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| | 身長 = 169cm<br>173cm(リメイク) | | | 身長 = 169cm<br>173cm(リメイク) |
| | 体重 = 57kg | | | 体重 = 57kg |
| + | | 好きなもの(リメイク) = 努力、人間関係、思いやり、大型の猫 |
| + | | 嫌いなもの(リメイク) = 吸血鬼、しりとり、自己完結している生命 |
| + | | 天敵(リメイク) = 無限、混沌、完全 |
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| : この時の状態の呼称を[[混血]]のもののそれと同じく意識が「反転」したと呼ぶことがある。 | | : この時の状態の呼称を[[混血]]のもののそれと同じく意識が「反転」したと呼ぶことがある。 |
| :: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、根底が変化しており、似たような台詞回しでもその内情が異なっている。表面的にはより感情豊かで明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物である。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。また『死の視える自分<ref group="注">まず実際問題として手先や足先の狂い一つで壊・殺してしまう可能性が有ること。そして、死(宙の終)というものがひどく無意味であり、万物は最終的にソレに行き着いてしまうということを観測し、またそれを証明出来てしまうこと。何よりそれを見せられた結果として、モノの価値が著しく低くなり、壊・殺すことに躊躇いが無くなってきていること。もっと言えば醜く歪な光景に耐えられず、さっさと線をなぞり消してしまいたい衝動に駆られるなど様々な理由が相互的に起因している。</ref>』はいてはならない存在であると苦悩する様子が多く見られるようになった。それらの異常性や恐怖を青子に教わった善良さとその苛烈な人生と共に育まれた美意識<ref group ="注">記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっている。</ref>で補正し、善くあろうと努めている。 | | :: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、根底が変化しており、似たような台詞回しでもその内情が異なっている。表面的にはより感情豊かで明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物である。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。また『死の視える自分<ref group="注">まず実際問題として手先や足先の狂い一つで壊・殺してしまう可能性が有ること。そして、死(宙の終)というものがひどく無意味であり、万物は最終的にソレに行き着いてしまうということを観測し、またそれを証明出来てしまうこと。何よりそれを見せられた結果として、モノの価値が著しく低くなり、壊・殺すことに躊躇いが無くなってきていること。もっと言えば醜く歪な光景に耐えられず、さっさと線をなぞり消してしまいたい衝動に駆られるなど様々な理由が相互的に起因している。</ref>』はいてはならない存在であると苦悩する様子が多く見られるようになった。それらの異常性や恐怖を青子に教わった善良さとその苛烈な人生と共に育まれた美意識<ref group ="注">記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっている。</ref>で補正し、善くあろうと努めている。 |
− | :: 普段の言動は、品行方正の聖人君主。旧作とは違い、有彦や弓塚以外のクラスメイトと親しげに会話をする場面も増え、クラスにも馴染んでいる。また貧血で日に二度は倒れていた中学から、本編の事件まで学校を休んだことは只の一度もない素行優等生。教師からの信頼も非常に厚く、本編の深夜徘徊を指して『遠野がそんなことをするわけがない』と言わしめるほどになっている。 | + | :: 普段の言動は、品行方正の聖人君主。旧作とは違い、有彦や弓塚以外のクラスメイトと親しげに会話をする場面も増え、クラスにも馴染んでいる。また貧血で日に二度は倒れていた中学から、本編の事件まで学校を休んだことは只の一度もない素行優等生。教師からの信頼も非常に厚く、本編の深夜徘徊を指して『遠野が事情もなく、そんなことをするわけがない』と言わしめるほどになっている。 |
