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[[Fate/EXTRA]]におけるアルクェイド。<br>「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスのサーヴァント。ムーンセルの聖杯戦争において、[[臥藤門司]]によって召喚される。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の第四回戦の対戦相手。<br>いわゆるラニルートにて登場。凛ルートには登場しない。<br>衣装はいつもの格好で、髪は暴走アルクェイドに近い。魔眼がうまく機能していないためか、左右で瞳の色が違う虹彩異色(ヘテロクロミア)となっている。<br>その正体である真祖は、星の触覚、地震や台風といった自然現象の擬人化であり、ムーンセルの創作といわれる。が、マスターが彼女を「神」と勘違いしているため、その能力の殆どが使用できない状態になっている。<br>(但しこれは彼が無知だからというよりも、彼がある理由から、人間の意志や思惑等々不純物の絡んでいない「本物の神」に拘泥していた為、原始の自然崇拝における神という概念にかなり近しい彼女に対しそう「思い込もうとした」事による)<br>本来、能力アップの効果を持つはずの「バーサーカー化」がランクAからCへダウンし、単に理性を奪うだけにとどまっている。魅了の「魔眼」も同じくランクAからCへダウンしうまく機能していない。星のバックアップを受ける「原初の一(ランクEX)」に至っては、全く機能していないという状態。<br>それでもなお、基本能力の高さから、他のサーヴァントと遜色のない強敵として主人公達の前に立ちはだかる。<br>尚、本来の力を発揮されたら、パートナーサーヴァントは勝ち目が極めて薄いと評している([[キャスター (EXTRA・青)|キャスター]]は「今の自分だとヤバイかも…」とのこと)。
 
[[Fate/EXTRA]]におけるアルクェイド。<br>「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラスのサーヴァント。ムーンセルの聖杯戦争において、[[臥藤門司]]によって召喚される。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の第四回戦の対戦相手。<br>いわゆるラニルートにて登場。凛ルートには登場しない。<br>衣装はいつもの格好で、髪は暴走アルクェイドに近い。魔眼がうまく機能していないためか、左右で瞳の色が違う虹彩異色(ヘテロクロミア)となっている。<br>その正体である真祖は、星の触覚、地震や台風といった自然現象の擬人化であり、ムーンセルの創作といわれる。が、マスターが彼女を「神」と勘違いしているため、その能力の殆どが使用できない状態になっている。<br>(但しこれは彼が無知だからというよりも、彼がある理由から、人間の意志や思惑等々不純物の絡んでいない「本物の神」に拘泥していた為、原始の自然崇拝における神という概念にかなり近しい彼女に対しそう「思い込もうとした」事による)<br>本来、能力アップの効果を持つはずの「バーサーカー化」がランクAからCへダウンし、単に理性を奪うだけにとどまっている。魅了の「魔眼」も同じくランクAからCへダウンしうまく機能していない。星のバックアップを受ける「原初の一(ランクEX)」に至っては、全く機能していないという状態。<br>それでもなお、基本能力の高さから、他のサーヴァントと遜色のない強敵として主人公達の前に立ちはだかる。<br>尚、本来の力を発揮されたら、パートナーサーヴァントは勝ち目が極めて薄いと評している([[キャスター (EXTRA・青)|キャスター]]は「今の自分だとヤバイかも…」とのこと)。
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所有[[宝具]]は「血の姉妹(プルート・ディ・シェヴェスタァ)」。血の姉妹による盟約。<br>厳密には英霊の象徴であるアイテムとしての宝具ではなく、彼女の真祖としての特性である空想具現化。<br />地球の触覚である彼女は周囲を地球環境化(テラフォーミング)する特性を有しており、月の法則の上に再現されている他のサーヴァントやマスターにとって、月の環境に比して地球の環境である六倍の重力負荷を与える。<br>ゲーム的には、強力な物理攻撃に加え、3ターン間、筋力・耐久力を低下させる。<br />尚、上記は大元である月の頭脳体としての側面を利用して月に地球のルールを適用するものであり、地球では周知の一段階上にする権能へと変化する、と「Extra material」で解説されている。<br />つまり、この特性はスキル「原初の一」の代替の権能であり、同時使用出来る類のものではない。
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所有[[宝具]]は「血の姉妹(プルート・ディ・シェヴェスタァ)」。血の姉妹による盟約。<br>厳密には英霊の象徴であるアイテムとしての宝具ではなく、彼女の真祖としての特性である空想具現化。<br />地球の触覚である彼女は周囲を地球環境化(テラフォーミング)する特性を有しており、月の法則の上に再現されている他のサーヴァントやマスターにとって、月の環境に比して地球の環境である六倍の重力負荷を与える。<br>ゲーム的には、強力な物理攻撃に加え、3ターン間、筋力・耐久力を低下させる。
    
