差分

160 バイト追加 、 2013年11月10日 (日) 18:45
編集の要約なし
5行目: 5行目:  
===あ行===
 
===あ行===
 
;アーサー王伝説
 
;アーサー王伝説
:イングランドに伝わる騎士道物語。西洋魔術の総本山であるイギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。メインヒロインの[[セイバー]]がアーサー王その人であるため、Fateを語る上で欠かすことのできないファクターとなっている。
+
:イングランドに伝わる騎士道物語。西洋魔術の総本山であるイギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。<br>メインヒロインの[[セイバー]]がアーサー王その人であるため、Fateを語る上で欠かすことのできないファクターとなっている。
    
;[[アーネンエルベ]]
 
;[[アーネンエルベ]]
15行目: 15行目:     
;浅上女学院
 
;浅上女学院
:『[[月姫]]』に登場する、[[遠野秋葉]]たちの通う全寮制のお嬢様学校。50年の歴史を持つ。最近校舎を新しくし、寮も改築中。学校では生徒会が権力を握り、寮では自治会が発言権を持つ。校門には「この門をくぐるもの、一切の青春を捨てよ」という悪戯書きが残されている。礼園女学院をモデルに作られたらしい。<br>[[花のみやこ!]]」では少子化による経営難で近隣の学校を統廃合した「浅上学園」となっている。
+
:『[[月姫]]』に登場する、[[遠野秋葉]]たちの通う全寮制のお嬢様学校。50年の歴史を持つ。最近校舎を新しくし、寮も改築中。学校では生徒会が権力を握り、寮では自治会が発言権を持つ。校門には「この門をくぐるもの、一切の青春を捨てよ」という悪戯書きが残されている。礼園女学院をモデルに作られたらしい。<br>[[花のみやこ!]]』では少子化による経営難で近隣の学校を統廃合した「浅上学園」となっている。
 
:【関連項目】礼園女学院
 
:【関連項目】礼園女学院
   32行目: 32行目:     
;アルズベリ
 
;アルズベリ
:イギリスの片田舎。本来何も無い寒村が、十年をかけて[[ヴァン=フェム|V&Vインダストリィ]]により一大工業プラントに作り変えられた。……たとえそれが死徒の牧場であったとしても、人間の手による正しい資金と労働によって作られたものなら、聖堂教会はおろか魔術協会、魔法使いですら、神秘の側の者には手は出せない。<br>手出しできるようになるのは、その正しさが失われる時。地獄が開くと分かっていながら、開くまでは放置せざるを得ない土地。(もしあれば)『月姫2』の舞台となる一大決戦場。死徒、魔術協会、聖堂教会の三つ巴に加えてさらに、真祖の白い姫と殺人貴、復讐騎が集い、魔法使いまでもが介入する。<br>挑むは第六、朱い月の定めた儀式。千年の悲願はここに。
+
:イギリスの片田舎。本来何も無い寒村が、十年をかけて[[ヴァン=フェム|V&Vインダストリィ]]により一大工業プラントに作り変えられた。<br>……たとえそれが死徒の牧場であったとしても、人間の手による正しい資金と労働によって作られたものなら、聖堂教会はおろか魔術協会、魔法使いですら、神秘の側の者には手は出せない。手出しできるようになるのは、その正しさが失われる時。地獄が開くと分かっていながら、開くまでは放置せざるを得ない土地。<br>(もしあれば)『月姫2』の舞台となる一大決戦場。死徒、魔術協会、聖堂教会の三つ巴に加えてさらに、真祖の白い姫と殺人貴、復讐騎が集い、魔法使いまでもが介入する。<br>挑むは第六、朱い月の定めた儀式。千年の悲願はここに。
 
