差分
編集の要約なし
: 『[[Fate/Grand Order]]』では序章のAD.2004の冬木に登場。冬木の聖杯戦争で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー]]に敗北し、泥に汚染されたシャドウ・サーヴァントと化していた。[[武蔵坊弁慶|ランサー]]と共に主人公たちに襲いかかる。
: 『[[Fate/Grand Order]]』では序章のAD.2004の冬木に登場。冬木の聖杯戦争で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー]]に敗北し、泥に汚染されたシャドウ・サーヴァントと化していた。[[武蔵坊弁慶|ランサー]]と共に主人公たちに襲いかかる。
: その後第六章では、生前生きていた時代であるAD.1273のキャメロットにはぐれサーヴァントとして召喚され、主人公達と協力を結ぶ。
: その後第六章では、生前生きていた時代であるAD.1273のキャメロットにはぐれサーヴァントとして召喚され、主人公達と協力を結ぶ。
: 最終盤では百貌のハサン、静謐のハサンと共に自身の村の民たちを虐殺した[[トリスタン]]に雪辱戦を挑み、トリスタンの予想だにしなかった能力によって百貌と静謐を喪うも移植した魔神の腕の封印を解き放ち、自らもろともトリスタンを魔神に喰わせるという捨て身の一手で逆襲。
: 最終盤では百貌のハサン、静謐のハサンと共に自身の村の民たちを虐殺した[[トリスタン]]に雪辱戦を挑む。毒と人海戦術を利用した3人の連携作戦でトリスタン打倒を目指すが、トリスタンのギフトによる毒耐性能力によって作戦は失敗し、百貌と静謐が返り討ちに遭い、自身も完全に追い込まれる。だが最後の最後に、トリスタンの至近距離で魔神の力を宿した右腕の制御を解き、自身諸共トリスタンの霊基を右腕に喰らい尽くさせるという決死の作戦で逆襲を仕掛け、瀕死の重傷を負いながらも逆転勝利を収める。
: トリスタンの最後のあがきで右腕と体を切り離されたため一命はとりとめ、完全に喰われて魔神化したトリスタンは初代ハサンによって葬られた。
: トリスタンの最後のあがきで右腕と体を切り離されたため一命はとりとめ、完全に喰われて醜い怪物へと変わり果てたトリスタンは初代ハサンによって葬られた。
: ストーリー終了後も消滅はせず、荒廃した世界を当代の人間として立て直すという初代ハサンより賜った使命を果たすべく残った。
: ストーリー終了後も消滅はせず、荒廃した世界を当代の人間として立て直すという初代ハサンより賜った使命を果たすべく残った。
; 人物
; 人物
: 一人称は「私」。白い髑髏の仮面に黒いマント、棒のような右手と不気味な外見をしている。髑髏の仮面の下の顔は削ぎ落とされており仮面をとっても顔は無い。
: 一人称は「私」。白い髑髏の仮面に黒いマント、棒のような右手と不気味な外見をしている。髑髏の仮面の下の顔は削ぎ落とされており仮面をとっても顔は無い。
: 人間的には善人とは言えないものの、主の命令には忠実で、主と認めた人物はどれほど劣勢に陥っても裏切らず、多少無理な命令でも黙って従う。また殺しはあくまで仕事としており、そこに哀楽を感じることは無く、外道の人物ではない。戦闘能力はともかく仕える者としては間違いなく一流。
: 人間的・道徳的には善人であるとは言えないものの、主の命令には忠実で、主と認めた人物はどれほど劣勢に陥っても裏切らず、多少無理な命令でも黙って従う。また殺しはあくまで仕事としており、そこに哀楽を感じることは無く、外道の人物ではない。戦闘能力はともかく仕える者としては間違いなく一流。
: 生前では名前と顔を捨て去ったことを悔いており、聖杯にかける望みは自らの顔を取り戻し、ひとりの人間として己が名前を残す事。
: 生前では名前と顔を捨て去ったことを悔いており、聖杯にかける望みは自らの顔を取り戻し、ひとりの人間として己が名前を残す事。
; 能力
; 能力
; 「……それもこちらの台詞ですなあ。<br /> 我らなぞより、貴方が背負った責務の方がよほど大事だ。<br /> ご武運を、ベディヴィエール卿。<br /> かつて我らの英雄を騎士と呼び、敵でありながら讃えた王がいましたが……<br /> 貴方はその人物によく似ている。<br /> 騎士道というのも捨てたものではないようだ。」
; 「……それもこちらの台詞ですなあ。<br /> 我らなぞより、貴方が背負った責務の方がよほど大事だ。<br /> ご武運を、ベディヴィエール卿。<br /> かつて我らの英雄を騎士と呼び、敵でありながら讃えた王がいましたが……<br /> 貴方はその人物によく似ている。<br /> 騎士道というのも捨てたものではないようだ。」
: トリスタンの相手を自分達に任せ、今までの感謝の言葉と共に先へと進んだベディヴィエールへと向けた台詞。
: トリスタンの相手を自分達に任せ、今までの感謝の言葉と共に先へと進んだベディヴィエールへと向けた台詞。
: 薄々とベディヴィエールの事情を察していたらしく、彼の旅の結末を案じるとともに、話に聞いたとある王の姿を重ねた
: 薄々とベディヴィエールの事情を察していたらしく、彼の旅の結末を案じるとともに、話に聞いたとある王の姿を彼に重ねた。
; 「ギフトなぞ我々には必要なし。<br /> 痩せた土地と共存し、この地に生きる同胞を護り、この地に起きた教えを全てとした!<br /> 他の国なぞ知らぬ!理想の国なぞ知らぬ!我らは、この土地に住む人々を愛した!<br /> 我らはその為に生き、その為に死んだのだ!それが我ら山の翁の、原初の掟である……!」
; 「ギフトなぞ我々には必要なし。<br /> 痩せた土地と共存し、この地に生きる同胞を護り、この地に起きた教えを全てとした!<br /> 他の国なぞ知らぬ!理想の国なぞ知らぬ!我らは、この土地に住む人々を愛した!<br /> 我らはその為に生き、その為に死んだのだ!それが我ら山の翁の、原初の掟である……!」
: ギフトで縛られても無いのに何故己諸共魔神の腕に喰わせることができるのか、と問いただすトリスタンに対する呪腕のハサンの返答。
: ギフトに縛られてもいないのに何故己諸共魔神の腕に喰わせることができるのか、と問いただすトリスタンに対する呪腕のハサンの返答。
: ただ己の生まれ育った大地と、そこに生きる人々、そしてその地で生まれた神の教えを護るために生きるという山の翁の掟、そして何より呪腕のハサンにとって、かつての最愛の人とその子を護るという信念…。それこそが呪腕のハサンの誇りであり、己の名を捨て、素顔を捨ててまで山の翁を目指した理由であった。
: ただ己の生まれ育った大地と、そこに生きる人々、その地で生まれた神の教えを護るために生きるという山の翁の掟、そして何より呪腕のハサンが最も大切に思っていた最愛の人とその子を護る信念。それこそが呪腕のハサンの誇りであり、己の名を捨て、素顔を捨ててまで山の翁を目指した理由であった。
; 「なんと……なんと、いう事だ―――<br /> 貴方はこう言われるのか。この時代に留まり、山の民の復興に尽くせ、と。<br /> はは……ははは。私も、多くの仕事をこなしてきましたが――<br /> これ以上やりがいのある仕事を、他に知りませぬ。このハナム、一命に換えてもやり遂げましょう……。<br /> そして……それが成った暁には……改めて、恩を返さねばなりますまい。<br /> カルデアの○○―――さて、うまく縁が結ばれればいいのですが……<br /> 私、この通り未熟者ですからなぁ。うまくお役に立てるか、今から心配ですぞ?」
; 「なんと……なんと、いう事だ―――<br /> 貴方はこう言われるのか。この時代に留まり、山の民の復興に尽くせ、と。<br /> はは……ははは。私も、多くの仕事をこなしてきましたが――<br /> これ以上やりがいのある仕事を、他に知りませぬ。このハナム、一命に換えてもやり遂げましょう……。<br /> そして……それが成った暁には……改めて、恩を返さねばなりますまい。<br /> カルデアの○○―――さて、うまく縁が結ばれればいいのですが……<br /> 私、この通り未熟者ですからなぁ。うまくお役に立てるか、今から心配ですぞ?」
* 出番にも活躍にも恵まれないサーヴァントであり、型月界隈の一部では影が薄くて不憫なことへの代名詞に使われることも。PC版『[[Fate/hollow ataraxia]]』ではおまけゲームの『[[トラぶる花札道中記]]』のみ、さらにパッチを当てて初めて登場する扱いだったのを皮切りに、格闘ゲーム『[[Fate/unlimited codes]]』では五次サーヴァントで唯一出演できず、Vita版『Fate/hollow ataraxia』のおまけゲーム『[[カプセルさーばんと]]』からも出演漏れした。四次でもハサンは悲惨な目に会っており、『Fate/EXTRA CCC』では[[ギルガメッシュ]]から「'''サーヴァント界でもっとも不遇なもの。その名をハサンというのだ'''」とまで言われてしまった。