| :: 四季による生命力奪取の影響で小食であり、朝は輪を掛けて食が細い。更に退魔衝動の発現後は、一口も喉を通らなくなるほど内臓機能が低下する。尤も、四季からの影響が何らかの要因で無くなった後は比較的健啖家な一面を見せる。 | | :: 四季による生命力奪取の影響で小食であり、朝は輪を掛けて食が細い。更に退魔衝動の発現後は、一口も喉を通らなくなるほど内臓機能が低下する。尤も、四季からの影響が何らかの要因で無くなった後は比較的健啖家な一面を見せる。 |
| :: 睡眠からもう二度と目覚めない恐れを抱えているため、入眠時にネガティブになり、また眠る事が苦手である。加えて自分の身体が『いつ死んでもおかしくない/今生きていることが奇跡』と正しく理解している結果として、自分の死に対して他人事で執着せず(していたら人生が立ちいかない。なにも出来なくなる)、能動的に行動を起こす部分が強調されている。つまり『体調が良い(なんとか生きている)』なら全力で動く、『体調が悪い(このままだと死んでいる)』なら大人しく止めるという具合になっている。 | | :: 睡眠からもう二度と目覚めない恐れを抱えているため、入眠時にネガティブになり、また眠る事が苦手である。加えて自分の身体が『いつ死んでもおかしくない/今生きていることが奇跡』と正しく理解している結果として、自分の死に対して他人事で執着せず(していたら人生が立ちいかない。なにも出来なくなる)、能動的に行動を起こす部分が強調されている。つまり『体調が良い(なんとか生きている)』なら全力で動く、『体調が悪い(このままだと死んでいる)』なら大人しく止めるという具合になっている。 |
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| : 魔術世界のことについては知識面も実践面もずぶの素人。ただし魔眼と精神が最高潮の状態では魔術式を「殺す」ことで対抗しうる。 | | : 魔術世界のことについては知識面も実践面もずぶの素人。ただし魔眼と精神が最高潮の状態では魔術式を「殺す」ことで対抗しうる。 |
| :: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、その能力ははっきり言って別物になっている。 | | :: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、その能力ははっきり言って別物になっている。 |
− | ::まず退魔衝動に呑まれることがなくとも、魔を相手取り影響下にある状態であれば卓越した殺人技巧を意識的にかなり行える。そもそもとして戦いにおいて怯えや恐怖を見せることが減り、それによってポテンシャルを発揮できないということはない。あるとしてたら『普通の人間であれば、そのような行為はしないのに、自分はせずいられない』という自身の異常性に対してのものになっている。 | + | ::まず有間の家に預けられた七年間、せめて肉体は可能な限り鍛えようと道場での運動を行っており、貧血と'''後述する理由'''の影響でスタミナが致命的にないが、筋肉質な肉体をしており筋力は人並み以上にある。 |
| + | ::そして退魔衝動に呑まれることがなくとも、魔を相手取り影響下にある状態であれば卓越した殺人技巧を意識的にかなり行える。そもそもとして戦いにおいて怯えや恐怖を見せることが減り、それによってポテンシャルを発揮できないということはない。あるとしてたら『普通の人間であれば、そのような行為はしないのに、自分はせずいられない』という自身の異常性に対してのものになっている。 |
| :: 前述した根底の変化に伴い、旧作の『善良な少年が、退魔衝動に呑まれる苦しみ』という構造ではなく『殺人鬼が必死に善良さで抑えている趣向を、退魔衝動をきっかけに呼び起される苦しみ』というように核が変更されている。これによって旧作の『敵を殺す覚悟など戦う者の心構えがない』などという部分は減り、むしろ『その必要があり、その方が効率的であるのなら、殺す・壊すことを選べてしまう』人物であることが強調され、それに苦悩する様子が見られるようになった。それ以上に目を見張るのが往来の合理的思考による戦術の組み立てや戦況の分析と判断力であり、これによってリメイク版で性能的に大きな開きが出来た吸血鬼に対して肉薄することが可能になっている。 | | :: 前述した根底の変化に伴い、旧作の『善良な少年が、退魔衝動に呑まれる苦しみ』という構造ではなく『殺人鬼が必死に善良さで抑えている趣向を、退魔衝動をきっかけに呼び起される苦しみ』というように核が変更されている。これによって旧作の『敵を殺す覚悟など戦う者の心構えがない』などという部分は減り、むしろ『その必要があり、その方が効率的であるのなら、殺す・壊すことを選べてしまう』人物であることが強調され、それに苦悩する様子が見られるようになった。それ以上に目を見張るのが往来の合理的思考による戦術の組み立てや戦況の分析と判断力であり、これによってリメイク版で性能的に大きな開きが出来た吸血鬼に対して肉薄することが可能になっている。 |