もし正当のマスターによって召喚されたならば、クラスはバーサーカーではなくファニーヴァンプ。<br>血を吸うブラッド・ドリンカー、体力を奪うライフ・イーター、電子マネーを消費させるファイナンス・クライシスとして無邪気かつ天真爛漫に振る舞う。その様はまさに男を滅ぼす毒婦(ヴァンプ)。<br>[[キャスター (EXTRA・青)|狐耳のキャスター]]とは同類なので気が合うらしい。<br>ちなみに、彼女の正当マスターは「[[遠野志貴|学生服姿の少年]]」なのだとか。
 
もし正当のマスターによって召喚されたならば、クラスはバーサーカーではなくファニーヴァンプ。<br>血を吸うブラッド・ドリンカー、体力を奪うライフ・イーター、電子マネーを消費させるファイナンス・クライシスとして無邪気かつ天真爛漫に振る舞う。その様はまさに男を滅ぼす毒婦(ヴァンプ)。<br>[[キャスター (EXTRA・青)|狐耳のキャスター]]とは同類なので気が合うらしい。<br>ちなみに、彼女の正当マスターは「[[遠野志貴|学生服姿の少年]]」なのだとか。
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*MBシリーズの暴走アルクェイドのアークドライブ及びアナザーアークドライブの名は、現在は正式には「'''ブ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」である。ドイツ語で「Blut=血」。<br />しかし、過去の段階では「'''プ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」となっていた時期があり、現在のものは修正された後の名前となっている。この技名が初登場となったRe・ACTの公式サイトのページでも未だ「'''プ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」となっている。<br />このため、過去の作品は勿論、修正された今でも、色々な作品(MBシリーズも含む)で双方の名称が混同されている。
 
*MBシリーズの暴走アルクェイドのアークドライブ及びアナザーアークドライブの名は、現在は正式には「'''ブ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」である。ドイツ語で「Blut=血」。<br />しかし、過去の段階では「'''プ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」となっていた時期があり、現在のものは修正された後の名前となっている。この技名が初登場となったRe・ACTの公式サイトのページでも未だ「'''プ'''ルート・ディ・シュヴェスタァ」となっている。<br />このため、過去の作品は勿論、修正された今でも、色々な作品(MBシリーズも含む)で双方の名称が混同されている。
 
**Fate/EXTRAのバーサーカー(白)に関しては「'''プ'''ルート・ディ・'''シェ'''ヴェスタァ」と、二文字の違いがある。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]はこれを聞き、「ドイツ語を翻訳すれば『血の姉妹』……というコトになるのだろうか?」と、やや疑問系で訳している。<br />この名称は、ゲーム全編を一貫してこの表記である(ある箇所ではプルート、他のある箇所ではブルート、と、表記がブレているということはない)ため、設定段階からこうであった可能性が高い。<br />設定段階からのミスが未修正のままこうなったのか、それともミスではなく意図的に他の作品との差異を表そうとしたのかは明らかではない。
 
**Fate/EXTRAのバーサーカー(白)に関しては「'''プ'''ルート・ディ・'''シェ'''ヴェスタァ」と、二文字の違いがある。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]はこれを聞き、「ドイツ語を翻訳すれば『血の姉妹』……というコトになるのだろうか?」と、やや疑問系で訳している。<br />この名称は、ゲーム全編を一貫してこの表記である(ある箇所ではプルート、他のある箇所ではブルート、と、表記がブレているということはない)ため、設定段階からこうであった可能性が高い。<br />設定段階からのミスが未修正のままこうなったのか、それともミスではなく意図的に他の作品との差異を表そうとしたのかは明らかではない。
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*資料「Extra material」で語られた彼女の設定には不明点が多い。<br />『血の姉妹』の解説では「月に地球のルールを適用して、対象の能力を6分の1にする権能であり、地球では周知の一段階上にする権能へと変化する」と解説されている。<br />つまり、『血の姉妹』はスキル『原初の一』に相当する星のバックアップ能力の代替品であり、共存し得るものではない。<br />にも関わらず、スキルとして存在し、「ガトーの勘違いさえ無ければ基本的には問題無く機能する」とも『原初の一』の解説項にて明記されており、真っ向から矛盾している。
 
*資料により「エクストラの情報世界では伝説が真となるため、神霊が元となった自然現象以上の力を持つことが多々ある」との情報が発覚。</br>そして、アルクェイドの「自然現象の擬神化なんて誰得」発言は、“伝説はあくまで伝説”である“現実の物理世界における法側”に則ったものであることが分かる。
 
*資料により「エクストラの情報世界では伝説が真となるため、神霊が元となった自然現象以上の力を持つことが多々ある」との情報が発覚。</br>そして、アルクェイドの「自然現象の擬神化なんて誰得」発言は、“伝説はあくまで伝説”である“現実の物理世界における法側”に則ったものであることが分かる。
 
**公式資料においても、星を神と扱うのは格を貶められることとされている。<br />本編でも「星そのもの」と例えられ、「星の頭脳体」の側面を持つ彼女が前述のような意見を漏らしたのも当然といえる。
 
**公式資料においても、星を神と扱うのは格を貶められることとされている。<br />本編でも「星そのもの」と例えられ、「星の頭脳体」の側面を持つ彼女が前述のような意見を漏らしたのも当然といえる。
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