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『[[Fate/Grand Order]]』ゲーム上では[[バーサーカー]]のクラスに互いに2倍弱点を突き合う相性になり、[[フォーリナー]]のクラスに不利で、[[アルターエゴ]]に有利。また、[[セイバー]]、[[アーチャー]]、[[ランサー]]のクラスに攻撃のみ有利で、[[ライダー]]、[[アサシン]]、[[キャスター]]のクラスに攻撃のみ不利。<ref group="注">意外なことに、「真名看破」のクラススキルを持つ[[ルーラー]]とは互いに有利にも不利にもならない。</ref><br/>
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『[[Fate/Grand Order]]』ゲーム上では[[バーサーカー]]のクラスに互いに弱点を突き合う相性になり、[[フォーリナー]]のクラスに不利で、[[アルターエゴ]]に有利。また、[[セイバー]]、[[アーチャー]]、[[ランサー]]のクラスに攻撃のみ有利で、[[ライダー]]、[[アサシン]]、[[キャスター]]のクラスに攻撃のみ不利。<ref group="注">意外なことに、「真名看破」のクラススキルを持つ[[ルーラー]]とは互いに有利にも不利にもならない。</ref><br/>
    
==メモ==
 
==メモ==
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:本編時点では説明が少なく、「役を羽織るもの」といういかようにも取れる意味合いから「既存のこの英霊が該当するのでは」「[[出雲阿国|役者]]や、[[シャーロック・ホームズ|変装の]][[燕青|得意な]]英霊も該当するだろう」と言う推測が挙げられていたが、この定義でいくと、実際には非常に狭いクラスであり、ほとんどが当てはまらない。
 
:本編時点では説明が少なく、「役を羽織るもの」といういかようにも取れる意味合いから「既存のこの英霊が該当するのでは」「[[出雲阿国|役者]]や、[[シャーロック・ホームズ|変装の]][[燕青|得意な]]英霊も該当するだろう」と言う推測が挙げられていたが、この定義でいくと、実際には非常に狭いクラスであり、ほとんどが当てはまらない。
:例として[[武蔵坊弁慶]]は、常陸坊海尊が影武者を演じているサーヴァントなので該当者として有力視されていたが、「常陸坊海尊と言う名が歴史に残されている」ため、この条件に該当する可能性は低い。また、[[フランソワ・プレラーティ]]については「世界のテクスチャを騙す幻術」を駆使する事から「世界を相手に回して欺いたもの」として有力視されたものの、弁慶=海尊と同じ理由で可能性が薄まっている。[[酒呑童子〔キャスター〕]]も一応役である護法少女としては振る舞っているものの、本人に正体を隠す気があまり無い(正体を明かしても[[源頼光|一部の]][[坂田金時|人々には]]全く信じてもらえないが)。
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:例として[[武蔵坊弁慶]]は、常陸坊海尊が影武者を演じているサーヴァントなので該当者として有力視されていたが、「常陸坊海尊と言う名が歴史に残されている」ため、この条件に該当する可能性は低い。また、[[フランソワ・プレラーティ]]については「世界のテクスチャを騙す幻術」を駆使する事から「世界を相手に回して欺いたもの」として有力視されたものの、弁慶=海尊と同じ理由で可能性が薄まっている。[[酒呑童子〔キャスター〕]]も一応役である護法少女としては振る舞っているものの、本人に正体を隠す気があまり無い(正体を明かしても[[源頼光|一部の]][[坂田金時|人々]]には全く信じてもらえないが)。
:現在登場している中でこの条件に適合しそうなのは、コハエース版徳川家康(影武者であり、自身の名が伝わっていない)か[[エウクレイデス]](複数名の共同ペンネーム説があり、かつその個々の具体的情報が無い)、また意外なところでは'''通常の聖杯戦争ならば[[アサシン]]一択となるべき'''一連のハサン・サッバーハ([[“山の翁”|初代]]を除く)達も自らの名を棄てた事により当てはまっている。
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:現在登場している中でこの条件に適合しそうなのは、コハエース版徳川家康(影武者であり、自身の名が伝わっていない)か[[エウクレイデス]](複数名の共同ペンネーム説があり、かつその個々の具体的情報が無い)、また意外なところでは'''通常の聖杯戦争ならば[[アサシン]]一択となるべき'''一連の[[ハサン・サッバーハ]]([[“山の翁”|初代]]を除く)達も自らの名を棄てた事により当てはまっている。
 
 
 
 
 
