5行目: |
5行目: |
| * 地域:欧州 | | * 地域:欧州 |
| * 属性:中立・中庸 | | * 属性:中立・中庸 |
| + | * カテゴリ:人 |
| * 性別:男性 | | * 性別:男性 |
| + | <!-- |
| + | * 一人称:私 / 貴様 / 三人称:彼、彼女、○○(呼び捨て<del>時折フルネームで呼び捨てるパターンもある</del>) |
| + | --> |
| * CV:置鮎龍太郎 / キャラクターデザイン:しまどりる | | * CV:置鮎龍太郎 / キャラクターデザイン:しまどりる |
| * 設定作成:桜井光 | | * 設定作成:桜井光 |
37行目: |
41行目: |
| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 黄の死(クロケア・モース) | | ; 黄の死(クロケア・モース) |
− | : ランク:B+<br />種別:対人宝具<br />由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。 | + | : ランク:B+<br />種別:対人宝具<br /><!--レンジ:1~2<br />最大補足:1人<br />-->由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。 |
− | : 黄金剣。近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。 | + | |
− | : だが、部隊指揮こそが本業である彼はあまりこの剣を抜きたがらない。 | + | : 黄金の剣。<!--真名開放すれば、自動的に命中する初撃の後、幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能。 |
| + | : 超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、-->近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。 |
| + | : だが、部隊指揮こそが本業である<!--ことに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた-->彼はあまりこの剣を抜きたがらない。 |
| | | |
| == 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル == | | == 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル == |
| :ガイウス・ユリウス・カエサル。英語名はシーザー。「皇帝」の語源となった、古代ローマ最大の英雄の1人。紀元前100年生、紀元前44年没。<br>ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍であるが、同時に統治者として有名あり、帝政の基礎を作っていた。<br>女神ヴィーナスの末裔とも言われ、人ならぬ妖精の女の間に子を成した。 | | :ガイウス・ユリウス・カエサル。英語名はシーザー。「皇帝」の語源となった、古代ローマ最大の英雄の1人。紀元前100年生、紀元前44年没。<br>ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍であるが、同時に統治者として有名あり、帝政の基礎を作っていた。<br>女神ヴィーナスの末裔とも言われ、人ならぬ妖精の女の間に子を成した。 |
| | | |
− | :ガリア戦争やブリタニア遠征に趣いたのは、単に若かっただけでなく、ローマに渦巻く権謀術数から逃避し、剣の勲に没頭したほうが幾分かは気が楽だったのだから。<br>美貌と知の冴え、裏切りと陰謀を重ねて権力の階段を駆け上ったが、同時に、陰謀で政敵を幾度も死に追いやっていくたびに、何かが穢れ、何かが病んでいくのを感じていた。 | + | <!-- |
| + | : 戦乱と権力闘争に明け暮れたローマにおいて彼は自ら権謀術数の渦中へ飛び込むことを選び、民衆へと向けて行われる「昼の政治」と自身の命を守り敵を殺す「夜の陰謀」、この二つを繰り返して順調に出世してローマ執務官となり、第一回三頭政治は始まった。 |
| + | : その後はガリア戦争やブリタニア遠征に趣いて、ガリア人やブリタニア人といった敵対勢力に対して撃破と鎮圧を繰り返し、叩き伏せて数年もかけてガリアを平定したのだ。 |
| + | --> |
| + | :統治者であった彼がガリア戦争やブリタニア遠征に趣いたのは、単に若かっただけでなく、ローマに渦巻く権謀術数から逃避し、剣の勲に没頭したほうが幾分かは気が楽だったのだから。<br>美貌と知の冴え、裏切りと陰謀を重ねて権力の階段を駆け上ったが、同時に、陰謀で政敵を幾度も死に追いやっていくたびに、何かが穢れ、何かが病んでいくのを感じていた。 |
| + | <!-- |
| + | |
| + | :ともあれ、最強の将軍として民衆から絶大な支持を勝ち取り、三頭の一人であるクラックスの死後、敵対し、袂を分かつ事になったポンペイウスも暗殺され、名実ともにローマ最高の実力者となった。 |
| + | |
| + | :政争に明け暮れ、それを乗り越える為ならば離婚も結婚も自在におこない、戯れに幾多の女に手を出したカエサルが四十歳になった頃―――彼は運命と出会った。<br>エジプト首都アレクサンドリアに趣いた彼は、プトレマイオス13世の形式上の妻にして共同統治者である女王、クレオパトラに一目惚れをしたのだ。 |
| + | |
| + | :二十も年が離れた若い娘でありながら、自分を恐れずに忍び込んだ鉄の覚悟と自国と民とを想う誇り高さ、それを形になったかの如き独特の美貌を持った女王は、心から愛する相手でありこの手で守るとカエサルは誓った。 |
| + | |
| + | :彼女と共に、かつて征服王が成し遂げた「ローマ・エジプト帝国」を夢見たカエサルはプトレマイオス13世を排除してエジプトを平定し、周辺各王国へと侵攻してそこに潜む元老院派を制圧、ヒスパニア制圧を得てローマを平定することができた。 |
| + | |
| + | :初の終身独裁官として君臨したカエサルを阻むものはもういない。ローマの全てを掌握した。<br>パルティア王国遠征が成功した暁には、必ずクレオパトラを正式に妻として迎え、カエサリオンを自分の息子として広く世界へ告げて見せよう。 |
| + | |
| + | :愛する女王クレオパトラにそう約束したのに、それは果たされることはなかった。 |
| | | |
− | :最期は腹心の陰謀によって、暗殺されてしまう。 | + | :愛と安寧の日々は続くことはない、それを知らしめるかのように、元老院派残党の走狗となった忠臣プルートゥスが隠し持ったひと振りの刃によってカエサルはあっけなく崩れ落ちてしまったのであった。 |
| + | --> |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
79行目: |
103行目: |
| : クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの中で若くして殺されている。 | | : クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの中で若くして殺されている。 |
| ; ポンペイウス | | ; ポンペイウス |
− | : ローマの軍人であり政治家。カエサルと対立し、敗北を喫した。 | + | : ローマの軍人であり政治家。カエサルと袂を分かつが、その直後に暗殺されてしまう。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ; 「忠告するぞマスター。慢心の果てに寝首をかかれんようにな」 | | ; 「忠告するぞマスター。慢心の果てに寝首をかかれんようにな」 |