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;略歴
 
;略歴
:彼女を召喚しようとしていたユグドミレニアの魔術師・[[相良豹馬]]は、人血で描いた魔法陣のみを用いた召喚が失敗したため、人血の魔法陣に加えて触媒であるナイフによる玲霞の殺害を加え、二度目の儀式で召喚に成功した。しかし召喚成功の直前に彼の呼びかけよりも玲霞の『死にたくない』という願いに強く惹かれ、彼女のサーヴァントとして現界する。<br>豹馬から[[令呪]]を宿した腕と下顎を切り落とし、玲霞への令呪の移し変えが終了後殺害。正式に彼女をマスターとして行動を開始し、魔力補給のために裏路地で女性を襲う暴漢やマフィアなどの悪人を殺戮しながら、聖杯大戦の地に向かっている。<br>「黒」も「赤」も自分の願いの邪魔になるため最初から敵と見做しており、シギショアラで[[獅子劫界離|獅子劫]]のバックアップとして[[魔術協会]]から派遣されていた魔術師達というより良い餌を見つけ彼らを皆殺しにする。これによって異常を感知し、自らを囮として現れた獅子劫と[[モードレッド|赤のセイバー]]との戦闘に突入する。<br>[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]の介入後、セイバーとの戦闘から離脱。受けた傷を修復した後、シロウ達の攻勢に便乗する形で戦線に乱入し、ユグドミレニアのホムンクルス達を捕食して魔力補給を行い、戦線に参加した。
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:彼女を召喚しようとしていたユグドミレニアの魔術師・[[相良豹馬]]は、人血で描いた魔法陣のみを用いた召喚が失敗したため、人血の魔法陣に加えて触媒であるナイフによる玲霞の殺害を加え、二度目の儀式で召喚に成功した。しかし召喚成功の直前に彼の呼びかけよりも玲霞の『死にたくない』という願いに強く惹かれ、彼女のサーヴァントとして現界する。<br>豹馬から[[令呪]]を宿した腕と下顎を切り落とし、玲霞への令呪の移し変えが終了後殺害。正式に彼女をマスターとして行動を開始し、魔力補給のために裏路地で女性を襲う暴漢やマフィアなどの悪人を殺戮しながら、聖杯大戦の地に向かっている。<br>「黒」も「赤」も自分の願いの邪魔になるため最初から敵と見做しており、シギショアラで[[獅子劫界離|獅子劫]]のバックアップとして[[魔術協会]]から派遣されていた魔術師達というより良い餌を見つけ彼らを皆殺しにする。これによって異常を感知し、自らを囮として現れた獅子劫と[[モードレッド|赤のセイバー]]との戦闘に突入する。<br>[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]の介入後、セイバーとの戦闘から離脱。受けた傷を修復した後、シロウ達の攻勢に便乗する形で戦線に乱入し、ユグドミレニアのホムンクルス達を捕食して魔力補給を行い、戦線に参加した。<br>大聖杯がシロウ達に奪われた後、まず弱ったユグドミレニア側から片付ける事を決める。街に潜伏していた魔術師達を拷問してミレニア城塞への潜入方法を聞き出し、サーヴァント達が自分を探しに出払った隙を突き、強襲を仕掛ける。宝具の霧を展開し[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]を仕留めようとするが、狙いに気づいて戻ってきたアーチャーに阻まれ、[[ジーク]]の攻撃を受けて撤退。<br>再度攻撃は危険すぎる為、どうするべきか思案に暮れていたが、一般人を装って姿を現し、霧でジークと[[ルーラー]]を分断するという玲霞の提案した策が功を奏し、ジークの殺害を成功させる。
    
;人物
 
;人物
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;[[相良豹馬]]
 
;[[相良豹馬]]
 
:召喚者。だが、玲霞の願いの方が遥かに強く、マスターの敵として処分した。
 
:召喚者。だが、玲霞の願いの方が遥かに強く、マスターの敵として処分した。
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;[[ジーク]]
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:撤退を行う直前に思わぬ反撃を受ける。それによって彼に激しい怒りを抱き、ジークも同胞を殺されたことから明確に彼女の事を敵視している。
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;[[バーサーカー (fake)]]
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:同じ「ジャック・ザ・リッパー」の名を持つ、全く別の存在。「バーサーカー」のクラスでジャックを召喚すると彼が現れる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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*キャラクターデザイン原案は真田茸人。設定制作を担当したのは東出祐一郎氏。
 