− | :: そして重要なのが肉体そのものが(おそらく七夜の近親交配)配合による特別性となっている。持久力を捨てた『'''速筋過剰の瞬発力特化の筋肉'''』と『'''鳥のように軽い骨'''』を持ち『40mを6秒、場合によっては4秒』で走破するなど人間の陸上世界記録保持者に匹敵する身体能力を見せる。更には作中で「七年間の澱」や「全身いたるところが鈍っている」と言われており、これでも全開状態とは程遠い模様である。他には『無茶をすれば天井に貼り付いたり、壁を駆け抜けることも可能』と言われているが『軽いゆえに非常に脆いので、一手しくじれば死ぬ』とも言われている。これは人為的な才能であると言われており、『'''10秒を走るためだけに生まれてきた'''』と称されている。 | + | :: しかし最も重要な事は、肉体そのものが(おそらく七夜の近親交配)配合による特別性となっている事である。持久力を捨てた『'''速筋過剰の瞬発力特化の筋肉'''』と『'''鳥のように軽い骨'''』を持ち『40mを6秒、場合によっては4秒』で走破するなど人間の<ruby><rb>陸上世界記録保持者</rb><rt>トップ・スプリンター</rt></ruby>に匹敵する身体能力を見せる。更には作中で「七年間の澱」や「全身いたるところが鈍っている」と言われており、これでも全開状態とは程遠い模様である。他には『無茶をすれば天井に貼り付いたり、壁を駆け抜けることも可能』と言われているが『軽いゆえに非常に脆いので、一手しくじれば死ぬ』とも言われている。これは人為的な才能であると言われており、『'''10秒を走るためだけに生まれてきた'''』と称されている。 |
| + | ::端的にいって、完全な対混血用暗殺特化型短期決戦仕様の肉体である。 |
| :: これに旧作から引き継がれているだろう"七夜一族最高の才能である父・七夜黄理を更に超える才能"と幼少期に覚えた護身術、そして父の技を盗み見て密かに練習した技の数々を無意識に駆使して、ようやく祖との戦闘をかろうじて可能としている。 | | :: これに旧作から引き継がれているだろう"七夜一族最高の才能である父・七夜黄理を更に超える才能"と幼少期に覚えた護身術、そして父の技を盗み見て密かに練習した技の数々を無意識に駆使して、ようやく祖との戦闘をかろうじて可能としている。 |
| :: さらには『直死の魔眼』も旧作以上の性能を見せており、その一つが『死(零)を起点することによる過去視・記憶の観覧』である。さらには『対象の死ではなく、原理そのものの破壊による能力低下』も行っており、極めつけは(詳細不明であり後の展開の重要な要素とされている)『(空間そのものを殺すような演出ともに)遠隔で足場もろとも相手の脚を殺す』といった離れ業までやってのけていた。 | | :: さらには『直死の魔眼』も旧作以上の性能を見せており、その一つが『死(零)を起点することによる過去視・記憶の観覧』である。さらには『対象の死ではなく、原理そのものの破壊による能力低下』も行っており、極めつけは(詳細不明であり後の展開の重要な要素とされている)『(空間そのものを殺すような演出ともに)遠隔で足場もろとも相手の脚を殺す』といった離れ業までやってのけていた。 |
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| ;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]] | | ;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]] |
| :本編冒頭で衝動的に殺してしまった女性。志貴が唯一楽しさを感じることができる相手であり、女性として他の人物を愛したとしても、彼にとって最も美しい存在としてあり続ける。 | | :本編冒頭で衝動的に殺してしまった女性。志貴が唯一楽しさを感じることができる相手であり、女性として他の人物を愛したとしても、彼にとって最も美しい存在としてあり続ける。 |
| + | :志貴はアルクェイドと出会うことで初めて自分の幸福を追い求めるようになり、彼が「自分のため」に行動する事ができるのはアルクェイドが関わる時だけである。 |
| ;[[シエル]] | | ;[[シエル]] |
| :学校に先輩として忍び込んでいる代行者。彼女の在り方を眩く想い、尊んでいる。ルートによっては彼女の幸福のため生涯を捧げることを誓う。 | | :学校に先輩として忍び込んでいる代行者。彼女の在り方を眩く想い、尊んでいる。ルートによっては彼女の幸福のため生涯を捧げることを誓う。 |