:【関連項目】死徒、真祖、魔術協会、聖堂教会、魔法
 
:【関連項目】死徒、真祖、魔術協会、聖堂教会、魔法
    
;アルテミット・ワン
 
;アルテミット・ワン
:究極の一。「アルティメット・ワン」など表記されることもある。天体それぞれが持つ常識における系統樹の最優・最強として頂点に立つただ一つの生命種。転じて、星そのもの。「タイプ・○○(天体名)」と呼称される。<br>最高種・最強種というが、相対的な評価だけで成るものではないらしく、地球における究極の一「タイプ・アース」は星の意思が作ろうとしても上手くいかなかった。<br>鋼の大地において他天体から正体不明の生命体として地球に飛来するが、MBAAにてリーズバイフェがアルテミット・ワンを会話上に出しているためそれ以前である月姫の時代には既に「究極の一」についての情報は存在している模様。
+
:究極の一。「アルティメット・ワン」と表記されることもある。<br>天体それぞれが持つ常識における系統樹の最優・最強として頂点に立つただ一つの生命種。転じて、星そのもの。「タイプ・○○(天体名)」と呼称される。<br>最高種・最強種というが、相対的な評価だけで成るものではないらしく、地球における究極の一「タイプ・アース」は星の意思が作ろうとしても上手くいかなかった。<br>鋼の大地において他天体から正体不明の生命体として地球に飛来するが、MBAAにてリーズバイフェがアルテミット・ワンを会話上に出しているためそれ以前である月姫の時代には既に「究極の一」についての情報は存在している模様。
    
;エーテライト
 
;エーテライト
60行目: 60行目:     
;円卓の騎士
 
;円卓の騎士
:アーサー王伝説に登場する、[[セイバー|アーサー王]]と対等であることを意味する円卓の席に座ることを許された、優れた12人の騎士。<br>現在までのTYPE-MOON作品には、ベディヴィエール卿、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット卿]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]、[[モードレッド|モードレッド卿]]、台詞や文中ではケイ、ギャラハッド、パーシヴァルが登場している。
+
:アーサー王伝説に登場する、[[セイバー|アーサー王]]と対等であることを意味する円卓の席に座ることを許された、優れた12人の騎士(人数に関しては諸説がある)。<br>現在までのTYPE-MOON作品には、ベディヴィエール卿、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット卿]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]、[[モードレッド|モードレッド卿]]、台詞や文中ではケイ、ギャラハッド、パーシヴァルが登場している。
    
;小川マンション
 
;小川マンション
:[[荒耶宗蓮]]が結界を築くマンション。矛盾する螺旋。太極図の伽藍。<br>固有結界を持たない荒耶が人工的に作り上げた、彼の心情風景の具現であり。結界名「奉納殿六十四層」。
+
:[[荒耶宗蓮]]が結界を築くマンション。矛盾する螺旋。太極図の伽藍。<br>固有結界を持たない荒耶が人工的に作り上げた、彼の心情風景の具現。結界名「奉納殿六十四層」。
 
:【関連項目】固有結界
 
:【関連項目】固有結界
   91行目: 91行目:     
;感応
 
;感応
:自らの体力を分け与え、対象の生命力を増幅させる能力。素直な意味での「分け」て「与える」能力であり、他者と生命を同一化する「共感」とは異なる。<br>感応対象が傷を負うなどしても何のフィードバックも無いというところが「共感」とは異なる強み。<br>主要人物では[[琥珀]]・[[翡翠]]姉妹が該当し、彼女らは特に優れた能力者で、生命力だけでなく精神面も強化・補助する。<br>能力を発揮するための儀式(スイッチ)は家系によって異なるが、琥珀・翡翠姉妹の場合、対象との体液交換を以て成立する。
+
:自らの体力を分け与え、対象の生命力を増幅させる能力。素直な意味での「分け」て「与える」能力であり、他者と生命を同一化する「共感」とは異なる。<br>感応対象が傷を負うなどしても何のフィードバックも無いというところが「共感」とは異なる強み。<br>主要人物では[[琥珀]]・[[翡翠]]姉妹が能力者として該当し、彼女らの能力は特に優れていて、生命力だけでなく精神面も強化・補助する。<br>能力を発揮するための儀式(スイッチ)は家系によって異なるが、琥珀・翡翠姉妹の場合、対象との体液交換を以て成立する。
    
;起源
 
;起源
:あらゆる存在が持つ、原初の始まりの際に与えられた方向付け、または絶対命令。あらかじめ定められた物事の本質。<br>無生・有生を問わず全ての物事は、抗えない宿命としてそれぞれ何らかの方向性を与えられて存在している。個々の人間もまた、知ろうが知るまいがこの方向性に従って人格を形成し、存在意義を持つ。<br>ただし衛宮士郎の様に、何らかの要因で起源そのものが変わってしまう事もある。
+
:あらゆる存在が持つ、原初の始まりの際に与えられた方向付け、または絶対命令。あらかじめ定められた物事の本質。<br>無生・有生を問わず全ての物事は、抗えない宿命としてそれぞれ何らかの方向性を与えられて存在している。個々の人間もまた、知ろうが知るまいがこの方向性に従って人格を形成し、存在意義を持つ。<br>ただし[[衛宮士郎]]の様に、何らかの要因で起源そのものが変わってしまう事もある。
    