*キャラクターデザイン原案は真田茸人。設定制作を担当したのは東出祐一郎氏。
 
*[[Fate/strange fake]]にも同じ真名のサーヴァント「[[バーサーカー (fake)|バーサーカー]]」が登場するが、全く別の存在。『fake』のジャックは「狂気の象徴」、『Apocrypha』のジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。
 
*[[Fate/strange fake]]にも同じ真名のサーヴァント「[[バーサーカー (fake)|バーサーカー]]」が登場するが、全く別の存在。『fake』のジャックは「狂気の象徴」、『Apocrypha』のジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。
*バーサーカーとしての適正も持っており、そのクラスで召喚された場合、常に宝具で身を隠しながら、魔力があるものを片っ端に解体して食らう「霧の怪物」となる。
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*バーサーカーとしての適正も持っており、そのクラスで召喚された場合、常に宝具で身を隠しながら、魔力があるものを片っ端に解体して食らう「霧の怪物」となる。だが『[[TYPE-MOONエース]]9』掲載のFateシリーズ作品作家鼎談において、成田良悟氏と東出祐一郎氏の間ですり合わせが行われ、「バーサーカーのクラスで召喚すると『fake』の方のジャックが出てきて、アサシンで召喚すると『Apocrypha』のジャックが出てくる」ということになった。
*「解体聖母」が最大の効果を発揮する「女性」は、赤の陣営の[[アサシン (Apocrypha・赤)|アサシン]]、[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]]、[[モードレッド|セイバー]]、黒の陣営の[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]、[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|バーサーカー]]、中立陣営の[[ルーラー]]の計7名。<br>ただし、彼女達と実際に対峙しても、「夜」の条件がある事も含めて絶対勝利出来る訳ではない(事実、赤のセイバーもフィオレも暗黒霧都の影響下に陥りながら生還している)。
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**正確な理屈は不明だが、おそらく「ジャック・ザ・リッパー」の召喚に重ねてバーサーカーのクラスを指定することでクラスそのものも触媒として機能し、「狂気の象徴である方のジャック」を呼び寄せるといった仕組みではないかと思われる。
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*「解体聖母」が最大の効果を発揮する「女性」は、赤の陣営の[[アサシン (Apocrypha・赤)|アサシン]]、[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]]、[[モードレッド|セイバー]]、黒の陣営の[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]、[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|バーサーカー]]、中立陣営の[[ルーラー]]の計7名。<br>ただし、発動にはある程度の時間が必要なのか、彼女達と実際に対峙しても、「夜」の条件がある事も含めて絶対勝利出来る訳ではない(事実、赤のセイバーもフィオレも暗黒霧都の影響下に陥りながら生還している)。
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*主人公[[ジーク]]とは、最終的な敵である[[シロウ・コトミネ|シロウ]]以上に対象的なキャラクター。<br>3巻解説で『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』の作者・桜井光は「触れる者達にさえ眩しささえ感じさせながら成長していくジークと、苦痛と死を撒く邪そのものでありながら無邪気なまでに寄り添う母と共に歩むジャック。幼さという共通点を持ちながら、相反して並び立つ両者。一方は数多くの想いや仲間たちと共に、もう一方はただ一つの母だけを傍らに。生き残るのは、果たしてどちらの純粋さか」と2人を対比したコメントを寄せている。
 
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
 
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
 
**これまでにも、[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントがマスターを殺害という事態は存在したが、[[ランサー|前者]]はマスターが騙し討ちに遭ったという背景があったり、[[キャスター|後者]]は令呪を使わせてから殺害しているため、サーヴァントが令呪を使われる前にマスターを殺害したというケースは彼女が初めてである。
 
**これまでにも、[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントがマスターを殺害という事態は存在したが、[[ランサー|前者]]はマスターが騙し討ちに遭ったという背景があったり、[[キャスター|後者]]は令呪を使わせてから殺害しているため、サーヴァントが令呪を使われる前にマスターを殺害したというケースは彼女が初めてである。