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: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーはそれを面白がったエルメロイの次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーはそれを面白がったエルメロイの次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
: 第五次聖杯戦争の10年後、大聖杯を完全に解体し、冬木の聖杯戦争を真の意味で終結させる。
: 第五次聖杯戦争の10年後、大聖杯を完全に解体し、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打った。
; 人物
; 人物
;略歴
;略歴
:中華は三国時代に謳われた天才軍師・諸葛亮が、ロード・エルメロイⅡ世の肉体を器にすることで現世に召喚されたモノ。孔明は「カルデアの召喚式では霊基が作りづらい英霊」に該当するものと思われ、英霊そのままではなく、エルメロイⅡ世の体を霊基に疑似サーヴァントとして顕現した。
:中華は三国時代に謳われた天才軍師・諸葛亮が、ロード・エルメロイⅡ世の肉体を器にすることで現世に召喚されたモノ。孔明は「カルデアの召喚式では霊基が作りづらい英霊」に該当するものと思われ、英霊そのままではなく、エルメロイⅡ世の体を霊基に疑似サーヴァントとして現界した。
:一方このエルメロイⅡ世は『Grand Order』世界の人物ではなく、『Grand Order』世界では起こってすらいない第四次聖杯戦争を経験していることや各発言から、いわゆる正史に沿った世界のエルメロイⅡ世であると思われる。
:一方このエルメロイⅡ世は『Grand Order』世界の人物ではなく、『Grand Order』世界では起こってすらいない第四次聖杯戦争を経験していることや各発言から、本流である『stay night』準拠…いわゆる正史に沿った世界のエルメロイⅡ世であると思われる。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』ではマスターを持たないはぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに現界したが、[[アレキサンダー|少年の姿で現界した征服王]]と遭遇して彼に力を貸すこととなり、ネロの軍勢を翻弄して彼女とアレキサンダーを引き合わせる手助けをした。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』ではマスターを持たないはぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに現界したが、[[アレキサンダー|少年の姿で現界した征服王]]と遭遇して彼に力を貸すこととなり、ネロの軍勢を翻弄して彼女とアレキサンダーを引き合わせる手助けをした。
:『Fate/Accel Zero Order』では、第四次聖杯戦争の知識を生かして[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に暗躍した。
:『Fate/Accel Zero Order』では、第四次聖杯戦争の知識を生かして[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に暗躍した。
;人物
;人物
:厳密に言えばこのサーヴァントはエルメロイⅡ世でも諸葛孔明でもない。
:厳密に言えばこのサーヴァントはエルメロイⅡ世でも諸葛孔明でもない。
:本来は乗り移られた人間側の人格は英霊のものに上書きされるのだが、人理の守護において利害が一致したこと、自分の計略を十全に使える者がいるならば自分自身が活躍する必要はないという孔明の判断により、現代に詳しいエルメロイⅡ世が肉体の主導権を持つことになった。要は「エルメロイⅡ世という俳優が、諸葛亮の役を演じている」という所である。
:本来は乗り移られた人間側の人格は英霊のものに上書きされるのだが、人理の守護において利害が一致したことに加え、自分の計略を十全に使える者がいるならば自分自身が活躍する必要はないという孔明の判断により、現代に詳しいエルメロイⅡ世が肉体の主導権を持つことになった。要は「エルメロイⅡ世という俳優が、諸葛亮の役を演じている」という所である。
:思考と感情は寄り代であるエルメロイⅡ世に準じているため普段は公正な人物だが、「Fate/Accel Zero Order」では過去の自分とその[[イスカンダル|サーヴァント]]と遭遇したこともあってか「困った方向にスイッチが入って」感情的になることもある。
:思考と感情は寄り代であるエルメロイⅡ世に準じているため普段は公正な人物だが、「Fate/Accel Zero Order」では過去の自分とその[[イスカンダル|サーヴァント]]と遭遇したこともあってか「困った方向にスイッチが入って」感情的になることもある。
