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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 1世紀頃に現在のイギリスやブリタニアを治めた女王。祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で知られている。「Victory」の語源になったとも。 | + | : メインシナリオでは2章に登場し、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で共に戦うことになる。 |
− | : 生年は不詳。夫であるプラスダクス王が存命の間は平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれている。
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− | : しかし夫の死により事態は急変。ローマ帝国に領地や財産は半分以上没収され、二人の娘は前王の後を継ぐことを認められず、ブーディカ共々侮蔑と嘲笑、暴力と陵辱に晒された。
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− | : 愛した国や娘を蹂躙され、自身も含めて辱めまで受けたブーディカはローマに対して反旗を翻し、諸王をまとめ上げ、大規模な反乱を巻き起こした。
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− | : その反乱はローマに衝撃と大打撃を与えたが、最後にはネロの軍勢に敗北し、落命した。
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| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 2児の母親ということもあってか、若い見た目に見合わぬほどの高い包容力を持ち、世話好きで面倒見の良い女性。 | + | : 生前は2児の母親ということもあってか、若い見た目に見合わぬほどの高い包容力を持ち、世話好きで面倒見の良い女性。 |
| : 戦いも好きではあるらしいが、空や大地、人の繋がりを大切に思う優しい心と深い愛情を持っており、マスターや味方に対してはまるで母か姉のように、慈愛を持って接する。 | | : 戦いも好きではあるらしいが、空や大地、人の繋がりを大切に思う優しい心と深い愛情を持っており、マスターや味方に対してはまるで母か姉のように、慈愛を持って接する。 |
| : その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。 | | : その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。 |
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| : 『Grand Order』では味方全体の防御力をかなり上昇させる効果となっている。 | | : 『Grand Order』では味方全体の防御力をかなり上昇させる効果となっている。 |
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− | ;約束されざる勝利の剣(ソード・オブ・ブディ力) | + | ; 約束されざる勝利の剣(ソード・オブ・ブディ力) |
| : ランク:B<br />種別:対人宝具 | | : ランク:B<br />種別:対人宝具 |
− | :自らと同じ「勝利」の名を冠する片手剣。 | + | : 自らと同じ「勝利」の名を冠する片手剣。 |
− | :たが、[[アルトリア・ペンドラゴン|かの星の聖剣]]とは異なり、勝利も約束されない。完全ならざる願いの剣。 | + | : たが、[[アルトリア・ペンドラゴン|かの星の聖剣]]とは異なり、勝利も約束されない。完全ならざる願いの剣。 |
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| == 真名:ブーディカ == | | == 真名:ブーディカ == |
| + | ブーディカ。一世紀での古代ブリタニアの若き戦闘女王。ブリテンの「勝利の女神」の伝説となった人物。 |
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| + | 夫であるプラスダクス王と共に平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれていいた。<br> |
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| + | 彼女はブリタニアのすべてを愛していた。<br> |
| + | 風と大地を。花と草木を。泉と清流を。<br> |
| + | 虫と鳥獣を。そして何よりも、人を愛していた。 |
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| + | だが、あの日、あの時。夫の死により運命の歯車は狂いだしてしまう。<br> |
| + | ―――待っていたのは壮絶な仕打ち。侵略したローマ帝国に領地や財産は半分以上没収され、二人の娘は前王の後を継ぐことを認められず、ブーディカ共々侮蔑と嘲笑、暴力と陵辱に晒されてしまった。 |
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| + | 愛した国や娘を蹂躙され、自身も含めて辱めまで受けたブーディカは心と体に深い傷を受けながらも、決意をした。 |
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| + | '''ローマへの反抗を。故郷の守護を。そして、復讐を。''' |
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| + | かくして、若き戦いの女王となったブーディカはローマに対して反旗を翻し、諸王をまとめ上げ、大規模な反乱を巻き起こした。<br> |
