19行目: |
19行目: |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : ギリシャ神話にその名を知られた大英雄とは思えないほど人格面に問題があり、すぐに調子に乗るくせに些細なことで狼狽え、誰とも上から目線で話す一方で思い通りにならないと癇癪を起こす、他人の力を自分の力と思い込む上に恩師や仲間さえも人を人とも思わないという、「小物臭い」「人間のクズ」、という言葉がこの上なく当てはまる人物。 | | : ギリシャ神話にその名を知られた大英雄とは思えないほど人格面に問題があり、すぐに調子に乗るくせに些細なことで狼狽え、誰とも上から目線で話す一方で思い通りにならないと癇癪を起こす、他人の力を自分の力と思い込む上に恩師や仲間さえも人を人とも思わないという、「小物臭い」「人間のクズ」、という言葉がこの上なく当てはまる人物。 |
− | :ただ、<!--追い詰められると英雄の本質が出るタイプであり、本当に図に乗ってしまうと見事に滑り落ちてしまうが、絶体絶命の危機に追い詰められて己の命を捨てる覚悟においては物凄く冴え渡り、終章においてはメディア〔リリィ〕とヘクトールをヘラクレスの援護に回し、自分は船の帆を操りながら回避行動に専念させるという采配を下した。 | + | :ただ、その望みは「自分が王となって、誰もが満ち足りて争いのない理想郷を作る」と意外にも極めて英雄らしいもので、『Grand Order』作中でも生前果たせなかったその望みの成就だけを求めていた。しかしメディアには「平和を願う心が本物でも、魂が絶望的にねじれているので決して理想の王にはなれない」と評される。 |
− | :また、-->その望みは「自分が王となって、誰もが満ち足りて争いのない理想郷を作る」と意外にも極めて英雄らしいもので、『Grand Order』作中でも生前果たせなかったその望みの成就だけを求めていた。しかしメディアには「平和を願う心が本物でも、魂が絶望的にねじれているので決して理想の王にはなれない」と評される。
| |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 一応サーヴァントではあると思われるのだが、生前アルゴー号の同乗者であったアタランテ曰く「戦ったことが皆無」「戦力に数えなくていい」という扱いで、戦う素振りも一切見せない。指揮官としても上記の性格と相まって無能の極み。 | | : 一応サーヴァントではあると思われるのだが、生前アルゴー号の同乗者であったアタランテ曰く「戦ったことが皆無」「戦力に数えなくていい」という扱いで、戦う素振りも一切見せない。指揮官としても上記の性格と相まって無能の極み。 |
− | : その一方で、ギリシャ神話の英雄をまとめあげてアルゴノーツを結成した弁舌やカリスマ性については「怪物」と評されるほど。 | + | : その一方で、<!--追い詰められると英雄の本質が出るタイプであり、本当に図に乗ってしまうと見事に滑り落ちてしまうが、絶体絶命の危機に追い詰められて己の命を捨てる覚悟においては物凄く冴え渡り、終章においてはヘラクレスに全力を出させ、メディア〔リリィ〕とヘクトールをヘラクレスの援護に回し、自分は船の帆を操りながら回避行動に専念させるという名采配を下した。なお、帆の扱い方ならヘラクレス以上の天才である。 |
| + | : また、-->ギリシャ神話の英雄をまとめあげてアルゴノーツを結成した弁舌やカリスマ性については「怪物」と評されるほど。 |
| | | |
| ===イアソンくん=== | | ===イアソンくん=== |
53行目: |
53行目: |
| ; [[メディア]] | | ; [[メディア]] |
| : 妻。彼女の助力で冒険を成功させるものの、最終的には破局。 | | : 妻。彼女の助力で冒険を成功させるものの、最終的には破局。 |
| + | <!-- |
| + | : 後に終章において対面したが、彼にとっては悪夢以外の何者でもなかったようで……。 |
| + | --> |
| ; [[ケイローン]] | | ; [[ケイローン]] |
| : 師。もっとも、彼の教室を「ケンタウロスの馬蔵」呼ばわりしているあたり、良い感情は持っていないようである。 | | : 師。もっとも、彼の教室を「ケンタウロスの馬蔵」呼ばわりしているあたり、良い感情は持っていないようである。 |
88行目: |
91行目: |
| | | |
| ===イアソンくん=== | | ===イアソンくん=== |
− | ;「よくはないが慣れているさ。過去の栄光にひたりながら消えるのはな。<br/> そんな事よりお前が魔女にならない方が重要だ。夢破れたとしても、少女のまま消え去ればいい。<br/> そうだろう、私のメディア。<br/> オレも、まあ、故郷に帰る前に、見知らぬ国に立ち寄って生涯を終えたものと考えるさ。」 | + | ;「よくはないが慣れているさ。過去の栄光にひたりながら消えるのはな。<br/> そんな事よりお前が魔女にならない方が重要だ。夢破れたとしても、少女のまま消え去ればいい。<br/> そうだろう、私のメディア。<br/> オレも、まあ、故郷に帰る前に、見知らぬ国に立ち寄って生涯を終えたものと考えるさ」 |
| :戦いに破れ、あっさり宝石を渡す決断を下したことをリリィからよいのかと尋ねられて。 | | :戦いに破れ、あっさり宝石を渡す決断を下したことをリリィからよいのかと尋ねられて。 |
| :彼の最期は「何もかも失い、かつてのアルゴー号の側で思い出に浸っていたら、竜骨が崩れてきて圧死」というものなので、とても切実な言葉である。 | | :彼の最期は「何もかも失い、かつてのアルゴー号の側で思い出に浸っていたら、竜骨が崩れてきて圧死」というものなので、とても切実な言葉である。 |