:孔明自身の詳しい性格は不明だが、数分間会話をしたエルメロイⅡ世曰く「史実以上の化け物」「人間と話している気がしなかった」。
:孔明自身の詳しい性格は不明だが、数分間会話をしたエルメロイⅡ世曰く「史実以上の化け物」「人間と話している気がしなかった」。
== [[宝具]] ==
== [[宝具]] ==
; 石兵八陣(かえらずのじん)
; 石兵八陣(かえらずのじん)
: ランク:C<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:50<br>最大捕捉:500人<br>由来:諸葛孔明が自軍の敗走が決まった際に仕掛けておいた伝説上の陣形。
: ランク:C<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:50<br>最大捕捉:500人<br>由来:諸葛孔明が、自軍の敗走が決まった際に仕掛けておいた伝説上の陣形。
: 諸葛孔明としての力。自軍の敗走が決まった際に仕掛けておいた伝説上の陣形。巨岩で構成された陣であり、侵入した者たちを迷わせ死に追いやる。
: 伝承『三国志演義』における諸葛孔明としての力の一端。巨岩で構成された陣であり、侵入した者たちを迷わせ死に追いやる。
: 魔術師からすれば工房を常に持ち歩いてるに等しいらしく、相手のいる場所を強制的に石兵八陣に変更する大魔術と化し、気配遮断を無効化する効果も持っている。
: 魔術師からすれば工房を常に持ち歩いてるに等しいらしく、エルメロイⅡ世の真名開放によって相手のいる場所を強制的に石兵八陣に変更する大魔術と化す。
: 石兵八陣から脱出しない限り、標的となった者達には毎ターン、追加ダメージが蓄積していく。
: 石兵八陣から脱出しない限り、標的となった者達には毎ターン、追加ダメージが蓄積していく。さらに気配遮断を無効化する効果も持っている。
; 出師表(すいしのひょう)
; 出師表(すいしのひょう)
== 真名:諸葛孔明 ==
== 真名:諸葛孔明 ==
:しょかつこうめい。中国は三国時代における政治家、軍人。二~三世紀の人物。
:諸葛亮孔明(孔明は字)。中国は三国時代における政治家、軍人。二~三世紀の人物。
:弱小国である蜀が長きに渡り大国である魏に抵抗できたのも、彼の力に依るところが大きいと伝えられている。
:弱小国である蜀が長きに渡り大国である魏に抵抗できたのも、彼の力に依るところが大きいと伝えられている。
; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」
; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」
: 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。
: 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。
: はからずも、「ロード・エルメロイへの届け物を横から頂いて聖杯戦争に飛び出す」という展開を師弟で見事に天丼してしまったことを彼はまだ知らない。
: はからずも、「"ロード・エルメロイ"への届け物を横から頂いて聖杯戦争に飛び出す」という展開を師弟2代で見事に天丼してしまったことを彼はまだ知らない。
===Fate/Apocrypha===
===Fate/Apocrypha===
==話題まとめ==
==話題まとめ==
; 『Grand Order』での孔明
; 『Grand Order』での孔明
: NPチャージを共通点とする強力な補助スキル、敵全体に状態異常をもたらす宝具など、強力な性能を誇っており、[[マーリン]]と共に☆5最優の一角に挙げられている。
: NPチャージを共通点とする強力な補助スキル、敵全体に状態異常をもたらす宝具など、強力な性能を誇っており、後に[[マーリン]]が限定実装されてなお、彼と[[玉藻の前]]共々☆5最優キャスターの一角に座し続けている。
: だがサービス当初は最高レア度の☆5にも関わらず、宝具の効果は現在ほど強力ではない上スキルのNPチャージも存在せず、それ以外に関して今一つ運用する利点を見出されなかった。後にアップデートでスキル・宝具効果に強烈なテコ入れが行われて今に至る。
: だがサービス当初は最高レア度の☆5にも関わらず、宝具の効果は現在ほど強力ではない上スキルのNPチャージも存在せず、それ以外に関して今一つ運用する利点を見出されなかった。後にアップデートでスキル・宝具効果に強烈なテコ入れが行われて今に至る。
: なおそれが「強烈過ぎた」が故に、孔明を引き当てたプレイヤーにはどのクラス相手のクエストにも連れ回されることから「過労死するのでは?」とネタにされたり、孔明に頼る行為に一々拒否反応を示す「孔明アレルギー」患者の発生など、逸話は枚挙に暇がない。
: なおそれが「強烈過ぎた」が故に、孔明を引き当てたプレイヤーにはどのクラス相手のクエストにも連れ回されることから「過労死するのでは?」とネタにされたり、孔明に頼る行為に一々拒否反応を示す「孔明アレルギー」患者の発生など、逸話は枚挙に暇がない。