| + | その反乱はローマに衝撃と大打撃を与えたが、最後にはネロの軍勢に敗北し、落命した。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : ライダーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターは蒼月タカオ。 | | : ライダーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターは蒼月タカオ。 |
− | : メインシナリオでは2章に登場し、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で共に戦うことになる。
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| : 2章を突破するとクリア報酬として確定で入手が可能である。 | | : 2章を突破するとクリア報酬として確定で入手が可能である。 |
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| ; [[マシュ・キリエライト]] | | ; [[マシュ・キリエライト]] |
| : 主人公同様、母か姉のように好意的に接する。また、彼女と融合した英霊に心当たりがある様子で、「あたしには、あんたは妹みたいなもんだ。<ruby><rb>あんたたち</rb><rt>・・・・・</rt></ruby>は、かな」と語った。 | | : 主人公同様、母か姉のように好意的に接する。また、彼女と融合した英霊に心当たりがある様子で、「あたしには、あんたは妹みたいなもんだ。<ruby><rb>あんたたち</rb><rt>・・・・・</rt></ruby>は、かな」と語った。 |
− | | + | ; プラスタグス王 |
| + | : 夫。サーヴァントになってもなお「あたしの旦那は最高の旦那さん」と一番に思っている。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ; 「ブーディカだよ、よろしく。気軽にブーディカさん、と呼んでもいいよ」 | | ; 「ブーディカだよ、よろしく。気軽にブーディカさん、と呼んでもいいよ」 |
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| ; 「休息を邪魔してくれた上に、あたしの故郷、ブリタニアの森を穢したな――」<br />「せっかく、○○(主人公)に膝枕でもしていい子いい子してあげようと思ってたのに――」<br />「フツーの妖精(ゴブリン)ってのは、確か、もー少しくらい小さかったはずなのに!」<br />「変な妖精め、アンタたちなんかには絶対――」<br />「絶対、負けない!」 | | ; 「休息を邪魔してくれた上に、あたしの故郷、ブリタニアの森を穢したな――」<br />「せっかく、○○(主人公)に膝枕でもしていい子いい子してあげようと思ってたのに――」<br />「フツーの妖精(ゴブリン)ってのは、確か、もー少しくらい小さかったはずなのに!」<br />「変な妖精め、アンタたちなんかには絶対――」<br />「絶対、負けない!」 |
| : 幕間の物語「ある日、森で……」での台詞。見事なまでの「くっ、殺せ!」に繋がるテンプレートな台詞群に、Dr.ロマンや主人公、更にはフォウまで思わず戦慄してしまった。 | | : 幕間の物語「ある日、森で……」での台詞。見事なまでの「くっ、殺せ!」に繋がるテンプレートな台詞群に、Dr.ロマンや主人公、更にはフォウまで思わず戦慄してしまった。 |
− | : ちなみに戦闘終了後には、戦闘でちょっと息が上がったブーディカさんにご協力いただいて寸劇を繰り広げるDr.ロマンと主人公の姿があった。 | + | : ちなみに戦闘終了後には、戦闘でちょっと息が上がったブーディカさんにご協力いただいて寸劇を繰り広げるDr.ロマンと主人公の姿があった。<del>先輩、最低です。</del> |
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| ; 「願いっていうのは、ほんとは、そんなに大仰なものなんかじゃないと思うんだ。」<br />「もっとささやかで、それでいて、暖かいものだと思う。」<br />「たとえば……大好きな誰かと一緒においしいゴハンを食べたいな、とかね。」 | | ; 「願いっていうのは、ほんとは、そんなに大仰なものなんかじゃないと思うんだ。」<br />「もっとささやかで、それでいて、暖かいものだと思う。」<br />「たとえば……大好きな誰かと一緒においしいゴハンを食べたいな、とかね。」 |
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| **しかし、型月では[[ネロ・クラウディウス|当のローマ皇帝が女性]]。大義名分も何もなく、あったのは理不尽なジャイアニズムということになってしまった。 | | **しかし、型月では[[ネロ・クラウディウス|当のローマ皇帝が女性]]。大義名分も何もなく、あったのは理不尽なジャイアニズムということになってしまった。 |
| **もっとも、これに関してはネロだけではなく財政官たちの負債回収など、様々な理由が絡んでくるので、型月においても単なるジャイアニズムによる制圧、とまでは言い難いだろう。まあ、何にせよローマに振り回された悲劇の人であることは変わりがないのだが。 | | **もっとも、これに関してはネロだけではなく財政官たちの負債回収など、様々な理由が絡んでくるので、型月においても単なるジャイアニズムによる制圧、とまでは言い難いだろう。まあ、何にせよローマに振り回された悲劇の人であることは変わりがないのだが。 |
− | | + | *祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で知られている。「Victory」の語源になったとも。 |
| == リンク == | | == リンク == |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |