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== ギルガメッシュ (stay night) ==
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== アーチャー ==
 
* 真名:ギルガメッシュ
 
* 真名:ギルガメッシュ
 
* 身長:182cm / 体重:68kg
 
* 身長:182cm / 体重:68kg
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* 特技:お金持ち
 
* 特技:お金持ち
 
* 好きなもの:自分、権力 / 苦手なもの:自分、蛇
 
* 好きなもの:自分、権力 / 苦手なもの:自分、蛇
* 天敵:[[エミヤ|アーチャー]]
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* 天敵:(第四次)なし / (第五次)[[エミヤ|アーチャー]]
 
* CV:関智一(幼年体:遠藤綾)
 
* CV:関智一(幼年体:遠藤綾)
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「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、存在しないはずの8体目のサーヴァントとして姿を現す。金の鎧を纏い、全てを見下した態度の男。
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「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。金の鎧を纏い、全てを見下した態度の男。第四次聖杯戦争や第五次聖杯戦争、偽りの聖杯戦争で参加。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 真名はギルガメッシュ。圧倒的神性を持つ半神半人であり、人類最古の王にして、かつて世界の全てを手中に収めた英雄王である。
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: [[Fate/Zero|「第四次聖杯戦争」]]では「この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石」を触媒に[[遠坂時臣]]によって召喚された。[[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。
: 第五次聖杯戦争終盤に姿を見せ、Fate及びUBWルートでは最後の敵として[[衛宮士郎]]たちの前に立ちはだかり、圧倒的な力を見せつける。だがHFルートでは、士郎達も知らない間にあっけない最期を遂げてしまう。
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: 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。
: 第四次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントであり、前回の聖杯戦争から10年、そのまま現世に存在し続けてきた。マスターは[[言峰綺礼]]
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: 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。
: クラスはアーチャーだが、[[エミヤ|第五次聖杯戦争のアーチャー]]が別に存在するため、真名のギルガメッシュで呼ばれることが多い。
+
: [[Fate/stay night|「第五次聖杯戦争」]]終盤では、存在しないはずの8体目のサーヴァントとしてに姿を見せ、Fate及びUBWルートでは最後の敵として[[衛宮士郎]]たちの前に立ちはだかり、圧倒的な力を見せつける。だがHFルートでは、士郎達も知らない間にあっけない最期を遂げてしまう。
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:[[Fate/strange Fake|「偽りの聖杯戦争」]]では「黄金郷の『蔵』の鍵」を触媒に召喚されたが、召喚者がティーネに殺害され、令呪もティーネに移ったことで彼女がマスターとなり彼自身もそれを承諾した。
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:当初は偽りの聖杯戦争への興味も薄く、若返りの秘薬を飲み干して静観を決め込もうとするが、唯一無二の友・エルキドゥが召喚された事を察してからは一転して上機嫌となり、最初から全力を出して挑むことを決める。
 
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; 人物
 
; 人物
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本人曰く影響は受けていないそうだが、いくら十連を引いても[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]が来てくれないと切実に愚痴るあたり疑わしい。なお、「ぎるきち」と読みたくなるが、設定を考えると読みは「ぎるよし」であろう。
 
本人曰く影響は受けていないそうだが、いくら十連を引いても[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]が来てくれないと切実に愚痴るあたり疑わしい。なお、「ぎるきち」と読みたくなるが、設定を考えると読みは「ぎるよし」であろう。
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== アーチャー (Zero) ==
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== ギルガメッシュ ==
* 天敵:なし
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[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において[[遠坂時臣]]によって召喚されたサーヴァント。
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; 略歴
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: [[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。
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: 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。
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: 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。
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== ギルガメッシュ (EXTRA CCC) ==
   
『[[Fate/EXTRA CCC]]』において[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と契約するサーヴァントの1人。他媒体ではアーチャーのクラスで召喚されるが、本作においては「我にクラスなどない」として、クラスは「なし」となっている。
 
『[[Fate/EXTRA CCC]]』において[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と契約するサーヴァントの1人。他媒体ではアーチャーのクラスで召喚されるが、本作においては「我にクラスなどない」として、クラスは「なし」となっている。
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: 乖離権エアから赤い暴風を放つスキル。GUARD貫通効果がある……と書いてあるが貫通効果が何故か機能していない。
 