;吸血種
 
;吸血種
:血を糧とするモノ。吸血鬼(特に死徒)と混同されがちだが、必ずしもその限りではない。第五次聖杯戦争における[[ライダー]]が、死徒ではない吸血種に該当する。
+
:血を糧とするモノ。吸血鬼(特に死徒)と混同されがちだが、必ずしもその限りではない。<br>例えば第五次聖杯戦争における[[ライダー]]が、死徒ではない吸血種に該当する。
 
:【関連項目】真祖、死徒
 
:【関連項目】真祖、死徒
    
;ギリシャ神話
 
;ギリシャ神話
:北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。最強クラスのサーヴァント達が集った[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]では、7騎のうち3騎もがギリシャ神話に由来する英霊である。
+
:北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。<br>最強クラスのサーヴァント達が集った[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]では、7騎のうち3騎もがギリシャ神話に由来する英霊である。
    
;空想具現化
 
;空想具現化
111行目: 111行目:     
;誓約
 
;誓約
:ゲッシュ(geis)。「禁忌」を表すアイルランド語で、ギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(からくる事故や不運)」が占めている。
+
:ゲッシュ(geis)。「禁忌」を表すアイルランド語で、ギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。<br>ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。
 
:【関連項目】ケルト神話
 
:【関連項目】ケルト神話
    
;ケルト神話
 
;ケルト神話
:古代ヨーロッパの神話体系。西洋圏では高い知名度を誇るが、元が口伝であることやケルト文化に馴染みが薄いことから、日本での知名度は低い。そのため、[[聖杯戦争|冬木の聖杯戦争]]に招かれたケルト由来の英霊は、伝承の力を存分には発揮できなかった。
+
:古代ヨーロッパの神話体系。<br>西洋圏では高い知名度を誇るが、元が口伝であることやケルト文化に馴染みが薄いことから、日本での知名度は低い。そのため、[[聖杯戦争|冬木の聖杯戦争]]に招かれたケルト由来の英霊は、伝承の力を存分には発揮できなかった。
    
;幻想種
 
;幻想種
121行目: 121行目:     
;[[権能]]
 
;[[権能]]
:魔術(コードキャスト)や[[スキル (サーヴァント)|スキル]]、[[宝具]]とは異なる、事象の変動や時空流操作、国造りといった、世界創造を可能とする特殊能力。<br>神代と呼ばれた紀元前約4000年頃には在り、文明レベルが向上した西暦以降にはその任を解かれて消え去った。<br>スキルが「ある現象を可能とする原理」ならば、権能は「ある現象をただ起こせる権利」に相当する。<br>神霊クラスなら保有して然るべき能力だが、物理法則で安定した今の時代では、この権威を振るえば自身の崩壊という代償を支払う必要がある。
+
:[[魔術]](コードキャスト)や[[スキル (サーヴァント)|スキル]]、[[宝具]]とは異なる、事象の変動や時空流操作、国造りといった、世界創造を可能とする特殊能力。<br>神代と呼ばれた紀元前約4000年頃には在り、文明レベルが向上した西暦以降にはその任を解かれて消え去った。<br>スキルが「ある現象を可能とする原理」ならば、権能は「ある現象をただ起こせる権利」に相当する。<br>神霊クラスなら保有して然るべき能力だが、物理法則で安定した今の時代では、この権威を振るえば自身の崩壊という代償を支払う必要がある。
    
;[[固有結界]]
 
