならないほど状況が切迫している」と悟り、速やかに地中に戻るために戦わねばならない、としている。とはいえ少年時には「せっかくだから今の内に珍しい物事を体験したい」という気分でもある模様。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : 非常に強力な呪いの力を行使する。 | + | : 武器である鐘を使って攻撃する他、非常に強力な呪いの力を行使する。爪を使い敵を切り裂く事も。 |
− | : また、下記のように耐久値が異常に高く、スキルモーションにもコンが出てくることがあるので、「コンおよびその集合体」という性質も受け継いでいるものと思われる。 | + | : また、コンたちが結集し神性を現したものであるためか耐久値が異様に高い。カルデアにおいても、コンたちは太歳星君からふとした拍子ににょっきりと出てくるとか。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
53行目: |
54行目: |
| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[アルターエゴ]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || EX || D || B || D || EX || 対魔力:A<br />道具作成:C<br />神性:A- || 木星の鏡像:A<br />視肉:EX<br />凶つ神:A || style="text-align:left"| | + | | [[アルターエゴ]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || EX || D || B || D || EX || 対魔力:A<br>道具作成:C<br>神性:A- || 木星の鏡像:A<br>視肉:EX<br>凶つ神:A || style="text-align:left"| |
| |} | | |} |
| | | |
68行目: |
69行目: |
| :太歳は地中に埋まった肉の塊で食べると不老長寿になるという伝承を持つ「視肉」という妖怪と同一視されることもあるが、掘り出した者とその一族に災いをもたらすとも言われ、祟り神としての性質も持っている。 | | :太歳は地中に埋まった肉の塊で食べると不老長寿になるという伝承を持つ「視肉」という妖怪と同一視されることもあるが、掘り出した者とその一族に災いをもたらすとも言われ、祟り神としての性質も持っている。 |
| :太歳神は方位神の一人であり、その年にその方角で行われる行為の吉兆に関わるとされていた。 | | :太歳神は方位神の一人であり、その年にその方角で行われる行為の吉兆に関わるとされていた。 |
| + | : |
| + | :アルターエゴの太歳星君は『水怪クライシス』の出来事を経た結果、神核のほんの一部・神性の一部が独立して定義された存在である。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
79行目: |
82行目: |
| ; [[徴姉妹]] | | ; [[徴姉妹]] |
| : 『水怪クライシス』で自分の元となったコン達を守ってくれた「ぼすぼす」。 | | : 『水怪クライシス』で自分の元となったコン達を守ってくれた「ぼすぼす」。 |
− | : カルデアでもとても懐いている。 | + | : カルデアでもその事を忘れておらず、とても懐いている。彼女たちは太歳星君に対しそれぞれ親戚のお姉さんムーブをしているとか。 |
| ; [[ダゴン|長老]] | | ; [[ダゴン|長老]] |
| : 『水怪クライシス』で自分の元となったコン達のまとめ役のように振る舞っていた黒幕。 | | : 『水怪クライシス』で自分の元となったコン達のまとめ役のように振る舞っていた黒幕。 |
− | : 終盤でサーヴァントとして召喚された際には強烈な呪力を向けた。<ref group="注">ダゴンは島の地中に埋まっていた太歳からコンを作り出して利用していたため、「呪われる」理由としてはこの上なく適切である。</ref> | + | : 終盤でサーヴァントとして召喚された際には強烈な呪力を向けた<ref group="注">ダゴンは島の地中に埋まっていた太歳からコンを作り出して利用していたため、「呪われる」理由としてはこの上なく適切である。</ref>。 |
