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| :そうして長い間、熾天の門で自分と同じ「戦争によって急激に成長した者」を待ち続け、自分の望みを託そうと試みた。 | | :そうして長い間、熾天の門で自分と同じ「戦争によって急激に成長した者」を待ち続け、自分の望みを託そうと試みた。 |
| :長き繰り返しの末に自身の待ち望んだ理想の体現者、最弱のマスターから戦いを通して成長し遂には最強のマスターを打ち破るまでに成長を果たした[[主人公 (EXTRA)]]と対峙。心からの称賛と自分の願いを代行して貰えないか説得を試み、彼(彼女)の賛同が得られず、また人類が停滞から再起できる限界点が迫り彼(彼女)のような逸材がそれまでに現れる可能性は少ないという判断から、強制的に洗脳することでムーンセルに挑もうと決戦となる。 | | :長き繰り返しの末に自身の待ち望んだ理想の体現者、最弱のマスターから戦いを通して成長し遂には最強のマスターを打ち破るまでに成長を果たした[[主人公 (EXTRA)]]と対峙。心からの称賛と自分の願いを代行して貰えないか説得を試み、彼(彼女)の賛同が得られず、また人類が停滞から再起できる限界点が迫り彼(彼女)のような逸材がそれまでに現れる可能性は少ないという判断から、強制的に洗脳することでムーンセルに挑もうと決戦となる。 |
− | :[[Fate/EXTRA Last Encore]]では、白野と対峙する前にレオに干渉し、更には自らの[[主人公 (EXTRA)|理想の体現者]]と決裂・勝利したことで「人類の救済は夢物語だった」と結論付けて諦めるなどゲームでの彼に比べて脆く描かれている。ムーンセル中枢へとアクセスし不正なNPCとして消去される間際“人類の死を認めよ。この文明の終わりを看取れ”と入力。その結果、SE.RA.PHの在り方、そしてムーンセルの運営方針が変化した。そして熾天の檻には、セイヴァーが残した<ruby><rb>天輪聖王<rt>チャクラ・ヴァルティン</rt></ruby>とトワイスを名乗った電脳体の残骸―――意識が焼き切れた後、なお人類の在り方に固執し続けた、<ruby><rb>生きる死者<rt>デッドフェイス</rt></ruby>だけが残された。 | + | :『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』では白野と対峙する前にレオに干渉し、更には自らの[[主人公 (EXTRA)|理想の体現者]]と決裂・勝利したことで「人類の救済は夢物語だった」と結論付けて諦めるなどゲームでの彼に比べて脆く描かれている。ムーンセル中枢へとアクセスし不正なNPCとして消去される間際“人類の死を認めよ。この文明の終わりを看取れ”と入力。その結果、SE.RA.PHの在り方、そしてムーンセルの運営方針が変化した。そして熾天の檻には、セイヴァーが残した<ruby><rb>天輪聖王<rt>チャクラ・ヴァルティン</rt></ruby>とトワイスを名乗った電脳体の残骸―――意識が焼き切れた後、なお人類の在り方に固執し続けた、<ruby><rb>生きる死者<rt>デッドフェイス</rt></ruby>だけが残された。 |
| :セイヴァーの発動した宝具とトワイスの願いで運営方針の変わったムーンセルに残されてしまったデッドフェイスは、人類を滅ぼそうと1000年間ムーンセル表層の操作で聖杯戦争に少しでもマスター適性のある人間を強制的に招くなどの行いで少しずつ確実に滅亡へ進ませ、更にはムーンセルの力と天輪聖王によって並行世界の人類さえも滅ぼそうとしてしまう。 | | :セイヴァーの発動した宝具とトワイスの願いで運営方針の変わったムーンセルに残されてしまったデッドフェイスは、人類を滅ぼそうと1000年間ムーンセル表層の操作で聖杯戦争に少しでもマスター適性のある人間を強制的に招くなどの行いで少しずつ確実に滅亡へ進ませ、更にはムーンセルの力と天輪聖王によって並行世界の人類さえも滅ぼそうとしてしまう。 |
− | :
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| ;人物 | | ;人物 |
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| ==登場作品と役柄== | | ==登場作品と役柄== |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
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| ;[[Fate/EXTRA]] | | ;[[Fate/EXTRA]] |
| :聖杯戦争の創始者。 | | :聖杯戦争の創始者。 |
| ;[[Fate/EXTRA CCC]] | | ;[[Fate/EXTRA CCC]] |
| :失意に沈む主人公を密かに激励する。また空間の歪みによって、かつての時間軸の彼とキャスターが登場。 | | :失意に沈む主人公を密かに激励する。また空間の歪みによって、かつての時間軸の彼とキャスターが登場。 |
− | ;[[Fate/EXTRA Last Encore]] | + | ;[[Fate/EXTRA Last Encore]] |
| :序盤から幻とも現実ともつかない形で[[主人公 (EXTRA)|岸浪ハクノ]]に接触する謎の人物。 | | :序盤から幻とも現実ともつかない形で[[主人公 (EXTRA)|岸浪ハクノ]]に接触する謎の人物。 |
| :[[覚者|契約しているサーヴァント]]同様、物語の鍵となる人物の1人と思われるが…… | | :[[覚者|契約しているサーヴァント]]同様、物語の鍵となる人物の1人と思われるが…… |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
| ===Fate/EXTRA=== | | ===Fate/EXTRA=== |
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| ;[[覚者|セイヴァー]] | | ;[[覚者|セイヴァー]] |
| :サーヴァント。 | | :サーヴァント。 |
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| ===Fate/EXTRA Last Encore=== | | ===Fate/EXTRA Last Encore=== |
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| ;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] | | ;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] |
| :第七階層に至った彼らと言葉を交わしていた。 | | :第七階層に至った彼らと言葉を交わしていた。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
| ===Fate/EXTRA=== | | ===Fate/EXTRA=== |
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| ;「<ruby><rb>泥濘</rb><rt>ぬかるみ</rt></ruby>の日常は燃え尽きた。<br> 魔術師による生存競争。<br> 運命の車輪は回る。<br> 最も弱きものよ、剣を鍛えよ。<br> その命が育んだ、己の価値を示すために。」 | | ;「<ruby><rb>泥濘</rb><rt>ぬかるみ</rt></ruby>の日常は燃え尽きた。<br> 魔術師による生存競争。<br> 運命の車輪は回る。<br> 最も弱きものよ、剣を鍛えよ。<br> その命が育んだ、己の価値を示すために。」 |
| :第一章『awakening/progrmized heaven』冒頭の語り。 | | :第一章『awakening/progrmized heaven』冒頭の語り。 |
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| ===Fate/EXTRA CCC=== | | ===Fate/EXTRA CCC=== |
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| |
| ;「諦める? 何を言うんだ。人間は始めから諦めている。<br> 全能ではないのだから。我々は諦めながらでしか生きられない生物だ。<br> そんな事を、まさか、今さら君が?」<br>「それは諦めではない。結論だ」<br>「ここに一枚の絵があるとする。私は欠片だ。<br> パズルの欠片。絵に開いた穴。いまだ埋められない空白。<br> <ruby><rb>余白</rb><rt>わたし</rt></ruby>があるうちは、絵は完成しない。<br> だから私は欠片であり続けた。完成してしまった絵は、それで終わりだからね。<br> 無論、人生は完成する事が目的だ。どのような生命も、どのような文明も、いつかは終わる。<br> 我々はその終わりを目指している。今も、昔も」<br>「だが、いま君が描くその絵は―――<br /> <ruby><rb>完成</rb><rt>おわり</rt></ruby>に足る、<ruby><rb>美しい紋様</rb><rt>アートグラフ</rt></ruby>と言えるのかね?」 | | ;「諦める? 何を言うんだ。人間は始めから諦めている。<br> 全能ではないのだから。我々は諦めながらでしか生きられない生物だ。<br> そんな事を、まさか、今さら君が?」<br>「それは諦めではない。結論だ」<br>「ここに一枚の絵があるとする。私は欠片だ。<br> パズルの欠片。絵に開いた穴。いまだ埋められない空白。<br> <ruby><rb>余白</rb><rt>わたし</rt></ruby>があるうちは、絵は完成しない。<br> だから私は欠片であり続けた。完成してしまった絵は、それで終わりだからね。<br> 無論、人生は完成する事が目的だ。どのような生命も、どのような文明も、いつかは終わる。<br> 我々はその終わりを目指している。今も、昔も」<br>「だが、いま君が描くその絵は―――<br /> <ruby><rb>完成</rb><rt>おわり</rt></ruby>に足る、<ruby><rb>美しい紋様</rb><rt>アートグラフ</rt></ruby>と言えるのかね?」 |
| :欠けた夢を通じて主人公に語りかける。「そこで終わってしまっていいのか」と。 | | :欠けた夢を通じて主人公に語りかける。「そこで終わってしまっていいのか」と。 |
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| ===Fate/EXTRA Last Encore=== | | ===Fate/EXTRA Last Encore=== |
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| ;「神は、ムーンセルは、理想の環境を創った。だがそれは、機械の考えた天国だった。見たまえ、これが天国として作られた電子の地獄だ。未熟な子供が道を選ぶ為の施設。繰り返す一日、繰り返す日常、繰り返すカルマ、繰り返す忘却……」<br>「地上の人々は、少しでもマスターとしての適性があれば、この月に囚われてしまう。そして苦しむ、君と同じ様に」 | | ;「神は、ムーンセルは、理想の環境を創った。だがそれは、機械の考えた天国だった。見たまえ、これが天国として作られた電子の地獄だ。未熟な子供が道を選ぶ為の施設。繰り返す一日、繰り返す日常、繰り返すカルマ、繰り返す忘却……」<br>「地上の人々は、少しでもマスターとしての適性があれば、この月に囚われてしまう。そして苦しむ、君と同じ様に」 |
| :1話、辺獄にて。マスター適性を持つ者を取り込むムーンセル。それはシステムの変質を意味している。 | | :1話、辺獄にて。マスター適性を持つ者を取り込むムーンセル。それはシステムの変質を意味している。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
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| *『Fate/EXTRA CCC』で戦えるトワイスのキャスターは非常に強かったので、「何で対魔力も無関係な呪術を使えるこのサーヴァントでそんなに負けまくるんだ」「そりゃお釈迦様に逃避する訳だ」なのと揶揄されることも。彼の超回復コードキャストも厄介ではあったのだが。<br>しかし、ここでの戦いは後の彼が作った聖杯戦争のルールに則ってのもので、その強さがこの彼が戦っていたであろうトライアルでどれだけ通用していたかは分からない。 | | *『Fate/EXTRA CCC』で戦えるトワイスのキャスターは非常に強かったので、「何で対魔力も無関係な呪術を使えるこのサーヴァントでそんなに負けまくるんだ」「そりゃお釈迦様に逃避する訳だ」なのと揶揄されることも。彼の超回復コードキャストも厄介ではあったのだが。<br>しかし、ここでの戦いは後の彼が作った聖杯戦争のルールに則ってのもので、その強さがこの彼が戦っていたであろうトライアルでどれだけ通用していたかは分からない。 |
| *ブロッサム先生曰く、トワイスが熾天の座に着いてからは100回以上の聖杯戦争が行われている。そのため聖杯戦争勝者の願いによって人類が繁栄するか自滅するかの選択を100回以上回避していたことになる。 | | *ブロッサム先生曰く、トワイスが熾天の座に着いてからは100回以上の聖杯戦争が行われている。そのため聖杯戦争勝者の願いによって人類が繁栄するか自滅するかの選択を100回以上回避していたことになる。 |
| *仮にトワイスが聖杯戦争の最終的な勝利者になったとしても、人類は激減こそすれ滅亡はしないだろう…と言われている。正しく行動すれば誰もが生き残れる全人類規模の戦争と言っても「正しく行動できる者」は、やはり一握りのようだ。 | | *仮にトワイスが聖杯戦争の最終的な勝利者になったとしても、人類は激減こそすれ滅亡はしないだろう…と言われている。正しく行動すれば誰もが生き残れる全人類規模の戦争と言っても「正しく行動できる者」は、やはり一握りのようだ。 |
| *若い頃の彼の姿は奈須曰く「[[黒桐幹也]]クン系」。因みにワダは指摘される直前まで気付かなかったらしい。<ref group="出">『Fate/EXTRA material』p.97</ref> | | *若い頃の彼の姿は奈須曰く「[[黒桐幹也]]クン系」。因みにワダは指摘される直前まで気付かなかったらしい。<ref group="出">『Fate/EXTRA material』p.97</ref> |
| + | *『[[Fate/Grand Order]]』の奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』では彼が治療法を発見した感染症「アムネジア・シンドローム」が濾過人理補正現象だった事が明かされており、人理レベルの危機を救っていた事が判明した。 |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
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| ;平和男 | | ;平和男 |
− | :ラスボスではあるが出番が極端に少なく、影も薄いことからか、一部ファンの間でついたあだ名がピースマンを和訳した『平和男』。<br>ちなみに、彼の名前のつづりは「Piece」であり、「Peace」ではない。なお、名前の部分は「Twice」であり、和訳すると'''『二度目の欠片男』'''である。……キャスター(EXTRA・青)曰く、「正直な話、そんなところで伏線張られてもナー」。<ref group="出">付録DVD「TYPE-MOON MOVIEエース2nd」『TYPE-MOONエース』VOL.6</ref> | + | :ラスボスではあるが出番が極端に少なく、影も薄いことからか、一部ファンの間でついたあだ名がピースマンを和訳した『平和男』。 |
| + | :ちなみに、彼の名前のつづりは「Piece」であり、「Peace」ではない。なお、名前の部分は「Twice」であり、和訳すると'''『二度目の欠片男』'''である。……キャスター(EXTRA・青)曰く、「正直な話、そんなところで伏線張られてもナー」。<ref group="出">付録DVD「TYPE-MOON MOVIEエース2nd」『TYPE-MOONエース』VOL.6</ref> |
| + | :『Fate/Grand Order』では彼が描かれた[[概念礼装]]が「2030年の欠片」という名称になっており、彼の「ピース」の和訳が強調された形となっている。……おかげで今度は「欠片男」と呼ばれるようになってしまったが。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |
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| ==リンク== | | ==リンク== |
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| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |
| *[[ウィザード]] | | *[[ウィザード]] |