;[[固有結界]]
136行目: 136行目:     
;根源
 
;根源
:または「根源の渦」とも呼ばれる。<br>ゼロ。全ての原因。あらゆる現象が流れ出したもと。<br>有り体に言うと「真理」「究極の知識」ということになる。全ての原因であるがゆえに、全ての結果を導き出せるもの。この一端の機能を指してアカシックレコードと呼んだりもする。<br>魔術師が生涯はおろか子孫にも受け継がせて追い求める究極にして唯一の研究テーマ。魔術師にとってあらゆる魔術は結局のところここへ至るための手段にすぎない。辿り着いた前例はあるが、到達した瞬間にその魔術師はあちら側に行って世界から消失し、この世界には帰ってこないため、誰かから学ぶことはできず、自分の力で辿り着かねばならない。
+
:または「根源の渦」とも呼ばれる。<br>ゼロ。全ての原因。あらゆる現象が流れ出したもと。<br>有り体に言うと「真理」「究極の知識」ということになる。全ての原因であるがゆえに、全ての結果を導き出せるもの。この一端の機能を指してアカシックレコードと呼んだりもする。<br>魔術師が生涯はおろか子孫にも受け継がせて追い求める究極にして唯一の研究テーマ。魔術師にとってあらゆる魔術は結局のところここへ至るための手段にすぎない。<br>辿り着いた前例はあるが、到達した瞬間にその魔術師はあちら側に行って世界から消失し、この世界には帰ってこないため、誰かから学ぶことはできず、自分の力で辿り着かねばならない。
 
:【関連項目】魔術、魔法
 
:【関連項目】魔術、魔法
    
===さ行===
 
===さ行===
 
;[[サーヴァント]]
 
;[[サーヴァント]]
:聖杯戦争に則して召喚される特殊な使い魔。<br>過去・現在・未来に存在する英霊が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。基本的に「剣士(セイバー)」「弓兵(アーチャー)」「槍兵(ランサー)」「騎乗兵(ライダー)」「魔術師(キャスター)」「狂戦士(バーサーカー)」「暗殺者(アサシン)」の七つのクラスが存在する。(が、例外もある)
+
:聖杯戦争に則して召喚される特殊な使い魔。過去・現在・未来に存在する英霊が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。<br>基本的に「剣士(セイバー)」「弓兵(アーチャー)」「槍兵(ランサー)」「騎乗兵(ライダー)」「魔術師(キャスター)」「狂戦士(バーサーカー)」「暗殺者(アサシン)」の七つのクラスが存在する。(が、例外もある)
 
:【関連項目】英霊、聖杯戦争
 
:【関連項目】英霊、聖杯戦争
   155行目: 155行目:     
;守護精霊
 
;守護精霊
:[[セブン|第七聖典]]やアルゴンコイン等に憑いている精霊。精霊を大別すると、自然霊、動物霊、そして守護精霊に分けられる。前二者は星寄りの存在であり、本来は人間の味方となる存在ではない。それらに人間の魂を融合させることで人間寄りの意識を持たせ、人工的に造られるのが守護精霊である。
+
:[[セブン|第七聖典]]やアルゴンコイン等に憑いている精霊。<br>精霊を大別すると、自然霊、動物霊、そして守護精霊に分けられる。前二者は星寄りの存在であり、本来は人間の味方となる存在ではない。それらに人間の魂を融合させることで人間寄りの意識を持たせ、人工的に造られるのが守護精霊である。
    
;呪層界
 
;呪層界
165行目: 165行目:     
;神造兵装
 
;神造兵装
:人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないということになる。<br>例として『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』は、人々の“こうであって欲しい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製されたという工程で生まれている。公式に神造兵装と明記されているのは現在エクスカリバー、乖離剣エア、アロンダイトの三振り。
+
:人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないということになる。<br>例として「約束された勝利の剣」は、人々の“こうであって欲しい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製されたという工程で生まれている。公式に神造兵装と明記されているのは現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」の三振り。
    
;神代回帰
 
;神代回帰
188行目: 188行目:     
;[[聖堂教会]]
 
;[[聖堂教会]]
:「普遍的な」意味を持つ一大宗教。その裏側に存在する組織。<br>教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、「異端狩り」に特化した巨大な部門。ぶっちゃけてしまえば、キリスト教の教会である。ただし、明言は慎重に避けられている。
+
:「普遍的な」意味を持つ一大宗教。その裏側に存在する組織。<br>教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、「異端狩り」に特化した巨大な部門。<br>ぶっちゃけてしまえば、キリスト教の教会である。ただし、明言は慎重に避けられている。
 