| ; [[モルガン (Grand Order)]] | | ; [[モルガン (Grand Order)]] |
| : 『水怪クライシス』で自分を召喚した存在。 | | : 『水怪クライシス』で自分を召喚した存在。 |
| ; [[謎のアルターエゴ・Λ]] | | ; [[謎のアルターエゴ・Λ]] |
− | : 『水怪クライシス』でコンの一体が絆を結んだ。「らむらむ」。 | + | : 『水怪クライシス』でコンの一体が絆を結んだ。「らむらむ」と呼んでいる。 |
| : 記憶を引き継いでいるため相変わらず懐いており、 『アークティック・サマーワールド!』ではほとんど親子か姉弟のような関係になっている。 | | : 記憶を引き継いでいるため相変わらず懐いており、 『アークティック・サマーワールド!』ではほとんど親子か姉弟のような関係になっている。 |
| + | : 彼女にぎゅーっと抱きしめられるのが大好きらしい。 |
| ; [[哪吒]] | | ; [[哪吒]] |
− | : 特殊な出自を持つ同郷の者。一緒にいると落ち着く相手。 | + | : 特殊な出自を持つ同郷の者。一緒にいると落ち着く相手。似た者同士で仲良くなっている。 |
| : 「なたなた」と呼んでおり、自分と同じ匂いがするとも言っている。 | | : 「なたなた」と呼んでおり、自分と同じ匂いがするとも言っている。 |
| ; [[蘆屋道満]] | | ; [[蘆屋道満]] |
− | : 興味津々な目で自分を見てくるから警戒している相手。 | + | : 興味津々な目で自分を見てくるから警戒している相手。何かに利用してきそうで苦手ともしている。 |
| : なお、自身が呪いの触媒としては非常に強力であったためか、彼は『地獄界曼荼羅 平安京』で[[伊吹童子|太歳神の殻をかぶせた存在]]を利用していた。 | | : なお、自身が呪いの触媒としては非常に強力であったためか、彼は『地獄界曼荼羅 平安京』で[[伊吹童子|太歳神の殻をかぶせた存在]]を利用していた。 |
| ; [[イシュタル]]、[[エレシュキガル]]、[[ケツァル・コアトル]] | | ; [[イシュタル]]、[[エレシュキガル]]、[[ケツァル・コアトル]] |
99行目: |
103行目: |
| : どこかで会ったような、頼りになるような、近づきたくないような、不思議な相手。 | | : どこかで会ったような、頼りになるような、近づきたくないような、不思議な相手。 |
| : 太歳星君のルーツの一つとして、殷の紂王の息子である「殷郊」があり、太公望と敵対したとも協力したとも伝えられているためそこ由来であろうか。 | | : 太歳星君のルーツの一つとして、殷の紂王の息子である「殷郊」があり、太公望と敵対したとも協力したとも伝えられているためそこ由来であろうか。 |
− | ; [[玉藻の前]] | + | : また、[[黄飛虎]]にもうっすらと既視感を覚えている様子。 |
− | : 嫌な感じがするとして近寄りたくないと言及している。 | + | ; [[玉藻の前]]、[[光のコヤンスカヤ|コヤン]][[闇のコヤンスカヤ|スカヤ]] |
| + | : 嫌な感じがするとして近寄りたくないと言及している。なんとなく妲己の匂いがするので、馬が合わないとも思い警戒している。 |
| : 上記の殷郊は玉藻と同一視される妲己に母親を殺されているので、そのためならば嫌うのも無理はない話である。 | | : 上記の殷郊は玉藻と同一視される妲己に母親を殺されているので、そのためならば嫌うのも無理はない話である。 |
− | ; [[ボイジャー (Grand Order)]] | + | ; [[ボイジャー (Grand Order)|ボイジャー]] |
| : 星に関連する子供の姿のサーヴァント同士で仲が良い模様。彼のことは「ぼいぼい」と呼んでいる。 | | : 星に関連する子供の姿のサーヴァント同士で仲が良い模様。彼のことは「ぼいぼい」と呼んでいる。 |
| + | : 他にも[[ネモ]]などの少年系サーヴァントとは仲良く遊んでいる様子。 |
| ; [[駒姫]] | | ; [[駒姫]] |
| : 「こまこま」と呼んで仲良くしているとのこと。[[千利休]]の方は「せんせん」と呼んでいるも、じっと見つめてくるから苦手らしい。 | | : 「こまこま」と呼んで仲良くしているとのこと。[[千利休]]の方は「せんせん」と呼んでいるも、じっと見つめてくるから苦手らしい。 |