: 乖離権エアから赤い暴風を放つスキル。GUARD貫通効果がある……と書いてあるが貫通効果が何故か機能していない。
 
: HP30%未満でなければ使えない使用制限がある。
 
: HP30%未満でなければ使えない使用制限がある。
==アーチャー(strange Fake) ==
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「偽りの聖杯戦争」における「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
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;略歴
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:「黄金郷の『蔵』の鍵」を触媒に召喚されたが、召喚者がティーネに殺害され、令呪もティーネに移ったことで彼女がマスターとなり彼自身もそれを承諾した。
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:当初は偽りの聖杯戦争への興味も薄く、若返りの秘薬を飲み干して静観を決め込もうとするが、唯一無二の友・エルキドゥが召喚された事を察してからは一転して上機嫌となり、最初から全力を出して挑むことを決める。
      
== [[子ギル]] ==
 
== [[子ギル]] ==
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== 真名:ギルガメッシュ ==
 
== 真名:ギルガメッシュ ==
ギルガメッシュ。英雄王。太古の昔、後に「メソポタミア」と呼ばれるシュメールの都市国家ウルクを治めていた人類最古の王にして、伝説だけでなく実在したとされる、人類最古の叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』に記されたかつて世界の全てを手中に収めた半神半人の英雄。
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:ギルガメッシュ。英雄王。太古の昔、後に「メソポタミア」と呼ばれるシュメールの都市国家ウルクを治めていた人類最古の王にして、伝説だけでなく実在したとされる、人類最古の叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』に記されたかつて世界の全てを手中に収めた半神半人の英雄。
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彼の所有する蔵には有りと凡ゆる武具や神具蓄財され、それらは後世の英雄達の宝具の原典となっているとも言われている。
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:彼の所有する蔵には有りと凡ゆる武具や神具蓄財され、それらは後世の英雄達の宝具の原典となっているとも言われている。
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先々代の王、ルガルバンダと女神ルマトの間に、人として最上級の肉体と真理に至る知恵を与えられ誕生した。元々は古代メソポタミアの神々が圧倒的な人の数による世界の変革を恐れ、神と人間両方の視点を持つ新しい次代の王にして、神と人間の決壊を防ぐための「楔」として生み出した存在。しかし、彼は神の思惑に従わず王としての己を定め己が感じたまま己を生きた。神にとっては自分たちの代弁者であり人間をいさめるために設計したが、逆に神々の旧時代を終わらせる結果となった。
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:先々代の王、ルガルバンダと女神ルマトの間に、人として最上級の肉体と真理に至る知恵を与えられ誕生した。元々は古代メソポタミアの神々が圧倒的な人の数による世界の変革を恐れ、神と人間両方の視点を持つ新しい次代の王にして、神と人間の決壊を防ぐための「楔」として生み出した存在。しかし、彼は神の思惑に従わず王としての己を定め己が感じたまま己を生きた。神にとっては自分たちの代弁者であり人間をいさめるために設計したが、逆に神々の旧時代を終わらせる結果となった。
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幼年期は理想の統治者として人々を心酔させたが、万能のおごりからか成長すると共に民を省みなくなり、 ウルクを絶対的な力で支配した。これにはウルクの民だけでなく、彼を遣わせた神々でさえも困り果てギルガメッシュを戒めるモノが必要と判断し、ひとつの生命を地上に送り込んだ。その名はエルキドゥ。両者は激しい戦いの後、相手の武勇を褒め称え、無二の友人となった。対等の存在がいなかったギルガメッシュにとって、はじめて“友”と呼べるものが出来たのである。
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:幼年期は理想の統治者として人々を心酔させたが、万能のおごりからか成長すると共に民を省みなくなり、 ウルクを絶対的な力で支配した。これにはウルクの民だけでなく、彼を遣わせた神々でさえも困り果てギルガメッシュを戒めるモノが必要と判断し、ひとつの生命を地上に送り込んだ。その名はエルキドゥ。両者は激しい戦いの後、相手の武勇を褒め称え、無二の友人となった。対等の存在がいなかったギルガメッシュにとって、はじめて“友”と呼べるものが出来たのである。
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以後、ギルガメッシュはその独尊ぶりは変わらずとも、エルキドゥに諫められ圧政を軟化させた。理解者を得たギルガメッシュは森の番人、神の獣フンババを下し、 地上で最も優れた王としてあらゆる財を手中に収める。この頃のギルガメッシュは眩しく強大で、神々でさえ目を逸らせない存在だった。やがてそんなギルガメッシュに豊穣の女神イシュタルが恋をする。彼女から求婚されるも、イシュタルがどれほど移り気かつ残忍で、多くの男を破滅に追い込んだ魔女かを知っていたためギルガメッシュはこれをあっさりと跳ね除ける。イシュタルはギルガメッシュに侮辱されたと激怒し、報復として父であるアヌ神に泣きつき、嵐をまとう超高層の災害であり、地上に現れた時7年間の飢饉と破壊が訪れるとされる最強の神獣“天の牡牛”を地上に放ってしまう。エルキドゥと協力して立ち向かい、見事天の牡牛を撃退するも、イシュタルの怒りは当然収まらず、人の身で神の獣を殺した事を罪として彼女は両名どちらかの死を神々に求めた。 結果、イシュタルの願いは聞き届けられ、両名のうち一人、神に作られたエルキドゥはその命に逆らう事が出来ずゆっくりと衰弱死した。  
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:以後、ギルガメッシュはその独尊ぶりは変わらずとも、エルキドゥに諫められ圧政を軟化させた。理解者を得たギルガメッシュは森の番人、神の獣フンババを下し、 地上で最も優れた王としてあらゆる財を手中に収める。この頃のギルガメッシュは眩しく強大で、神々でさえ目を逸らせない存在だった。やがてそんなギルガメッシュに豊穣の女神イシュタルが恋をする。彼女から求婚されるも、イシュタルがどれほど移り気かつ残忍で、多くの男を破滅に追い込んだ魔女かを知っていたためギルガメッシュはこれをあっさりと跳ね除ける。イシュタルはギルガメッシュに侮辱されたと激怒し、報復として父であるアヌ神に泣きつき、嵐をまとう超高層の災害であり、地上に現れた時7年間の飢饉と破壊が訪れるとされる最強の神獣“天の牡牛”を地上に放ってしまう。エルキドゥと協力して立ち向かい、見事天の牡牛を撃退するも、イシュタルの怒りは当然収まらず、人の身で神の獣を殺した事を罪として彼女は両名どちらかの死を神々に求めた。 結果、イシュタルの願いは聞き届けられ、両名のうち一人、神に作られたエルキドゥはその命に逆らう事が出来ずゆっくりと衰弱死した。  
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エルキドゥを失ったことで自分に勝るとも劣らない力を持つ存在ですら死から免れないという事実に衝撃を受け、“死”の不安に苛まれたギルガメッシュは、不老不死を求めて冥界へと旅立つ。 長い旅路、数多の苦難の末、冥界に辿り着き、かつて地上を襲った大津波から逃れ生き続けるナピュシテムという老人と出会う。しかし、不老不死の秘密を聞き出すもその代償を知り、不老不死を諦めウルクに戻ろうとする。その時ナピュシテムから不老不死の霊草の存在を教えられ、宝として蔵に収めるため深遠に立ち寄り霊草を回収する。その帰路の途中、泉に立ち寄り水浴びをしていた最中に腹をすかせた蛇に霊草を食べられてしまう。それでも、最終的に永劫不滅の身では生の悦びを味わえない、そして死を恐れる必要はないと悟った。この時ギルガメッシュの精神は成熟に達した。その後のギルガメッシュは苛烈さこそあるものの穏やかに国を治め、次の王に都市を委ねて永眠した。  
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:エルキドゥを失ったことで自分に勝るとも劣らない力を持つ存在ですら死から免れないという事実に衝撃を受け、“死”の不安に苛まれたギルガメッシュは、不老不死を求めて冥界へと旅立つ。 長い旅路、数多の苦難の末、冥界に辿り着き、かつて地上を襲った大津波から逃れ生き続けるナピュシテムという老人と出会う。しかし、不老不死の秘密を聞き出すもその代償を知り、不老不死を諦めウルクに戻ろうとする。その時ナピュシテムから不老不死の霊草の存在を教えられ、宝として蔵に収めるため深遠に立ち寄り霊草を回収する。その帰路の途中、泉に立ち寄り水浴びをしていた最中に腹をすかせた蛇に霊草を食べられてしまう。それでも、最終的に永劫不滅の身では生の悦びを味わえない、そして死を恐れる必要はないと悟った。この時ギルガメッシュの精神は成熟に達した。その後のギルガメッシュは苛烈さこそあるものの穏やかに国を治め、次の王に都市を委ねて永眠した。  
    
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