:【関連項目】埋葬機関、代行者、聖堂騎士
 
:【関連項目】埋葬機関、代行者、聖堂騎士
   200行目: 200行目:  
===た行===
 
===た行===
 
;代行者
 
;代行者
:聖堂教会の異端審問員であり、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除するモノたち。法王を支える百二十の枢機卿たちによって立案された、武装した戦闘信徒。一般的に連想される「エクソシスト(悪魔祓い師)」ではなく「エクスキューター(悪魔殺し)」であり、目的は悪魔を消し去ること。悪魔を追い払う(同時に犠牲者の魂を救う)わけではない。
+
:聖堂教会の異端審問員であり、教義に存在しない「異端」を力ずくで排除するモノたち。法王を支える百二十の枢機卿たちによって立案された、武装した戦闘信徒。<br>一般的に連想される「エクソシスト(悪魔祓い師)」ではなく「エクスキューター(悪魔殺し)」であり、目的は悪魔を消し去ること。悪魔を追い払う(同時に犠牲者の魂を救う)わけではない。
 
:【関連項目】聖堂教会、埋葬機関
 
:【関連項目】聖堂教会、埋葬機関
    
;大帝都
 
;大帝都
:三咲町の焼肉屋さん(正確には、隣町にある)。品質よりも安さで勝負する、学生にはありがたいお店。人間の限界に挑戦する食べ放題がスペシャルメニューとして存在し、上位メンバーの名が店には貼り出されている。一月単位で変動するそれらだが、一位と二位の「[[蒼崎青子|あおざきあおこ]]」「[[蒼崎橙子|あおざきとうこ]]」の記録は化け物じみているので、向こう数年は変わらないだろう、と噂されているとかなんとか。
+
:三咲町の焼肉屋さん(正確には、隣町にある)。品質よりも安さで勝負する、学生にはありがたいお店。<br>人間の限界に挑戦する食べ放題がスペシャルメニューとして存在し、上位メンバーの名が店には貼り出されている。一月単位で変動するそれらだが、一位と二位の「[[蒼崎青子|あおざきあおこ]]」「[[蒼崎橙子|あおざきとうこ]]」の記録は化け物じみているので、向こう数年は変わらないだろう、と噂されているとかなんとか。
 
:【関連項目】三咲町
 
:【関連項目】三咲町
    
;退魔四家
 
;退魔四家
:浅神、七夜、巫浄、両儀の四家。混血の天敵とされるが、両儀以外は断絶または没落している。</br>ゲーム中にも用語辞典にも無い名称なのだがファンではそれなりに使われており、記念本一問一答では奈須きのこも使用した。
+
:浅神、七夜、巫浄、両儀の四家。混血の天敵とされるが、両儀以外は断絶または没落している。<br>ゲーム中にも用語辞典にも無い名称なのだがファンの間ではそれなりに使われており、記念本一問一答にて奈須きのこも使用した。
    
;第二要素
 
;第二要素
229行目: 229行目:     
;魂
 
;魂
:第二要素。物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられ、単体でこの世に留めることはできない。<br>記憶、魔術回路などは本来、肉体ではなく魂に存在する。魔術において必要な要素とされていながらも、魔術的には扱いが難しい物とされ、魔術による干渉はあくまで「内容を調べるモノ」、「器に移し替えるモノ」に限られ、魂本体には加工や消費といった利用価値は無いとされる。真に利用法を確立した人物は第三魔法の体現者である一人しかいない。([[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]や[[タタリ/ワラキアの夜]]が行っているのは、魂の「情報化」であってコピーの類)。また、人間霊であるサーヴァントにとっては精神と並んで魔力の供給源となる「食事」ともなる。
+
:第二要素。物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられ、単体でこの世に留めることはできない。<br>記憶、魔術回路などは本来、肉体ではなく魂に存在する。魔術において必要な要素とされていながらも、魔術的には扱いが難しい物とされ、魔術による干渉はあくまで「内容を調べるモノ」、「器に移し替えるモノ」に限られ、魂本体には加工や消費といった利用価値は無いとされる。真に利用法を確立した人物は第三魔法の体現者である一人しかいない。([[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]や[[タタリ/ワラキアの夜]]が行っているのは、魂の「情報化」であってコピーの類)。<br>また、人間霊であるサーヴァントにとっては精神と並んで魔力の供給源となる「食事」ともなる。
 