:……と、初期情報ではそういった適正条件のクラスであったのだが、3人目として「[[マーリン〔プロトタイプ〕|真名]]秘匿のため、自らプリテンダークラスに霊基変換している」と言う設定のレディ・アヴァロンが登場。彼女の特徴はタイプムーンエースで当てはまらないとされた怪傑ゾロの特徴と、大きく一致している。
 
:……と、初期情報ではそういった適正条件のクラスであったのだが、3人目として「[[マーリン〔プロトタイプ〕|真名]]秘匿のため、自らプリテンダークラスに霊基変換している」と言う設定のレディ・アヴァロンが登場。彼女の特徴はタイプムーンエースで当てはまらないとされた怪傑ゾロの特徴と、大きく一致している。
:また、4人目として登場した九紋竜エリザは、一応「九紋龍史進のふり」はしているものの、元が[[エリザベート・バートリー]]である事を全く隠しておらず、尚且つ取り込んだ史進の自意識も生きている。どちらも、前述の初期情報には全く当てはまっていない。
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:また、4人目として登場した九紋竜エリザは、一応「九紋龍史進のふり」はしているものの、元が[[エリザベート=バートリー]]である事を全く隠しておらず、尚且つ取り込んだ史進の自意識も生きている。どちらも、前述の初期情報には全く当てはまっていない。
 
:しかもこの2人は、アヴァロンが「正体を隠しているが、他の英霊の真名を名乗ったり霊基を纏っている訳ではない」、エリザが「他の英霊の真名を名乗り霊基を纏っているが、正体を隠していない」と、'''不一致の方向が全くの正反対'''でありプリテンダークラスとしての共通点が全く見いだせない。
 
:しかもこの2人は、アヴァロンが「正体を隠しているが、他の英霊の真名を名乗ったり霊基を纏っている訳ではない」、エリザが「他の英霊の真名を名乗り霊基を纏っているが、正体を隠していない」と、'''不一致の方向が全くの正反対'''でありプリテンダークラスとしての共通点が全く見いだせない。
 
:一応、最初の2人も含めて「霊基が何らかの形で弄られている」と言う共通点がなくもないが、その場合、多少の魔術的素養があれば誰でも簡単にプリテンダーになれてしまう、と言う事になる。
 
:一応、最初の2人も含めて「霊基が何らかの形で弄られている」と言う共通点がなくもないが、その場合、多少の魔術的素養があれば誰でも簡単にプリテンダーになれてしまう、と言う事になる。
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:かくしてこのクラスは「厳しい適正条件」と言う初期設定から転じて「極めて曖昧な適正条件」と言う全く正反対のクラスに変化してしまった。理由としてはやはり[[ムーンキャンサー]]同様、ゲーム的にこのクラスのサーヴァントを増やす必要が生じたため、と言う所だろうか。ただ、「最初に明かした設定が後々事情によって変更される」と言うのは珍しくないとしても、プリテンダーの場合は最初の情報開示から設定変更までがあまりに早すぎる<ref group="注">クラス適正についてのインタビューが掲載されたタイプムーンエースVOL.14の発売が2022年4月12日、レディ・アヴァロンの発表が同年7月31日と、わずか3ヶ月半。キャラクター実装のための作業工程を考えれば、該当インタビュー公開の時点ですでにレディ・アヴァロンの作成に着手していたと思われる。</ref>ため、何かしらの行き違いが有ったと言う可能性もあるだろう。
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:かくしてこのクラスは「厳しい適正条件」と言う初期設定から転じて「極めて曖昧な適正条件」と言う全く正反対のクラスに変化してしまった。理由としてはやはり[[ムーンキャンサー]]同様、ゲーム的にこのクラスのサーヴァントを増やす必要が生じたため、と言う所だろうか。ただ、「最初に明かした設定が後々事情によって変更される」と言うのは珍しくないとしても、プリテンダーの場合は最初の情報開示から設定変更までがあまりに早すぎる<ref group="注">クラス適正についてのインタビューが掲載されたタイプムーンエースVOL.14の発売が2022年4月12日、レディ・アヴァロンの発表が同年7月31日と、わずか3ヶ月半。キャラクター実装のための作業工程を考えれば、該当インタビュー公開の時点ですでにレディ・アヴァロンの作成に着手していたと思われる。</ref>ため、何かしらの行き違いが有ったと言う可能性もあるだろう。
 
:ともあれ、今後新たな適正条件が公開される可能性や、前述の「可能性がない/薄まった」とされるサーヴァント達がプリテンダーとして登場する可能性も、あるかもしれない。
 
:ともあれ、今後新たな適正条件が公開される可能性や、前述の「可能性がない/薄まった」とされるサーヴァント達がプリテンダーとして登場する可能性も、あるかもしれない。
  
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