* 出番にも活躍にも恵まれないサーヴァントであり、型月界隈の一部では影が薄くて不憫なことへの代名詞に使われることも。PC版『[[Fate/hollow ataraxia]]』ではおまけゲームの『[[トラぶる花札道中記]]』のみ、さらにパッチを当てて初めて登場する扱いだったのを皮切りに、格闘ゲーム『[[Fate/unlimited codes]]』では五次サーヴァントで唯一出演できず、Vita版『Fate/hollow ataraxia』のおまけゲーム『[[カプセルさーばんと]]』からも出演漏れした。四次でもハサンは悲惨な目に会っており、『Fate/EXTRA CCC』では[[ギルガメッシュ]]から「'''サーヴァント界でもっとも不遇なもの。その名をハサンというのだ'''」とまで言われてしまった。
*『Grand Order』でも彼の忠誠心には高く評価されており、「英霊としての能力はともかく、仕えるものとしては間違いなく一流」と太鼓判を押されている。
*『Grand Order』でも彼の忠誠心には高く評価されており、「英霊としての能力はともかく、仕えるものとしては間違いなく一流」と太鼓判を押されている。
**一方のキャラ性能だが、「妄想心音」が即死が有効な敵ならば高確率で即死させるという効果を持つこと(有効でない敵は主にサーヴァントだが、本作にはサーヴァント以外の強敵もごまんといる)、主軸となるQuick攻撃のヒット数の多さなどからクリティカルスターやNPの回収率が見た目以上に高いこと、スキル面でも無難なクリティカル補助に加えて最終的には強スキルと名高い[[クー・フーリン|矢避けの加護]]と同系統の効果を持つ「風避けの加護」が手に入るといったことから総じて評価が高い。レアリティゆえの基礎性能の低さが唯一の欠点だが、長所がそれをある程度補ってくれる。また、アップデートにより追加された聖杯転輪により、欠点であった基礎性能の低さも改善できるようになり、下手な高レアアサシンのサーヴァントよりも使いやすいというハサンファンには嬉しいこととなっている。
**一方のキャラ性能だが、「妄想心音」が即死が有効な敵ならば高確率で即死させるという効果を持つこと(有効でない敵は主にサーヴァントだが、本作にはサーヴァント以外の強敵もごまんといる)、主軸となるQuick攻撃のヒット数の多さなどからクリティカルスターやNPの回収率が見た目以上に高いこと、スキル面でも無難なクリティカル補助に加えて最終的には強スキルと名高い[[クー・フーリン|矢避けの加護]]と同系統の効果を持つ「風避けの加護」が手に入るといったことから総じて評価が高い。レアリティゆえの基礎性能の低さが唯一の欠点だが、長所がそれをある程度補ってくれている。また、アップデートにより追加された聖杯転輪により、欠点であった基礎性能の低さも更なるレベルアップによってある程度克服できるようになり、下手な高レアアサシンのサーヴァントよりも使いやすいというハサンファンには嬉しいこととなっている。
*歴代ハサンの中でも稀有な、「生前の本名」が公となった存在。6章にて思いもよらぬバックボーンも語られ、悲痛な覚悟と理想とかけ離れた現実など、キャラクター性が掘り下げられている。6章においてはメインストーリーの主人公をベディヴィエールが担っているが、もう一人の主人公といえなくもないほどフィーチャーされており、実力で大きくかけ離れているはずの円卓の騎士を相手に白星を挙げるなど、相当な大活躍をしてみせている。
*歴代ハサンの中でも稀有な、「生前の本名」が公となった存在。6章にて思いもよらぬバックボーンも語られ、悲痛な覚悟と理想とかけ離れた現実など、キャラクター性が掘り下げられている。6章においてはメインストーリーの主人公をベディヴィエールが担っているが、こちらももう一人の主人公と言える位物語の中心に関わっており、実力で大きくかけ離れているはずの円卓の騎士を相手に白星を挙げるなど、相当な大活躍をしてみせている。
*『プリズマ☆イリヤ』で他のクラスカードが第五次の英霊である中、アサシンのカードだけ[[ハサン・サッバーハ〔百の貌のハサン〕|第四次のアサシン]]になった理由は、作者ひろやまひろし氏曰く「'''右手で敵の心臓WASHI掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですかっつ―'''」とのこと。
*『プリズマ☆イリヤ』で他のクラスカードが第五次の英霊である中、アサシンのカードだけ[[ハサン・サッバーハ〔百の貌のハサン〕|第四次のアサシン]]になった理由は、作者ひろやまひろし氏曰く「'''右手で敵の心臓WASHI掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですかっつ―'''」とのこと。