:【関連項目】魔法、魔術、サーヴァント
 
:【関連項目】魔法、魔術、サーヴァント
    
;[[抑止力|超能力]]
 
;[[抑止力|超能力]]
:「魔術」という神秘に根ざしたある種の技術ではなく、「混血」のようにヒト以外の魔の力を取り入れた結果でもなく、ヒトがヒトのまま持つ特異能力。俗に言う超常現象を引き起こす回線。魔術と違い、先天的な資質が不可欠とされ、基本的には「一代限りの突然変異」。ただし、近親婚を繰り返すなどして血脈の中に超能力を留めておこうとする一族等の例外はある。<br>また、別の資質だったものが、後天的に変化して、別の超能力を持つに至る場合もある。高度なものになると、魔術では再現できない。直死の魔眼などがこれに相当する。これを「魔」に対抗するための人類という種の祈りの結晶――つまりアラヤの抑止力と捕らえる考え方もあるが、真偽は定かではない。<br>一見すると魔術でできないこと=魔法=超能力のように思えてしまうが、魔術と魔法の差は「結果をもたらせるか否か」であるので、例えば直死の魔眼がもたらすのは「死」であり、どれほど特殊な過程を経ようと結果は結果であるため、魔法の域には至らない。
+
:「魔術」という神秘に根ざしたある種の技術ではなく、「混血」のようにヒト以外の魔の力を取り入れた結果でもなく、ヒトがヒトのまま持つ特異能力。俗に言う超常現象を引き起こす回線。<br>魔術と違い、先天的な資質が不可欠とされ、基本的には「一代限りの突然変異」。ただし、近親婚を繰り返すなどして血脈の中に超能力を留めておこうとする一族等の例外はある。また、別の資質だったものが、後天的に変化して、別の超能力を持つに至る場合もある。<br>高度なものになると、魔術では再現できない。直死の魔眼などがこれに相当する。これを「魔」に対抗するための人類という種の祈りの結晶――つまりアラヤの抑止力と捕らえる考え方もあるが、真偽は定かではない。<br>一見すると魔術でできないこと=魔法=超能力のように思えてしまうが、魔術と魔法の差は「結果をもたらせるか否か」であるので、例えば直死の魔眼がもたらすのは「死」であり、どれほど特殊な過程を経ようと結果は結果であるため、魔法の域には至らない。
 
:【関連項目】直死の魔眼、抑止力
 
:【関連項目】直死の魔眼、抑止力
   272行目: 272行目:     
;[[宝具]]
 
;[[宝具]]
:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
+
:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。<br>聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
   336行目: 336行目:     
;メソポタミア神話
 
;メソポタミア神話
:古代メソポタミアから伝わる神話体系であり、非常に古い歴史を持つ。「古い時代の魔術ほど強力」「年月を経た信仰はそれ自体が概念武装となる」というTYPE-MOON世界の魔術理論により、その頂点に立つ[[ギルガメッシュ]]は桁外れの霊格を持つ。
+
:古代メソポタミアから伝わる神話体系であり、非常に古い歴史を持つ。<br>「古い時代の魔術ほど強力」「年月を経た信仰はそれ自体が概念武装となる」というTYPE-MOON世界の魔術理論により、この神話の頂点に立つ[[ギルガメッシュ]]は桁外れの霊格を持つ。
    
===や行===
 
===や行===
349行目: 349行目:     
;ルーン
 
;ルーン
:北欧に起源を持つ魔術系統。歴史は長いが、20世紀の魔術協会ではほとんど廃れていた。劇中に登場する使い手は、[[ランサー]]、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]、[[蒼崎橙子]]など。
+
:北欧に起源を持つ魔術系統。歴史は長いが、20世紀の魔術協会ではほとんど廃れていた。<br>劇中に登場する使い手は、[[ランサー]]、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]、[[蒼崎橙子]]など。
 
:【関連項目】魔術、魔術協会
 
:【関連項目】魔術、魔術協会
    
;[[令呪]]
 
;[[令呪]]
:聖杯戦争において、サーヴァントとの契約者に与えられ、最大3回の絶対命令権限。
+
:聖杯戦争において、サーヴァントとの契約者に与えられる、最大3回の絶対命令権限。
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
  
匿名利用者